2004.05.07ゼライスが骨や腱の修復速度2倍に高める食品素材(nikkei)
2006.12.14インスリンを直接皮膚に塗ると傷の治りが早くなる /4
2000.12.15再生能力の強いマウスと通常マウスの傷の治癒時のタンパク発現の差を比較し再生に関わる遺伝子を解明する /1
2003.07.16AGFが傷の治癒を強力に促す
2002.12.27科研製薬の「フィブラストスプレー」を全ての大学病院が採用 /2
2004.05.07
ゼライスが骨や腱の修復速度2倍に高める食品素材(nikkei)
ゼラチンでおなじみのゼライスがサンプル出荷を開始して9月にも本格販売を開始する「コラーゲン・トリペプチドHACP」を摂取すると骨や腱の修復速度を2倍に高める働きがあるそうです。
特定の3つのアミノ酸がつらなった構造で、豚のコラーゲンを特殊な酵素で分解して作るそうです。
東北大学の西野徳三教授が開発したコラーゲン粘度低減技術を使用して生産するそうです。
2006.12.14
↑BTW
インスリンが皮膚の上皮細胞の増殖、移動を促進し、血管内皮細胞にも作用するとか
糖尿病性の皮膚潰瘍のメカニズム解析、治療法確立につながるかも
2000.12.15
再生能力の強いマウスと通常マウスの傷の治癒時のタンパク発現の差を比較し再生に関わる遺伝子を解明する
↑BTW皮膚などの軟組織の傷の治癒や再生は遺伝子によりコントロールされている複雑な現象である。これらの傷の治癒や再生に関わる遺伝子候補を発見することを目的として、アメリカのJL pettis医療センターとLoma Linda大学の研究者らは傷が素早く治ることが知られているMRLマウス「MRL/Mpj-Fas(lpr) mouse」と傷がすぐには治らない通常のB6マウス(C57BL/6J mouse)の傷治癒の時に発現するタンパク質を比較した。
実験では耳に穴をあけ、その穴が塞がる時に発現するタンパク質を抽出してSELDI タンパクチップ技術をもちいて解析した。解析の結果、この2つのマウスで2〜4倍の発現量の異なる5つの候補タンパク質が発見された。5つとも以前から治癒や再生に関わっていることが知られているタンパク質であったが、特にこの中で23560Daの大きさのタンパク質が耳に開けた穴の治癒具合と発現量が強く関連していた。研究者らはこのタンパクが様々な増殖因子の発現を促して治癒をスピードアップしていると考えている。
原文タイトル:
Keyword:MRLマウス/2
2003.07.16
慶応大学の尾池雄一 講師と須田年生 教授と山之内製薬 の研究グループはアンジオポエチン関連成長因子(AGF)が血管、皮膚、軟骨などの細胞増殖を強力に促し、広範に傷の治癒を促進させる事を発見した。再生医療への応用が期待される。
Angiopoietin-related growth factor (AGF) promotes epidermal proliferation, remodeling, and regeneration.
Proc Natl Acad Sci U S A. 2003 Aug 5;100(16):9494-9,PMID: 12871997
Keyword:尾池雄一/2
須田年生/1
山之内製薬/1
AGF/2
2002.12.27
↑BTW
発売1年半でシェア1番だそうです。
フィブラストスプレーはbFGFを用いた世界で最初の再生医療医薬
科研製薬がアメリカのベンチャーが開発したbFGFの大量精製法とライセンス契約し、10年かけて開発したものである。
お年寄りの床ずれや、糖尿病による皮膚障害を短期間で直すことが出来る。
骨まで露出した床ずれも1日1回の噴射で数週間後には新しい皮下組織を再生することが出来る。
薬価ベースの月間売り上げが2億8000万円。1〜2年以内に年間60億の売り上げを見込んでいる。
Keyword:再生医療/60
Cation!!注意:このページには動物実験などで得られた研究段階の情報が含まれています。これらはなんら、人間に適用した時の効果を保証するものではなく、これらの情報を元にとった行動によりいかなる不利益を被っても管理人は一切責任を負いません。このページの話はあくまで「情報」としてとらえてください。