↑B
2021.10.04
モデルナの新型コロナワクチン投与6か月後の戦闘力の変化。抗体価は100万→10万程度に低下
投与直後は初期状態のフリーザより強いじゃないか。2021年6月にNEJMという有名な雑誌で報告された研究結果です。
Safety and Immunogenicity of SARS-CoV-2 mRNA-1273 Vaccine in Older Adults. N Engl J Med. 2020 Dec 17;383(25):2427-2438. doi: 10.1056/NEJMoa2028436. Epub 2020 Sep 29.
モデルナワクチンを投与されたヒトの抗体価、中和活性、より高度な中和活性(生きたウイルスを使ったテスト、FRENT-mNG)をワクチン接種から6か月後に行い数値の変化を見ています。
3種類の分析方法:抗体価 血液中に含まれる新型コロナウイルスに結合する抗体数(※抗体価100万:100万倍に希釈すると測定出来なくなる) 中和活性 新型コロナと同じタンパクを発現する別のウイルスの感染をどれぐらい防げるか FRENT-mNG 測定しやすいように光るように遺伝子改変した新型コロナウイルスの感染をどれぐらい防げるか
半年で抗体量は年齢層によらず10分の1程度になってますが、中和活性は55歳以下では2〜3分の1程度に下がっている程度。
抗体価としては6か月経過後には1回目投与ぐらいに下がっていると言えますが、中和活性で見ると1回のみ投与時とはくらべものにならない値を保っています。
半年過ぎたらブーストみたいな計画があるらしいですが、否定はしないけど万全には万全を期すって感じかねぇ。。。。個人差があってすごく下がっている人もいるだろうし、いちいち抗体価測るよりワクチン打つ方が早いウマい安いだしね。
感染が起きてなければ抗体価が下がっていくのは生体内の仕組みを考えると当たり前で仕方ないので「重篤化を防ぐでは足りず、感染そのものを防ぐ」ことを期待するなら繰り返し投与していくしかないのかもね。
分析方法引用:
(以前紹介)
Category:#感染症 #新型コロナ
コメント
いいっすね!=8
001 [10.04 12:15]医療関係者@OCN:上司二人が先日抗体検査を実施、3月末接種で先日8.5、5.1。単位は未確認。確認すると十分な効果を期待するには15以上必要との事だった。二人しかサンプルが無いけど、高齢者と医療者の抗体切れてる人結構いるのかも。 ↑(1)
002 [10.04 15:39]ふとまる@Enb:抗体量は減っていくのが当然で、重要なのは免疫記憶だよね。なんでその研究報告が未だに出てないのだろう。 ↑(1)
003 [10.04 20:42]ななしさそ★58:結論ご自分で書いていますやん>ふぇちゅさん。抗体価が高止まりは抗原が何時までも残っているという事ですしかなり芳しくないかと。記憶細胞の程度ってコロナワクチンを打つ前打った後の抗体価の上昇度合いとかで判るんですかね? ↑
004 [10.05 09:06]MotoZ2User★1:「細胞が抗体を作る前にnCovがキャリア化してしまう」かつ「潜在キャリア化を許容できない」のであれば、ブースターしまくるしかないな。後者をマスクでOKとするなら要らんと思うけど。 ↑
005 [10.05 09:09]MotoZ2User★1:>>001 たぶんそれはS抗体値で、単位は U/ml。抗体値の減少については藤田医科大学が調べてるよ。 ↑(2)
006 [10.07 12:24]zoolan:ちゃんと治験してないから、後からわかる。怖すぎですね。 ↑(1)
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