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2024.11.15老化に伴う変化と免疫グロブリンGの蓄積に相関関係が見られることから、免疫グロブリンの蓄積抑制をターゲットにした抗老化薬(genoprotector)開発が可能かもしれない。 /2
2024.10.15線虫(ニューロン数300)、ハエの幼虫(ニューロン数3000)に続き、ハエの成虫(ニューロン数14万)の脳の完全マッピングに成功。 /11
2024.10.11億万長者たちが老人になり莫大な財産を様々な医療分野につぎ込むのであらゆる健康問題が一気に解決するのでは?という話が賛否両論 /10
2024.09.25IL-11のベーリンガーインゲルハイムのPhase-I臨床試験はどうなったのでしょう?IL-11Rに対する抗体医薬LASN01の臨床試験を進めるスタートアップLassen Therapeutics社 /8
2024.08.23陣痛促進剤(プロスタグランジンF2α)が老化マウスの衰えた脳の老廃物除去機能を回復されることが判明 /15
2024.07.13現在までに分かっている2種類の「間欠断食ダイエット」が我々の健康に与えるメリットとデメリット /55
2024.04.23モデルナのmRNA医薬品が新型コロナワクチン以外の分野で成果を出しつつある。。。が株価は冴えないな /42
2024.04.04紅麹に負けてない!スイカの過剰摂取で腎臓に重大リスクとの報告。3名の患者の症例紹介 /30
2024.03.28ストレートパーマ成分に含まれるグリオキシル酸(Glyoxylic Acid)で急性腎臓障害が起きたとの研究結果(2024年3月報告) /50
2024.01.26Xプライズ財団が10年若返り技術を達成した団体に1億ドルを与えるコンペ「HEALTHY AGING MADE POSSIBLE」開催。期間は7年間 /6
2024.01.03血液を調べるだけで11の臓器の老化進行具合を判定し老化関連疾患の存在を判別可能(2023年12月発表、Nature・スタンフォード大学) /56
2023.12.27Nature Biotechnologyが選ぶ2023年の10大ニュース /25
2023.12.19Nature Medicineが選ぶ「2024年に注目すべき11の臨床試験」 /48
2023.12.12健康長寿を実現するための人気の10ガジェットって記事。ろくなのがないw /35
2023.12.07Coloplast社が、魚の皮で出来た皮膚治療パッチを開発するKerecis社を13億ドルで買収 /35
2023.11.30長時間座った後にスクワットすることで脳機能が改善する研究結果(2023年11月報告) /46
2023.11.20AIの力でコンピューター上に人格をデジタル再現し、永遠の命を実現させようとしているテック企業6選 /13
2023.11.17CXCL4(別名PF4:platelet factor 4)は注射投与すると脳に到達し脳を若返らせる。クロト―投与や運動による効果の一部もコレ経由と推定される(2023年8月報告) /12
2023.10.31温虚血(冷やさずに血液が供給されない状態)が長引いた後でも細胞の回復をある程度まで促すことができる全身潅流技術「OrganEx」(2022年8月報告) /27
2023.10.17アメリカ政府が Thymmune Therapeutics社の胸腺機能の再生プロジェクトに3700万ドル出資 /7
2023.08.18内皮細胞の転写因子FoxM1(Forkhead box M1)は再生に重要だが加齢により機能しなくなる。これは脱メチル化剤で回復する(SCIENCE TRANSLATIONAL MEDICINE、2023年8月) /14
2023.07.19ダヴィンチ・ロボット手術システム開発の「Intuitive Surgical」の株価が劇上がり中。 /386
2023.06.16ハエは仲間の死体を見るとセロトニン(5-HT)受容体5-HT2Aを介して老化が加速して早死にする(2023年6月PLOS BIOLOGY) /10
2023.06.09様々な植物ポリフェノールを比較するとフィセチンとクルクミンがケルセチンよりもよく老化細胞を減らす /85
2023.05.30飼育環境の酸素濃度を標高5000m程度に減らすだけ(通常21%を11%へ)で早老マウスの寿命が1.5倍に延びる /82
2023.03.28毎週2分間、4か月の赤色光/赤外線照射(フォトバイオモジュレーション(PGM))でマウスの心臓の老化が遅くなり生存率が向上するとの研究結果 /6
2023.03.13参加資格は100万ドル、セレブ限定「抗老化」会議「Longevity Investors Conference」 /5
2022.11.17T細胞はAPC(抗原提示細胞)からテロメアをもらって延命しているだと! /9
2022.10.13エーザイのアミロイドβ除去抗体医薬品「レカネマブ(Lecanemab)」がPh-III試験(承認に向けた最終試験)でも良い成績 /5
2022.09.20ガートナーによるライフサイエンス商用サービス(Life Science Commercial Operations)のハイプ曲線解析 /5

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2024.11.15

老化に伴う変化と免疫グロブリンGの蓄積に相関関係が見られることから、免疫グロブリンの蓄積抑制をターゲットにした抗老化薬(genoprotector)開発が可能かもしれない。

↑BTW

中国の研究者によるCellへの投稿です。臓器内においても老化の進んだ部分SSS(senescence-sensitive spots)に同じように免疫グロブリンGの蓄積が見られるとのこと。これはマウス、ヒトで共通して確認されるそうです。

また免疫グロブリンGはマクロファージやマイクログリアに前老化的特徴を生じさせるとのこと。

加齢に伴い血中の免疫グロブリンG量が増加していくという話は聞いたことがないですが、組織への蓄積量だけが増えていくのでしょうか。だとすると自己反応性の抗体が増加していくことが老化の原因になるということでしょうか?

細胞性免疫/T細胞は胸腺の機能低下により衰えていくと言われていますが、液性免疫/B細胞機能の衰えを抑制するにはどうしたら良いんでしょう。


2024.10.15

線虫(ニューロン数300)、ハエの幼虫(ニューロン数3000)に続き、ハエの成虫(ニューロン数14万)の脳の完全マッピングに成功。

↑BTW

14万個のニューロン(神経細胞)間が5000万本のシナプスで相互につながっているとのこと。シミュレーションするとバーチャルなハエが再現出来るのかな?

今回のマッピングのために直径約0.75mm、高さ0.35mm、厚さ0.25mmの脳を2100万枚撮影して画像解析したらしい。方法論としてはここに書いてあった。7062枚の切片を2光子顕微鏡で撮影とのこと。8nm切片とのこと。

人間の脳はハエの成虫の600万倍の860億個のニューロンがあるらしく、シナプス数はぞっとする数ですね。
原理的には将来的に分析出来そうにも思うけど、なんとなくだけど、先は長そうというかこの方法論では解析無理なのでは?人間の脳は原理的に分析不可能な事象の向こう側にあるみたいな結論だったら面白かも。


2024.10.11

億万長者たちが老人になり莫大な財産を様々な医療分野につぎ込むのであらゆる健康問題が一気に解決するのでは?という話が賛否両論

↑BTW

イーロンマスクがやりたいことを考えると明らかに寿命が足りないだろうに、積極的にこの分野に突き進む気配は無いね。目的の達成が安易な目標に感じている?

でも確かに現代科学を動員して、かつ莫大な研究費が使えるならどうにかならない理由は無いと思うんだよね。

まあ、AIとライフサイエンス・生命科学の相性はすさまじく良いはず。ゲノム情報に、タンパクの立体構造予測に、スクリーニングのオートメーション化に。億万長者に頑張ってもらわなくてもどうにかなる気もしている。


2024.09.25

IL-11のベーリンガーインゲルハイムのPhase-I臨床試験はどうなったのでしょう?IL-11Rに対する抗体医薬LASN01の臨床試験を進めるスタートアップLassen Therapeutics社

↑BTW

先日劇的な寿命延長効果がマウス実験で示されたIL-11に対する抗体医薬品に関する情報です。

下記は2021年の論文ですが、アセトアミノフェン過剰投与によって引き起こしたマウスの肝障害を20 mg/kgの単回投与でほぼ完全に救命してます。

ベーリンガーインゲルハイム(BI)社のPhase I試験は今年春には終わっているはずなのに続報が出てきませんね・・・
BI社はドイツの非上場企業らしく、すぐに結果を公表して株価を上げ株主を喜ばせる必要が無いのかもしれません。

またIL-11に対する抗体と同じ効果が期待出来そうなIL-11受容体(IL-11R)に対する臨床試験がサンディエゴ拠点のスタートアップ企業Lassen Therapeuticsにより進められているようです。
プレスリリースの更新が2023年12月で終わっています。こちらは上場前のスタートアップですがどのような状況なのでしょうか。臨床試験か会社が何かトラブっている可能性が高い気がします。

 Keyword:IL-11/2


2024.08.23

陣痛促進剤(プロスタグランジンF2α)が老化マウスの衰えた脳の老廃物除去機能を回復されることが判明

↑BTW

脳内の液体を排泄する髄膜リンパ管(Cervical lymphatic vessels (cLVs) )は加齢に伴いその機能が衰えていき、老化したマウスでは若いマウスから63%もこの排泄機能の流れが悪くなっているそうです。この機能を陣痛促進剤や人工妊娠中絶薬として使われるプロスタグランジンF2αが老化マウスの脳脊髄液の流れを若いマウスと同程度まで回復させたそうです。

プロスタグランジンF2αは平滑筋の収縮を促進しますが、脳液を排泄させる髄膜リンパ管も平滑筋で出来ているそうです。また、このホルモンは女性の体内では月経を誘発させるために月1回子宮から分泌されているそうです。

髄膜リンパ管の流れが悪くなることはアルツハイマー病やパーキンソン病などの発症と関連していると考えられており、研究者はこの仕組みを使った治療が出来ないかと考えています。


(省略されています。全文を読む

 Keyword:脊髄/23 子宮/49 妊娠/58


2024.07.13

現在までに分かっている2種類の「間欠断食ダイエット」が我々の健康に与えるメリットとデメリット

↑BTW

間欠絶食ダイエット(Intermittent Fasting:IF)は現在、人気のある健康増進&ダイエット方法の一つです。IFには大きく分けて2つの方法があり

  • (1)1日おきに断食を行う(alternate-day fasting)
  • (2)1日のうちに一定の時間を断食する(time-restricted eating)
があります。
1日おきの断食の場合は、完全に断食する場合と1食だけ(500ー600キロカロリー)食べるパターンなどがあり、少しだけ食べれる日が多い「5:2ダイエット」と言われる方法では1週間のうち2日間の絶食を行う方法もあります。

1日のうちで食べれる時間を減らす「Time-restricted eating」ではカロリーを摂取する時間を5ー10時間の範囲で減らします。名前のついている「16:8ダイエット」と言われる方法では1日に食事を出来る時間を8時間に限定し、残りの16時間は絶食します。

2種類のダイエットでの効果は似ており、研究によって異なりますが、脂肪の減少や体重の減少に加えて、血液中の健康に関わる指標の改善、血圧の低下が報告されており、Time-restricted eatingでは睡眠周期が安定し、記憶力と認知能力が上昇すると報告している研究もあります。また病気の改善という点では糖尿病症状の改善や、癌に対する免疫の向上などの報告もあります。

次にデメリットに関してです。

ある研究では性ホルモンの減少が報告されています。エストロゲンテストステロンの減少が報告されており、これは女性では生理周期の不安定化と生殖能力の低下、男性では性欲の減退を起こし得ることを意味しますが、別の試験ではこれらのホルモン濃度の平均値は変わってないとする研究もあります。

全体と通して、筋肉が減少する根拠はなく体重減少は脂肪と筋肉両方が減っていきます。絶食によりリバウンド的にジャンクフードに走る傾向が想像されるが、研究ではこれらの傾向は確認されておらず、血糖値や飽和脂肪酸濃度への影響、カフェイン摂取量や食習慣に関する影響も確認されていません。また病気を増やす証拠は報告されていません。

摂食障害を増やす証拠は報告されていませんが、臨床研究ではいつも除外される若い世代や摂食障害経験のある人では研究されていない点は注意が必要です。

まとめますと基本的に間欠断食ダイエットの悪影響は大きくなく、安全性は単純なカロリー制限ダイエットや地中海ダイエット、低GIダイエットと同程度であると結論されています。

 Keyword:カフェイン/13 テストステロン/11 睡眠/217 糖尿病/164 筋肉/203 脂肪/307


2024.04.23

モデルナのmRNA医薬品が新型コロナワクチン以外の分野で成果を出しつつある。。。が株価は冴えないな

↑BTW

モデルナの腫瘍ネオ抗原を標的としたがんワクチン「mRNA-4157」とキイトルーダ併用のPhase-III試験(V940-001試験)がスタートしています。

患者がなかなか集まりにくい試験なのか終了は2029年の予定。中間解析の有無は分からないみたい。
プロピオン酸血症(Propionic Acidemia)に対するPhase-I/II試験を実施中。プロピオニルCoAカルボキシラーゼの不足で生じる病気をmRNA薬で発現誘導する薬のようです。
安全性は問題無さそうだけど、有効性に関しては明確な成果は出てないのかな?
売り上げの推移をみると・・・
厳しいな。ただ、これまでのピーク利上げが年間3兆円、営業利益が2兆円ぐらい。mRNA薬がいくつか承認されたらそれなりに盛り返すはずなんだが、まあもう少し下がるかな。下がり切ったところでどこかのメガファーマがお買い上げかな?

 Keyword:モデルナ/19 プロピオン酸/7 ワクチン/341


2024.04.04

紅麹に負けてない!スイカの過剰摂取で腎臓に重大リスクとの報告。3名の患者の症例紹介

↑BTW

スイカは8分1カットに640mgのカリウムが含まれているそうです。大量に食べると腎機能が低下した人や高齢者に高カリウム血症を引き起こすとのこと。

論文で紹介されている3人の症例は下記
  • 1人目:56歳男性・・・・大量のスイカを毎晩2か月食べ続けた
  • 2人目:72歳男性・・・・2杯のスイカジュースを毎月飲み続けた
  • 3人目:36歳女性・・・・大量のスイカを毎日3週間食べ続けた。
・・・・どんだけスイカが好きなんだよ。


2024.03.28

ストレートパーマ成分に含まれるグリオキシル酸(Glyoxylic Acid)で急性腎臓障害が起きたとの研究結果(2024年3月報告)

↑BTW

パーマ成分ではなく髪を保護するために入れられているトリートメント成分の事だね。縮毛矯正後に急性腎臓障害を起こし、原因がグリオキシル酸と突き止められたそうです。

)グリオキシル酸を主成分とするトリートメント剤も
しかし紅麹、全身の脂質代謝に影響を与えるような量の菌体抽出液をサプリしておいて、未知の成分が!!!とか健康被害が!!!とか笑えるな。しかも紅麹色素が風評被害とか。


2024.01.26

Xプライズ財団が10年若返り技術を達成した団体に1億ドルを与えるコンペ「HEALTHY AGING MADE POSSIBLE」開催。期間は7年間

↑BTW

「老化は病気であり、治療出来る」との機運が高まっており達成のヒントとなる方法も山ほどありますからね。



理想的な達成条件は?の欄に
A cost-effective therapeutic that restores muscle, cognition, and immune function by a minimum of 10 years, with a goal of 20 years, in persons aged 65-80 within 12 or fewer months of treatment.(コスパの良い治療により、筋肉、認知能力、免疫システムを最低でも10年間、目標20年間回復させる。また65〜80歳に12か月以内の治療を実施してこれを達成させる。)

と書いてあり、ちと難易度高そう。

(省略されています。全文を読む


2024.01.03

血液を調べるだけで11の臓器の老化進行具合を判定し老化関連疾患の存在を判別可能(2023年12月発表、Nature・スタンフォード大学)

↑BTW

 動物実験では「老化」は個体ごとに異なり、そして個々の個体の中でも臓器ごとに老化の進行具合が異なることが証明されているが、これが人間に当てはまるのか、そして加齢に関連する疾患と関係があるのかは明らかではなかった。研究者らは血液中のたんぱく質を調べた。血液中のたんぱく質には様々な臓器に由来するたんぱく質が含まれており、これを調べることでそれぞれの臓器ごとの老化具合を判別することを試みた。

 ディープラーニングを用いて5676人の人の11の臓器の推定生物学的年齢を判別した。結果、20%の人は特定の臓器が急速に老化していることが分かった。1.7%は複数の臓器が急速に老化していた。老化が加速した臓器を有する人は死亡リスクが20〜50%高く、老化が加速している臓器はその臓器特異的な疾患の存在と関係していた。

 さらに心臓が急速に老化していると判定された人は心臓疾患のリスクが250%高かった。そして脳と血管の老化が進んでいると判定された人はアルツハイマー病の進行の予測に用いることが出来た。

 いい研究だなあ。。。控えめに言って血液診断の革命だ。

 Keyword:体内時計/9


2023.12.27

Nature Biotechnologyが選ぶ2023年の10大ニュース

↑BTW

1.GLP-1アゴニスト薬が減量薬として見直されている
2.AIを使いこの世に存在しないタンパク質を作る
3.mRNAを標的とする低分子薬
4.ChatGPTのような大規模言語モデルを製薬会社が活用している
5.合計DNAがより安価に作製できるようになった
6.ウイルスを用いない遺伝子治療の開発
7.RNA編集による治療がDNA編集の代わりに検討されている
8.合成生物学により作り出された砂糖より300倍甘いタンパク質(Amai Proteinsだって)
9.新規医薬品の承認が減っているが、タンパク医薬のシェアは拡大中
10.クリックケミストリーを使った医薬品

 Keyword:GLP-1/9


2023.12.19

Nature Medicineが選ぶ「2024年に注目すべき11の臨床試験」

↑BTW

あまり面白くないな。

  • 第一三共のADC「エンハーツ」の乳がん用途
  • マラリアワクチン
  • PD-1阻害剤、PD-L1阻害剤の併用療法
  • 遺伝性高コレステロール血症の遺伝子治療
  • CMVウイルスベースのHIVワクチン
  • パーキンソン病治療のための幹細胞移植療法
  • 肺がんのAIを用いた分析
  • 救命救急質で利用するディープラーニング
  • 0〜5歳向けのメンタルヘルス治療の効果評価
  • 肺がんの1年に一度CTスキャンと2年に一度CTスキャンの比較
  • 妊婦のうつ緩和のための配偶者により行われる技術サポート

 Keyword:HIV/68 幹細胞/98 PD-1/47


2023.12.12

健康長寿を実現するための人気の10ガジェットって記事。ろくなのがないw

↑BTW

↓海外のニュース記事なんですが、ずいぶんマニアックで知っているのが1つも無い。しかしさすが健康器具、ほとんど日本から入手可能だw

1. Smart Sleep & Wellness Wearable Technology ? Hapbee10110イイネ
スムーズな入眠をアシストするシステムみたい。全身を加温するマットとか、携帯用の頭部分のみを加温する装置とか。


2.ThechiliPadSleep System
これか?

快適な温度で寝れるようなベッドにひく簡易ウォーターベッドみたいなシステムみたい。快適そう。

3.Therapeutic Wobble Chair - The Pettibon System
背中、背骨の痛みに優しい椅子らしい。

4.Somavedic UK - The Ultimate EMF effects mitigation device? Somavedic Ltd.1386イイネ

これだ。。。空間を電磁波で癒すらしい。ヤバい系かもw
ソマヴェディック ヴェディック 空間ヒーリング装置 ジオパシックストレス ソマべディック 電磁波 ソマヴェティック(楽天)

5.Blublox?Glasses
なんだ、単なるブルーライトカット眼鏡だった。

(省略されています。全文を読む

 Keyword:ストレス/35


2023.12.07

Coloplast社が、魚の皮で出来た皮膚治療パッチを開発するKerecis社を13億ドルで買収

↑BTW

ばんそうこう的な気軽なものではなく一時しのぎの人工皮膚的に使うようです。

魚の皮は人間の皮膚に構造がよく似ていて、また文化的、宗教的問題も無く、ウイルス感染も無いというウリらしいです。

既に162例のダブルブラインド臨床試験を完了。人間の皮膚と比較し遜色ない治療成績があるそうです。

主に糖尿病性の皮膚潰瘍の患者で開発が進められているみたい。
ばんそうこう代わりに鮭の皮とか貼ったら早く治ったりするんだろうか。


2023.11.30

長時間座った後にスクワットすることで脳機能が改善する研究結果(2023年11月報告)

↑BTW

あのフリーレンのモンクのエルフ大勝利か!?当たり前の結果な気がしないでもない。

正確には「20分毎に1分間のハーフスクワット」が有効だとのこと。

。。。。職場でやる勇気はないなw。でも健康にはかなり良さそうな気がする。


2023.11.20

AIの力でコンピューター上に人格をデジタル再現し、永遠の命を実現させようとしているテック企業6選

↑BTW

記事で最後7番目に紹介されているのは以前に紹介した人体冷凍保存のAlcorですね。ここだけ、生物(なまもの)のまま永遠の命を目指してますが、それ以外のスタートアップは人格をデジタル再現する方向性ですね

しかしPC上に人格を再現ということは、あなたのコピーを作ちゃうことであり、これって個人的には死よりも嫌な気もするんだけど生命観の違いだろうか。


2023.11.17

CXCL4(別名PF4:platelet factor 4)は注射投与すると脳に到達し脳を若返らせる。クロト―投与や運動による効果の一部もコレ経由と推定される(2023年8月報告)

↑BTW

複数の研究グループの発表がNatureなどに掲載されています。

  • 若い血液を高齢の動物に輸血すると脳の若返り効果(認知機能向上、学習・記憶向上)が見られるが、この作用の一部はCXCL4によるもののようだ。
  • CXCL4は末梢から注射しても脳に到達しうる
  • CXCL4の脳への作用は海馬での炎症を抑える作用のようだ。
  • 運動によりニューロンが増える作用の一部もこのCXCL4/PF4によるもののようだ
  • アンチエイジングに関わる有名な物質「クロト―(klotho)」は注射しても脳に到達しないにも関わらず脳の若返り効果を示すがこの効果の一部もCXCL4/PF4によるもののようだ
今のところ、これに着目した医薬品の開発や臨床試験の情報は見つかりませんでした。CXCL4は10kDaぐらいの小さなタンパク質ですね。

一方、よくある話ですが、CXCL4/PF4は癌の増殖を促進する物質として知られているようで、この物質の作用を妨害することによる癌治療も検討されているようです。

 Keyword:クロト―/3


2023.10.31

温虚血(冷やさずに血液が供給されない状態)が長引いた後でも細胞の回復をある程度まで促すことができる全身潅流技術「OrganEx」(2022年8月報告)

↑BTW

研究者らは、以前このBrainExとしてブタの脳に適用した研究を報告してきましたが今回はブタの全身に適用しています。

1時間に温虚血(冷やさずに血液を供給しない状態)で放置し、その後にOrganExを適用し、複数の重要臓器で組織の崩壊や細胞死の減少が確認されたそうです。

特殊な血液を模倣した溶液を使うのがポイントみたい。人工赤血球Hemopureなどが含まれているようです。

 Keyword:ブタ/78


2023.10.17

アメリカ政府が Thymmune Therapeutics社の胸腺機能の再生プロジェクトに3700万ドル出資

↑BTW

この会社はGeorge Churchって著名な科学者が主導し設立されたものらしい。
Webサイトを見ると機械学習を用いてiPS細胞から胸腺細胞を分化させて移植するみたいなアプローチのようです。臨床試験を行うとかそんな段階ではないっぽい。

胸腺は老化とともに委縮してほぼ無くなっていくのですが、胸腺の機能である免疫機能が失われることが老化に伴う「免疫老化」の原因じゃないかと言われています(※諸説ありますw)。

 Keyword:iPS細胞/37


2023.08.18

内皮細胞の転写因子FoxM1(Forkhead box M1)は再生に重要だが加齢により機能しなくなる。これは脱メチル化剤で回復する(SCIENCE TRANSLATIONAL MEDICINE、2023年8月)

↑BTW

FoxM1の機能不全はCOVID-19で死んだ高齢者の肺でも観察されるとのこと。そして加齢に伴うこの変化は脱メチル化剤「decitabine(デシタビン)」の投与で若い状態に戻るそうです。

Decitabine(デシタビン)はDNAに取り込まれ、更なるメチル化を阻害する。Dacogenというブランド名で医薬品になっているとのこと。

下記の論文で「癌治療と老化誘導薬」の表でエピゲノム調整剤として紹介されている。

 Keyword:エピゲノム/7 メチル化/29


2023.07.19

ダヴィンチ・ロボット手術システム開発の「Intuitive Surgical」の株価が劇上がり中。

↑BTW

ちょうどアメリカで初めてダヴィンチを使った肝臓移植が成功したというニュースが
でもこのロボット手術システム、AI活用の気配がしないんだよね・・・

基本的にダヴィンチシステムは手術を自動化するって目的ではなく、これまでは大きく開胸して行っていた手術を小さな穴だけあけて実施するのが目的として使わているみたい。日本では2022年9月にやっと使用が承認されたのかな?
この会社の立ち位置的にAIに力を入れるとか、医者の仕事を奪うような行動はしにくいんじゃないかな?
とはいえ1株350ドルほどか。


2023.06.16

ハエは仲間の死体を見るとセロトニン(5-HT)受容体5-HT2Aを介して老化が加速して早死にする(2023年6月PLOS BIOLOGY)

↑BTW



情報元:Ring neurons in the Drosophila central complex act as a rheostat for sensory modulation of aging(PLoS Biol 21(6): e3002149)


セロトニンは「幸せホルモン」とか言われたりもしますが、このホルモンが作用するレセプターは山のようにあります。今回の話は2Aレセプター5-HT2Aは麻薬が作用して幻覚起こす受容体だね。5-HTはセロトニンの別名です。

これは1Aレセプターの話
これは2Cレセプターの話などなど

 Keyword:セロトニン/16


2023.06.09

様々な植物ポリフェノールを比較するとフィセチンとクルクミンがケルセチンよりもよく老化細胞を減らす

↑BTW


出典:EBioMedicine. 2018 Oct; 36: 18?28. Published online 2018 Sep 29. doi: 10.1016/j.ebiom.2018.09.015

実験はプレート内の細胞に5uMのそれぞれのフラボノイド(植物ポリフェノール)を加えて、総細胞数と、老化細胞数を測定しています。あれほど有名なケルセチンがまったく効果無しなのは濃度が低すぎるってことかな?

よし、サプリメントにクルクミンとフィセチンを加えるか!

でもフィセチンはまだまだ高いんだよなー。ケルセチンとフィセチンは構造そっくりなのでフィセチン入れるならケルセチンはやめようかな

 Keyword:フィセチン/221 ケルセチン/92 クルクミン/25


2023.05.30

飼育環境の酸素濃度を標高5000m程度に減らすだけ(通常21%を11%へ)で早老マウスの寿命が1.5倍に延びる

↑BTW

早老マウスというのは遺伝子に疾患があり活性酸素などによるDNA損傷を直せないマウスで寿命がたいへん短いですが、このマウスが低酸素で飼育するだけで1.5倍に伸びるとのこと。

健常な人間の寿命でも寿命を規定する原因の一つは活性酸素などの酸化ストレス、DNA損傷だと思うので程度は分からないけど効果はあるかもね。高地に住む人の寿命が長いって話はあったっけ?

 Keyword:活性酸素/21


2023.03.28

毎週2分間、4か月の赤色光/赤外線照射(フォトバイオモジュレーション(PGM))でマウスの心臓の老化が遅くなり生存率が向上するとの研究結果

↑BTW

Photobiomodulation (PBM) therapyというらしい。赤色の光とか、赤外線とかを照射。普通に家で出来そう

Pages: 249-329)下記ページの説明によると、長波長(850nm)の光を当てることによりミトコンドリアに作用(含まれるシトクロムcに光が吸収されATP産生が増加するらしい)して細胞応答が誘導され、痛みや炎症が緩和、治癒が促進されるらしい。かつレーザーにより刺激すると遊離NOと活性酸素も発生し、NOは血管拡張作用を有し、様々な生理学的プロセスに作用。活性酸素も様々に働くとのこと。

光の照射に使ったライトはこれ、400ドルで買える。波長は660nmとか850nmとか
この波長のライトはAmazonで色々な目的で販売されているね。これは美容用
これは植物育成用

 Keyword:ミトコンドリア/72


2023.03.13

参加資格は100万ドル、セレブ限定「抗老化」会議「Longevity Investors Conference」

↑BTW

イカがわしすぎるけど、ボロ儲け出来そうだな。




2022.11.17

T細胞はAPC(抗原提示細胞)からテロメアをもらって延命しているだと!

↑BTW

TZAPで切れられたテロメアが小胞に包まれて輸送され、Rad51の働きでT細胞のテロメアに融合するらしい。輸送量は3000bp以下

にわかには信じられない話だな。こういうメカニズムがあるなら絶対一部のがん細胞が利用しているのでは?

と思ったけどむしろ「がん抑制遺伝子」として知られているのか

 Keyword:テロメア/60


2022.10.13

エーザイのアミロイドβ除去抗体医薬品「レカネマブ(Lecanemab)」がPh-III試験(承認に向けた最終試験)でも良い成績

↑BTW

これまで、アルツハイマー病に使われてきた「アリセプト」とかはアルツハイマー病を治療する薬ではなく、症状を緩和する対症療法薬でしたが、この薬は病気の原因を抑制する初の薬になることが期待されます。


最終試験は1800人に投与。この薬はバイオジェンと共同で開発しているようです。
両社は以前に同じアミロイドβ除去を目的とした抗体医薬「アデュヘルム(アデュカヌマブ(Aducanumab))」を開発、米国で販売しているそうですが、こちらは性能は芳しくないっぽい。
検索しましたが、アデュヘルムとレカネマブの明確な違いは出てこないですね。どちらもアミロイドβに対するモノクローナル抗体のようです。ただ、レカネマブの方が副作用が少ないとのこと。
投与レジメンは10mg/kg2週間に1回らしい。予想売上高は1年で1兆円なんて話も。
2018年のPh-II試験で紹介してましたね。以前はコードネームBAN2401と呼ばれていたようです。
ただ、アミロイドβの除去効果に比べると、病気の治療効果はそこまで明確では無いですねぇ。やはりアミロイドβの蓄積だけじゃなく、アルツハイマー病はもっと奥深いことを今回のレカネマブの結果が物語っているように見えます。

 Keyword:アミロイド/20


2022.09.20

ガートナーによるライフサイエンス商用サービス(Life Science Commercial Operations)のハイプ曲線解析

↑BTW

下記は「Life Science Commercial Operations(ライフサイエンスにおける商用サービス)について。2021年、2022年

2021年でいうと、最初のピークに向かっていくものの中に「Prescribe Digital Therapeutics」とか、「Blockchain in Life Sciences」が死の谷に向かう10年以上かかるものに認定されている。「Physician Social Media」は死の谷突入。「Key Opinion Leader Management」が死の谷突入らしい。
根拠も無いだろうし直感的にもあまりしっくりくる情報じゃない感じだな。。。良いとこどりで販促に使うには有意義か?



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