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レム睡眠



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2016/05/27:24時間働けますか!睡眠不足でも記憶力低下を防ぐ実験にマウスで成功
2014/04/23:睡眠薬「マイスリー」(薬物名:ゾルピデム)を飲み昼寝をすると言語記憶が向上する
2007/01/05:睡眠が断片化され、レム睡眠が充分にとれないと記憶に問題が起こる

2016/05/27

24時間働けますか!睡眠不足でも記憶力低下を防ぐ実験にマウスで成功
24時間働けますか!睡眠不足でも記憶力低下を防ぐ実験にマウスで成功

 睡眠不足時に記憶力が低下することが知られていますが原因は完全には分かっていません。今回研究者らは大脳新皮質の第二運動野(M2)という領域から第一体性感覚野(S1)という領域への神経回路の影響を調べました。

このM2→S1回路は睡眠開始直後のノンレム睡眠で働いていることが知られており、睡眠不足時にはこの神経接続を介した情報伝達が妨害されていることになり、これが記憶力低下の原因である可能性があります。今回、研究者らは睡眠不足にしたマウスのM2部分、S1部分に同じパターンの電気刺激を人工的に与え擬似的にM2→S1回路が働いているようにすることで記憶力が回復することを見出しました。

 M2部分とS1部分に同期した刺激を与える方法としてはマウスを遺伝子改変し、「チャネルロドプシン」という光を受けると電気信号を発生するタンパク質を脳神経に導入しています。このマウスの脳神経細胞は光を当てるだけで電気刺激を発生するようになります。これによりレーザーなどを使うことで脳の好きな場所に電気刺激を発生させることが出来ます。

 今回は遺伝子改変を使って人工的電気刺激を発生させましたが、電気刺激を起こさせる方法は他にも色々あります。研究らは今回発見した現象が睡眠障害などの治療に使えないかと考えています。

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2014/04/23

睡眠薬「マイスリー」(薬物名:ゾルピデム)を飲み昼寝をすると言語記憶が向上する
睡眠薬「マイスリー」(薬物名:ゾルピデム)を飲み昼寝をすると言語記憶が向上する

 睡眠には浅い睡眠で知られるレム睡眠や深い睡眠で知られるノンレム睡眠があります。睡眠が記憶のメカニズムに重要な役割を担っていることは広く知られるようになりましたが、レム睡眠やノンレム睡眠のどちらが関与しているのはよく分かっていません。

 今回、アメリカ・カリフォルニア・リバーサイド大学の研究者Mednick SCらは49人のボランティア(18歳〜39歳の男女)に一般的な睡眠薬(製品名:マイスリー)を飲み昼寝をしてもらう実験を行いました。


(省略されています。全文を読む

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2007/01/05

睡眠が断片化され、レム睡眠が充分にとれないと記憶に問題が起こる
睡眠が断片化され、[[レム睡眠]]が充分にとれないと記憶に問題が起こる

発表者はハーバード大学のTartar JLら
睡眠の断続化(sleep fragmentation)は多くの障害で現れる症状で認識(cognitive)障害につながる。睡眠の断続化が記憶障害にどのようにつながるかを調べるために、ラットを2分おきに30秒間のゆっくり動くトレッドミルで起こす(SI)という実験を行った。

この実験を始めて1時間ののちに、ラットは90秒間間隔でトレッドミルが動いていない時に眠り始めた。ノンレム睡眠(NREM: non-rapid eye movement sleep)の合計時間は24時間経過しても変化は無かった。しかしREM睡眠の時間が劇的に減少していき、起きている時間が長くなっていった。これらのラットは記憶の確立を表わす海馬のLTP(long-term potentiation)は24時間以上睡眠を断続化させたラットでは起こらなかった。そして24時間の睡眠断続は水中迷路試験での空間記憶を障害した。24時間の睡眠の断続化をしたラットに事前に血中のCORT(corticosterone)を上昇させていおくとLTPは増強された。

これに対し30分間の静止状態のあとに10分間動くトレッドミルに入れたラット(比較的まとまった睡眠がとれる)はLTPは正常であり、長期抑圧(LTD:long-term depression)とPPF(paired-pulse facilitation)は変わらなかった。

これらの結果は睡眠の断続化が空間記憶に悪影響を与えることを示している。海馬のCA1領域でのNMDA(N-methyl-D-aspartate)受容体の問題がこれらの障害を引き起こす原因のひとつかも知れない。

※PPF(paired-pulse facilitation)とは神経細胞に2回短い間隔で刺激を与えて1回目の刺激と2回目の刺激での反応の大きさが大きくなるのをPPFという、小さくなることはpaired-pulse depresion(PPD)と呼ぶ、シナプスの伝達効率が悪い時にPPFが起こり、良い時にPPDが起こる。

Category:睡眠

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