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ジョギング



----------このキーワードを使っている記事----------
2015/02/04:長生きのためには週に合計1〜2.4時間のジョギングがベスト、長すぎても短すぎてもダメ
2013/02/18:子供が健康を保つには毎日7分間の「激しい運動」が必要。「軽い運動」は効果無し。
2012/05/14:週に1〜2.5時間の速すぎないジョギングで平均寿命が5〜6年延びる

2015/02/04

長生きのためには週に合計1〜2.4時間のジョギングがベスト、長すぎても短すぎてもダメ
長生きのためには週に合計1〜2.4時間のジョギングがベスト、長すぎても短すぎてもダメ

 デンマーク・コペンハーゲンに住む1098名のジョギングを日課とする人と、3950名のジョギングしない人を2001年から15年間に渡り追跡調査した結果が報告されています。年齢と性別、喫煙の有無、アルコール摂取の有無、教育、糖尿病の有無を合わせて比較するとジョギングしない人394人中120人が死亡(約30%)なのに対し、軽いジョギングをする人570人のうち死亡していたのは7人のみでした(約1%)。

 1週間に運動する回数は1〜3回まで大きな差は無いようです。私はちょうど1週間に1時間程度ジョギングしているのでちょうど良い感じかもしれません。

 まあ、この手の健康に関するニュースは多いですが注意しないといけないのは、ジョギングを続けられる人はそもそも健康な身体を持っていると思われる点です。「長生きできる人がジョギングする傾向にある」という原因と結果が逆の可能性もあり、無理にジョギングして死亡リスクを下げられるかどうかは少し疑問があるかもしれません。

Category:運動・エクササイズ

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2013/02/18

子供が健康を保つには毎日7分間の「激しい運動」が必要。「軽い運動」は効果無し。
子供が健康を保つには毎日7分間の「激しい運動」が必要。「軽い運動」は効果無し。

子供が健康に育つためにはどれぐらい運動する必要があるのでしょうか?この問題に関してカナダ・マニトバ(Manitoba)大学の研究者らが興味深い研究結果を発表しています。どうやら子供の健康を保ち肥満を防ぐには短時間でOKながら「激しい運動」が必要なようです。

 現在社会では大人だけに限らず子供も不健康な状態になりがちです。夜遅くまでテレビを見たり、テレビゲームをプレイし続けたりと全く身体を動かさない娯楽が溢れており子供にも肥満や成人病様症状の増加を引き起こしています。

 研究者はカナダ人の子供605人(9〜17歳、男の子248名、女の子157名)の生活状況を1週間にわたり調査し、それぞれの子供達の生活状況を調べました。平均すると子供達は全体の70%(およそ17時間)は座っているか寝ており、23%(5.5時間)は軽い運動に費やし、7%(100分)は中くらいの運動、0.6%(8分間)は激しい運動をしていました。

(省略されています。全文を読む

Category:子育て

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2012/05/14

週に1〜2.5時間の速すぎないジョギングで平均寿命が5〜6年延びる
週に1〜2.5時間の速すぎない[[ジョギング]]で平均寿命が5〜6年延びる

 医薬の開発が盛んなデンマークのコペンハーゲンではどのような生活が心臓の病気を減らすことが出来るのかを調べる研究「デンマーク心臓病研究(Copenhagen City Heart Study)」が多数の市民の協力で行われています。今回、研究者らが学術集会「EuroPRevent2012」でその結果の1つを発表しています。今回発表された研究は「ジョギングしている人とジョギングしていない人の平均寿命の差」というものです。この研究は過去35年間に集められた「日頃の生活についてのアンケート」2万人分(20歳〜93歳)を解析しています。

 追跡調査の結果、この35年間にアンケートに答えてくれた人のうち既に10280人が亡くなっていました。亡くなった人のアンケートを分析すると、うち10158人はジョギングをしていないなかった人で、一方ジョギングを行っていると答えていた人はたった122名でした。ジョギングを行っている人はもともと少ないのですが、そのことを計算に入れてもジョギングを行っていて、かつ亡くなった人の割合は低く、計算するとジョギングしている人は死のリスクがジョギングしていない人よりも44%低いと計算出来るそうです。これは平均寿命に換算すると、ジョギングにより男性は平均寿命6.2年分、女性で平均寿命5.6年分延びることを意味します。

 しかしながらジョギングも度を超すと身体によくない影響があるようです。1116名のジョギングする男性、762名のジョギングする女性のデータを選び出し、ジョギングの量も含めて分析したところ、週に平均1〜2.5時間程度、しかもゆっくり〜平均的な速さでジョギングを行っていた人は、死のリスクが大きく低下していましたが、もっと長い時間走っている人や速いスピードでジョギングを行っていた人は死のリスクの低減効果が少ない事が分かりました。これはジョギングも良いことばかりでは無く、やり過ぎると健康に悪い影響も及ぼしうることを示しています。

 今回の研究ではそれぞれの人がどのような理由で亡くなったかは調査されていませんが、ジョギングには様々な健康上の利点が既に報告されています。例えば以下はすべてジョギングによる良い効果として分かっているものです。

 ジョギングを行っている人はこれらの様々な良い効果のため、結果として平均寿命が延びていると考えられます。

  • Regular jogging shows dramatic increase in life expectancy (EurekAlert)
  • (参考:研究者らの過去の報告)Long-term physical activity in leisure time and mortality from coronary heart disease, stroke, respiratory diseases, and cancer. The Copenhagen City Heart Study.Eur J Cardiovasc Prev Rehabil. 2006 Apr;13(2):173-9. PMID:16575269

(省略されています。全文を読む

Category:運動・エクササイズ

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