
2025.11.12CRISPR/Cas9ゲノム編集技術を用いた世界初の遺伝子治療薬「Casgevy」が欧州、米国などで承認。1回で治るけど治療費3億2000万円。多数のゲノム編集医薬品の臨床試験が進んでいる。 /5
2024.07.09Profluent社がAIアシストゲノム編集オープンソースエディター「OpenCRISPR」を発表 /35
2024.04.03合成生物学(Synthetic Biology)の注目すべきスタートアップ /14
2023.03.03中国企業による価格破壊、「好きな遺伝子を破壊したマウスを1匹15万円で作ってお送りします!」 /4
2021.05.03ハーバード大が娘細胞にライブラリーから1コピー取り込まれていく哺乳類細胞ディスプレイ技術を開発? /8
2021.01.14老齢マウスの注射によるゲノム編集によるKAT7(ヒストンアセチル化酵素7)除去で老化が遅延することを確認 /5
2018.12.181億円かけて禁断の遺伝子治療を行い20歳若返った女性が今晩9時からTV出演 /13
2018.01.23ゲノム編集技術「CRISPR/Cas9」を用いて中国ではすでに86人の遺伝子改変が行われたことが判明 /154
2017.05.31生体内で狙った遺伝子のみを編集出来ると思われていたCRISPR/Cas9システム、ゲノムのあちこちに狙っていない遺伝子変異を起こしていることが発覚 /523
2016.07.08ゲノム編集技術CRISPR/Cas9を用いた「ジーンドライブ(Gene Drive)」技術が開発される。子孫全ての目的遺伝子を効率的に改変可能に、環境改変の強力なツール /78
2016.04.11中国の研究グループ、またうまいこと理由をつけてヒトの受精卵でゲノム編集実験 /191
2025.11.12
CRISPR/Cas9ゲノム編集技術を用いた世界初の遺伝子治療薬「Casgevy」が欧州、米国などで承認。1回で治るけど治療費3億2000万円。多数のゲノム編集医薬品の臨床試験が進んでいる。
↑BX.COM
これから無限に続いていく遺伝子編集による治療の歴史が始まったわけだ。そして若返りなど細胞機能の劇的な変化を起こしたいなら薬には荷が重く、遺伝子編集に頼る必要があるんじゃないだろうか。
この人類初の遺伝子編集医薬品の開発はVertex Pharmaceuticals社と CRISPR Therapeutics社。適用は鎌状赤血球患者とβサラセミア患者。治療方法は患者から造血幹細胞を採取して遺伝子改変を行った後で体内に戻す方法(つマリ ex vivo法)とのこと。標的遺伝子はBCL11A遺伝子のエンハンサー領域。
(省略されています。全文を読む)
Keyword:CAR-T/17
造血幹細胞/4
CRISPR/Cas9/18
幹細胞/104
メチル化/101
2024.07.09
Profluent社がAIアシストゲノム編集オープンソースエディター「OpenCRISPR」を発表
Profluent社Webページから、酵素、抗体、遺伝子編集タンパク(CRISPRとか?)、タンパクなんでも編集可能とのこと。
LLM(large language models)で学習させたAIを用いてヒトゲノムの正確な編集に成功したとのこと。これを実現するために100万のCRISPRオペロンのデータセットと26テラbaseのゲノムのマイニングを使い何たらかんたら。
専門では無いのでどれぐらい凄いのかはちょっと読み取れませんでした。

Profluent31イイネ
2024.04.03
合成生物学(Synthetic Biology)の注目すべきスタートアップ
合成生物学とは生物の遺伝子いじって新しい生物作ろうぜ!って分野で、大きな生物は敷居が高いですが、微生物での有用物質生産などの分野で実用的な話が多数出てきています。
また、最近夜明けを迎えたAIの活用で大きく花開くだろうと予想されます。
先日ニュースをにぎわせた赤く光るメダカみたいな話は今後もいくらでも出てくるでしょうね
- 1. Asimov・・・2017年創業のボストン拠点のスタートアップ。AI活用でにより
- 2. Evonetix・・・・イギリスケンブリッジ拠点。半導体技術を活用してDNA合成を行う。
- 3. Kiverdi・・・・カリフォルニア拠点、環境に着眼
- 4. Mammoth Biosciences・・・・CRISPR技術を使ってin vivo遺伝子編集を目指す
- 5. Ribbon Biolabs・・・・ゲノム全体を人工合成?
- 6. Upside Foods・・・・培養肉の会社
こちらの記事では20社紹介している。前のページと一切かぶっていない
下記の10分野ごとに注目すべき企業を2つずつ挙げています。
- Gene and Cell Therapy
- Gene Editing
- Next-Gen Sequencing (NGS)
- Alternative Proteins
- Synthetic Vaccines
- Cellular Agriculture
- Biocomputing
- Microbiome Engineering
- Epigenetics
- Gene Library
Nature Biotechnologyが選ぶ2023年の10大科学ニュースに合成生物学で作られた砂糖より300倍甘い人工甘味なんて話もありましたね。
2023.03.03
中国企業による価格破壊、「好きな遺伝子を破壊したマウスを1匹15万円で作ってお送りします!」
2021.05.03
ハーバード大が娘細胞にライブラリーから1コピー取り込まれていく哺乳類細胞ディスプレイ技術を開発?
厄介な生物兵器が作れそう笑
2021.01.14
老齢マウスの注射によるゲノム編集によるKAT7(ヒストンアセチル化酵素7)除去で老化が遅延することを確認
中国の研究者がマウス実験で実証

A genome-wide CRISPR-based screen identifies KAT7 as a driver of cellular senescence | Science Translational Medicine16イイネ 
Scientists Develop New Gene Therapy Strategy to Delay Aging and Extend Lifespan66イイネ - 中国の研究者「老化を遅らせる」遺伝子治療法を開発 - ライブドアニュース7イイネ

中国の科学研究者、老化防止の新型「遺伝子療法」を発見―中国メディア (2021年1月12日) - エキサイトニュース
ヒストンのアセチル化は老化に伴い進行するエピゲノム変化の代表です。老化抑制遺伝子として知られるサーチュイン遺伝子として知られるSIRT1は「ヒストン脱アセチル化酵素」です。
2018.12.18
1億円かけて禁断の遺伝子治療を行い20歳若返った女性が今晩9時からTV出演
この女性はたぶん騙されているだけだけど、すぐに現実になる話だな。「見た目は20歳若返るけど、癌になる確率5倍アップ」って事になるだろうけど。
2018.01.23
ゲノム編集技術「CRISPR/Cas9」を用いて中国ではすでに86人の遺伝子改変が行われたことが判明
2017.05.31
生体内で狙った遺伝子のみを編集出来ると思われていたCRISPR/Cas9システム、ゲノムのあちこちに狙っていない遺伝子変異を起こしていることが発覚
スタンフォード大学の研究者らの報告です。マウスを用いて「盲目になる原因遺伝子」をCRISPR/Cas9ゲノム編集システムで編集するという動物実験において、治療が行われたマウスの目的以外の部分も含め、ゲノムを全て調べたところ、目的とする遺伝子がきちんと編集されているのに加えて、1500以上の1塩基変異が生じており、100以上のゲノム配列が塊でゴソっと削除されていたり、挿入されているのを発見したそうです。
これまで目的以外の部分には問題が無いと信じ、全ゲノム解析を行うようなことはしていなかったため、発覚していなかったようです。
- Unexpected mutations after CRISPR-Cas9 editing in vivo : Nature Methods : Nature Research
- Unexpected mutations after CRISPR-Cas9 editing in vivo.Nat Methods. 2017 May 30;14(6):547-548.PMID:28557981
Keyword:遺伝子変異/85
2016.07.08
ゲノム編集技術CRISPR/Cas9を用いた「ジーンドライブ(Gene Drive)」技術が開発される。子孫全ての目的遺伝子を効率的に改変可能に、環境改変の強力なツール

Concerning RNA-guided gene drives for the alteration of wild populations. eLife1イイネ
人類は既に自在に目的の遺伝子を欠損した生物を作ったり、遺伝子を導入した動物を作り出すことが可能となっていますが、これらの改変した遺伝子が子孫に効率的に伝わり広まっていくわけではありません。なぜなら、ほとんどの生物は全ての遺伝子を2セット以上持っており、子孫に伝わる際に減数分裂によりオス、メスからそれぞれ1セットが子孫に遺伝していくからです。このため、作り出した遺伝子改変生物の子供は同じ改変生物と交配しない限りは改変した遺伝子を半分(1セット)しか持てず、さらにその孫においては1セット持つ可能性が50%まで低下していきます。
(省略されています。全文を読む)
Keyword:インフルエンザ/21
2016.04.11
中国の研究グループ、またうまいこと理由をつけてヒトの受精卵でゲノム編集実験
中国がデザイナーズベイビーへの技術を着々と蓄積しています。昨年4月に発表された研究に引き続き、また人間の受精卵にゲノム編集を施しています。
今回は
- (1)遺伝子に問題があり人間出産までいくことの出来ない受精卵を使用
- (2)受精卵にHIVウイルスに感染しにくくなるという「ゲノム編集」を行う
まあ時間の問題ですね。
デザインされ明らかに優れた人間を中国が自由に作り出した場合、設計図的に劣った人類の国になってしまう日本はどうしたら良いのでしょうか?入国禁止?オリンピック出場禁止?それって人権問題ですね。

ヒトの受精卵でゲノム編集 中国のグループ発表 | NHKニュース 61 users43イイネ
Keyword:HIV/89
Cation!!注意:このページには動物実験などで得られた研究段階の情報が含まれています。これらはなんら、人間に適用した時の効果を保証するものではなく、これらの情報を元にとった行動によりいかなる不利益を被っても管理人は一切責任を負いません。このページの話はあくまで「情報」としてとらえてください。













