Amrit不老不死研究所(戻る)

■はじめに
ここは延命、再生医療など不老不死に関するライフサイエンス情報を紹介するページです。
このページは1999年11月18日に始めました。

私はいわゆるライフサイエンスを専門としていますが、近年のこの分野の急速な発展を見て、私が生きているうちに不老不死が実現する、または死なないためのテクノロジーがかなり進むのでは無いかと考え、その進展具合をここにまとめていこうと考えたのがこのページを始めたきっかけです。

不老不死などと言うと、「そんな事考えちゃいかん」と言う人がいます。現に私のところにも批判的なメールがいくつか来ています。

不老不死とは死にたくないのに死なないといけない人を救うためのテクノロジーです。死にたい人は死ねば良いし、もしあなたが死にたいのに死んではいけないといった状況を作り出すものではないです。死をも選択できてこそ人類は次のステップに進むことが出来ると考えています。・・・・・・・なんか宗教っぽいな(笑

まあ、良いか悪いかは実現してから考えましょう♪

■不老不死へのアプローチの分類

1.老化を防ぐ
 −1:薬を飲む
 −2:老化を防ぐようにカラダを改造する

2.使えなくなった組織を直す
 ー1:細胞を補充する
 ー2:臓器を交換する
   ー1:交換に使える細胞を作る
   ー2:交換に使える臓器を作る
 ー3:機械で置き換える

3.現在の肉体にこだわらず、意識の不老不死を目指す

4.病気を克服する


老化を防ぐだけでも、かなりの延命(一説には200歳ぐらい)までは生きられると考えられますが、それ以上生きようとすると、やはりカラダを校正するパーツの交換が必要になると思います。
単純生物には体中のすべてが随時新しいものに置き換わり、ある意味不老不死なものもいますが(ガン細胞や菌などは不老不死)、ヒトのカラダは複雑でありそのようには出来ていないようです。今のところ、「永遠に壊れない人形」を作ることが出来ませんから、現在の技術の延長上で実現可能な方法としては古くなったパーツは新しいモノに交換するという戦略になるでしょう。

またまったく別のアプローチとして現在のカラダにこだわらず意識として不老不死をめざすという戦略もあると思います。
例えば、脳内の構造(すべての記憶)を別の個体で再現(コピー)する事が可能で有れば、ある意味不老不死でしょう。
ヒトの脳構造を再現するというのは現在の技術の延長上では考えにくいので、
また記憶、意識の仕組みを明らかにし、コンピューター上にAIを完成させ、これに脳内のすべての記憶をコピーするというのが
現実的な方法かもしれません。
こんな事を言うと、自己とは何か、コピー可能なら自分が二人になってしまうでは無いかと考えるかもしれませんが
二人になってしまうのでは無いでしょうか?
この話をすると「自己の連続性とは」というこのHPの存在意義を否定してしまう話になってしまうのであまり考えないのが良いでしょう(笑)

 

管理人代表:ふぇちゅいん