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2024.05.31バイオコンピューティングを目指すスタートアップ企業「FinalSpark」によるミニ脳16個を使った「バイオプロセッサ」月額500ドルのサブスクでオンライン利用可能 /2
2024.05.22イーロンマスク氏のスタートアップNeuralinkが最初の患者の脳に埋め込んだ電極付きスレッドは手術後に位置がズレてしまいもはや15%しか正常に機能していない /2
2024.05.05脳インプラントの研究が活発に進められており、今埋め込まれた機器は古い電話のようにいずれ時代遅れになるだろう。その時どうなるのか? /15
2023.09.20イーロン・マスクの脳に埋め込むNeuralinkが臨床試験の被験者募集開始、頚椎損傷or四肢麻痺の人が対象 /1
2023.07.29耳の穴の中に挿入して脳の活動を正確にモニターするデバイスの研究が発表(Nature Communication 2023年7月) /4
2023.05.04科学者が脳波からマウスの見ている映像をすごい精度で再現する /32
2022.02.08【動画あり】Nature Medicineに下半身不随の3名を脊髄インプラントを埋め込み歩けるようにする報告 /5
2021.07.29Synchron社の血管ステント型の脳コンピューター接続デバイス「Stentrode」にFDAが臨床試験許可。重度の麻痺を持つ患者対象。 /3
2021.02.03脳表面への電流刺激で利き腕とは逆の腕の使用頻度を向上させることに早大が成功 /23
2020.12.09人工視覚インプラントで飛躍的前進、1024の電極を脳の4か所に挿入し網膜を使用せず前例ない高解像度での脳の画像認識を実現 /8
2020.08.29イーロン・マスク「頭のFitbit」こと脳埋込みAIチップ「Link」発表。自動手術ロボV2も /11
2020.05.07脳に電極を埋め込んだ失明者、四肢まひの患者、パーキンソン病患者を描くドキュメンタリー映画「I am Human」 /17
2017.09.05理研、ハエ専用VR装置を開発、脳に電極差してマトリックスにぶちこみ脳信号を解読 /65
2017.02.23脳内に電極を埋め込むことで全身麻痺の人でも1分間に8単語の入力が可能に /8
2016.01.28米国DARPAが脳内100万個の神経とコンピューターを接続する小型モジュール開発プロジェクトの提案を募集。70億円まで資金提供。 /7
2015.12.04大塚製薬とProteus社がデジタルチップ入りの躁うつ病治療薬をアメリカで承認申請 /43
2015.04.03ラットに電子チップを埋め込み「第六感」的感覚を与えることに成功 /170
2015.03.20ロシアの富豪が出資する脳の情報をコンピューター上にアップロードして永遠に生きるプロジェクト「2045イニシアティブ」 /27
2004.11.06ナノテクの未来「2030年には人間の脳細胞はナノロボットに支配される?」 /2
2011.01.15脳に電極を刺して思考を読みとる「侵襲型BMI」の臨床試験が国内でも開始(gizmodo)
2009.02.08マインドシーカーから20年目の「ブレイン・マシン・インタフェース」
2010.02.04植物状態の男性とのコミュニケーションに成功、脳の動きで「イエス」「ノー」伝達
2009.11.22サイボーグ研究の現在:動画9選
2010.06.28バイオニック義肢の猫(動画)
2009.06.04日立の粉末状ICチップがついに75μm×75μm×7.5μmに小型化されている。
2008.12.12脳内で思い浮かべた画像をコンピュータで推測することに成功(ATRプレスリリース)
2008.08.15ラットの神経細胞で出来た脳を持つロボット
2006.06.270.15ミリ角最小チップ…日立が開発(yomiuri)
2007.10.03脳によるコンピュータ操作、まだ道のりは遠く(itmedia)
2007.06.27人間の神経と接合して触覚だけでなく温度もわかるロボット義手(GIGAZINE)
2024.05.31
バイオコンピューティングを目指すスタートアップ企業「FinalSpark」によるミニ脳16個を使った「バイオプロセッサ」月額500ドルのサブスクでオンライン利用可能
実験室で培養された「人間の脳」からCPUが作られる - GIGAZINE 24 users
現在AI技術の進歩が目覚ましいですが、従来のAIはシリコン半導体ベースのプロセッサを使っておりその膨大な消費電力が問題になっています。スイスのスタートアップ起業「FinalSpark」は脳細胞を使ったバイオコンピューティングを目指しています。今回発表されたシステムは人間のiPS細胞から作られた16個の脳オルガノイドを連結したバイオコンピューティングシステムです。
1つの脳オルガノイドには8つの電極が装着されており、個々の電極は30kHzのサンプリング周波数と16ビットの解像度でデータの入出力が可能になっています。また、脳オルガノイドは自動培地交換システムに接続されており24時間ごとに培地交換されカメラ監視システムでメンテナンスされています。同社が提供するプラットフォーム「Neuroplatform」を介して研究者は月額500ドルのサブスクでこのバイオコンピューティングシステムにアクセスし研究可能とのことです。
理論上は従来の半導体AIと比較し100万分の1以下の低消費電力を実現可能と考えられるそうです。
Keyword:iPS細胞/37
2024.05.22
イーロンマスク氏のスタートアップNeuralinkが最初の患者の脳に埋め込んだ電極付きスレッドは手術後に位置がズレてしまいもはや15%しか正常に機能していない
↑BTW
イーロンマスク氏のヘルスケアスタートアップ企業Neuralinkは脳内に電極を埋め込むブレインマシンインターフェイスの臨床試験を行っており先日最初の1人の全身麻痺患者に電極が埋め込まれ考えるだけでチェスが出来るようになった成果が発表されています。電極には1024個の電極があり、この電極が脳内の神経の動きを検出する仕組みですが、その後、電極の位置が脳内でズレてしまい既に電極の85%がもう使えなくなっているそうです。脳内で電極がこれほど大きく動くとは想定していなかったそうです。
一方で安全性には問題が無かったためアメリカFDAは2人目の患者での臨床試験を承認しました。2人目の患者では電極が動いてしまう問題を回避するために1人目の患者の時と比べて少し大きめの電極を埋め込む計画だそうです。具体的には1個目の電極の大きさが3〜5mmなのに対し、2人目の患者には8mmの電極の埋め込みが計画されているようです。
いったん機能を回復しその後、再度その機能を失った1人目の被験者は少し気の毒ですが、臨床試験の最初の一人としては安全性も確保され大成功の臨床試験だったと思います。
2024.05.05
脳インプラントの研究が活発に進められており、今埋め込まれた機器は古い電話のようにいずれ時代遅れになるだろう。その時どうなるのか?
↑BTW2023.09.20
イーロン・マスクの脳に埋め込むNeuralinkが臨床試験の被験者募集開始、頚椎損傷or四肢麻痺の人が対象
↑BTW
インプラント(N1)および手術ロボット(R1)の安全性確認試験らしい。インプラントはワイヤレス方式で脳のシグナルを対外に送信。
手術のためのロボットも試験対象なのか、こっちが本命かもしれん。
そこまで危ないとは思わないかな。
2023.07.29
耳の穴の中に挿入して脳の活動を正確にモニターするデバイスの研究が発表(Nature Communication 2023年7月)
↑BTW
確かにあの穴はずいぶん脳の奥まで入ってるな。
2023.05.04
↑BTW
Keyword:脳波/10
2022.02.08
【動画あり】Nature Medicineに下半身不随の3名を脊髄インプラントを埋め込み歩けるようにする報告
↑BTW↓動画直リンク、リハビリ開始直後、1週間後、と歩けるようになっていく様子が見れます。
治療というか、神経の機械化だね。個人ごとに脊髄にインプラントを挿入して電気信号を送る部位を特定、歩く時に脳からやってくる信号とそっくりさんを機械で再現して送り、足を動かす感じ。
神経再生なんて夢物語を待つよりすぐに使える技術だね。この方法もこなれていけば、どんどん洗練されていき実用度も上がりそう。
2021.07.29
Synchron社の血管ステント型の脳コンピューター接続デバイス「Stentrode」にFDAが臨床試験許可。重度の麻痺を持つ患者対象。
↑BTW
ニューヨーク拠点で、メルボルン大学と連携しているスタートアップらしい。血管ステント型の脳コンピューター接続デバイス「Stentrode」にFDAが臨床試験許可 - Engadget 日本版 1 users Patients with Severe Paralysis Use Stentrode Brain-Computer Interface to Text, Email, Shop, Bank Online, First-in-human Study Reports | Business Wire Press Release July 28 2021 ? Synchron Synchron
最新の論文
8mmx40mmのメッシュ部分に16個のセンサーが搭載されている部分をカテーテル的に脳の頭頂部に入れるらしい。挿入して12か月経過しても問題無しというCTイメージが紹介されています。
0.125 ?V/bitの電圧検出分解能、2?kHzのサンプリングレートで脳の活動を読み取るっぽい。
2021.02.03
脳表面への電流刺激で利き腕とは逆の腕の使用頻度を向上させることに早大が成功
↑BTW
という現象を使うらしい。左の後頭頂葉の活動に瞬間的にノイズを付加すると、右手の選択が妨害される
左手を使いがちの子供の矯正とかに悪用されそう。
左右の手の選択だけじゃなく色々な矯正に応用出来るんでしょうか?孫悟空の頭の輪みたいなデバイスが開発されたりして。例えば性的興奮を感じた時にそれを邪魔するようなノイズを脳に流すとどんな効果があるのかな?
Keyword:電流/14
2020.12.09
人工視覚インプラントで飛躍的前進、1024の電極を脳の4か所に挿入し網膜を使用せず前例ない高解像度での脳の画像認識を実現
↑BTW
出典:論文のサプリメントの動画より
サルでの研究が発表されています。
機能の検証としては
(1)Direction-of-motion task(物体がどちらに動いたかを答える)
(2)Letter task(16種類の文字を見分ける)
を確認しています。専門外なのでなかなか理解しにくいですが電力から脳に流すシグナルは単なるON/OFFのパターンではなく時系列の情報を持ったシリアル信号っぽい。電流は23-50uAとのこと。脳に埋め込まれた4つの電極は1024の電極を有するとのこと。32x32のフォーマットかな?電極間の距離は0.4mmまたは1.5mm
サプリメントデータまで見たんだけど分かりやすくどれぐらいの視力が実現出来ているのか理解出来なかった。
人間の脳における視野皮質は25-30cm2あるらしい。次回の実験ではさらに広い範囲をカバーする電極を挿入するとのこと。他にもワイヤレステクノロジーや長期間埋め込み可能な生体親和性の高い電極の開発が必要だと語っています。
2020.08.29
イーロン・マスク「頭のFitbit」こと脳埋込みAIチップ「Link」発表。自動手術ロボV2も
↑BTW
2020.05.07
脳に電極を埋め込んだ失明者、四肢まひの患者、パーキンソン病患者を描くドキュメンタリー映画「I am Human」
↑BTWAmazonビデオで100円で見れる
あとで見よう。
2017.09.05
理研、ハエ専用VR装置を開発、脳に電極差してマトリックスにぶちこみ脳信号を解読
↑BTWまたヘンタイな良い研究だな。
脳神経活動のモニタリングは脳に小型プローブ型顕微鏡カメラを挿入してカルシウムイメージングにより行い、調べたい部位を160×160ピクセルの解像度(1ピクセルは0.19μm四方)フレームレートは20fpsぐらいで分析している。約100個程度の神経をモニターしている感じかな?
ハエが今見ている映像だけに反応しているのではなく、物体の位置を記憶し、それに基づいて飛んでいることが初めて明らかになったそうです。研究はNature neuroscienceで発表。
Keyword:カルシウム/20
2017.02.23
脳内に電極を埋め込むことで全身麻痺の人でも1分間に8単語の入力が可能に
Paralyzed Man Uses Brain Implant to Type Eight Words Per Minute
「What do you enjoy most about summer time?」を1分で入力出来たそうです。脳の一部に数センチ四方のチップを装着しています。このチップには100本の電極(長さ1mm)が付いていて、これで神経細胞の動きを読み取っています。
チップを装着する部分は運動野で、このチップを装着した本人は腕を動かしているつもりで入力しているそうです。
2016.01.28
米国DARPAが脳内100万個の神経とコンピューターを接続する小型モジュール開発プロジェクトの提案を募集。70億円まで資金提供。
↑BTW アメリカの軍事専門の政府機関であるDARPAが脳とコンピューターを接続するBMI(ブレインーマシンーインターフェース)研究プロジェクトを募集しています。求める性能は脳内100万の神経活動を読み出し、脳内10万の神経にシグナルを送れること。費用は6000万ドル(70億円ぐらい)まで出してもらえます。
接続する神経は人間の感覚神経(human sensory cortex)に限定されており、これは見ている映像を読み出したり、直接脳に映像を送ったり、5感を入出力出来る部分にあたります。
NESDはNeural Engineering System Designの略。募集のプロジェクトコードは「DARPA-BAA-16-09」です。
日本からの応募は無いんでしょうか?日本の大学の軍事研究は先日、解禁されました。脳とマシンを接続する身体埋め込みBMI開発プロジェクト「NESD」 - CNET Japan 22 users35イイネ Neural Engineering System Design - Federal Business Opportunities: Opportunities
2015.12.04
大塚製薬とProteus社がデジタルチップ入りの躁うつ病治療薬をアメリカで承認申請
↑BTW 大塚製薬の躁うつ病(双極性障害)治療薬Abilify(aripiprazole)に、Proteus社のデジタルチップを埋め込んで販売する予定です。患者には巨大な絆創膏のようなセンサーを腕にはってもらいます。これにより、薬を何時飲んだかを患者、医師がリアルタイムでチェック可能です。
下記リンク先に写真がありますが、チップは米粒ほどで、いつものサイズの錠剤に埋め込まれているようです。
躁うつ病ような長期間の投薬が必要な患者では50%が処方通りに薬を飲んでいないと言われ、これが治療が思うように進まない原因の一つと言われています。この「デジタル医薬」により、薬の服用タイミングが厳密にコントロール可能になり治療効果が高まることが期待出来ます。
(チップの写真あり)FDA expands Proteus Digital Health’s clearance to include measuring medication adherence | MobiHealthNews11イイネ
また、飲んだフリして抗精神剤を売り飛ばすような患者に次の薬を売らないなどの対策にも使えそうです。
Keyword:うつ病/18
2015.04.03
ラットに電子チップを埋め込み「第六感」的感覚を与えることに成功
↑BTW これは面白い研究です。東大の研究員がラットに地磁気を認識し電流を生じるマイクロチップをラットの脳に埋め込んだところ、たった2日の訓練で目隠しをしたラットが地磁気を使って動けるようになったそうです。
視覚に障害がある人に埋め込んでも便利に使える技術かもしれない。
2015.03.20
ロシアの富豪が出資する脳の情報をコンピューター上にアップロードして永遠に生きるプロジェクト「2045イニシアティブ」
↑BTW ロシアの富豪、ドミトリー・イツコフが設立したコンピューター上に脳の情報をアップロードし永遠に生きること(マインド・アップロード)を目指すプロジェクト「2045イニシアティブ」というのがあるそうです。
サイトは英語とロシア語で利用可能で活発な更新がされています。サイトは内容は具体的な科学技術を追求というよりは方向性を明確にすることに注力している感じです。
2004.11.06
ナノテクの未来「2030年には人間の脳細胞はナノロボットに支配される?」
↑BTW2030年には無理だろう
2011.01.15
脳に電極を刺して思考を読みとる「侵襲型BMI」の臨床試験が国内でも開始(gizmodo)
↑BTW進行性ALSの患者で、脳に電極を刺し、車椅子を操作することなどを目指す。
大阪大学病院脳神経外科の吉峰俊樹教授、平田雅之特任准教授ら、東大などが来年からスタート予定。
2009.02.08
マインドシーカーから20年目の「ブレイン・マシン・インタフェース」
2010.02.04
植物状態の男性とのコミュニケーションに成功、脳の動きで「イエス」「ノー」伝達
↑BTW
2009.11.22
↑BTW
2010.06.28
↑BTW
2009.06.04
日立の粉末状ICチップがついに75μm×75μm×7.5μmに小型化されている。
↑BTW
2008.12.12
脳内で思い浮かべた画像をコンピュータで推測することに成功(ATRプレスリリース)(/.jp)(msn.sankei)
↑BTW国際電気通信基礎技術研究所、脳情報研究所の神谷之康らのグループがニューロン2008年12月11日号に発表。
これまで、脳の活動パターンを観察することで、知覚内容や身体の動きを予測することは可能であったが、従来の手法ではあらかじめパターン学習しておいた少数の選択肢の中からマッチング出来るのみで、見ているものを「画像」として取り出すことは出来なかった。研究者らはあらかじめ、視野をマス目状の領域に分割し、それぞれの領域のコントラスト値をfMRIの値から予測する方法を試みた。その結果、図形やアルファベットの形の再構成に成功したほか、2秒ごとに得られるfMRIの値から見ている動画を再構成することに成功した。
原文タイトル:
Visual image reconstruction from human brain activity using a combination of multi-scale local image decoders
2008.08.15
↑BTW
2006.06.27
↑BTW
2007.10.03
脳によるコンピュータ操作、まだ道のりは遠く(itmedia)
↑BTW
2007.06.27
人間の神経と接合して触覚だけでなく温度もわかるロボット義手(GIGAZINE)
↑BTW
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Cation!!注意:このページには動物実験などで得られた研究段階の情報が含まれています。これらはなんら、人間に適用した時の効果を保証するものではなく、これらの情報を元にとった行動によりいかなる不利益を被っても管理人は一切責任を負いません。このページの話はあくまで「情報」としてとらえてください。