モデルナ |
----------このキーワードを使っている記事----------
2024.04.23:モデルナのmRNA医薬品が新型コロナワクチン以外の分野で成果を出しつつある。。。が株価は冴えないな
2023.01.22:モデルナのRSウイルスに対するmRNAワクチンがPhase 3試験で素晴らしい成績
2023.01.06:米Moderna社が創業後初の買収、日本の立教大学教授技術のスタートアップ「オリシロジェノミクス(OriCiro Genomics)」約110億円
2022.12.14:モデルナのmRNA皮膚がんワクチン「mRNA-4157/V940」臨床試験がPhase-2で良い成績。来年からPhase-3へ
2021.12.09:新型コロナワクチン3回目投与のブースト効果を7種類のワクチンで比較した研究結果が発表。1種類ダメなワクチンが発見される笑
2021.12.02:モデルナ(Moderna)、ビオンテック(BioNTech)のmRNA創薬パイプライン(開発の進捗ラインナップ)にはどんなものがあるか?
2021.10.04:モデルナの新型コロナワクチン投与6か月後の戦闘力の変化。抗体価は100万→10万程度に低下
2021.09.18:アメリカCDCが3種のワクチンの感染防御率、抗体価の比較を発表。
2021.09.10:なぜ新型コロナワクチンの11歳以下への承認がこんなに遅れているのか
2020.11.17:日本にも供給される米モデルナ社、臨床試験でコロナワクチンの有効性94.5%と発表
2024.04.23
モデルナのmRNA医薬品が新型コロナワクチン以外の分野で成果を出しつつある。。。が株価は冴えないな
モデルナのmRNA医薬品が新型コロナワクチン以外の分野で成果を出しつつある。。。が株価は冴えないな
モデルナの腫瘍ネオ抗原を標的としたがんワクチン「mRNA-4157」とキイトルーダ併用のPhase-III試験(V940-001試験)がスタートしています。
患者がなかなか集まりにくい試験なのか終了は2029年の予定。中間解析の有無は分からないみたい。
プロピオン酸血症(Propionic Acidemia)に対するPhase-I/II試験を実施中。プロピオニルCoAカルボキシラーゼの不足で生じる病気をmRNA薬で発現誘導する薬のようです。
安全性は問題無さそうだけど、有効性に関しては明確な成果は出てないのかな?
売り上げの推移をみると・・・
厳しいな。ただ、これまでのピーク利上げが年間3兆円、営業利益が2兆円ぐらい。mRNA薬がいくつか承認されたらそれなりに盛り返すはずなんだが、まあもう少し下がるかな。下がり切ったところでどこかのメガファーマがお買い上げかな?
Category:未分類
2023.01.22
モデルナのRSウイルスに対するmRNAワクチンがPhase 3試験で素晴らしい成績
モデルナのRSウイルスに対するmRNAワクチンがPhase 3試験で素晴らしい成績
評価基準が少し違うみたいで少し語弊があるけど、これまでのタンパクワクチンの効果が40%程度だったのが、新しいmRNAワクチンでは80%以上と高い効果らしい
Category:免疫・アレルギー・自己免疫疾患
2023.01.06
米Moderna社が創業後初の買収、日本の立教大学教授技術のスタートアップ「オリシロジェノミクス(OriCiro Genomics)」約110億円
米Moderna社が創業後初の買収、日本の立教大学教授技術のスタートアップ「オリシロジェノミクス(OriCiro Genomics)」約110億円
プラスミドDNAを無細胞で作る技術を持つ会社らしい。
オリシロ社のWebサイトを見ると技術の活用例として
とある。ちょっとモデルナ社が買収したくなった理由が思いつかないんだけど・・・・どう活用する?
Category:#製薬会社・ビジネス
2022.12.14
モデルナのmRNA皮膚がんワクチン「mRNA-4157/V940」臨床試験がPhase-2で良い成績。来年からPhase-3へ
モデルナのmRNA皮膚がんワクチン「mRNA-4157/V940」臨床試験がPhase-2で良い成績。来年からPhase-3へ
MSDの免疫チェックポイント阻害抗体医薬「KEYTRUDA」とモデルナの個別化mRNAがんワクチンの組み合わせでKEYTRUDA単独に比べて死亡率を44%低下させる。
モデルナのがんワクチン「mRNA-4157/V940」は個別化がんワクチンといっても最大34の癌抗原レパートリーの中から患者にあわせて含めるmRNAを調製するってタイプらしい。
この臨床試験はステージ3/4のメラノーマ患者で行われています。メラノーマは比較的治療効果の高い癌ですので、通常の治療方法で治せない悪性度の高い癌に効果があることを示していることが期待されますね。
Category:ガン・腫瘍
2021.12.09
新型コロナワクチン3回目投与のブースト効果を7種類のワクチンで比較した研究結果が発表。1種類ダメなワクチンが発見される笑
新型コロナワクチン3回目投与のブースト効果を7種類のワクチンで比較した研究結果が発表。1種類ダメなワクチンが発見される笑
フランスのValnevaって会社のワクチン打っても全然効いてない。やっぱり3回目はビオンテック/ファイザーとモデルナが強いなー
A:1回目2回目がノバックスのワクチン
B:1回目2回目がビオンテック/ファイザーのワクチン
Category:#感染症 #新型コロナ
2021.12.02
モデルナ(Moderna)、ビオンテック(BioNTech)のmRNA創薬パイプライン(開発の進捗ラインナップ)にはどんなものがあるか?
モデルナ(Moderna)、ビオンテック(BioNTech)のmRNA創薬パイプライン(開発の進捗ラインナップ)にはどんなものがあるか?
物凄く方向性の違う2社ですね。モデルナが新型コロナ、感染症にすごく力を入れているのに対し、ビオンテックは新型コロナはたいしてやる気が無さそうです。ビオンテックは販売をファイザーに委託しているので1人分売れるごとの利益は数部の1なのかもね。
その他の方向性もずいぶん違います。モデルナはmRNAにより様々なタンパクを体内で発現させることにより今までにない治療法の開発を目指しているのに対し、ビオンテックはものすごく「癌ワクチン」に力を入れています。さらにほぼmRNAに全力投入のモデルに対して、ビオンテックは細胞療法や抗体医薬など手広く最新技術を手掛けていますね。
●モデルナのパイプライン
(省略されています。全文を読む)
Category:#製薬会社・ビジネス
2021.10.04
モデルナの新型コロナワクチン投与6か月後の戦闘力の変化。抗体価は100万→10万程度に低下
モデルナの新型コロナワクチン投与6か月後の戦闘力の変化。抗体価は100万→10万程度に低下
投与直後は初期状態のフリーザより強いじゃないか。2021年6月にNEJMという有名な雑誌で報告された研究結果です。
Safety and Immunogenicity of SARS-CoV-2 mRNA-1273 Vaccine in Older Adults. N Engl J Med. 2020 Dec 17;383(25):2427-2438. doi: 10.1056/NEJMoa2028436. Epub 2020 Sep 29.
モデルナワクチンを投与されたヒトの抗体価、中和活性、より高度な中和活性(生きたウイルスを使ったテスト、FRENT-mNG)をワクチン接種から6か月後に行い数値の変化を見ています。
3種類の分析方法:抗体価 血液中に含まれる新型コロナウイルスに結合する抗体数(※抗体価100万:100万倍に希釈すると測定出来なくなる) 中和活性 新型コロナと同じタンパクを発現する別のウイルスの感染をどれぐらい防げるか FRENT-mNG 測定しやすいように光るように遺伝子改変した新型コロナウイルスの感染をどれぐらい防げるか
半年で抗体量は年齢層によらず10分の1程度になってますが、中和活性は55歳以下では2〜3分の1程度に下がっている程度。
抗体価としては6か月経過後には1回目投与ぐらいに下がっていると言えますが、中和活性で見ると1回のみ投与時とはくらべものにならない値を保っています。
半年過ぎたらブーストみたいな計画があるらしいですが、否定はしないけど万全には万全を期すって感じかねぇ。。。。個人差があってすごく下がっている人もいるだろうし、いちいち抗体価測るよりワクチン打つ方が早いウマい安いだしね。
感染が起きてなければ抗体価が下がっていくのは生体内の仕組みを考えると当たり前で仕方ないので「重篤化を防ぐでは足りず、感染そのものを防ぐ」ことを期待するなら繰り返し投与していくしかないのかもね。
分析方法引用:
(以前紹介)
(省略されています。全文を読む)
Category:#感染症 #新型コロナ
2021.09.18
アメリカCDCが3種のワクチンの感染防御率、抗体価の比較を発表。
アメリカCDCが3種のワクチンの感染防御率、抗体価の比較を発表。
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)がアメリカ国内で主に接種されている3種の新型コロナワクチン(ファイザー、モデルナ、J&J)を接種された人の追跡調査を発表しています。
3種類とも十分な感染予防効果を有している結論。
細かいデータで見るとモデルナ完全勝利!
(省略されています。全文を読む)
Category:#感染症 #新型コロナ
2021.09.10
なぜ新型コロナワクチンの11歳以下への承認がこんなに遅れているのか
なぜ新型コロナワクチンの11歳以下への承認がこんなに遅れているのか
アメリカでの話ですが安全性を懸念したFDAにより参加者を増やした臨床試験が命じられたためのようです。
新型コロナワクチンは大人向けの承認取得のために3万人が参加した臨床試験が行われましたが、これに続く子供向けの承認のための臨床研は通常ここまで多くの参加者は必要なく、新型コロナワクチンも「免疫ブリッジング」と呼ばれる知見を活用して4500人規模で開始されたそうです。
しかし8月初旬に、FDAが追加安全性データの取得を命じたとのこと。これは大人への投与でまれにも見つかる心臓の炎症などを懸念してとのことと記事で解説されています(記事中には、それを差し引いてもワクチンのメリットは明らかで、心臓の炎症は軽微であり最小限の治療で回復するけれどとしっかり書いてあります。日本のう〇こみたいなメディアとは違いますね)。
結果として5〜11歳の承認申請が9月、緊急使用の承認が10月。これに続き、2〜5歳のデータは10〜11月には揃う。そのあとに承認申請になるそうです。アメリカでは新学期が10月から開始なので子供向けワクチンはまだか?ってニュースが盛んに出てますね。
子供向けの臨床試験への参加希望者は多く、多数の臨床試験実施病院で長蛇の列であると記事中に述べられています。
子供向けワクチンの投与量に関して。
アメリカで実施される臨床試験の情報を公開するclinical.govを見ると該当する小児向けの試験のページはコレでしょうか?。1回10/20/30マイクログラムを6か月〜11歳以下に投与すると計画されています(※大人で1回30マイクログラムで承認されているものと同じワクチン)。1回投与と2回投与。全米の101の病院で投与
しかし最近のニュースを見ると大人=30マイクログラムに対して、5〜11歳=10マイクログラム、5歳以下=3マイクログラムになったようです。子供は免疫が強いし大人と同じ用量では強すぎることが分かったんでしょうかね?これは大人1人分のワクチンで小学生は3人、保育園・幼稚園児は10人投与出来ることになります。
モデルナの11歳以下向けの臨床試験はファイザーより数か月遅れで6796人で実施されているようです。
こちらも大人の100マイクログラムに対し、2〜11歳の子どもには50マイクログラムまたは100マイクログラム,生後6カ月〜2歳の子どもには25マイクログラム、50マイクログラム、100マイクログラムで臨床試験を行っています。
調べましたが、日本での小児向け新型コロナワクチンが何時使えるのかなど、承認見込みなどのニュースが相変わらず一切見つからない。皆知りたい情報だと思うのですが、なぜ記事にならないんでしょうかね。
(省略されています。全文を読む)
Category:#感染症 #新型コロナ
2020.11.17
日本にも供給される米モデルナ社、臨床試験でコロナワクチンの有効性94.5%と発表
日本にも供給される米モデルナ社、臨床試験でコロナワクチンの有効性94.5%と発表
米国では数週間以内に承認申請予定。我が国に提供されるワクチンのスケジュールは河野太郎がTwitterでまとめて昨日Tweetしてた
上記のTweetに「絶対打ちません!」ってキチガイはたくさん湧いていて面白いw。ワクチンじゃキチガイは治らないから安心して良いのに。
どうにか今年中に接種開始出来ないものかね?どこかの金持ちが1万人分自腹で購入入手して個人輸入して抽選とかやらないかね?協力してくれる医師がいれば別に投与したって良いはず。
(省略されています。全文を読む)
Category:#感染症 #新型コロナ