AIの進歩と老化研究の進展により近いうちに「寿命脱出速度」(longevity escape velocity)に達するとする考え
↑BX.COM近年、動物実験などでも「これらによる寿命延長効果は1年の投与で2か月の延命に相当する」みたいな書き方を見かけます。2022年に紹介したLongevica社は市販の1033の医薬品を分析し、寿命脱出速度の16〜22%の効果をもたらす組み合わせを見つけたとのこと。
寿命は様々な複合的限界の集合であるので一つのアンチエイジング方法で100%を超え寿命脱出速度を超えることは無いと思いますが、複数の方法の組み合わせにより超えられる可能性は否定出来ませんね。
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Category:未分類
Keyword:平均寿命/30
2025.04.17(木)
新型コロナ薬入りのチューインガムで感染者の症状を緩和する臨床試験が実施中。インフルエンザやヘルペスウイルス用も開発中
↑BX.COMペンシルベニア大の研究者がACE2チューインガムの効果をプラセボ対象二十盲目試験で評価しているようです。
常温保存可能な抗ウイルスタンパク入りのチューインガムでインフルエンザとヘルペスウイルスの感染を95%減らせられるという研究結果も
Category:#感染症 #新型コロナ
Keyword:インフルエンザ/19
2025.04.11(金)
米Akero Therapeutics社の寿命延長効果が知られるホルモンFGF21の融合タンパク薬AKR-001(efruxifermin)が肝繊維症治療の臨床試験で良い結果
↑BX.COM 同社は米NASDAQに上場しているね。あ、今年1月のこの発表から着々と下がっはいますが・・・・
FGF21は様々な抗老化作用が報告されているので、アンチエイジングの副作用があるはず。承認されると色々と展開が期待出来ると思われます。
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Category:未分類
2025.03.29(土)
Unity Biotechnologyが2つ目の攻老化薬UBX1325の開発失敗。46万円の損切で全株式売却
↑BX.COMあ〜あ、やらかしたな。
- Unity Biotechnology releases topline results from phase 2b ASPIRE trial of UBX1325 in patients with diabetic macular edema
- finance.ya...
Unity社を最初に知ったのは2016年
その後最初の開発品UBX0101の臨床試験を始め、2020年に株を買ってます。最終的に50万円ぐらい買っている(当時の円ドルレートは110円ぐらい)。その後1つめの開発薬UBX0101を失敗したところでさっさと損切すべきだったかね。その後株価が購入時の10分の1以下になっているのに10万円分ぐらい追加購入したりしたものの、今回見切りをつけました。最後の10万円追加購入分は1万円ぐらい利益出たかなw
あ〜あ。もう米国医薬スタートアップとか買わないぞw

この記事のタイトル書き間違いで「抗老化薬→攻老化薬」としたけど、「攻老化」って良い表現かもしれない。
Category:#アンチエイジングを目指す企業
Keyword:UBX1325/10
2025.03.27(木)
次のパンデミックは遺伝子編集バイオ兵器の可能性。それを阻止するためのケンブリッジ大学発の新プロジェクト
↑BX.COM- The Next Pandemic Could Be Engineered. A New Program Aims to Stop It
- Cambridge initiative to address risks of futu | EurekAlert!
人類平等に感染しそうだけど自国民だけを守る方法も考えられるね。
Category:未分類
2025.02.21(金)
三重大学がCRISPR-Cas9技術で特定の染色体を最大37.5%の効率で細胞から除去する技術
↑BX.COM- Trisomic rescue via allele-specific multiple chromosome cleavage using CRISPR-Cas9 in trisomy 21 cells(PNAS Nexus, Volume 4, Issue 2, February 2025, pgaf022)
Category:遺伝子・バイオインフォマティクス
Keyword:ダウン症/16
2025.02.19(水)
アメリカ西海岸ベイエリアにおけるトップ5のアンチエイジング関連スタートアップ【2025年1月】
↑BX.COMTracxnという調査会社のページです。
だそうです。Unity Biotechnology以外は知らない会社ですね。
One Skin Technologiesはその名の通り皮膚治療のための製品開発を行っており、OS-1とうペプチドで皮膚の老化抑止を試みているようです。Character Biosciencesは眼科領域でのアンチエイジングを目指す企業。Dorian Therapeuticsは加齢性変性疾患と細胞療法中の抗老化を目指しているようです。ユビキチン関連酵素に着眼?Timelineはデジタルメディア事業ですね。
Category:#アンチエイジングを目指す企業
Keyword:キチン/109
2025.02.13(木)
↑BX.COM
3年で3〜4か月、30年続ければ3年は長生き出来る感じ?
出典:Individual and additive effects of vitamin D, omega-3 and exercise on DNA methylation clocks of biological aging in older adults from the DO-HEALTH trial | Nature Aging
毎日飲んでいるDHAサプリがちょうど1日1gだね。
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Category:#サプリメント
Keyword:EPA/13
ビタミンD/14
DHA/15
メチル化/59
2025.02.10(月)
Meta、AIと磁気スキャナーで電極手術無しで最大80%の精度で考えている事を読みだす技術を発表も少しトリックあり
↑BX.COM- Using AI to decode language from the brain and advance our understanding of human communication 1 users(Metaプレスリリース)
- Brain-to-Text Decoding: A Non-invasive Approach via Typing(Meta論文)
面白いことに脳波を使用すると誤り率が67%なのに対し、脳磁気を使うことで誤り率が平均32%、最もよく読み取れる人で誤り率19%を達成とのこと。
これ脳磁気ってMRIで全脳の活動をモニタリングしている感じ。そりゃ「脳波」よりも情報量が多くて読み取り率が高そう。この方式をモバイル出来る目途は無いな、やはり電極埋め込むしか無いんだろうか。攻殻機動隊で夢想されたワイヤレスのセンサーナノ粒子を埋め込める目途は無いんだろうか。
さらに上記実験にはトリックがあり実験は
文章を暗記させる→その文章をキーボードで入力させる。 |
分析によると思い浮かべた事というよりは、手の運動を活用して読み取っているのが大部分であると考察されています。
Category:#生物ー機械インターフェイス
Keyword:脳波/13
2025.02.04(火)
全ての細胞にある細胞骨格タンパクF-actinが少なくともショウジョウバエでは脳の老化に関わっている。
↑BX.COMショウジョウバエを使った研究において脳の老化にF-actinが関わっていることを報告した論文です。老化した脳でF-actinの量を減らす処理をすることで加齢に伴う現象が抑制され健康寿命が延長しています。
原理は細胞のリサイクリング機構であるオートファジーが変性したF-actinにより機能しなくなることとのこと。加齢した動物でアクチンの重合を妨害するとオートファジー機能と若々しさが改善することを実験で検証しています。
Category:未分類