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学習能力



----------このキーワードを使っている記事----------
2015/10/30:病院で処方されるアレルギー・ぜんそくの薬「モンテルカスト」で高齢ねずみの脳の若返りが起きると報告
2014/10/28:中外製薬が国内初のダウン症治療薬の臨床試験を開始
2014/04/23:睡眠薬「マイスリー」(薬物名:ゾルピデム)を飲み昼寝をすると言語記憶が向上する
2013/01/23:MRIスキャンで子供の実年齢や学習能力が正確に判別可能に。学習が遅れ気味の子を早期に発見し対策を講じれることが期待される。
2011/11/19:バカなハエほど長生きする。寿命と知能の関係
2010/07/28:東海大学が30年かけ、かけあわせで天才ラットを作成(asahi)
2009/07/24:電流刺激を使って学習能力を向上させるヘッドギア
2008/11/19:妊娠中の軽いストレス→子供の学習能力向上
2008/03/21:Shank1遺伝子のノックアウトマウスで天才ネズミを作る
2005/04/18:GLP-1を大量に摂取すると賢くなる。

2015/10/30

病院で処方されるアレルギー・ぜんそくの薬「モンテルカスト」で高齢ねずみの脳の若返りが起きると報告
病院で処方されるアレルギー・ぜんそくの薬「モンテルカスト」で高齢ねずみの脳の若返りが起きると報告

 モンテルカスト(montelukast)はアレルギー・ぜんそくの薬、日本でも「シングレア」「キプレス」の名前で病院で処方される薬です。作用は「ロイコトリエン受容体阻害剤」で、簡単に言うと炎症を抑える薬ですが、この薬が高齢者の脳に作用し、高齢ねずみを使った実験において認知能力を改善すると報告されています。

 研究者らは高齢(20ヶ月齢)のねずみに10mg/kgの量で毎日42日間にわたってこの薬を飲ませました。結果、学習能力と記憶力が改善し、また、神経炎症が減り、新しい神経細胞が出来ていることが観察されたそうです。これらの効果は若いねずみを用いた実験では変化は確認されませんでした。

 飲んでみたいと思う高齢者がいるかもしれませんが、10mg/kgという量はぜんそく・アレルギー治療に使う場合と比較しかなり多い量といえます(錠剤で1日50粒とか)。また、興奮、攻撃行動、不安、幻覚などといった精神活動への副作用があるため薬局で販売出来るようにするための申請は今のところ却下されています。

Category:知能改善・天才になる方法

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2014/10/28

中外製薬が国内初のダウン症治療薬の臨床試験を開始
中外製薬が国内初のダウン症治療薬の臨床試験を開始

 試験を行うのはスイスの製薬会社ロッシュが開発しているダウン症候群治療薬「RG1662」。

 この薬物はGABAAα5レセプターを妨害することで作用を果たすそうです。GABAシグナルは心を落ち着かせる成分として知られていますが、反面、記憶形成の妨げになるシグナルであり、これを妨害することで記憶形成を促進し、ダウン症候群の症状の一つとして見られる学習能力の低下を緩和する事が期待されています。

ダウン症候群モデルマウスでは症状の緩和に成功しているそうです。
  • Reducing GABAA α5 receptor-mediated inhibition rescues functional and neuromorphological deficits in a mouse model of down syndrome.J Neurosci. 2013 Feb 27;33(9):3953-66. doi: 10.1523/JNEUROSCI.1203-12.2013.PMID:23447605

Category:知能改善・天才になる方法

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2014/04/23

睡眠薬「マイスリー」(薬物名:ゾルピデム)を飲み昼寝をすると言語記憶が向上する
睡眠薬「マイスリー」(薬物名:ゾルピデム)を飲み昼寝をすると言語記憶が向上する

 睡眠には浅い睡眠で知られるレム睡眠や深い睡眠で知られるノンレム睡眠があります。睡眠が記憶のメカニズムに重要な役割を担っていることは広く知られるようになりましたが、レム睡眠やノンレム睡眠のどちらが関与しているのはよく分かっていません。

 今回、アメリカ・カリフォルニア・リバーサイド大学の研究者Mednick SCらは49人のボランティア(18歳〜39歳の男女)に一般的な睡眠薬(製品名:マイスリー)を飲み昼寝をしてもらう実験を行いました。


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Category:睡眠

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2013/01/23

MRIスキャンで子供の実年齢や学習能力が正確に判別可能に。学習が遅れ気味の子を早期に発見し対策を講じれることが期待される。
MRIスキャンで子供の実年齢や学習能力が正確に判別可能に。学習が遅れ気味の子を早期に発見し対策を講じれることが期待される。

 大人でも子供でも見た目より若く見えたり年をって見えたり、また賢く見えたりバカに見えたりといった事がありますが、最新の研究によると子供の脳はMRIでスキャンし中身の見た目を調べれば、それが何歳の脳で学習能力がどれぐらいか正確に見分けることが出来るようです。

 脳のスキャンで年齢を判別出来ることを報告したのはアメリカ・カリフォルニア大学の研究者ら。研究者らはMRIで3歳〜20歳の未成年885人の脳をスキャンし、スキャンした画像を見分ける231個の特徴を見つけ、それらを合わせて年齢を推測する数式を研究しました。

 見いだした数式を使うと脳のMRI写真を見るだけで実際の年齢を92%の正確さで言い当てることが出来るそうです。この技術はこれまで知られているどの方法よりも正確に年齢を判断出来るとのことです。この技術を有効利用出来る方法はすぐには思いつきませんが、年齢を偽ってオリンピックに出場しているような某国のスポーツ選手をチェックするのには使えるかもしれません。

もう一つの報告はアメリカ・スタンフォード大学の研究者によるものです。この研究者らは脳のスキャン画像から学習能力を判別する方法を研究しています。

 研究者らは39人の子供を3年間にわたり追跡調査し毎年MRIスキャン知能テストを行いました。そして脳のMRI画像と学習能力の関係を調べたところ、脳の白質という部分の発達が読書能力と完全に一致することを発見しました。また、普通の子より読書能力が優れている子供のみに見られる特徴も発見しました。

 子供の読書能力は7歳の段階で今後の発達具合がだいたい決まってしまうことが分かっています。たとえば7歳の段階で読書能力が低い子供は何も対策を講じないと10年後の17歳になった時でも周りよりも低い読書能力しか持たないということです。

 研究者らは今回発見したMRIスキャンは簡単に子供の能力を測定する方法となり、この方法を使って学習能力の発達が遅れ気味の子供を早期に見つけ、遅れを取り戻すような対策が講じれるのではないかと考えています。


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Category:診断技術

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2011/11/19

バカなハエほど長生きする。寿命と知能の関係
バカなハエほど長生きする。寿命と知能の関係

 ハエでもネズミでも、賢い個体のみを残していくような人工的な自然淘汰を行い学習能力の高い集団を作り出せることは知られている。しかし、このような人工的な自然淘汰が選択する条件(この場合、賢さ)以外の部分にどのような影響を与えるかについてはこれまで分かっていなかった。

 スイスのフリブール(Fribourg)大学の研究者らはハエ(Drosophila)を利用して知能寿命の関係を調べた。研究者らはまず、ハエの集団をパブロフの条件付け的教育(例えば、ブザーが鳴った時に危険が迫るような環境で飼育、ブザーと危険を結びつけられる個体のみが生き残れる。など)で30〜40世代飼育した、すると学習を行ったハエの集団は学習を行わなかったハエの集団に比べて学習能力・記憶力とも向上しているのが確認された。しかしこのハエの集団をよく調べると平均寿命が元のハエに比べて15%程度短くなっており、若干生殖能力が落ちているのが確認された。

 一方、面白いことに寿命の長いハエを選んでいくというセレクションを同じ期間行ったところ、寿命の長いハエ集団が得られたが、これらのハエ集団の知能を調べたところ、元のハエ集団よりも40%バカになっていることが確認されたそうだ。

 研究者らは、知能を維持するには多くのエネルギーが必要で、学習能力が高まると個体としての生存力が低下してしまうのでは無いかと推測しているそうだ。近年、人間の寿命は延びつつあるが、これらの寿命の延長は医療技術の進歩によるものであるはずであり、人類がバカになっているってことは無いと信じたい。

参考:
  • A cost of long-term memory in Drosophila. Science. 2005 May 20;308(5725):1148 PMID:15905396
  • A fitness cost of learning ability in Drosophila melanogaster. Proc Biol Sci. 2003 Dec 7;270(1532):2465-9 PMID:14667336

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Category:知能改善・天才になる方法

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2010/07/28

東海大学が30年かけ、かけあわせで天才ラットを作成(asahi)
東海大学が30年かけ、かけあわせで天才ラットを作成(asahi)


(省略されています。全文を読む

Category:知能改善・天才になる方法

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2009/07/24

電流刺激を使って学習能力を向上させるヘッドギア
[[電流]]刺激を使って[[学習能力]]を向上させるヘッドギア

ボランティアに画面の中の動く標的を追跡する課題を与え評価したところ、運動前野に電磁波で強い刺激を与えながら課題を行わせたグループは弱い刺激しか与えていないグループや、刺激無しのグループより動く標的の追跡で良い成績を示したそうです。

この技術は、脳卒中の後遺症の治療などに使えるかもしれないそうです。

Category:脳・中枢神経・神経

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2008/11/19

妊娠中の軽いストレス→子供の学習能力向上
妊娠中の軽いストレス→子供の学習能力向上

発表したのは山口大学の中村彰治らのグループ。過酷なストレスは胎児に悪影響を及ぼすが、経度のストレスならストレスを感じた時に分泌されるホルモンが胎児の脳の発達を促すらしい。

研究グループは妊娠後期にあたる15−17日のラットを3日間拘束して1日30分だけストレスを与えた。そして胎児の脳を比較したところ、空間認識や記憶を司る海馬の樹状突起が通常よりも大幅に発達していたそうだ。一方、1日4時間拘束したらったの胎児は通常よりも樹状細胞の成長が低下していたそうだ。

さらに、生まれてきたラットの学習能力を調べたところ、通常のラットの方が高く、迷路で迷わずにエサを探し出す能力も優れていたそうだ、ストレスを感じると「副腎皮質ホルモン」が分泌されるが、このホルモンが神経細胞の発達を促すと推測される。

人間の母親でも、妊娠中に適度なエアロビクスを続けた女性の子供の知能指数が通常より高いとする報告もあるそうだ。

Category:知能改善・天才になる方法

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2008/03/21

Shank1遺伝子のノックアウトマウスで天才ネズミを作る
Shank1遺伝子のノックアウトマウスで天才ネズミを作る

Shank1遺伝子をノックアウトすることで、脳内に様々な欠損が見いだされ、運動能力の低下や、不安に関わる行動が増えるなどの異常が見られた反面、このマウスは迷路を使った記憶力テストで正常なマウスよりも優れた学習能力を示した。

 さらに面白いことに、この迷路のテストを数週間後にもう一度行ったところ、正常なマウスよりも成績が悪く、Shank1遺伝子の欠損により、一時的な記憶力のみが向上するが、長期的な記憶には結びつかないことが分かった。

  • Smaller dendritic spines, weaker synaptic transmission, but enhanced spatial learning in mice lacking Shank1. J Neurosci. 2008 Feb 13;28(7):1697-708.PMID:18272690

Category:知能改善・天才になる方法

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2005/04/18

GLP-1を大量に摂取すると賢くなる。
GLP-1を大量に摂取すると賢くなる。

GLP-1は腸のL細胞により作り出されるペプチドホルモンで、膵臓のβ細胞などに作用し血糖値が高い場合にはインスリン産生を促して血糖値を下げる働きがあり、糖尿病治療薬として期待されている物質です。今回この物質に知能を向上させる働きがある事が分かりました。
研究者がマウスの脳にGLP-1を直接投与したところ、空間学習能力の向上が見られました。またGLP-1よりも壊れにくいエキセンディン(exendin:トカゲのGLP-1)なら、血管に投与しても同様の効果があったそうです。
また、GLP-1のシグナルを受けるレセプターを壊したマウスを作成したところ、学習能力が低下していましたが、遺伝子導入によりGLP−1レセプターを海馬に復活させると学習能力は回復しました。
また、GLP-1レセプターを通常より大量に海馬に発現させたラットでは学習と記憶が増強しました。
またGLP-1レセプターを増加させると脳障害を与える物質に対する抵抗力も増強しました。

このようにGLP-1による脳への作用を応用した薬が開発出来れば認識力増強と神経保護を行える薬が開発出来るでしょう。
また、GLP-1はは腸管のL細胞が糖を認識すると体内に放出されます。すなわち糖をたくさん取ると体内にGLP-1が大量に分泌されるはずですが、賢くなるために太っても良いヒトは試してみてください。
ちなみに糖尿病治療薬としてGLP-1やGLP-1の体内での分解を防ぐ薬を多数の会社が開発中です。これらの薬は糖尿病にも効果あるけど、脳への効果もあるかもしれません。

※この研究でラットの空間学習能力は受動的回避学習法(passive aboidance task)という方法で行われています。具体的にはラットを明るい部屋と暗い部屋の2つの部分がある入れ物に入れ、明るいところに来た時電気ショック(1mAの電流を3秒)与え、危険なところだという事を学習させます。そして学習を行った後、1,3,7日後に再びその入れ物に入れ、どれぐらい明るいところを避けているかで学習能力を調べています。

原文題名:

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