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健康食品から再生医療・アンチエイジング、バイオハッキングまで、健康情報の根拠となる最先端の研究を分かりやすく紹介します。
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2016/12/08(木)

「ひきこもり」は病気だった。京大の研究者ら原因タンパク質「mDia-ROCK」を発見し、治療薬が開発可能に


 社会隔離ストレスを受けたマウスでは、タンパク質mDia(mammalian homolog of Diaphanous)が活性化され、神経伝達物質が放出される部分が収縮、結果としてGABA放出(安らぎ・落ち着きをもたらす神経伝達物質)が放出しにくくなり結果として、社会行動的異常が生じるようです。

 この現象はこのメカニズムに必要なROCK(Rho-associated coil-containing kinase)を阻害する薬Y-27632を投与することで回避され、社会隔離ストレスの影響を受けなくなったそうです。

 Y-27632は研究用試薬であり、人間に投与した場合の安全性は確認されていませんが、Y-27632、または同じ作用をする薬を開発し、人間に投与した場合の安全性が確認出来れば、「ひきこもりを治す薬」として使える可能性があります。

 また、今回の研究は、社会から隔離された情況が精神活動に悪影響を与える分子メカニズムを明らかにしている研究ともいえます。

Category:未分類

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 Keyword:【GABA/6】 【ストレス/13】 【タンパク質/52】
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2016/11/29(火)

Nature記事:移植した脳神経細胞が大人の神経回路に取り込まれ機能していることが確認

 これまで移植した脳神経細胞が、すでに出来上がっている大人の脳神経回路ネットワークで活用されるのかは不明でした。今回ドイツの研究者らは、マウスの脳内の視覚野に傷を作り、そこに赤ちゃんの脳内などに存在する未熟な神経幹細胞を移植しました。

 すると移植から4〜8週間後には、移植した神経細胞の一部がマウスの視覚野の神経ネットワークに取り込まれ、眼から入った映像刺激に応答して動作していることが確認されました。

 現在、iPS細胞などから未熟な神経細胞を造り出すことが可能になっています。将来、ダメージを追ったり、衰えた脳神経の働きを細胞を補充することで治療出来るかもしれません。

Category:脳・中枢神経・神経

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 Keyword:【iPS細胞/11】 【幹細胞/7】
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2016/11/28(月)

減量後リバウンドするメカニズムは腸内細菌が変化し吸収されるフラボノイド量が減少するのが原因でサプリメントで回避可能

 研究者はマウスに高脂肪食と通常食を交互に与え、いわゆるダイエットとリバウンドのメカニズムを分析しています。分析の結果、ダイエット状態になると腸内細菌の種類が変化し腸内細菌が作り出すフラボノイド量が減少します。これにより身体のエネルギー消費量が減少し、次に高カロリーを摂取した時に以前と同じ量のカロリーにもかかわらず体重が増加していくというリバウンドが起きると言えます。

 マウスの実験が色々と興味深いです。
(A)3週連続高脂肪食を食べたマウス
(B)1週目と3週目のみ高脂肪食を食べたマウス(2週目は普通の食事)
が結果的に同じだけ体重が増加しています。(B)のマウスでは2週目の擬似的なダイエット期間の影響で3週目の高脂肪食で(A)のマウスを上回る体重増加が起こることを証明しています。

さらにこの研究ではリバウンドを回避する方法も明らかにしています。腸内細菌が作らなくなったフラボノイドを食事に追加してやれば良いのです。実験では(B)のマウスの3週目の高脂肪食にフラボノイドを体重1kgあたり80mg(具体的にはフラボノイドapigeninとnaringenin)を加えることでこのリバウンド的な通常以上の体重増加を回避出来ることが示されています。

 フラボノイドはいわゆる「ポリフェノール」の1種で、植物の苦みに関する成分の多くを示します。たとえばお茶に含まれるカテキンなどもフラボノイドの1種です。これらの成分の摂取をダイエット後に通常の食事と共にとることが重要かもしれません。

Category:ダイエット・メタボリックシンドローム

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 Keyword:【腸内細菌/87】
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2016/11/25(金)

チーズや豆に含まれる「スペルミジン(Spermidine)」はオートファジーを介して細胞寿命を延ばし、マウス、人間の心臓の老化を防ぐ

熟成チーズや、マメ、全粒穀物など色々な食物に含まれるスペルミジン(Spermidine)をマウスに投与したところ、心臓保護作用が見られ、平均寿命を延長させたそうです。この実験ではマウスは毎日3mMのスペルミジンを投与されています。

スペルミジンはサプリメントとしても売られている「ポリアミン」の1種で、今やはりのミドリムシにも豊富に含まれているとのことです。

寿命を延ばすメカニズムですが、細胞内の老廃物を分解する「オートファジー」(今年のノーベル賞受賞はこの発見)を促進する働きを介して、主に、心臓や血管の細胞の老化を保ち、心血管イベント(心筋梗塞)などの死因を防ぐことで平均寿命が延長すると考えられます。

Category:サプリメント

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 Keyword:【平均寿命/16】 【ポリアミン/2】
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2016/11/24(木)

35歳以降に出産した女性は年をとってからも頭が冴えているとの調査結果

 閉経した女性830人を調査しています。
(1)13歳以降に初潮を迎えた女性の中では、初潮が早いほど知能が高かった。
(2)35際以降に最後の妊娠をした女性は、言語能力が優れていた。
(3)ピルを使用していた女性は認知能力、言語能力に優れていた。

以上の結果より、研究者は女性ホルモンが知能を向上させる効果を持ち、妊娠可能期間の長さ、および妊娠が知能を向上させると考えています。

Category:性・生殖

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 Keyword:【妊娠/19】
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2016/11/17(木)

超低温の部屋で2分過ごすだけで800キロカロリー消費する?クライオセラピーとは

疲労回復効果、ダイエット効果も凄いらしいが、死亡する人が出たらしい。

色々調べましたが、全身の超低温療法でIrisinという筋肉由来のホルモンが分泌され、軽い炎症を抑制し、発熱を促すところまでは確認出来ました。

ただ超低温療法の総説を見ても、カロリー消費が増えるとか、体重が減るとか、酸素消費量が増えるとか、二酸化炭素排出が増えるとか、一切見つかりませんでしたのでダイエット効果に関してはかなり怪しいかと

Category:ダイエット・メタボリックシンドローム

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 Keyword:【筋肉/21】
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2016/11/15(火)

シューズの重さが100g増加するとランニングのエネルギー消費は1%増加、3000mのタイムもぴったり1%悪くなる

 NIKEとコロラド大学の共同研究結果です。5kmを20分で走れる18人の男性ボランティアを用いて実験しています。本人に教えずにくつの重量を増加させた場合、増加100gあたりランニング時のエネルギー消費量が1%増加し(酸素消費量と二酸化炭素排出量から換算)、3000m走のタイムも1%悪くなるそうです。

 研究者らはこの変化はくつが100g軽くなることでフルマラソンのタイムが1分近く短縮することを意味しており、2時間を切ることも夢では無いと言っています。

 個人的に気になるのは、くつの重さは軽くするのに限界がありますが、体重に関しても同じなのでしょうか?この理屈が成り立つなら筋肉を落とさずに1kgダイエットした場合、そのエネルギー消費量は10%も減ることになります。ランニングのスピードも上がるでしょうし、日常生活での疲れやすさも劇的に変わるかもしれません。

Category:運動・エクササイズ

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 Keyword:【マラソン/6】 【ランニング/4】
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2016/11/08(火)

UroGen Pharmaの投与後に体温でゲル化する投与可能ゲル技術「RTGel」

アメリカ・ニューヨーク拠点のUroGen Pharmaは膀胱関連の疾患をターゲットとしている製薬会社のようです。このゲルは注射投与可能ですが、投与後にゲルになり、膀胱内に長く留まって薬剤を徐々に報酬し各種治療の効率を高められるようです。

RTGelをベースに抗癌剤MMCを含むMitoGel、VesiGel、BotuGelなどもあるようです。

Category:基礎研究

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2016/11/05(土)

コーヒー1日3杯で脳腫瘍リスク減との研究結果

レトロスペクティブ(過去を振り返って調査する統計研究)は信じられないな。
コーヒーを沢山飲む人=頭をシャキっとさせたいアクティブな生活をしている人。
で、そういう人は免疫が活性化した状態を保つ生活をしているんだろうし。

Category:ガン・腫瘍

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2016/11/02(水)

ワクチン接種は午前中に受けると効果4倍。マウスを用いた実験で交感神経の活動との相関関係が明らかに

 交感神経の活動が高まるタイミング(人間では昼間午前中、マウスだと夜間の早い時間)にワクチン接種を受けると、よりワクチンが強く効く結果がマウスの実験で得られています。

 メカニズムとしては、交感神経の活動が高まるとノルアドレナリンが分泌、これが作用しリンパ節からリンパ球が流出するのが抑制され、結果としてリンパ節中のリンパ球数が増加します。このリンパ節中のリンパ球数が強いワクチン効果につながっているとのこと。

 マウスの実験ではリンパ節中のリンパ球の数は交感神経の活動に応じて1日周期で2倍も変動しているようです。

 マウスの実験結果では昼に投与した場合と、夜に投与した場合で、ワクチンの効果を示す投与1ヶ月後の「抗体価」が、最適タイミングで投与することにより、逆のタイミングで投与した場合より4倍高まっています。

Category:免疫・アレルギー・自己免疫疾患

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 Keyword:【ワクチン/21】
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