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ストレス



----------このキーワードを使っている記事----------
2016/12/08:「ひきこもり」は病気だった。京大の研究者ら原因タンパク質「mDia-ROCK」を発見し、治療薬が開発可能に
2016/03/15:模倣子(ミーム)も遺伝子の修飾を介して子孫に受け継がれることが動物実験で証明
2015/10/20:イギリス科学誌ネイチャーと日本抗加齢医学会がアンチエイジングに関する専門誌「npj Aging and Mechanisms of Disease」創刊、編集長は慶応大教授
2015/10/05:マラソンなどで1万人に1人程度起こる運動中突然死(致死性不整脈)の原因の1つはIRX3遺伝子の変異
2014/02/13:性行為の段階での男性のストレス状態は精子のDNAメチル化に影響を与え、生まれた子供の成長を遅らせる
2013/10/25:嫌な記憶のみを忘れっぽくし、他の記憶には影響を与えない薬物が発見される。しかも薬局で買える薬に含有される成分だった。
2013/07/05:オメガ3油のサプリメントを毎日食べればテロメアを長いまま保てる
2007/10/16:ホルモン:NPY(ニューロペプチドY)は直接脂肪細胞に働き、ストレスにより誘導される肥満とメタボリックシンドロームに関わっている。
2007/05/01:男性の40〜50歳が最も男性ホルモンが少ないようだ(yomiuri)
2004/08/13:長寿を保証するたんぱく質発見

2016/12/08

「ひきこもり」は病気だった。京大の研究者ら原因タンパク質「mDia-ROCK」を発見し、治療薬が開発可能に
「ひきこもり」は病気だった。京大の研究者ら原因タンパク質「mDia-ROCK」を発見し、治療薬が開発可能に


 社会隔離ストレスを受けたマウスでは、タンパク質mDia(mammalian homolog of Diaphanous)が活性化され、神経伝達物質が放出される部分が収縮、結果としてGABA放出(安らぎ・落ち着きをもたらす神経伝達物質)が放出しにくくなり結果として、社会行動的異常が生じるようです。

 この現象はこのメカニズムに必要なROCK(Rho-associated coil-containing kinase)を阻害する薬Y-27632を投与することで回避され、社会隔離ストレスの影響を受けなくなったそうです。

 Y-27632は研究用試薬であり、人間に投与した場合の安全性は確認されていませんが、Y-27632、または同じ作用をする薬を開発し、人間に投与した場合の安全性が確認出来れば、「ひきこもりを治す薬」として使える可能性があります。

 また、今回の研究は、社会から隔離された情況が精神活動に悪影響を与える分子メカニズムを明らかにしている研究ともいえます。

Category:未分類

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2016/03/15

模倣子(ミーム)も遺伝子の修飾を介して子孫に受け継がれることが動物実験で証明
模倣子(ミーム)も遺伝子の修飾を介して子孫に受け継がれることが動物実験で証明

 遺伝子(ジーン)模倣子(ミーム)という考えがあります。これは分かりやすい言葉で言えば「血筋」は子孫に受け継がれるが、「親の習慣や生き方」は(教えたり、一緒に生活したりしないかぎりは)子孫には受け継がれない。というものですが、どうやら「親の習慣や生き方」も遺伝子上に追加情報として含められ子孫に受け継がれるようです。

 研究者らは、まったく同じ遺伝子を持つマウス群を2つのグループに分け、片方のグループに6週間にわたり高脂肪食を食べさせて肥満状態にしました。そして、そのマウスの精子や卵子を取り出して以下のような4通りに受精させました。

 上記の受精卵は環境や育て親の影響を排除するためにまったく別の正常なマウスに着床させ出産させました。そしてそれらの子供マウスに高脂肪食を与えると、体重増加は (1)>(2)=(3)>(4)となりました。たとえ高脂肪食を食べても遺伝子配列は変化せず上記4種類組み合わせから生まれたマウスはまったく同じ遺伝子配列を持つはずです。

(省略されています。全文を読む

Category:遺伝子・バイオインフォマティクス

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2015/10/20

イギリス科学誌ネイチャーと日本抗加齢医学会がアンチエイジングに関する専門誌「npj Aging and Mechanisms of Disease」創刊、編集長は慶応大教授
イギリス科学誌ネイチャーと日本抗加齢医学会がアンチエイジングに関する専門誌「npj Aging and Mechanisms of Disease」創刊、編集長は慶応大教授

以下に現在掲載されている学術報告のタイトルを引用します。
  • Defining molecular basis for longevity traits in natural yeast isolates(酵母中の長寿遺伝子の分子機構の解明)
  • Aging science comes of age(加齢科学の時代が来た!)
  • Purpose in Life as a psychosocial resource in healthy aging: an examination of cortisol baseline levels and response to the Trier Social Stress Test(健康に老化するための心理社会的よりどころとしての人生の目的:コルチゾールレベルとストレステスト)
  • Markers of T-cell senescence and physical frailty: insights from Singapore Longitudinal Ageing Studies(シンガポールの老化研究から見いだされた免疫細胞の老化と身体的脆弱性に関して)
  • Late-onset dementia: a mosaic of prototypical pathologies modifiable by diet and lifestyle(食事とライフスタイルによる後期認知症の症状改善)
  • The mammalian target of rapamycin at the crossroad between cognitive aging and Alzheimer’s disease(認知力の老化とアルツハイマー病に関するラパマイシン投与による作用)

(省略されています。全文を読む

Category:アンチエイジング・老化抑制

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2015/10/05

マラソンなどで1万人に1人程度起こる運動中突然死(致死性不整脈)の原因の1つはIRX3遺伝子の変異
マラソンなどで1万人に1人程度起こる運動中突然死(致死性不整脈)の原因の1つはIRX3遺伝子の変異

この遺伝子変異のある人は、マラソン時などストレスの高まった状態でHis-Purkinje系という神経シグナル伝達がうまくいかなくなり、結果として、心臓の拍動を制御するための電気信号がうまく伝達されなくなるそうです。

研究者は遺伝子操作でIRX3遺伝子を欠損したマウスを作成し調べたところ、運動時に不整脈が多発することを確認、人間においてもIRX3遺伝子の1262G>C (R421P)、1453C>A (P485T)という遺伝子変異で同様の事が起こっていると推定されるそうです。

調べて突然死を防ぐのは有用かもしれないけど、自分がそんな変異を持っているかどうかは、あまり知りたくない気がします。
(省略されています。全文を読む

Category:運動・エクササイズ

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2014/02/13

性行為の段階での男性のストレス状態は精子のDNAメチル化に影響を与え、生まれた子供の成長を遅らせる
性行為の段階での男性のストレス状態は精子のDNAメチル化に影響を与え、生まれた子供の成長を遅らせる

 生まれてくる子供の成長に母親の性行為前、性行為後の身体的・精神的状態が影響を与えることはよく知られています。しかし、父親となる男性の状況がどのような影響を与えるかに関する情報は多くありません。

 カナダのレスブリッジ大学の研究者R. MYCHASIUKらは合計20匹のラットを使って、特に脳の発達の影響について研究を行い結果を報告しています。

 研究者らはオスのラットに27日間連続で1日2回30分間のストレスを与え、その後、メスのラットと交尾をさせ子供を作らせました。

 生まれてきた子供の行動を生後9日目から調べたところ、父親ラットがストレスを受けていた子供ラットはストレスに弱くなり、また行動能力が低いことが分かりました。生後21日目の時点で子供の脳のDNAメチル化を調べたところ、子供の性別に関係無く海馬(記憶を司る部分)のメチル化が増えており、またオスの子供のみで前頭葉のメチル化量が減少していることが分かりました。

 DNAがメチル化された部分はそこの部分の遺伝子の働きが抑制される事が分かっています。また、通常と比べてDNAメチル化量が少ないということは、通常は抑制されていないといけない遺伝子が活性化していることを意味しています。

 今回の結果は、性行為時の父親のストレス状態がDNAメチル化を通じて子供に伝わり、脳の発達に影響を与えること、特にオスの子供に影響が大きく出ることを示しています。

 同じ事が人間でも起きているかもしれません。近年では、このようにDNAメチル化といったDNA配列以外のメカニズムで様々な事が世代を超えて受け継がれ、親の経験や生存環境が子供に影響を与えるメカニズム「エピジェネティクス」の研究が進んでいます。

 女性は、生まれてくる子供のためにも夫には優しくした方が良いかもしれません。


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Category:子育て

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2013/10/25

嫌な記憶のみを忘れっぽくし、他の記憶には影響を与えない薬物が発見される。しかも薬局で買える薬に含有される成分だった。
嫌な記憶のみを忘れっぽくし、他の記憶には影響を与えない薬物が発見される。しかも薬局で買える薬に含有される成分だった。

 人間生きていれば嫌な事もあるものです。出来ることなら嫌な記憶は早く忘れてしまいたいもの、しかしながら現在の科学では自由に記憶を操作し、都合良く嫌な記憶のみを消し去ることは出来ませんでした。もし嫌な記憶のみを消し去ることが可能になれば、大きなショックを受けた場合の後遺症(PTSD:心的外傷後ストレス障害)の治療に有効な治療方法となります。

 今回、スイスのBasel大学とPsychiatric大学の研究者らは、合わせて2000人以上のヒトの遺伝子情報を比較する手法で、「嫌な記憶」に関係ある可能性のある遺伝子を推定しました。(嫌な記憶がどのようなメカニズムで制御されているかも現在まだ明らかでない)。そして、この推定が正しいかどうかを調べるために、この推定した遺伝子に影響することが知られている市販の薬物をボランティアに投与し、記憶に与える影響を調べました。

 研究者らは40人のボランティア(スイス人平均年齢23歳、男21日、女19人)を雇いました。研究に参加する謝礼には400フラン(1スイスフラン=約100円)を支払いました。

 研究ではボランティアを2つのグループに分け、片方のグループには記憶に影響を与える可能性のある候補薬物を、もう一方のグループには偽の薬を飲んでもらい、それぞれ24枚の「暴力的な写真」「ポジティブな感情を生じる写真」「中立の写真」を見せ、数時間後にそれぞれの写真を思い出せるかどうかという実験を行いました。

 実験は「プラセボ対照ダブルブラインドテスト」方式で行われています。この試験方法では試験が終了するまで、研究者もボランティアも誰が本物の薬を飲んだのかニセモノの薬を飲んだのか分からなくしてあり、思いこみの影響を排除することが出来ます。

 試験の結果、試した薬物の一つ「ジフェンヒドラミン塩酸塩(diphenhydramine)」50mgを1回飲むことで嫌な写真に対する記憶力のみが悪くなり、良い記憶や感情を生まない中立の記憶には影響しないことが分かりました。この結果は、この薬が嫌な記憶のみを忘れっぽくすることを意味しています。

 このジフェンヒドラミン塩酸塩はヒスタミンH1レセプターと呼ばれる種類の薬で総合風邪薬や、鼻炎薬に含まれている薬物です。またこの薬物の飲むと眠くなる性質を生かし、薬局で買える穏やかな睡眠誘導薬「ドリエル」としてこの成分のみを含む薬が販売されています。

 ドリエルには1錠あたり25mg、ドリエルEXには1カプセルあたり50mgのジフェンヒドラミン塩酸塩が含まれています。ドリエルを毎日飲んでいる人は嫌な記憶を忘れっぽくなっているのでしょうか?嫌な記憶を忘れる作用と睡眠誘導作用が同じ成分っていうのも面白い話です。


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Category:精神

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2013/07/05

オメガ3油のサプリメントを毎日食べればテロメアを長いまま保てる
オメガ3油のサプリメントを毎日食べればテロメアを長いまま保てる

 オハイオ大学の研究者Janice K. Kiecolt-Glaserらはボランティアを集め、オメガ3油のサプリメントを毎日飲むことで、血液中の炎症や酸化ストレスが減少すること。また、血液中のオメガ3油が多い人ほど長いテロメアを持っていることを報告しています。

 研究者は106人のちょっと太り気味のボランティア(平均年齢は51歳、BMIは22.5〜40)を集め3つのグループに分けました。そして以下のように毎日サプリメントを飲んでもらいました。
第1グループ毎日2.5gのオメガ3油を含むサプリメント
第2グループ毎日1.25gのオメガ3油を含むサプリメント
第3グループオメガ3油を含まないサプリメント

 それぞれのサプリメントは味などに見分けが付かなくなっており、実験が終了するまでボランティアも研究者も、誰がどのグループに属しているのか実験終了まで分かりません。これにより先入観や思いこみを排除出来ます。(ダブルブラインドテスト)

 4ヶ月後、ボランティアの体を調べると、オメガ3油サプリメントを飲んでいた2つのグループは飲んでいないグループに比べ、血液中の酸化ストレスが15%少ないことが分かりました。また、ボランティアの血液中のオメガ3油の量が多い人ほど長いテロメアを持っていました。

 油には様々な種類があり、揚げ物や料理に一般的に使われる油はほとんどオメガ6という種類の油でオメガ3油はほとんど含まれていません。魚の油にはオメガ3油が多く含まれており、EPAやDHAはオメガ3油の一種です。また、植物の油の中では亜麻仁油(フラックスオイル)に多くオメガ3油が含まれています。

 現代の食生活はオメガ6油が多く含まれる植物由来の油を多用するため、普通の人のオメガ6油とオメガ3油の摂取比率は15:1と圧倒的にオメガ6油が多いと言われています。この比率を4:12:1にすることが健康のために好ましいと言われます。オメガ3油を日常的に多く摂取するのは大変ですが、最近は安くサプリメントもありますので、このようなサプリメントを利用するのも良いでしょう。

※テロメアは細胞が分裂するたびに減っていき、短くなると細胞が分裂出来なくなるすることが出来なくなる「回数券」のようなものと考えられています。分裂出来なくなった細胞は「細胞老化」を起こします。細胞内にはテロメアの長さを伸ばす事の出来る「テロメレース」と呼ばれる酵素もありますが、この酵素の働きは体内の炎症や酸化ストレスによって弱くなることが知られており、血液中にオメガ3油が多い環境がテロメレースの働きを活性化すると考えられます。


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Category:サプリメント

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2007/10/16

ホルモン:NPY(ニューロペプチドY)は直接脂肪細胞に働き、ストレスにより誘導される肥満とメタボリックシンドロームに関わっている。
ホルモン:[[NPY]](ニューロペプチドY)は直接脂肪細胞に働き、[[ストレス]]により誘導される肥満とメタボリックシンドロームに関わっている。

発表者はワシントンジョージタウン大学医学センターのKuo LE,Zukowsaka Zらのグループ

 ストレスと肥満の関係については完全に解明されてはいません。ストレスにより体重が落ちる人は存在し、一方体重が増える人もいます。今回、研究者らはストレスが内臓の白色脂肪細胞を介して交感神経からのNPY刺激を受け取らせ肥満を起こすことを報告しています。研究者らの実験ではマウスを毎日1時間ずつ氷水につけたり、毎日10分ずつ攻撃的なマウスのいるケージに入れたりしてストレスを与え体重の増加具合を確認してこれらの結果は導き出しました。

 これまでストレスで肥満がおきるのは脳で食欲を調製している視床下部が原因と考えられてきたした。ストレスを受けると交感神経からのNPYペプチドが放出されますが、これが内臓脂肪に働き脂肪細胞がグルココルチコイド刺激をY2レセプターを介して受け取ることで、脂肪が増えるようです。

 NPYペプチドの阻害剤や脂肪細胞特異的にY2レセプターを欠損させたマウスではストレスによる体重増加は置きにくいことも分かりました。

 NPYはすでに脳内の視床下部での働きで知られこのペプチドの働きを抑える肥満治療薬の開発も進んでいます。今回の結果はこれらのNPYペプチドが視床下部だけでなく脂肪細胞に直接働いている証拠を示しています。

Category:ダイエット・メタボリックシンドローム

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2007/05/01

男性の40〜50歳が最も男性ホルモンが少ないようだ(yomiuri)
男性の40〜50歳が最も男性ホルモンが少ないようだ(yomiuri)

帝京大学病院の安田弥子らが国際メンタルヘルス学会誌に発表したところによると

これまで年齢と共に減少すると考えられてきた男性ホルモンの量が40〜50代男性で最も少なく、60代男性では若干平均値が回復しているという意外な結果が得られたそうだ。

研究では20〜30代、40〜50代、60代〜の3グループに分けた健康な男性81人のテストステロン(男性ホルモン)量を2時間おきに採取して変化を調べている。テストステロンなどのホルモンはストレスを受けると減少することも知られており40〜50代男性にストレスが多いことが今回の結果につながったのではないかと考えられるそうだ。

テストステロン量の低下は性欲や性機能の低下、不安、不眠、認識力の低下、肩こり、腰痛などの原因にもなるそうだ。

Category:アンチエイジング・老化抑制



2004/08/13

長寿を保証するたんぱく質発見
長寿を保証するたんぱく質発見

発表先は8月12日のEMBO J
見つけたたんぱく質は「MBF1」といい、活性酸素の防御にかかわるAP-1タンパクの酸化を防ぐ役割をしているそうです。
実験的にMBF1遺伝子を壊したショウジョウバエを作ったところ、ストレスにより寿命が4分の3になったそうです。

Category:アンチエイジング・老化抑制