fMRIによる解析で、異なる女性器部位への刺激が脳で別刺激として認識され、乳首への刺激が性器への刺激として認識されていることが判明した
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2011.09.12

fMRIによる解析で、異なる女性器部位への刺激が脳で別刺激として認識され、乳首への刺激が性器への刺激として認識されていることが判明した

 これまで、性器への刺激が脳でどのように認識されているかについての研究は、男性を対象にした電気刺激による研究のみで女性を対象にした研究は行われていなかった。今回、研究者らは最新の機能的核磁気共鳴解析装置(fMRI)を用いて、女性器への刺激が脳内でどのように処理されるのかを解析した。

 性器等への刺激は、女性被験者に自ら行ってもらった(self-stimulation)。解析の結果、クリトリス、膣、子宮頸部への刺激により、それぞれ脳の感覚野内の異なる部分が活性化されることが判明した。この発見は、それぞれの場所への刺激は脳内でそれぞれ別刺激として処理されていることを表している。

 そして、驚くべきことに、乳首への刺激は胸への刺激として処理されると同時に性器への刺激として脳で認識されていることが明らかになった。これは予期せぬ結果であった。研究者らが、神経科学者の同僚にこの事実を伝えたところ、彼は「ワオ、それは古典的な解剖学の例外だよ」と言ったそうだ。しかし、これは女性の性的興奮に関する報告内容を神経科学的に裏付ける結果であると研究者らは述べている。

 彼らは、今後、さらなる感覚マップを作成すると共に、いわゆるGスポットと呼ばれる部分を刺激した時の反応を調べるつもりだと言う。

このエロい研究をおこなったのは、アメリカニュージャージーの研究者と、イギリス、ペーズリーの研究者。原文の題名は

それぞれの場所への刺激が脳内で別刺激として処理されている事実は、複数の場所への刺激の相乗効果が発生する可能性があるかもしれません。

キーワード:
Clitoris(クリトリス)、Vagina(膣)、Cervix(子宮頸部)、Nipple(乳首)

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