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腸内細菌



----------このキーワードを使っている記事----------
2017/03/24:ザクロに含まれる物質「エラジタンニン(ellagitannin)/エラグ酸」が線虫の寿命を延ばし、ねずみの筋肉機能を向上させる。この物質の医薬も開発中
2017/03/02:放置して固くなったパンに含まれる結晶化デンプン「レジスタントスターチ」が腸内細菌に健康物質を作らせる
2016/03/15:模倣子(ミーム)も遺伝子の修飾を介して子孫に受け継がれることが動物実験で証明
2015/12/11:Nature Medicine誌の選ぶ2015年の医学の進歩まとめ
2015/11/25:抗生物質を1回投与されただけで1年間にわたり継続して腸内細菌の多様性が低下しうる
2015/06/25:サプリメントも売っているキノコ「霊芝(れいし)」が太りやすい体質を改善してくれる?
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2015/02/13:肥満になりやすさに関連していると報告されている腸内細菌に感染する新種のウイルスが発見される。二人に一人が感染済み
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2013/12/11:医学界No1の学術誌Nature Medicineが選ぶ2013年の医学の重要な進歩8つ
2013/11/14:来年(2014年)ぐらいから患者が恩恵を受けられそうな医学における新薬・新技術10
2013/08/19:腸内の善玉菌を増やすためには「食事の種類」よりも「摂取カロリー」の方が重要
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2013/07/09:自閉症発症と腸内細菌の状態の密接な関係
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2013/06/05:ヨーグルトなどに含まれる微生物が人間の思考に影響を与えている
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2012/12/05:太りやすさは腸内細菌の種類で変化する
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2012/01/11:Nature Medicineの選ぶ2011年の主要な基礎医学の進歩8つ

2017/03/24

ザクロに含まれる物質「エラジタンニン(ellagitannin)/エラグ酸」が線虫の寿命を延ばし、ねずみの筋肉機能を向上させる。この物質の医薬も開発中
ザクロに含まれる物質「エラジタンニン(ellagitannin)/エラグ酸」が線虫の寿命を延ばし、ねずみの筋肉機能を向上させる。この物質の医薬も開発中

ザクロに含まれる物質「エラジタンニン(ellagitannin)/エラグ酸」が腸内細菌により分解されウロリチンA(urolithin A)を作り、この物質が細胞内のミトコンドリアの分解と再構築(マイトファジー)を促進し、結果として原始的な動物である線虫の寿命を延ばし、またネズミの筋肉機能を向上させるそうです。

ネズミを使った実験では一晩に飼育ケージに入れた回転するオモチャの中で走る距離が0.5km→0.75kmと1.5倍に上昇しています。この実験では1日あたり50mg/kgのurolithin Aを与えています。ザクロに含まれるエラジタンニンの全てがウロリチンAに変換され吸収されるわけではありませんが、人間に換算すると1日あたり3g食べていることになります。

↓の報告を見るとブラックベリーに88μg/g、ザクロに17μg/g、イチゴに17μg/g含まれているとのこと。イチゴの場合1日に176キログラム食べればよい計算です。。。。。。ちょっと無理ですね(笑)

ウロリチンA(urolithin A)はスイスのAmazentis社によりアンチエイジングの薬として開発されているとのことですのでそちらに期待しましょう。

Category:アンチエイジング・老化抑制

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2017/03/02

放置して固くなったパンに含まれる結晶化デンプン「レジスタントスターチ」が腸内細菌に健康物質を作らせる
放置して固くなったパンに含まれる結晶化デンプン「レジスタントスターチ」が腸内細菌に健康物質を作らせる

結晶化したデンプンは吸収されないのでノーカロリーな上、大腸までそのまま到達し、腸内細菌のエサとなるそうです。そしてこれを分解した腸内細菌は様々な健康に良いとされる物質を作り出すとか。作り出された物質は大腸から吸収されて私たちの身体に作用します。

報告によると常温よりも冷蔵庫の中で1週間保管した場合に最もレジスタントスターチが増えるそうです。カピカピごはんにも含まれているそうですよ。

Category:腸内細菌

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2016/03/15

模倣子(ミーム)も遺伝子の修飾を介して子孫に受け継がれることが動物実験で証明
模倣子(ミーム)も遺伝子の修飾を介して子孫に受け継がれることが動物実験で証明

 遺伝子(ジーン)模倣子(ミーム)という考えがあります。これは分かりやすい言葉で言えば「血筋」は子孫に受け継がれるが、「親の習慣や生き方」は(教えたり、一緒に生活したりしないかぎりは)子孫には受け継がれない。というものですが、どうやら「親の習慣や生き方」も遺伝子上に追加情報として含められ子孫に受け継がれるようです。

 研究者らは、まったく同じ遺伝子を持つマウス群を2つのグループに分け、片方のグループに6週間にわたり高脂肪食を食べさせて肥満状態にしました。そして、そのマウスの精子や卵子を取り出して以下のような4通りに受精させました。

 上記の受精卵は環境や育て親の影響を排除するためにまったく別の正常なマウスに着床させ出産させました。そしてそれらの子供マウスに高脂肪食を与えると、体重増加は (1)>(2)=(3)>(4)となりました。たとえ高脂肪食を食べても遺伝子配列は変化せず上記4種類組み合わせから生まれたマウスはまったく同じ遺伝子配列を持つはずです。

(省略されています。全文を読む

Category:遺伝子・バイオインフォマティクス

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2015/12/11

Nature Medicine誌の選ぶ2015年の医学の進歩まとめ
Nature Medicine誌の選ぶ2015年の医学の進歩まとめ

 今回は比較的メカニズム解明的な話が多いので素人には分かりにくいかもしれません。肥満が「病気」である証拠が見つかり、肝臓・心臓を再生させるための手がかりが見つかり、エボラウイルスワクチンがもうすぐ完成し、癌を克服するための様々な弱点が明らかになりつつあるようです。腸内細菌の状態が癌治療に大きな影響を与えうる証拠が見つかった点は興味深いです。

(1)肥満に遺伝子変異が関連していることが明らかになった。
 全ゲノムの分析により、肥満時には肥満に関わる遺伝子(FTO)周辺で、微小な遺伝子変化(SNP)が多く起きていることが明らかになった。この変化によりIRX3IRX5といった脂肪細胞が出来るのを抑制する働きが妨げられると考えられる。また、この事は痩せた身体の維持に重要な役割を担っているエネルギーを消費する脂肪細胞(ベージュ脂肪(beige fat))の重要性を証明している。なぜならベージュ細胞の維持にIRX3、IRX5は重要な役割を果たす。ベージュ脂肪細胞は大人になると減少することが報告されている。

(2)注射すれば肝臓を再生してくれる特殊な肝臓細胞が見出されたという異なる3件の報告があった。
(3)エボラへの感染を防いでくれるワクチンの開発が最終段階
 rVSV-ZEBOVと呼ばれるワクチンのPhase 3研究で有望な結果が得られた。試験では投与後6日後には誰もエボラウイルスに感染しなくなった。このワクチンがどれぐらいの期間、保護機能を発揮するかは引き続いて検証して行く必要がある。
(4)通常は増殖しない心臓の筋肉細胞だが、一部増殖する細胞があり、また増殖させるための物質FSTL1が発見された。
(5)脳にもリンパ管があることが分かった。
 これまで脳にはリンパ管は無く免疫から隔離されていると考えられていたが頭蓋骨と脳の間の部分にdCLNsという分子を発現するリンパ管用の管があり、巨大分子が輸送され脳内に入っており、免疫細胞が働いているようだ。

(6)癌細胞が周囲の糖を使い果たすことにより、周囲の免疫細胞を弱らせていることが報告された。
 反対にこの変化を逆転させることで癌治療効果を高めることも出来る。また、この作用は免疫チェックポイント抗体医薬の薬効にも関与しているようだ。
(7)DNAメチル化酵素が癌細胞の増殖を抑制する原理が解明された。
(8)プレート上で微小な臓器様組織「オルガノイド」を使う技術が発展した。
(9)ALSの発症の仕組みの一部が解明された。
 ALSには様々な原因が存在するが、HREsと呼ばれる遺伝子繰り返しが遺伝子C9ORF72で起きた場合にも発症することが分かっている。この場合の発症の仕組みが解明された。
(10)腸内細菌の種類が癌治療の効果に大きな影響を与えることが証明された。
 Bifidobactriumという細菌の糞移植や、経口投与で、近年注目されている癌治療抗体医薬anti-PD-L1の薬効が高まった。これはこの細菌がいることで樹状細胞の働きが高まるためと考えられる。

以下、去年までのまとめ

(省略されています。全文を読む

Category:1年間のまとめ記事

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2015/11/25

抗生物質を1回投与されただけで1年間にわたり継続して腸内細菌の多様性が低下しうる
抗生物質を1回投与されただけで1年間にわたり継続して腸内細菌の多様性が低下しうる

 腸内細菌の多様性低下が様々な病気の発症に関わっている可能性が報告されています。これは腸内細菌の作り出す各種物質が腸から吸収されて体内のあちこちで役立っているからです。抗生物質を投与されると、健康維持に重要な各種物質を作り出す細菌が死滅し、いわゆる「悪玉菌」のみが生き残る傾向があるようです。

 今回、研究者らは74人のボランティアにプラセボ対照二重盲目テスト(試験が終了するまで、誰が本物の抗生物質を飲んだか分からない状態で行い、思いこみによる効果を排除する試験方法)で実験を行いました。

 試験の結果、抗生物質を1回だけ服用しただけであっても腸内細菌の多様性が失われ1年後でも回復しない場合があることが分かりました。詳しくはclindamycinという抗生物質の場合は4ヶ月間多様性低下が続き、 ciprofloxacinという抗生物質の場合は多様性低下が1年間持続していました。

 子供が熱を出し病院に行くたびに抗生物質を処方されるのでちょっと心配です。

 抗生物質自体の抗菌効果は続いても数日のはずです。ので、一度失われた腸内細菌の多様性を回復されることはなかなか難しいことは明らかなようですが、腸内細菌の多様性を素早く回復させる方法は無いものでしょうか。


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Category:腸内細菌

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2015/06/25

サプリメントも売っているキノコ「霊芝(れいし)」が太りやすい体質を改善してくれる?
サプリメントも売っているキノコ「霊芝(れいし)」が太りやすい体質を改善してくれる?

 霊芝(Ganoderma lucidum)は健康食品として知られサプリメントも売られていますが、身体に取り込まれて作用しているのではなく腸内細菌を調整する作用が重要であることが分かりました。

 研究者らはマウスに高脂肪食と霊芝を与える実験を行いました。高脂肪食のみを食べたマウスでは体重が20g近く増えたのに対し、霊芝を併せて食べさせたマウスでは体重増加が抑えられました(最もよく効いたマウスで体重増加が12g程度に抑えされた。

 霊芝を食べさせたマウスの糞を分析したところ、グラム陰性菌であるバクテロイデス(bacteroidetes)とグラム陽性菌であるフィルミクテス(firmicutes)の比率が高脂肪食を食べることにより3:7から5:5に変わっていましたが、この変化が霊芝を食べることにより抑制されていました。また、面白いことに霊芝を食べさせたマウスの糞を高脂肪食を食べているマウスの腸内に移入したところ霊芝を食べるのと同様に体重増加が抑えられました。霊芝は高脂肪食による腸内細菌の変化を抑制することで体重増加を抑えていると考えられます。

 これらの作用を示す霊芝の成分は分子量が非常に大きく体内に入っていない成分とのことですので、作用は霊芝が直接身体に作用しているわけではなく腸内細菌を介して起こっているようです。

 近年、太りやすさと腸内細菌の関係が多く報告されています(太りやすい人は太りやすくなる腸内細菌が多く住み着いている)。霊芝のサプリメントは腸内細菌を理由とした太りやすい体質を改善してくれるかもしれません。

ちょっと霊芝のサプリメント買ってくるー


【DHC直販サプリメント】β-D-グルカン含有。生活習慣によって滞りがちなめぐりにアプローチ!霊芝(れいし) 30日分(楽天市場、3000円以上で送料無料)
(省略されています。全文を読む

Category:腸内細菌

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2015/06/25

サプリメントも売っているキノコ「霊芝(れいし)」が太りやすい体質を改善してくれる?
サプリメントも売っているキノコ「霊芝(れいし)」が太りやすい体質を改善してくれる?

 霊芝(Ganoderma lucidum)は健康食品として知られサプリメントも売られていますが、身体に取り込まれて作用しているのではなく腸内細菌を調整する作用が重要であることが分かりました。

 研究者らはマウスに高脂肪食と霊芝を与える実験を行いました。高脂肪食のみを食べたマウスでは体重が20g近く増えたのに対し、霊芝を併せて食べさせたマウスでは体重増加が抑えられました(最もよく効いたマウスで体重増加が12g程度に抑えされた。

 霊芝を食べさせたマウスの糞を分析したところ、グラム陰性菌であるバクテロイデス(bacteroidetes)とグラム陽性菌であるフィルミクテス(firmicutes)の比率が高脂肪食を食べることにより3:7から5:5に変わっていましたが、この変化が霊芝を食べることにより抑制されていました。また、面白いことに霊芝を食べさせたマウスの糞を高脂肪食を食べているマウスの腸内に移入したところ霊芝を食べるのと同様に体重増加が抑えられました。霊芝は高脂肪食による腸内細菌の変化を抑制することで体重増加を抑えていると考えられます。

 これらの作用を示す霊芝の成分は分子量が非常に大きく体内に入っていない成分とのことですので、作用は霊芝が直接身体に作用しているわけではなく腸内細菌を介して起こっているようです。

 近年、太りやすさと腸内細菌の関係が多く報告されています(太りやすい人は太りやすくなる腸内細菌が多く住み着いている)。霊芝のサプリメントは腸内細菌を理由とした太りやすい体質を改善してくれるかもしれません。

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Category:腸内細菌

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2015/02/13

肥満になりやすさに関連していると報告されている腸内細菌に感染する新種のウイルスが発見される。二人に一人が感染済み
肥満になりやすさに関連していると報告されている[[腸内細菌]]に感染する新種のウイルスが発見される。二人に一人が感染済み

 大腸菌に感染するウイルスを「ファージ」といいます。今回、腸内細菌の中で最も一般的な細菌の種類「Bacteriodetes」に感染するファージ(crAssphageと命名)が発見されました。このファージは2人に1人の腸内に住み着いて腸内細菌に感染しているそうです。

 また腸内細菌「Bacteriodetes」は肥満との関係が報告されており、この発見をした研究者は今後、このファージと肥満との関係を調べていくそうです。

 近年、腸内細菌が健康に大きな影響を与えていることが報告されていますが、腸内細菌に感染するファージの関与もあるかもしれません。


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Category:腸内細菌

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2015/02/13

肥満になりやすさに関連していると報告されている腸内細菌に感染する新種のウイルスが発見される。二人に一人が感染済み
肥満になりやすさに関連していると報告されている[[腸内細菌]]に感染する新種のウイルスが発見される。二人に一人が感染済み

 大腸菌に感染するウイルスを「ファージ」といいます。今回、腸内細菌の中で最も一般的な細菌の種類「Bacteriodetes」に感染するファージ(crAssphageと命名)が発見されました。このファージは2人に1人の腸内に住み着いて腸内細菌に感染しているそうです。

 また腸内細菌「Bacteriodetes」は肥満との関係が報告されており、この発見をした研究者は今後、このファージと肥満との関係を調べていくそうです。

 近年、腸内細菌が健康に大きな影響を与えていることが報告されていますが、腸内細菌に感染するファージの関与もあるかもしれません。


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Category:腸内細菌

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2013/12/11

医学界No1の学術誌Nature Medicineが選ぶ2013年の医学の重要な進歩8つ
医学界No1の学術誌Nature Medicineが選ぶ2013年の医学の重要な進歩8つ

 医学界No.1の権威ある学術雑誌Nature Medicineが今年の重要な医学の進歩を8つの分野について紹介しています。

 8つの分野は「再生医療」「免疫学」「マラリアワクチン」「若返りホルモン」「新たな鎮痛メカニズム」「ゲノム書き換え技術」「癌細胞の悪性化メカニズム」「糖尿病治療ホルモン」です。

Nature Medicneは毎年この手の発表をしており、2012年、2011年の内容は下記で紹介しています。


★再生医療:体内でiPS細胞を作れるようになった
 初めてiPS細胞の作成に成功したのが2006年、その後、急速に研究が進んでいますが、今年、スペイン・マドリードの研究者により、マウスの体内でiPS細胞を作り出せることが報告されました。

 この細胞は、血球細胞や、消化管、すい臓、腎臓の細胞などから作り出されますが、これまで作られていた培養皿中のiPS細胞よりもES細胞に近い特徴を持っており、容易に臓器形成を始めます。研究者はこの現象を分析していくことで、培養皿中で様々な臓器を作り出す手がかりを得られるかもしれません。

  • Reprogramming in vivo produces teratomas and iPS cells with totipotency features.Nature. 2013 Oct 17;502(7471):340-5. PMID:24025773
★免疫学:自然免疫の謎の解明が進んだ。
 人間の身体には2種類の免疫があります。自然免疫と獲得免疫です。自然免疫は体内に入ってきた異物をとりあえず攻撃する役割を担い、獲得免疫は以前に入ってきた異物を強力に排除する役割を担います。

 自然免疫を担うリンパ細胞(innate lymphoid cells)は単純に異物を攻撃するということだけでなく、腸内細菌とうまくやっていくために必要だったり、細菌感染が起きた時にどれぐらいの強さで攻撃うるかといった免疫の調製機能なども担っていますが、非常に様々な種類の細胞がありその全容ははっきりと分かっていません。

今年、それらの理解が急速に進みました。たとえばグループ2と呼ばれるIL-5やIL-13を出す細胞が腸内細菌とyまくやっていくのに必要な事や、グループ3と呼ばれるIL-17やIL-22を出す細胞が細菌感染時の好中球の集合をコントロールしていることが分かりました。

  • Innate lymphoid cells regulate CD4+ T-cell responses to intestinal commensal bacteria.Nature. 2013 Jun 6;498(7452):113-7.PMID:23698371
  • Type 2 innate lymphoid cells control eosinophil homeostasis.Nature. 2013 Oct 10;502(7470):245-8.PMID:24037376
★ついに実用的なマラリアのワクチンが出来そう
 人類は40年も前に、放射線照射したマラリア原虫を持つ蚊数千匹に刺させるとマラリアに感染しなくなるという現象を発見し、ワクチンを開発可能なであることは分かっていましたが、これを多くの人に簡便に投与出来るワクチンは開発出来ていなかった。

 今、最新のワクチンが開発の最終ステージにありついに発売されそうです。このワクチンは開発試験では5ヶ月〜17ヶ月の投与されたボランティアがマラリアに感染する確率を半分に減らしています。
  • Protection against malaria by intravenous immunization with a nonreplicating sporozoite vaccine.Science. 2013 Sep 20;341(6152):1359-65. PMID:23929949
★年老いて肥大した心臓を若返らせるホルモンが見つかる
 若いマウスと年寄りマウスの血管をつなぐと、年老いたマウスが若返りますが、この仕組みが解明されました。若いマウスの血液中に含まれるGDF11(growth differentiation factor11)という新発見のホルモンが年老いて肥大したマウスの心臓を若返らせ、たった4週間で若いマウスのように引き締まった心臓に戻すことが示されています。実際に人工的に作ったGDF11を注射するだけでも同じ効果が得られており将来、このメカニズムの薬が開発されることでしょう。
  • Growth differentiation factor 11 is a circulating factor that reverses age-related cardiac hypertrophy.Cell. 2013 May 9;153(4):828-39. PMID:23663781
★新たな痛みを感じるメカニズムが解明される
 人間が痛みを感じる時は普通は炎症性サイトカインや免疫細胞が痛みの原因物質を作り出します。このメカニズムを遮断することで痛みを減らす薬はありますが、なぜかある種の細菌感染ではこの薬の効果がありませんでした。今回、こういった細菌感染では細菌自身が痛みを感じさせる物質を作り出していることが分かりました、これまで効果が無かった患者に投与することが出来る新しい鎮痛剤の開発が期待されます。
  • Bacteria activate sensory neurons that modulate pain and inflammation.Nature. 2013 Sep 5;501(7465):52-7. PMID:23965627
★ゲノムを書き換える技術が進む
 ゲノムを直接編集する技術が進んでいます。CRISPR/Cas9は細菌感染に対する免疫システムで働いている酵素ですが、これを用いてヒトの細胞の中の好きな配列を別の配列に書き換える実験が成功しています。この技術により人間の遺伝子の40%の部分は自由に編集可能になります。

 すでにこの技術を使って魚やマウスの遺伝子をワンステップで書き換え、遺伝子組み換え生物を作り出せることが示されています。

  • Multiplex genome engineering using CRISPR/Cas systems.Science. 2013 Feb 15;339(6121):819-23. PMID:23287718
  • RNA-guided human genome engineering via Cas9.Science. 2013 Feb 15;339(6121):823-6. PMID:23287722
  • Efficient genome editing in zebrafish using a CRISPR-Cas system.Nat Biotechnol. 2013 Mar;31(3):227-9. PMID:23360964
  • One-step generation of mice carrying mutations in multiple genes by CRISPR/Cas-mediated genome engineering.Cell. 2013 May 9;153(4):910-8.PMID:23643243
★ガン細胞が悪性化していく様子が詳細に観察出来るようになった
 癌細胞は徐々に変化し、元にあった部位から全身に散らばるような悪性の細胞へと変化していきますがこのメカニズムが最新の遺伝子配列解析技術を利用して明らかにされています。

 その変化に共通する様な特徴が見つかれば新たなガン治療薬が開発出来るかもしれません。

  • Evolution and impact of subclonal mutations in chronic lymphocytic leukemia.Cell. 2013 Feb 14;152(4):714-26.PMID:23415222
  • Variable clonal repopulation dynamics influence chemotherapy response in colorectal cancer.Science. 2013 Feb 1;339(6119):543-8.PMID:23239622
  • Punctuated evolution of prostate cancer genomes.Cell. 2013 Apr 25;153(3):666-77.PMID:23622249
★糖尿病治療に有効な新しいホルモンが見つかる。
 インスリンはすい臓のβ細胞から分泌されます。このすい臓のβ細胞が死んだり、機能を失ったりするのが糖尿病ですが、今回、β細胞を自由に増やすことが出来るホルモンが発見されました。名前をベータトロフィン(betatrophin)といいます。

 このホルモンは症状の軽い糖尿病患者の病気の進行を抑制したり、まったくインスリンが出なくなった?T型糖尿病患者の治療にも使える可能性があります。

  • Mice lacking ANGPTL8 (Betatrophin) manifest disrupted triglyceride metabolism without impaired glucose homeostasis.Proc Natl Acad Sci U S A. 2013 Oct 1;110(40):16109-14.PMID:24043787
  • Betatrophin: a hormone that controls pancreatic β cell proliferation.Cell. 2013 May 9;153(4):747-58.PMID:23623304

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Category:1年間のまとめ記事

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2013/11/14

来年(2014年)ぐらいから患者が恩恵を受けられそうな医学における新薬・新技術10
来年(2014年)ぐらいから患者が恩恵を受けられそうな医学における新薬・新技術10

クリーブランド・クリニックが2013年度イノベーションサミットで発表しています。
★1.人工網膜
 20年にわたり200万ドルを費やして開発されたSecond Sight社の人工網膜デバイス「Argus II」がついにFDAの承認を得て販売開始されます。「Argus II」は網膜色素変性症で目が見えなくなった患者(アメリカだけで10万人いる)にチップを埋め込み、使えなくなった自身の網膜に変わって脳に映像を伝えます。見えると言っても現段階では60画素ほどのようです。この手のデバイスは他の会社も開発しており、少なくとも他に5つの団体が似たようなシステムを開発中だそうです。

★2.ゲノム情報を用いた固形癌の診断
 「ガン」は制御を外れて増殖が無秩序に行ってしまう病気の総称で、人それぞれ異なる治療方法が必要です。現在存在するガンの治療薬が一部の人にのみ効果があるのはそのためです。近年、切除したガンの一部を用いて、発生しているガン組織部分の遺伝子を調べ、発生しているガン細胞の種類にあった治療方法を選ぶ治療が進みつつあります。

★3.難治性のてんかん治療のための神経刺激装置
 「てんかん」症状を持つ人はアメリカだけで200万人いると言われています。てんかんの発作が始まるメカニズムは解明されており、てんかん発作の予兆を完治し、電気刺激で発作の開始を起こさなくする電子デバイスの開発が進んでいます。この装置により患者の3分の1は発作を起こさなくなることが期待されています。

★4.C型肝炎の経口ウイルス薬
 FDAが近々認可を出すSofosbuvirは新世代のC型肝炎治療薬です。これまでの薬と異なり長期間服用しても効果が持続し、また飲み薬であるため患者のQOLが大きく向上することが期待されています。

★5.コンピューターによる麻酔管理システム
 麻酔は危険性をはらんだ技術です。麻酔の効きすぎは心肺停止を起こし生命の危険があるため、手術などで麻酔が必要な時は麻酔の専門医が立ち合い経験に沿った手作業で麻酔の効き具合をコントロールする必要がありました。近年、これらの麻酔のコントロールを行う機械が開発され、医療環境の改善が期待されています。

★6.腸内細菌の移植
下記参照
★7.急性心臓病のためのRelaxin
 最近開発が進んでいる薬「seralaxin」は新しいメカニズムの心臓ポンプ能力向上剤です。この薬は女性の体内で出産時に分泌され心臓のポンプ機能を強化する役割をしているrelaxin-2を模倣して作られた薬です。

★8.コンピューターによる鎮静状態管理システム
 内視鏡手術などの時には穏やかな鎮静薬が投与されますが、この鎮静状態の制御は難しく費用がかかります。この制御を行ってくれる装置が開発されつつあります。

★9.TMAOアッセイ
 TMAO(trimethylamine N-oxide)は、主に腸内で腸内細菌がタンパク質を分解したシグナルを後に肝臓で作られるサイトカインです。近年の研究で血液中のTMAO量が心臓の状態を知る良い指標になることが分かってきており、診断方法として開発されつつあります。この診断により心臓疾患の危険性を早い段階で知る事が出来るようになると考えられます。

★10.B細胞レセプター経路の阻害剤
ブルトン型チロシンキナーゼ阻害剤「Ibrutinib」は現在開発中の白血病、リンパ腫治療薬です。効率良く悪性の免疫細胞のみを殺す作用が期待されています。使いやすい飲み薬である点も期待されている理由の一つです。近日使用できるようになる予定です。


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2013/08/19

腸内の善玉菌を増やすためには「食事の種類」よりも「摂取カロリー」の方が重要
腸内の善玉菌を増やすためには「食事の種類」よりも「摂取カロリー」の方が重要

 腸内細菌は人体に大きな影響を与え、乳酸菌などの善玉菌が多いと寿命が延び、反対に有害物質であるLPSなどを多く作る悪玉菌が多いと寿命が短くなることが動物実験により証明されています。腸内で作られたLPSは吸収されて人体の様々な臓器に悪影響を及ぼします。

 腸内の善玉菌を増やすにはどうしたら良いのでしょうか?ヨーグルトと食べる?肉を減らす?中国の上海Jiao Tong大学のLiping Zhaoらはマウスを使った実験を行い、カロリー制限により効率的に善玉菌を増やすことが出来ることを報告しています。

 研究者らは180匹のマウス(生後5週齢)を以下のように30匹ずつ6つのグループに分けました。
食事運動
グループ1低脂肪食無し
グループ2低脂肪食(30%カロリー制限)無し
グループ3低脂肪食有り
グループ4高脂肪食無し
グループ5高脂肪食(30%カロリー制限)無し
グループ6高脂肪食有り

 実験を開始してから62週目、83週目、141週目にそれぞれのグループの糞を採取し調べたところ、カロリー制限を行ったグループ2グループ5の動物のみで善玉菌が徐々に増加していき、悪玉菌が減少していくのが確認されました。カロリー制限されていれば高脂肪の食事であっても善玉菌は増加しました。

 運動は腸内細菌の種類に影響しませんでした。また高脂肪食と低脂肪食の差も明確ではありませんでした。

 次に研究者らは悪玉菌が腸内で産生する有害物質LPSが血液内にどれぐらい入っているかの指標となるLBPの量を比較したところ、カロリー制限により血液中のLBP量が大きく減少しているのが確認されました。血液中に入ってきている有害なLPSの量が減っていることが分かりました。

 今回の結果はカロリー制限によって腸内細菌の種類が変わり善玉菌が増え、悪玉菌が減ることを示しています。これらの作用は健康に良いとされている「低脂肪食」や「運動」では起こっておらず、「カロリー制限」こそが重要であると言えます。

 カロリー制限は寿命を効率的に延ばす唯一の方法として知られ、様々な動物モデルで実際に寿命の延長が証明されています。今回の報告内容を合わせて考えるとカロリー制限により腸内細菌が作り出す有害物質が減ることが寿命の延長をもたらす大きな要因になっているのかもしれません。

※LBP(Lipopolysaccharide-binding protein)
リポポリサッカドイド受容体・・・・体内へのLPS進入に応答して放出されるタンパク質。LBPに結合したLPSはマクロファージにより取り込み除去される。

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2013/08/19

腸内の善玉菌を増やすためには「食事の種類」よりも「摂取カロリー」の方が重要
腸内の善玉菌を増やすためには「食事の種類」よりも「摂取カロリー」の方が重要

 腸内細菌は人体に大きな影響を与え、乳酸菌などの善玉菌が多いと寿命が延び、反対に有害物質であるLPSなどを多く作る悪玉菌が多いと寿命が短くなることが動物実験により証明されています。腸内で作られたLPSは吸収されて人体の様々な臓器に悪影響を及ぼします。

 腸内の善玉菌を増やすにはどうしたら良いのでしょうか?ヨーグルトと食べる?肉を減らす?中国の上海Jiao Tong大学のLiping Zhaoらはマウスを使った実験を行い、カロリー制限により効率的に善玉菌を増やすことが出来ることを報告しています。

 研究者らは180匹のマウス(生後5週齢)を以下のように30匹ずつ6つのグループに分けました。
食事運動
グループ1低脂肪食無し
グループ2低脂肪食(30%カロリー制限)無し
グループ3低脂肪食有り
グループ4高脂肪食無し
グループ5高脂肪食(30%カロリー制限)無し
グループ6高脂肪食有り

 実験を開始してから62週目、83週目、141週目にそれぞれのグループの糞を採取し調べたところ、カロリー制限を行ったグループ2グループ5の動物のみで善玉菌が徐々に増加していき、悪玉菌が減少していくのが確認されました。カロリー制限されていれば高脂肪の食事であっても善玉菌は増加しました。

 運動は腸内細菌の種類に影響しませんでした。また高脂肪食と低脂肪食の差も明確ではありませんでした。

 次に研究者らは悪玉菌が腸内で産生する有害物質LPSが血液内にどれぐらい入っているかの指標となるLBPの量を比較したところ、カロリー制限により血液中のLBP量が大きく減少しているのが確認されました。血液中に入ってきている有害なLPSの量が減っていることが分かりました。

 今回の結果はカロリー制限によって腸内細菌の種類が変わり善玉菌が増え、悪玉菌が減ることを示しています。これらの作用は健康に良いとされている「低脂肪食」や「運動」では起こっておらず、「カロリー制限」こそが重要であると言えます。

 カロリー制限は寿命を効率的に延ばす唯一の方法として知られ、様々な動物モデルで実際に寿命の延長が証明されています。今回の報告内容を合わせて考えるとカロリー制限により腸内細菌が作り出す有害物質が減ることが寿命の延長をもたらす大きな要因になっているのかもしれません。

※LBP(Lipopolysaccharide-binding protein)
リポポリサッカドイド受容体・・・・体内へのLPS進入に応答して放出されるタンパク質。LBPに結合したLPSはマクロファージにより取り込み除去される。

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2013/07/09

自閉症発症と腸内細菌の状態の密接な関係
[[自閉症]]発症と[[腸内細菌]]の状態の密接な関係

 世界中で自閉症患者が増加傾向にありパンデミック状態と言えます。現在では児童の50人に一人が自閉症であると言われていますが、いったい何が増加の原因なのでしょうか。

 自閉症には遺伝的な要因もあり、自閉症を発症しやすい家系も存在しますが、近年の研究で自閉症腸内細菌の密接な関係が明らかになっています。昔から自閉症患者の大部分が胃腸障害を併発するため、関係が疑われていましたが、近年の高速遺伝子解析技術により腸内細菌の種類の詳細な解析が可能となり研究が進みつつあります。

 それらの研究によると、病原性微生物が腸内に住み着くことが自閉症発症の原因の一つであると考えられています。これらの微生物は腸内で有害物質を作り出し、この物質は吸収され全身の臓器にダメージを与えます。特に脳が重篤なダメージを受け、自閉症の原因となります。

 ラットを使った実験では病原性微生物Clostridiumを投与することで自閉症症状が悪化することが報告されています。

 また人間においても、生後3年以内に大量の抗生物質(微生物を殺す薬)を投与されたことのある児童では自閉症の発症割合が高いことが報告されています。抗生物質は腸内の菌を無差別に殺すため、腸内環境が不安定化し病原性の微生物が住み着きやすくなると考えられています。

 またアメリカ・アリゾナ州立大学のRosa Krajmalnik-Brownらが自閉症児童20人と健康な児童20人の腸内細菌を比較したところ、自閉症児童では無害な微生物も含めて腸内の微生物の種類が少ないことを報告しています。この事も自閉症発症に関係があるかもしれません。また、このように腸内細菌の種類を調べることで自閉症発症のリスクをチェックすることが出来るかもしれないと研究者らは考えています。


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2013/07/09

自閉症発症と腸内細菌の状態の密接な関係
[[自閉症]]発症と[[腸内細菌]]の状態の密接な関係

 世界中で自閉症患者が増加傾向にありパンデミック状態と言えます。現在では児童の50人に一人が自閉症であると言われていますが、いったい何が増加の原因なのでしょうか。

 自閉症には遺伝的な要因もあり、自閉症を発症しやすい家系も存在しますが、近年の研究で自閉症腸内細菌の密接な関係が明らかになっています。昔から自閉症患者の大部分が胃腸障害を併発するため、関係が疑われていましたが、近年の高速遺伝子解析技術により腸内細菌の種類の詳細な解析が可能となり研究が進みつつあります。

 それらの研究によると、病原性微生物が腸内に住み着くことが自閉症発症の原因の一つであると考えられています。これらの微生物は腸内で有害物質を作り出し、この物質は吸収され全身の臓器にダメージを与えます。特に脳が重篤なダメージを受け、自閉症の原因となります。

 ラットを使った実験では病原性微生物Clostridiumを投与することで自閉症症状が悪化することが報告されています。

 また人間においても、生後3年以内に大量の抗生物質(微生物を殺す薬)を投与されたことのある児童では自閉症の発症割合が高いことが報告されています。抗生物質は腸内の菌を無差別に殺すため、腸内環境が不安定化し病原性の微生物が住み着きやすくなると考えられています。

 またアメリカ・アリゾナ州立大学のRosa Krajmalnik-Brownらが自閉症児童20人と健康な児童20人の腸内細菌を比較したところ、自閉症児童では無害な微生物も含めて腸内の微生物の種類が少ないことを報告しています。この事も自閉症発症に関係があるかもしれません。また、このように腸内細菌の種類を調べることで自閉症発症のリスクをチェックすることが出来るかもしれないと研究者らは考えています。


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2013/06/05

ヨーグルトなどに含まれる微生物が人間の思考に影響を与えている
ヨーグルトなどに含まれる微生物が人間の思考に影響を与えている

 「腸」「脳」によって働きを制御されていますが、逆に「脳」「腸」によって制御されているようです。人間のボランティアを使った実験で腸内細菌の状態が人間の思考や感覚に影響を与えることが報告されました。

 この研究はアメリカUCLAの研究者Mayerらのグループにより報告されました。研究者らは健康な18〜55歳の女性36名に協力してもらい次のような実験を行いました。

 女性らを3つのグループに分け、第1グループには様々な微生物(プロバイオティクス)を含むヨーグルトを1日2回食べてもらいました。第2グループには微生物を取り除いたヨーグルトを食べてもらいました。第3グループにはヨーグルトを食べてもらいませんでした。

 第1グループと第2グループが食べたヨーグルトは見た目や味はまったく同じで栄養価も同じです。参加した女性は自分達がどちらのヨーグルトを食べているのか分かりません。

第1グループ微生物(プロバイオティクス)を含むヨーグルト
第2グループ微生物(プロバイオティクス)を含まないヨーグルト
第3グループヨーグルト無し

 実験を開始してから4週間後に参加者の脳の活動状態をfMRI装置で分析しました。すると微生物を含むヨーグルトを食べたグループと微生物を含まないヨーグルトを食べたグループでは脳の働きに違いが見られました。

 具体的にはプロバイオティクスを含むヨーグルトを食べた女性達は、何かしている時の感情や身体の感覚を司る脳の活動が低下していることが分かりました。一方、休憩時には感情や認識、感覚などを統合する脳幹の働きが上昇していました。

 観察されたこの差が具体的にどんな状態を表すのかを一言で表すことは難しいですが、一つ言えるのは腸内細菌の状態の差が思考や感覚に影響を与えているということです。

 内臓の病気を患った患者さんの中には、これまで経験したことが無い気分の落ち込みを感じる人がいますが、これらは病気により腸内細菌の状態が変化したことが原因かもしれません。

 また病気でなくても腸内の微生物の種類や状態は食べている食事の内容(肉が多かったり、野菜が中心だったり)といったことや、ヨーグルトなどの発酵食品を食べる頻度などで変化することが知られています。こういった食生活の差が、その人の性格や、様々な事の感じ方に影響を与えているのかもしれません。


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2013/06/05

ヨーグルトなどに含まれる微生物が人間の思考に影響を与えている
ヨーグルトなどに含まれる微生物が人間の思考に影響を与えている

 「腸」「脳」によって働きを制御されていますが、逆に「脳」「腸」によって制御されているようです。人間のボランティアを使った実験で腸内細菌の状態が人間の思考や感覚に影響を与えることが報告されました。

 この研究はアメリカUCLAの研究者Mayerらのグループにより報告されました。研究者らは健康な18〜55歳の女性36名に協力してもらい次のような実験を行いました。

 女性らを3つのグループに分け、第1グループには様々な微生物(プロバイオティクス)を含むヨーグルトを1日2回食べてもらいました。第2グループには微生物を取り除いたヨーグルトを食べてもらいました。第3グループにはヨーグルトを食べてもらいませんでした。

 第1グループと第2グループが食べたヨーグルトは見た目や味はまったく同じで栄養価も同じです。参加した女性は自分達がどちらのヨーグルトを食べているのか分かりません。

第1グループ微生物(プロバイオティクス)を含むヨーグルト
第2グループ微生物(プロバイオティクス)を含まないヨーグルト
第3グループヨーグルト無し

 実験を開始してから4週間後に参加者の脳の活動状態をfMRI装置で分析しました。すると微生物を含むヨーグルトを食べたグループと微生物を含まないヨーグルトを食べたグループでは脳の働きに違いが見られました。

 具体的にはプロバイオティクスを含むヨーグルトを食べた女性達は、何かしている時の感情や身体の感覚を司る脳の活動が低下していることが分かりました。一方、休憩時には感情や認識、感覚などを統合する脳幹の働きが上昇していました。

 観察されたこの差が具体的にどんな状態を表すのかを一言で表すことは難しいですが、一つ言えるのは腸内細菌の状態の差が思考や感覚に影響を与えているということです。

 内臓の病気を患った患者さんの中には、これまで経験したことが無い気分の落ち込みを感じる人がいますが、これらは病気により腸内細菌の状態が変化したことが原因かもしれません。

 また病気でなくても腸内の微生物の種類や状態は食べている食事の内容(肉が多かったり、野菜が中心だったり)といったことや、ヨーグルトなどの発酵食品を食べる頻度などで変化することが知られています。こういった食生活の差が、その人の性格や、様々な事の感じ方に影響を与えているのかもしれません。


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2012/12/05

太りやすさは腸内細菌の種類で変化する
太りやすさは腸内細菌の種類で変化する

 太りやすい人と、太りにくい人がいる事に異論がある人はいないでしょう。また、同じ人でも以前より太りやすくなったりすることもあります。これれらは生まれ持った体質の違いや年齢に伴う体質の変化の影響もあるとは思いますが、どうやら腸内細菌の種類が太りやすさに影響していることが分かってきました。

 アメリカ・ワシントン大学の研究者が太ったマウスと痩せたマウスを集め、それぞれのマウスの腸内細菌の種類を調べました(文献1、2)。マウスや人の腸内には実に1000種類以上の多様な細菌が住んでいますが、それらは大きくわけてB類(Bacteroidetes,バクテロイデス)かF類(Firmicutes,ファーミキューテス)の2種類に分類出来ます。この比率を調べました。

 太ったマウスと痩せたマウスでF類細菌とB類細菌の比率を調べたところ、太ったマウスではF類細菌が多く、B類細菌が少ないことが分かりました。また、人間のボランティアに協力してもらい同様の比較を行ったところ同じ傾向が確認されました。

★腸内細菌移植実験
 次に研究者はこの腸内細菌を別のマウスに移植し、太りやすさが伝わるかを実験しました。腸内細菌のいない無菌マウスに、太ったマウスまたは痩せたマウスの腸内細菌を移植し、それぞれのマウスを同じ環境で2週間飼育しました。その結果が下記になります。

移植した腸内細菌2週間後の体脂肪の増加
太ったマウスの細菌47%
やせたマウスの細菌27%

 予想通り太ったマウスの腸内細菌を移植したマウスは太りやすい傾向が見られました。この実験結果は腸内細菌の違いが太りやすさに影響を与えていることを証明しています。

 これらの細菌の比率はどのように決定されるのでしょうか?生まれつき?いえいえ、簡単に太りやすい細菌を減らすことが出来るみたいです。方法は簡単で食事量を減らすことです。太ったマウスの食事を減らし、ダイエットさせると徐々に腸内細菌の中でB類細菌が増え、すなわち太りにくい腸内細菌比率に変わっていくことがわかりました。

 これらの実験は、食事をたくさん食べると太ってしまう上に、腸内細菌が変化しより太りやすくなるという二十の悪影響があることを意味しています。

 F類細菌が多いとなぜ太りやすいのでしょうか?。アメリカ・ノースカロライナ大学の研究グループは魚(ゼブラフィッシュ)を用いてこの疑問に取り組んでいます(文献3、4)。腸内のF類細菌が増えるとともに以下2つの現象が確認されました。

  • 腸からの脂肪取り込みが促進される
  • 体内に取り込んだ脂肪を使わず貯蔵しやすくなる。(研究者は過去の研究で腸内細菌により血中のAngptl4/Fiafが増加することを報告している。)
 現在の食生活ではエネルギーの多くを脂肪から得ており、西洋の食事では40〜55%が脂肪、母乳のみを飲んでいる幼児でさえ45〜55%のエネルギーを脂肪から得ています。今回紹介した研究は、腸内細菌の種類により食べた食物中の(1)取り込みやすさ、(2)溜め込みやすさ。の2つが変化することを証明しています。

  • Gut bacteria increase fat absorption
  • (文献3)Microbiota regulate intestinal absorption and metabolism of fatty acids in the zebrafish.Cell Host Microbe. 2012 Sep 13;12(3):277-88. doi: 10.1016/j.chom.2012.08.003.PMID:22980325
  • (文献4)The gut microbiota modulates host energy and lipid metabolism in mice.J Lipid Res. 2010 May;51(5):1101-12. Epub 2009 Dec 29.PMID:20040631

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2012/12/05

太りやすさは腸内細菌の種類で変化する
太りやすさは腸内細菌の種類で変化する

 太りやすい人と、太りにくい人がいる事に異論がある人はいないでしょう。また、同じ人でも以前より太りやすくなったりすることもあります。これれらは生まれ持った体質の違いや年齢に伴う体質の変化の影響もあるとは思いますが、どうやら腸内細菌の種類が太りやすさに影響していることが分かってきました。

 アメリカ・ワシントン大学の研究者が太ったマウスと痩せたマウスを集め、それぞれのマウスの腸内細菌の種類を調べました(文献1、2)。マウスや人の腸内には実に1000種類以上の多様な細菌が住んでいますが、それらは大きくわけてB類(Bacteroidetes,バクテロイデス)かF類(Firmicutes,ファーミキューテス)の2種類に分類出来ます。この比率を調べました。

 太ったマウスと痩せたマウスでF類細菌とB類細菌の比率を調べたところ、太ったマウスではF類細菌が多く、B類細菌が少ないことが分かりました。また、人間のボランティアに協力してもらい同様の比較を行ったところ同じ傾向が確認されました。

★腸内細菌移植実験
 次に研究者はこの腸内細菌を別のマウスに移植し、太りやすさが伝わるかを実験しました。腸内細菌のいない無菌マウスに、太ったマウスまたは痩せたマウスの腸内細菌を移植し、それぞれのマウスを同じ環境で2週間飼育しました。その結果が下記になります。

移植した腸内細菌2週間後の体脂肪の増加
太ったマウスの細菌47%
やせたマウスの細菌27%

 予想通り太ったマウスの腸内細菌を移植したマウスは太りやすい傾向が見られました。この実験結果は腸内細菌の違いが太りやすさに影響を与えていることを証明しています。

 これらの細菌の比率はどのように決定されるのでしょうか?生まれつき?いえいえ、簡単に太りやすい細菌を減らすことが出来るみたいです。方法は簡単で食事量を減らすことです。太ったマウスの食事を減らし、ダイエットさせると徐々に腸内細菌の中でB類細菌が増え、すなわち太りにくい腸内細菌比率に変わっていくことがわかりました。

 これらの実験は、食事をたくさん食べると太ってしまう上に、腸内細菌が変化しより太りやすくなるという二十の悪影響があることを意味しています。

 F類細菌が多いとなぜ太りやすいのでしょうか?。アメリカ・ノースカロライナ大学の研究グループは魚(ゼブラフィッシュ)を用いてこの疑問に取り組んでいます(文献3、4)。腸内のF類細菌が増えるとともに以下2つの現象が確認されました。

  • 腸からの脂肪取り込みが促進される
  • 体内に取り込んだ脂肪を使わず貯蔵しやすくなる。(研究者は過去の研究で腸内細菌により血中のAngptl4/Fiafが増加することを報告している。)
 現在の食生活ではエネルギーの多くを脂肪から得ており、西洋の食事では40〜55%が脂肪、母乳のみを飲んでいる幼児でさえ45〜55%のエネルギーを脂肪から得ています。今回紹介した研究は、腸内細菌の種類により食べた食物中の(1)取り込みやすさ、(2)溜め込みやすさ。の2つが変化することを証明しています。

  • Gut bacteria increase fat absorption
  • (文献3)Microbiota regulate intestinal absorption and metabolism of fatty acids in the zebrafish.Cell Host Microbe. 2012 Sep 13;12(3):277-88. doi: 10.1016/j.chom.2012.08.003.PMID:22980325
  • (文献4)The gut microbiota modulates host energy and lipid metabolism in mice.J Lipid Res. 2010 May;51(5):1101-12. Epub 2009 Dec 29.PMID:20040631

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2012/01/11

Nature Medicineの選ぶ2011年の主要な基礎医学の進歩8つ
Nature Medicineの選ぶ2011年の主要な基礎医学の進歩8つ

(1)多くの食物に含まれる物質DLPCが脂肪肝や糖尿病を引き起こす原因の1つのようだ
 多くの植物や動物由来の食物が消化管で分解されると出来るDLPC(dilauroyl phosphatidylcholine)が血液中の胆汁酸の量を調整するための核内レセプターLRH-1(Liver receptor homolog-1)の天然のアゴニスト(作用するもの)であることが分かった。血液中の胆汁酸は脂質の輸送や血糖値の制御など人体を正常に保つのに重要な役割を担っている。DLPCを投与された実験動物では血液中の胆汁酸濃度が増え、肝臓での脂肪合成が減り脂肪燃焼が増えた。この食物由来の安全な物質を投与すれば安全に血液中の胆汁酸の量を増やすことが出来、脂肪肝や糖尿病の治療に使える可能性がある。

(2)腸内の細菌が作り出す物質の中の1つが動脈硬化や心臓病を引き起こしていた。
 腸内細菌によって作り出されるTMAO(trimethylamine N-oxide)が動脈硬化や心臓病を引き起こす作用があることが分かった。この物質が腸管でどれぐらい作られるかは腸内細菌の状況や、糖尿病かどうか、、免疫疾患があるかどうかなどで変化することが知られており、TMAOの量を調整出来る薬が開発出来れば良い治療薬となる可能性があり。
  • Gut flora metabolism of phosphatidylcholine promotes cardiovascular disease(Nature 472, 57--63, 2011).
(3)ヒトのクローンが作り出せない原因のヒントが得られた。
クローン技術は羊のドリーなど様々な動物で成功しているがヒトではうまくいっていない。他の動物ではうまくいく方法(別の卵細胞の細胞核を取り除いて新しい細胞核を挿入する)もヒトでは個体発生が停止してしまうのだ。今回、研究者らは元の卵細胞のゲノムを取り除かずに新しい細胞核を挿入するとヒトの卵細胞でも個体発生が順調に進むことを見出した。残念ながらこうして作り出した卵細胞は、元の卵細胞のゲノム1セット、新しく挿入した細胞核のゲノム2セット、合わせて3セットのゲノムを持っており臨床応用には向かないが、これらの現象はヒトでのクローン技術が進まない理由が元の卵細胞の細胞核を取り除いたためであることを意味しており、これを手がかりにヒトでもうまく実施出来る方法を開発出来る可能性がある。
  • Human oocytes reprogram somatic cells to a pluripotent state (Nature 478, 70--75, 2011)
(4)HIV感染を96%抑制出来る方法が臨床試験で確認された。
HIV感染の確率を96%減少させる方法が発見された。1763組の片方だけHIV陽性のカップルで効果を確認したところ、感染している側の病気の進行が進まないうちに(血液中のCD4陽性細胞の数が350-550cells/mmm3)抗レトロウイルス治療方法を試すことが有効なようだ。
  • Prevention of HIV-1 Infection with Early Antiretroviral Therapy(N. Engl. J. Med. 365, 493--505, 2011).
(5)皮膚からiPS細胞を経ずに治療に使えるガン化の心配の無い脳細胞を作り出すことに成功した。
皮膚の繊維芽細胞からiPS細胞を経ずに神経細胞(パーキンソン病の治療に使えるドーパミン産生細胞)を作り出す方法が発見された。方法はMash1(Ascl1)Nurrl(Nr4a2)Lmx1aという3種類の転写因子を皮膚細胞に導入することである。細胞をリセットしiPS細胞まで戻す方法もあるが、これを行うと作り出した細胞が癌化する可能性がある。この方法はガンが生じる心配の無い安全な方法として早い段階で実用化可能かもしれない。
  • Direct generation of functional dopaminergic neurons from mouse and human fibroblasts(Nature 476, 224--227, 2011)
  • Directed Conversion of Alzheimer's Disease Patient Skin Fibroblasts into Functional Neurons(Cell 146, 359--371, 2011)
(6)これまで善玉だと思われていたHIF-1αというタンパクが様々な疾患の原因であることが分かった。
これまでは生体内で必要な役割を担っていると思われていたHIF-1α(低酸素誘導因子1α)が炎症の発生に関わっていることが分かった。HIF-1αをターゲットにした薬を開発し炎症を制御出来る可能性がある。
  • Control of TH17/Treg Balance by Hypoxia-Inducible Factor 1(Cell 146, 772--784, 2011).
(7)生きたヒトのゲノムを自在に編集する技術が出来た
これまでもプレート上の細胞の遺伝子情報を編集する技術はあったが、あくまでプレートに取り出した細胞を使い、増殖させながら編集するしかなかった。今回、Zing Finger Nuclease(標的の遺伝子部分で部位特異的な日本差切断を誘導し、相同組み替え修復によってゲノムを置き換わる)の開発によりこれまで遺伝子編集が困難であった形質転換細胞や初代培養細胞での高効率なゲノム編集が可能となった。血友病マウスを用いた動物実験モデルで生体内でも効果的に使用出来ることも確認出来た。遺伝性疾患のヒトをゲノムを直接編集して病因となる部分を修正する根本的な治療に応用出来るかもしれない。
  • Direct generation of functional dopaminergic neurons from mouse and human fibroblasts(Nature 475, 217--221, 2011)
(8)新しいコンセプトの多くのガンに効く治療方法のヒントが得られた。
BETファミリータンパクを阻害する薬が癌の治療薬になる可能性が示された。報告ではBETファミリータンパクの1つであるBrd4の阻害剤JQ1が癌を抑制する事を報告している。こういった細胞内のタンパク質の低分子阻害剤による癌治療方法の概念は新しい。
  • RNAi screen identifies Brd4 as a therapeutic target in acute myeloid leukaemia(Nature 478, 524--528 & 529--533, 2011)
  • BET Bromodomain Inhibition as a Therapeutic Strategy to Target c-Myc (Cell 146, 904--917)
  • Targeting MYC dependence in cancer by inhibiting BET bromodomains(Proc. Natl. Acad. Sci. USA 108, 16669--16674, 2011)
  • 元記事タイトル:Natable Advance 2011(page.1540)

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Category:1年間のまとめ記事

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