↑BTW
開発中の薬のコードネームはRLS-1469、セノリティクスらしい。FOXO4-p53の複合体に結合する独自のペプチドを薬にしたようです。このペプチドがFOXO4に結合することによりp53との複合体形成を阻害し、p53が核内移行しアポトーシスを起こすと。
Category:#アンチエイジングを目指す企業
Keyword:p53/65
2024.04.23(火)
モデルナのmRNA医薬品が新型コロナワクチン以外の分野で成果を出しつつある。。。が株価は冴えないな
↑BTWモデルナの腫瘍ネオ抗原を標的としたがんワクチン「mRNA-4157」とキイトルーダ併用のPhase-III試験(V940-001試験)がスタートしています。
患者がなかなか集まりにくい試験なのか終了は2029年の予定。中間解析の有無は分からないみたい。
プロピオン酸血症(Propionic Acidemia)に対するPhase-I/II試験を実施中。プロピオニルCoAカルボキシラーゼの不足で生じる病気をmRNA薬で発現誘導する薬のようです。
安全性は問題無さそうだけど、有効性に関しては明確な成果は出てないのかな?
売り上げの推移をみると・・・
厳しいな。ただ、これまでのピーク利上げが年間3兆円、営業利益が2兆円ぐらい。mRNA薬がいくつか承認されたらそれなりに盛り返すはずなんだが、まあもう少し下がるかな。下がり切ったところでどこかのメガファーマがお買い上げかな?
Category:未分類
Keyword:モデルナ/19
プロピオン酸/7
ワクチン/326
2024.04.08(月)
↑BTW
老化抑制効果が報告されているのに日本では医薬品認定されていてリポビタンDとかにちょっと入っているに頼るしか無かったのですが、下記で個人輸入出来ますね。
タウリン1000mg×300カプセルで送料込み6000円なので、1000mgあたり20円ですね。
ちなみにリポビタンDでタウリン1000mgを摂取しようとすると1本160円って感じ。
錠剤のリポビタンDXだと1000mgあたり92円。
人間でアンチエイジング効果を得るために必要な1日あたりのタウリン量は不明ですが下記のマウスの論文の必要量を体表面積換算で人間に当てはめると1日あたり5000mgなので一番上の輸入品に頼れば1日あたり100円でいける。
まあリポビタンDでは1日あたり1本(1000mg)までと書かれていますな。下記サイトの情報では1日あたり3000mgが上限とされているらしい。
Category:#サプリメント
2024.04.04(木)
紅麹に負けてない!スイカの過剰摂取で腎臓に重大リスクとの報告。3名の患者の症例紹介
↑BTW
スイカは8分1カットに640mgのカリウムが含まれているそうです。大量に食べると腎機能が低下した人や高齢者に高カリウム血症を引き起こすとのこと。
論文で紹介されている3人の症例は下記
・・・・どんだけスイカが好きなんだよ。
Category:未分類
2024.04.03(水)
合成生物学(Synthetic Biology)の注目すべきスタートアップ
↑BTW合成生物学とは生物の遺伝子いじって新しい生物作ろうぜ!って分野で、大きな生物は敷居が高いですが、微生物での有用物質生産などの分野で実用的な話が多数出てきています。
また、最近夜明けを迎えたAIの活用で大きく花開くだろうと予想されます。
先日ニュースをにぎわせた赤く光るメダカみたいな話は今後もいくらでも出てくるでしょうね
この記事では注目すべき6つの会社を紹介している。
とのこと。なんか基礎技術過ぎる?
こちらの記事では20社紹介している。前のページと一切かぶっていない
下記の10分野ごとに注目すべき企業を2つずつ挙げています。
いかにAIが合成生物学を変えていくかという記事
AIと合成生物学は死の予兆では無い」なんてタイトルの記事
Nature Biotechnologyが選ぶ2023年の10大科学ニュースに合成生物学で作られた砂糖より300倍甘い人工甘味なんて話もありましたね。
Category:#ゲノム編集 #デザイナーズベイビー
2024.03.28(木)
ストレートパーマ成分に含まれるグリオキシル酸(Glyoxylic Acid)で急性腎臓障害が起きたとの研究結果(2024年3月報告)
↑BTWパーマ成分ではなく髪を保護するために入れられているトリートメント成分の事だね。縮毛矯正後に急性腎臓障害を起こし、原因がグリオキシル酸と突き止められたそうです。
)グリオキシル酸を主成分とするトリートメント剤も
しかし紅麹、全身の脂質代謝に影響を与えるような量の菌体抽出液をサプリしておいて、未知の成分が!!!とか健康被害が!!!とか笑えるな。しかも紅麹色素が風評被害とか。
Category:未分類
2024.03.22(金)
加齢に伴う認知能力の低下はCaMKII(Ca2+カルモジュリン依存プロテインキナーゼ)のニトロシル化の減少により起こっているとの報告(2023年7月報告)
↑BTWCaMKIIのニトロシル化が減らないようにすることで加齢による認知機能の低下を抑制する薬が作れるかもしれない。って話
このあたりにCaMKIIの脳における重要な役割が近年明らかになってきた話が説明されています。
アメリカNIHの研究者による報告です。
Category:#脳 #中枢神経 #神経
2024.03.14(木)
OneSkin, Incの見つけ出した皮膚の老化細胞を除去する新しいペプチドセノリティクス。「OS-01」として化粧品販売中(旧名:Pep14)
↑BTW当然の事ながらペプチド配列は公開してないか。
↓顔用の30日ボトルが120ドルで売っている
2020年の論文(ペプチドの発見)
長さ164aaのアミノ酸の700程度のペプチドライブラリーからスクリーニング。
2022年の論文(毒性試験の結果)
2023年の論文(細胞レベルやプレート上での皮膚レベルでペプチドの効果を確認した論文)
2024年の臨床試験の論文
22名のボランティアを使って二重盲目臨床試験を実施した結果。塗布により肌状態の改善を確認しているが、Senolyticsとして老化細胞を減らしているかどうかは確認していない。
臨床試験の分析の仕方がパッとしないな。そもそもペプチドが細胞膜を透過してスルスルと細胞内に入るとも思えないし、入るなら毒性ありそうだしね。。。
Category:#アンチエイジングを目指す企業
2024.03.05(火)
Berlin Cures(ベルリンキュアーズ)社のコロナ後遺症治療薬BC007の臨床試験Phase-IIが予定する募集患者数の50%を達成(合計114名予定)
↑BTWコロナ後遺症(英語でLong-COVID)患者の40%に自己抗体「fAAB」が発生していることが知られています。特にGタンパク質共役受容体に対する自己抗体が発生することで心臓の筋肉への影響が発生することが分かっています。Berlin Cures社のBC007は血液中のこの自己抗体に結合するアプタマー(Gタンパク質共役受容体にそっくりな構造をした核酸で出来た医薬品)です。
このようにコロナ後遺症と呼ばれる症状の一部が、コロナ感染により生じた過剰な免疫反応の中で自己の正常なタンパク質に対する抗体が発生し、自己免疫疾患が生じてしまうことが原因と分かっています。
参考:
Category:#感染症 #新型コロナ
Keyword:筋肉/170
2024.03.01(金)
吸収量を爆増させる作用を持つブラックペッパー入りの最強クルクミン(ターメリック)サプリメント
↑BTW右のボトルから左のボトルに乗り換えました。
クルクミン成分も1粒665mg→670mgとほぼ変わらず、ここにジンジャー40mgとブラックペッパー10mgが追加されている。
以前にも紹介しましたが、クルクミン(ターメリック)の吸収性はブラックペッパーに含まれるピペリンを同時に服用することでP-gpの排出阻害というメカニズムで劇的に上昇することが報告されています。
クルクミンは老化細胞を減らすSenolyticsとしての作用が報告されています。
Category:#サプリメント
Keyword:フィセチン/219
ケルセチン/88
クルクミン/24
ウコン/12
糖尿病/121