| 2007/12/01
■iPS細胞をc-Mycを使わずに作ることに成功(mainichi)【幹細胞】 京大の山中伸弥氏らのチームがNat Biotechに発表。 これまではc-Mycを含む4つの遺伝子をレトロウイルスを用いて遺伝子導入することでiPS細胞を作り出していたが、この方法で作り出した細胞から作り出したマウスは37匹中6匹が腫瘍により死んでしまった。 今回、ガン遺伝子として知られるc-Mycを除く3種類の遺伝子を導入したところ、従来の方法よりも1週間ほど時間が長くかかるが同様のiPS細胞が出来ることが分かった。かつこの方法で作り出したiPS細胞より作り出したマウスは26匹すべてで腫瘍が出来なかった。 今後の課題としては遺伝子導入にレトロウイルスを用いている点もガン発生につながるため、レトロウイルスを使わない方法を開発していきたいそうだ。 また、山中氏らと同じ時期にアメリカ、ウィスコンシン大学のチームがc-Mycを含まない4種類の遺伝子で同様の実験に成功しているが、山中氏らの研究が成人の皮膚細胞を使っているのに対し、新生児や胎児の細胞を使っているという違いがあるそうだ。 Generation of induced pluripotent stem cells without Myc from mouse and human fibroblasts Nat Biotech 2007
2007/12/01ここまで |
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