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健康食品から再生医療・アンチエイジング、バイオハッキングまで、健康情報の根拠となる最先端の研究を分かりやすく紹介します。
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2019.08.19Mon/月

自分で出来る延命ライフハック?健康なう〇この移植でマウスの寿命と健康寿命を延ばす実験結果。Verrucomicrobia(細菌の名前)の多さが健康のポイント。

↑BTW

腸内細菌は代謝的、免疫的、神経内分泌的な制御因子として非常に注目を集めているが、寿命に関わっているかどうかに関しては明確な情報は無かった。今回研究者らは早老症マウス(遺伝子異常により非常に短期間で老化してしまうマウス)を用いて、健康なう〇この移植のみで寿命や、健康寿命が延長することを報告している。

出展:ealthspan and lifespan extension by fecal microbiota transplantation into progeroid mice.Nature Medicinevolume 25, pages1234?1242 (2019)

早老マウスでは腸内細菌の多様性が低下している。この多様性の低下はProteobacteriaやCyanobacteria(どちらも細菌の名前)が増え、Verrucomicrobia(細菌の名前)が減少する現象と説明出来るようだ。同じ状況は人間の早老症の人でも見られてる。

そして、健康なマウスのう〇こを早老マウスに移植すると寿命が改善するが、この効果はVerrucomicrobia Akkermansia muciniphila(細菌の種類)のみ移植し、同じ効果が得られるそうだ。

では、これらの細菌はどのように寿命に影響を与えているのか?代謝解析によると、これらの腸内細菌が胆汁を分解して出来る化学物質(二次胆汁酸)がポイントのようだ。

Verrucomicrobiaは土の中に多様に存在する細菌として知られているとのこと。

Category:腸内細菌

 Keyword:腸内細菌/116
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2019.08.09Fri/金

JINSが慶應大学ベンチャーと組んで「近視の進行を止める」眼鏡の開発に着手。2020年臨床試験開始。

↑BTW

まずは近視が進行しやすい6〜12歳の小学生が対象で試験されるらしい。

仕組みとしては近視進行を妨げる効果が知られているバイオレット(紫外線と青色の間の光)を照射するとのこと。バイオレットライトが当たるとearly growth response 1(EGR-1)が増加しこれが近視進行抑制に重要とのこと。

この光は太陽の光に含まれているそうで、外で遊ばなくなったのが近視が増えた原因と考えられているとのこと。リンク先によると50年前の小学生は平均3.5時間外で遊んでいたが、20年前には37分まで減少。高校生は10分でとても屋外にいる時間は増やせないのでメガネからバイオレットライトを照射する計画らしい。部屋のライトにその波長を混ぜればいいんじゃないかね?

Category:目・視覚

 Keyword:近視/6
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2019.08.02Fri/金

子供を作る前に父親が運動すると子供がメタボになりにくい体質になるというシンプルなマウスを使った実験結果

↑BTW

運動により父親の精子に含まれる遺伝子のメチル化などの「エピゲノム」が変化し、それが子孫に影響するというエピジェネティクスの研究ですが、予想以上に前の世代の行動が次の世代に影響しているようですね。

Category:未分類

 Keyword:エピジェネティクス/9 メチル化/13 精子/21
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ハーバード大学教授George Church氏の考える超人類を生み出すために書き換える7つの遺伝子リスト

↑BTW

LRP5、MSTN、FAAH-OUT、ABCC11、PCSK9、GRIN2B、BDKRB2の7遺伝子を挙げており、このリストをトランスヒューマン・ウィッシュリストと呼んでいます。トランスヒューマニズムとは「科学技術を用いて人間の身体と認知能力を進化させよう」という思想のこと、日本語では「超人間主義」だそうです。

それぞれの遺伝子の働きに関しては下記記事に書かれています。
LRP5この遺伝子の改変でより強力な折れない骨を得ることが出来る。ただ骨が高密度になり水に浮かなくなり泳げなくなるかも。
MSTNミオスタチンタンパクを改変し、筋肉を増強し、筋ジストロフィーなどを防ぐ
FAAH-OUTFAAH-OUTという突然変異が知られており痛みを感じなくなる。
ABCC11この遺伝子を改変すると体臭が無くなる。人類の2%がこの変異を持っている。
PCSK9この遺伝子を無くすとコレステロールが少なくなる。腸の病気になりにくくなるが、糖尿病になりやすくなり、認知症になりやすくなるかも。
GRIN2B記憶力と学習能力を向上させることが出来る。
BDKRB2水中でより長時間息を止めることが出来るようになる。海のノマドであるバジャウ続はこの遺伝子を持っており、深く潜る事が出来る。

。。。。意外と中二病的観点から選ばれたリストだな(^^;

彼のラボからのスピンアウトとしてRejuvenate Bioという団体があるようです。
大金持ちなら遺伝子操作の助けを借りなくても世界中から目的とする遺伝子を持つ人を雇い子供を作らせて超人類な自分の子孫を作ることが出来るんじゃないか?新世代の権力、財力者はこういう観点で子孫に残す遺伝子こそわが財産みたいになっていったりしないものだろうか。

Category:未分類

 Keyword:学習能力/14 筋肉/37 糖尿病/35
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2019.07.26Fri/金

Googleのコンピューター科学者はなぜ我が子をオープンソース化したのか?

↑BTW

先天性遺伝子疾患の子供の治療のため、オープンソースソフトと同じ方法で治療法を集合知でどうにかしようとする試みです。億を超える資金も確保。

この試みは興味深いな。可能性を感じる。研究段階ではチート的な承認されてない治療法も無くも無いからね。
この場合は全ゲノムシークエンス結果を公開して、ゲノム編集方針を決定。カスタムウイルスベクター使って脳細胞の遺伝子を書き換える方向性かな?

Category:未分類

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2019.07.23Tue/火

塩野義製薬が米国Akili社開発のADHD治療ビデオゲーム「AKL-T01」を日本で臨床試験開始、自閉症治療ゲーム「AKL-T02」の権利も取得

↑BTW

米国での臨床試験ではAKL-T01が348人参加の臨床試験で有意に改善が見られたそうです。自閉症治療ゲーム「AKL-T02」は米国でも開発中で結果は出ていないみたい。最初のリンク先にゲーム画面がありますが、普通に面白そう

Category:子育て

 Keyword:自閉症/14
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2019.07.17Wed/水

人工子宮の概念が示されて50年、ついに完全子宮外胎児生命維持システム(TEFLS)完成

↑BTW


図:An extra-uterine system to physiologically support the extreme premature lamb. Nat Commun. 2017 Apr 25;8:15112. doi: 10.1038/ncomms15112
フィラデルフィア子供病院の研究者による研究です。写真の通り超未熟児のヒツジを長期間(研究では人間の胎児よりも大きいヒツジの胎児を1か月間)埋没した液体の中で、まるで人工子宮のように生命維持し、元気に誕生させています。肺がまだ成熟しておらず自ら呼吸出来ない超未熟児の治療に革命を起こすことが期待されます。SF作品で出てくる「治療カプセル」みたいな応用は出来ないんでしょうかね?

(省略されています。全文を読む

Category:性・生殖

 Keyword:抗生物質/10 子宮/40
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2019.07.02Tue/火

寿命を延ばす最先端の技術に関する12の着眼点(2019年版)

↑BTW

個人的な思考の整理のためにリストアップしてみました。
(1)アンチエイジングに焦点を絞った金のある米国スタートアップ企業に注目
Amazon CEOらが投資したアンチイジングのスタートアップ企業「Unity Biotechnology」の中身 /Amrit不老不死ラボ
不老長寿技術を開発するベンチャーにのみに投資するファンド「Longevity Fund」 /Amrit不老不死ラボ
(2)体内から老化した細胞を取り除く
老化した細胞のみを殺す「Senolytic薬」の開発とその効果 /Amrit不老不死ラボ 1 users
体内の老化細胞を取り除く技術を確立すれば高齢でも若々しく健康体になることが証明される。 /Amrit不老不死ラボ
(3)「老化抑制」という「副作用」が知られる市販薬を飲む
医薬業界で噂の「糖尿病薬メトホルミンが寿命を延ばす」が本当かどうか調べる大規模臨床試験が始まる /Amrit不老不死ラボ
学術雑誌Nature Medicineで「老化抑制」という「副作用」が知られる薬まとめ /Amrit不老不死ラボ 2 users
癌治療薬として研究されている薬物「ABT263(Navitoclax)」は老化した血液細胞のみに自殺を誘導し、血液の状態を若返らせる事が出来る。 /Amrit不老不死ラボ
ラパマイシン(Rapamycin)でマウスの寿命が延びる /Amrit不老不死ラボ
(4)寿命を延ばす効果が期待されて開発されているサプリメント・天然物質
ヨーグルトで寿命が伸びる事が動物実験で初めて確認される、腸内のポリアミン濃度がポイント /Amrit不老不死ラボ
2019年2月Nature Commun発表/アシタバの葉に含まれるポリフェノール(フラボノイド)にあらゆる生物に効く最強のアンチエイジング作用 /Amrit不老不死ラボ 1 users
赤ワインに含まれる「レスベラトロール(resveratrol)」の老化抑制効果に関する研究まとめ、新たに遺伝子のスプライシング因子の制御機構が報告される。 /Amrit不老不死ラボ
ザクロに含まれる物質「エラジタンニン(ellagitannin)/エラグ酸」が線虫の寿命を延ばし、ねずみの筋肉機能を向上させる。この物質の医薬も開発中 /Amrit不老不死ラボ
(5)寿命を延ばす効果が期待されて開発されている開発中の薬
マウスで寿命延長効果が報告されているFGF-21が脂肪肝の薬(コードネームBMS-986036)として順調に開発中 /Amrit不老不死ラボ
空腹時に作られるホルモンFGF-21が常に出続ける遺伝子改変ネズミは寿命が30%以上長い /Amrit不老不死ラボ 1 users
Kloho(クロトー)というホルモンで老化が抑制される(science)(Amrit不老不死研究所)
(6)未来の技術を信じて人体冷凍保存する
人体凍結保存の実現にまた1歩、ナノ金属を含む凍結液とマイクロ波を使い、大量の液体を均一に急速に加熱する技術 /Amrit不老不死ラボ 2 users
人体冷凍保存にも応用可能?3-O-メチル-D-グルコースで満たした臓器を過冷却現象で低温保存し3日間後に移植する事に成功 /Amrit不老不死ラボ
(6)脳だけになって生き残る
米国DARPAが脳内100万個の神経とコンピューターを接続する小型モジュール開発プロジェクトの提案を募集。70億円まで資金提供。 /Amrit不老不死ラボ
ラットに電子チップを埋め込み「第六感」的感覚を与えることに成功 /Amrit不老不死ラボ
米イェール大によるブタの全脳を死後4時間後に人工血液などを駆使して再動作せる実験 /Amrit不老不死ラボ
(7)コンピューターに意識を移す
ロシアの富豪が出資する脳の情報をコンピューター上にアップロードして永遠に生きるプロジェクト「2045イニシアティブ」 /Amrit不老不死ラボ
(8)臓器を新しいものに交換して長生きする
文部科学省、ブタなどの動物を使い人間の臓器を作る基礎研究を2018年度から容認の方向へ /Amrit不老不死ラボ
ブタの胚をマウス体内に移植し、様々な臓器を作ることに成功(pnas)(Amrit不老不死研究所)
(10)腸内細菌を最適化する
人体を構成する細胞以上の数の細菌が住み、これらの細菌が日夜作る種々の物質は腸から吸収されています。無限の可能性があります。寿命に直接影響するような研究は見つかりませんでしたが、病気を防ぐ作用に関する研究は多数あります。
効果が実証されつつある他人の「うんこ」移植治療、研究過程で難病を治す「癒しのうんこ」、他人を殺す「殺人うんこ」を出す能力者の存在が明らかに /Amrit不老不死ラボ
(11)生体内の細胞をリプログラムする
老化してもケガをしてもツルツルの肌までもう少し?生体内リプログラミングで皮膚を綺麗に直せる4遺伝子(DGTM)の決定研究 /Amrit不老不死ラボ
癌耐性遺伝子+テロメア延長酵素のダブル遺伝子導入改変マウスで全身の老化症状が遅延して、寿命が延長する /Amrit不老不死ラボ
ついに若返りの医療が始まるか!?、絶妙にコントロール(2日やって5日休む)してマウスにiPS細胞誘導を行うことで、老化現象を抑制し、寿命を延ばすことに成功 /Amrit不老不死ラボ
(12)癌を完全に治す
直接的な寿命延長ではありませんが、若返らせるような治療の多くは「若返りすぎ」ではありませんが、細胞の無限増殖(=癌)が克服出来ないために危なくて、人間での研究が進めにくい方法が多数あります。
細胞を投与して治療する時代の幕開け!ノバルティスの癌治療細胞医療「キムリア」日本承認。アメリカで1回5000万円の治療 /Amrit不老不死ラボ

Category:1年間のまとめ記事

 Keyword:iPS細胞/24 メトホルミン/10 脂肪/101 空腹/23 ポリアミン/6 ラパマイシン/14 テロメア/23 ブタ/22
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2019.06.25Tue/火

分子細胞生物学系は、ここ10年ぐらいメッチャ衰退していた

↑BTW

20年前は花形分野だったんだが、イナゴの群れのように研究者が集まり、クソみたいなの含めて論文が量産され、そして他の分野の基盤技術みたいな分野になってしまいましたねぇ。

Category:基礎研究

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腸内細菌の作り出す「プロピオン酸」が運動能力を高めうるが、自閉症の原因にもなりうる?

↑BTW

先日、パンの保存料にも使われる「プロピオン酸」が糖尿病の原因になりうることを紹介しました。

新たにエリートアスリートの腸内のみに存在するベイロネラ属細菌をマウスに投与すると運動能力が向上すること、この細菌が運動時に作られる乳酸をプロピオ酸に代えていること。実際にマウスの腸内にプロピオン酸を浣腸投与すると運動能力が高めることを確認一方、自閉症の腸内にはプロピオン酸が多いこと。実験的に神経幹細胞をプロピオン酸に晒すと神経細胞の数が減る事。
が報告されています。
プロピオン酸は腸内細菌で作られているが、現代社会ではそれよりも多い量が加工食品から摂取されているとのことです。

Category:腸内細菌

 Keyword:プロピオン酸/2 運動能力/5 幹細胞/56
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