三重大学がCRISPR-Cas9技術で特定の染色体を最大37.5%の効率で細胞から除去する技術
↑BX.COM
この技術を活用すれば完璧な男(XY)→女(X)の性転換出来たりする?性染色体が1つのみの人は「ターナー症候群」と呼ばれているけど成人後にX染色体1本になるのは大きな問題は無い?
Category:遺伝子・バイオインフォマティクス
Keyword:ダウン症/16
2025.02.19(水)
アメリカ西海岸ベイエリアにおけるトップ5のアンチエイジング関連スタートアップ【2025年1月】
↑BX.COMTracxnという調査会社のページです。
2024年に見た時はこのページにトップ10の企業がリストされていたはずですが、今見ると更新されて5つの企業のみが紹介されています。
だそうです。Unity Biotechnology以外は知らない会社ですね。
One Skin Technologiesはその名の通り皮膚治療のための製品開発を行っており、OS-1とうペプチドで皮膚の老化抑止を試みているようです。Character Biosciencesは眼科領域でのアンチエイジングを目指す企業。Dorian Therapeuticsは加齢性変性疾患と細胞療法中の抗老化を目指しているようです。ユビキチン関連酵素に着眼?Timelineはデジタルメディア事業ですね。
Category:#アンチエイジングを目指す企業
Keyword:キチン/103
2025.02.13(木)
↑BX.COM
3年で3〜4か月、30年続ければ3年は長生き出来る感じ?
出典:Individual and additive effects of vitamin D, omega-3 and exercise on DNA methylation clocks of biological aging in older adults from the DO-HEALTH trial | Nature Aging
老化抑制効果はDNAのメチル化(エピジェネティッククロック)で測定。そしてオメガ3オイル(1日1g)と併せ「ビタミンDの摂取(1日2000UI)」「運動(週3回30分のウォーキング)」と併せて行うことでさらに老化抑制効果が見られている。
毎日飲んでいるDHAサプリがちょうど1日1gだね。
ビタミンDは毎日飲んでいるマルチビタミンに入っているけど含有量が1日あたり5μg=200IUなので少なすぎ?ビタミンDを1日に2000IUも服用するのは普通のことなのかな?
(省略されています。全文を読む)
Category:#サプリメント
Keyword:EPA/13
ビタミンD/7
DHA/15
メチル化/53
脂肪/362
2025.02.10(月)
Meta、AIと磁気スキャナーで電極手術無しで最大80%の精度で考えている事を読みだす技術を発表も少しトリックあり
↑BX.COM
俺の英語聞き取り能力より精度良いんじゃないか!?
面白いことに脳波を使用すると誤り率が67%なのに対し、脳磁気を使うことで誤り率が平均32%、最もよく読み取れる人で誤り率19%を達成とのこと。
これ脳磁気ってMRIで全脳の活動をモニタリングしている感じ。そりゃ「脳波」よりも情報量が多くて読み取り率が高そう。この方式をモバイル出来る目途は無いな、やはり電極埋め込むしか無いんだろうか。攻殻機動隊で夢想されたワイヤレスのセンサーナノ粒子を埋め込める目途は無いんだろうか。
さらに上記実験にはトリックがあり実験は
の過程でキーボードで入力している時の脳の活動から文書を言い当てています。文章を暗記させる→その文章をキーボードで入力させる。
分析によると思い浮かべた事というよりは、手の運動を活用して読み取っているのが大部分であると考察されています。
Category:#生物ー機械インターフェイス
Keyword:脳波/13
2025.02.04(火)
全ての細胞にある細胞骨格タンパクF-actinが少なくともショウジョウバエでは脳の老化に関わっている。
↑BX.COMショウジョウバエを使った研究において脳の老化にF-actinが関わっていることを報告した論文です。老化した脳でF-actinの量を減らす処理をすることで加齢に伴う現象が抑制され健康寿命が延長しています。
原理は細胞のリサイクリング機構であるオートファジーが変性したF-actinにより機能しなくなることとのこと。加齢した動物でアクチンの重合を妨害するとオートファジー機能と若々しさが改善することを実験で検証しています。
Category:未分類
2025.01.31(金)
GLP-1に続く新たなダイエットホルモンが発見される。RCN2(reticulocalbin-2)が切断されて出来るその名もラプチン(raptin)
↑BX.COM↓RaptinはRCN2の28〜240番目のアミノ酸が切り出されたペプチド。マウスでも人間でも寝ている間に血中濃度の上昇がみられる。
出典:Raptin, a sleep-induced hypothalamic hormone, suppresses appetite and obesity(Cell Research (2025))
↓40ng/h/gのRaptinを脳内に直接投与すると体重増加が抑制される。食事量も減少しており「食欲抑制」が効果であることが分かる。
出典:Raptin, a sleep-induced hypothalamic hormone, suppresses appetite and obesity(Cell Research (2025))
ペプチドと言っても200アミノ酸分のサイズがあり飲んでも血液中に注射してもダメそう。脳内に到達する性質を持ったRaptinそっくりさんの開発が新しいダイエット薬開発に必要かもしれません。
Category:ダイエット・メタボリックシンドローム
Keyword:GLP-1/11
2025.01.30(木)
新型コロナワクチンを接種している人は感染した時に免疫の過剰反応が抑制されるとの研究結果(Science Tranaslational Medicine(2025年1月))
↑BX.COM原因不明と言われているものも含め、色々な病気・疾患が自己免疫(免疫が自身のたんぱく質を攻撃するようになる)で起こることが知られています。この自己免疫のトリガーの一つと考えられているのが免疫の過剰反応です。
まあワクチンによる免疫反応がトリガーとなり一緒に自己免疫を起こす可能性の報告もあれば、ワクチンで生じる免疫により自己免疫が生じにくくなるという報告もありますが。これはどれが正しいではなく個体(個人)によって可能性として色々生じることを意味していると考えます。
Category:免疫・アレルギー・自己免疫疾患
2025.01.29(水)
精子には男性が幼少期に経験したストレスの痕跡が残っており子供に影響するという研究結果
↑BX.COM
マウス実験に父親のストレス、体験が子供にDNAメチル化を通じて遺伝することが証明されています。ミームの一部は物質だったんだねぇ。
Category:遺伝子・バイオインフォマティクス
2025.01.28(火)
老化研究最新レビュー(mpj Aging 2024年11月)老化細胞を検出する分子マーカーSenoprobes(セノプローブス)も重要
↑BX.COM
老化細胞に対する薬のアプローチ。出典:Emerging insights in senescence: pathways from preclinical models to therapeutic innovations. npj Aging 10, 53 (2024).
老化細胞除去薬としてセノリティクス(Senotherapeutics)が盛んに研究されているが老化細胞は生体内で役に立っている場合もあることは注意する必要がある。具体的には創傷治癒や若年時の発達に役立っており、若年時に除去すると影響が出ることも報告されている。
また研究には老化度合いを評価する手法、バイオマーカーの拡充と体系化が必要。老化細胞を検出する分子をSenoprobes (セノプローブ)という。老化マーカーであるSA-β-Gal活性を検出するための(C12FDG、DDAOG、SPiDER-β-Gal、SG1、Gal-Proなど)が開発されている。
Category:#Senolytics #老化細胞除去薬
2025.01.24(金)
イーロンマスク氏の脳内デバイススタートアップ「ニューラリンク(Neuralink)」の2025年の計画とは
↑BX.COMNeuralink ? Pioneering Brain Computer Interfaces 32 users8842イイネ ニューラリンク - Wikipedia 1 users ??Deep learning simulation of brain activity pic.twitter.com/dHffvkqtaq
1月17日にニューラリンクの公式x.comアカウントが「ディープラーニングによる脳活動のシミュレーション」という動画を公開している。
Wikipediaを見るとニューラリンクは電力は48または96のワイヤを持ち、それぞれに32の電極が搭載されているとのこと。また1536電力の信号を記録可能な独自のプロセッサ(ASIC)を開発しているそうです。
Category:#生物ー機械インターフェイス
Keyword:Neuralink/4