Amrit不老不死研究所 

2007/12/01
皮膚細胞のNF-κBをブロックすれば若さを保てる皮膚
発表したのはアメリカスタンフォード大学の研究者ら、発表先はGenes and Development 20007/12/15

研究者等は特定の薬物によりNF-κB遺伝子の発現が抑制される遺伝子改変マウスを作り出し、体の半分だけにこの薬物を含むクリームを塗布し続けた。すると、クリームを塗布しNF-κB遺伝子を抑制した部分のみ皮膚の状態が若いまま保たれた。

NF-κB遺伝子を抑制することで皮膚を若い状態で保てることが今回示されたが、NF-κBは細胞周期の重要な部分に関わる遺伝子で、常にその機能を制限することは出来ない。またNF-κBはガン化にも重要な関わりがあることが分かっており、これらの問題を回避することが出来れば、NF-κB抑制によって皮膚を若く保つことが出来るかもしれない

Motif module map reveals enforcement of aging by continual NF-B activity
Genes Dev 2007


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iPS細胞をc-Mycを使わずに作ることに成功(mainichi)幹細胞
京大の山中伸弥氏らのチームがNat Biotechに発表。
これまではc-Mycを含む4つの遺伝子をレトロウイルスを用いて遺伝子導入することでiPS細胞を作り出していたが、この方法で作り出した細胞から作り出したマウスは37匹中6匹が腫瘍により死んでしまった。

今回、ガン遺伝子として知られるc-Mycを除く3種類の遺伝子を導入したところ、従来の方法よりも1週間ほど時間が長くかかるが同様のiPS細胞が出来ることが分かった。かつこの方法で作り出したiPS細胞より作り出したマウスは26匹すべてで腫瘍が出来なかった。

今後の課題としては遺伝子導入にレトロウイルスを用いている点もガン発生につながるため、レトロウイルスを使わない方法を開発していきたいそうだ。

また、山中氏らと同じ時期にアメリカ、ウィスコンシン大学のチームがc-Mycを含まない4種類の遺伝子で同様の実験に成功しているが、山中氏らの研究が成人の皮膚細胞を使っているのに対し、新生児や胎児の細胞を使っているという違いがあるそうだ。

Generation of induced pluripotent stem cells without Myc from mouse and human fibroblasts
Nat Biotech 2007

 KEY=【iPS細胞】【c-Myc】【山中伸弥



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