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健康食品から再生医療・アンチエイジング、バイオハッキングまで、健康情報の根拠となる最先端の研究を分かりやすく紹介します。
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2021.10.07Thu/木

大阪大学の研究者、既存のワクチンがかなり効きにくい改良デルタ株「Delta 4+」の作製に成功。

↑BTW

「デルタ君にも生き延びる道はあることを見つけた!前もってこの人工変異株に対するワクチン/治療薬を準備しておこうぜ。」とのこと。

K417N、N439K、E484K、N501Yとアミノ酸を変更すれば良いらしい。公開するとヤバそうな情報だが、隠すよりは先んじて対策を!ってスタンスだね。

ウイルスにも適者生存・自然淘汰が適用されるから世界のどこかで、既存のワクチンがすごく効きにくい変異株が発生するのは時間の問題だと思うけど、他の「ヤバイ」変異の可能性もいくらでもあるだろうからこの情報が役立つ可能性は高くない気もする。

ウイルス様には勝てる気がしないなー。まあ「放置されて、単なる風邪になる」って、そういう事なのかも。

しかし改めて考えるとmRNAワクチンの既存のワクチンに対する製造の容易さ強力さを考えると人類への貢献は半端無いな。来年間違いなくノーベル賞だと思うぞ。今年あげるのが早すぎるのは理解出来る。

風邪ワクチンを目指す研究(200種類ある風邪ウイルスすべてに対するワクチンを作る)。
なんて研究をこの前紹介しましたが、mRNAワクチン製造技術と毎年の風邪ウイルスモニタリングを併用して最新トレンドの風邪予防ワクチンを接種するようになる世界ってのは来てもおかしくない気がする。

Category:感染症

 Keyword:風邪/105 ワクチン/229




2021.10.04Mon/月

モデルナの新型コロナワクチン投与6か月後の戦闘力の変化。抗体価は100万→10万程度に低下

↑BTW

投与直後は初期状態のフリーザより強いじゃないか。2021年6月にNEJMという有名な雑誌で報告された研究結果です。

Safety and Immunogenicity of SARS-CoV-2 mRNA-1273 Vaccine in Older Adults. N Engl J Med. 2020 Dec 17;383(25):2427-2438. doi: 10.1056/NEJMoa2028436. Epub 2020 Sep 29.

モデルナワクチンを投与されたヒトの抗体価、中和活性、より高度な中和活性(生きたウイルスを使ったテスト、FRENT-mNG)をワクチン接種から6か月後に行い数値の変化を見ています。

3種類の分析方法:
抗体価血液中に含まれる新型コロナウイルスに結合する抗体数(※抗体価100万:100万倍に希釈すると測定出来なくなる)
中和活性新型コロナと同じタンパクを発現する別のウイルスの感染をどれぐらい防げるか
FRENT-mNG測定しやすいように光るように遺伝子改変した新型コロナウイルスの感染をどれぐらい防げるか

半年で抗体量は年齢層によらず10分の1程度になってますが、中和活性は55歳以下では2〜3分の1程度に下がっている程度。
抗体価としては6か月経過後には1回目投与ぐらいに下がっていると言えますが、中和活性で見ると1回のみ投与時とはくらべものにならない値を保っています。

(省略されています。全文を読む

Category:感染症



2021.09.22Wed/水

「中年は若者より代謝が少ないので太る」は間違いの可能性、エネルギー消費は20代から60代までほとんど変化がないとの研究結果

↑BTW

じゃあなんで太るんだよー。毎日おなかいっぱい食わせろや!

Category:ダイエット・メタボリックシンドローム



2021.09.21Tue/火

新型コロナウイルスの「持続感染者」の体内は早いスピードでウイルス変異が進んでおり、変異株誕生の温床になりうる

↑BTW

ウイルス変異株はどこから来るのか?それは持続感染を起こした患者の体内からかもしれないという報告です。

ハーバード・メディカルスクールの研究者らによる報告。新型コロナウイルスに複数回感染する再感染者や、持続的に感染する持続感染者の存在が報告されています。これらの患者の体内でウイルスにどうような変化が起きているのかを調査しています。

調査対象は20人の再感染者と9人の持続感染者。

再感染者では1回目の感染時と比較し、再感染したウイルスは平均(中央値)で17.5個のアミノ酸変異が見られました。変異は主にORF8とN遺伝子に入っていましたが、この頻度は、世の中で進む遺伝子の変異速度と大きな変化はありませんでした。

一方で、持続感染者では状況は違うようです。上のグラフでは持続感染を起こした患者のサンプルから繰り返しウイルスを抽出して遺伝子配列を調べたものですが、患者体内で早いスピードでウイルスの遺伝子変化が進んでいることが分かりました。持続感染は免疫抑制状態の患者でよく見られますが、ウイルス変異株の発生に関与していると言えます。

Category:感染症



2021.09.18Sat/土

アメリカCDCが3種のワクチンの感染防御率、抗体価の比較を発表。

↑BTW

CDC(アメリカ疾病予防管理センター)がアメリカ国内で主に接種されている3種の新型コロナワクチン(ファイザー、モデルナ、J&J)を接種された人の追跡調査を発表しています。

3種類とも十分な感染予防効果を有している結論。
細かいデータで見るとモデルナ完全勝利!

Category:感染症



2021.09.17Fri/金

Natureでコロナウイルスワクチンで初めて実用化されたmRNAワクチンの歴史!

↑BTW

Natureダイジェストの説明文
COVID-19のパンデミックで実用化の機会を得たmRNAワクチン。その出発点は1987年に行われた画期的な実験にあった。だが、果たしてその功績は誰にあるのか。技術的な課題はもとより、特許権争い、研究資金不足、人間関係など、mRNAワクチン開発の紆余曲折の物語を紹介する。

Category:感染症



2021.09.14Tue/火

マウスに一つの遺伝子(VEGF)を導入することで癌が生じにくくなり平均寿命が50%、最大寿命が30%延びることが報告される

↑BTW

これは今年No.1の夢のある研究報告かもしれない。ちょっと凄すぎて第3者に再現性確認実験をして欲しいと感じるぐらいです。発表はScience。世界最高峰の雑誌です。

出典:Counteracting age-related VEGF signaling insufficiency promotes healthy aging and extends life span.Science. 2021 Jul 30;373(6554):eabc8479. doi: 10.1126/science.abc8479.

マウスにたった一つの遺伝子を導入することで癌が出来にくくなり最大寿命が30%伸びることが報告されています。報告したのはイスラエルの研究者ら。

VEGFとは「血管内皮細胞増殖因子」すなわち血管を作ることを促す働きを持つサイトカイン(ホルモン)の遺伝子です。研究者らはVEGFを作る遺伝子をマウスのゲノムに組み込んだ遺伝子改変マウスを作り出し実験をしています。

結果、平均寿命がオスで48.6%。メスで39%増加しています。さらに実験用のマウスの最大寿命は通常30か月程度なのですが、オス、メスとも最大寿命が30%近く伸びて40か月まで生きるマウスが出てきています。

人間で言うと平均寿命が120歳になって、最大寿命が150歳になる感じでしょうか?

この遺伝子改変マウスの平均寿命・最大寿命が延びた原因は「癌が出来にくくなった」ことが大きいようです。通常のノーマルマウスでは寿命が近づくにつれて癌を持つマウスが増えてきますが(青線)、VEGF導入マウスではノーマルマウスの平均寿命付近ではほとんど癌は発生しておらず延長された最大寿命付近でもおよそ40%程度のマウスは癌がありませんでした(赤線)。

この研究者らは、今回の結果をもとに老化による人体の衰えの原因として血管を新しく作る能力を衰えが大きいのでないかと言っています。

医学的応用を考えると、同じメカニズムを目指してVEGFと同じ作用のある飲み薬、注射剤の開発、体内の持つVEGFを作る力を誘導する薬物の開発でしょうか。

まどろっこしいですね。人間で試したくなりますねー。。。。簡単に出来てしまうのが恐ろしい。それこそ知識がある人なら自宅で自分の体に試せちゃうぐらい。。。。

ウイルスベクターで遺伝子導入がまずは思いつきますが、こういうの昨今新型コロナワクチンで大活躍しているmRNAワクチンと同じモダリティーでいけるのかもしれませんね。

Category:アンチエイジング・老化抑制

 Keyword:平均寿命/24



2021.09.13Mon/月

新型コロナで死んだ人の25%はIFN-α2に対する自己抗体を持っており18%は自己抗体が中和活性を持っていた。これにより免疫がうまく働かず死に至った可能性

↑BTW

インターフェロンってのは人体の持つ「ヤバイよやばいよ!」シグナルです。ウイルスを発見した免疫細胞がインターフェロンを出して全身の細胞に戦闘態勢を指令する働きを持ちます(素人的に言うと)

7月にもType Iのインターフェロン(αとβ)に対する自己抗体を持っている人はウイルスの排除が遅いって報告が出ています。
この報告ではこのIFN中和抗体を有していたのは女性で2.6%、男性で12.5%だったとか。
新型コロナは男性が死にやすいことが知られていますが、このあたりの違いが原因かもしれませんね。

Category:感染症



2021.09.10Fri/金

なぜ新型コロナワクチンの11歳以下への承認がこんなに遅れているのか

↑BTW

アメリカでの話ですが安全性を懸念したFDAにより参加者を増やした臨床試験が命じられたためのようです。

新型コロナワクチンは大人向けの承認取得のために3万人が参加した臨床試験が行われましたが、これに続く子供向けの承認のための臨床研は通常ここまで多くの参加者は必要なく、新型コロナワクチンも「免疫ブリッジング」と呼ばれる知見を活用して4500人規模で開始されたそうです。

しかし8月初旬に、FDAが追加安全性データの取得を命じたとのこと。これは大人への投与でまれにも見つかる心臓の炎症などを懸念してとのことと記事で解説されています(記事中には、それを差し引いてもワクチンのメリットは明らかで、心臓の炎症は軽微であり最小限の治療で回復するけれどとしっかり書いてあります。日本のう〇こみたいなメディアとは違いますね)

結果として5〜11歳の承認申請が9月、緊急使用の承認が10月。これに続き、2〜5歳のデータは10〜11月には揃う。そのあとに承認申請になるそうです。アメリカでは新学期が10月から開始なので子供向けワクチンはまだか?ってニュースが盛んに出てますね。

子供向けの臨床試験への参加希望者は多く、多数の臨床試験実施病院で長蛇の列であると記事中に述べられています。

子供向けワクチンの投与量に関して。

アメリカで実施される臨床試験の情報を公開するclinical.govを見ると該当する小児向けの試験のページはコレでしょうか?。1回10/20/30マイクログラムを6か月〜11歳以下に投与すると計画されています(※大人で1回30マイクログラムで承認されているものと同じワクチン)。1回投与と2回投与。全米の101の病院で投与
しかし最近のニュースを見ると大人=30マイクログラムに対して、5〜11歳=10マイクログラム、5歳以下=3マイクログラムになったようです。子供は免疫が強いし大人と同じ用量では強すぎることが分かったんでしょうかね?これは大人1人分のワクチンで小学生は3人、保育園・幼稚園児は10人投与出来ることになります。
モデルナの11歳以下向けの臨床試験はファイザーより数か月遅れで6796人で実施されているようです。
こちらも大人の100マイクログラムに対し、2〜11歳の子どもには50マイクログラムまたは100マイクログラム,生後6カ月〜2歳の子どもには25マイクログラム、50マイクログラム、100マイクログラムで臨床試験を行っています。

調べましたが、日本での小児向け新型コロナワクチンが何時使えるのかなど、承認見込みなどのニュースが相変わらず一切見つからない。皆知りたい情報だと思うのですが、なぜ記事にならないんでしょうかね。

Category:感染症

 Keyword:子ども/13



2021.09.08Wed/水

Amazonの元CEOのジェフ・ベゾス氏、細胞リプログラミングによる細胞若返り技術を開発するAltos Labsに投資

↑BTW

何兆円も自由に出来る人が世界に何人もいる世の中なんだから、寿命が2倍になったり、異世界への扉を開けられたり出来てもおかしくないと思うんだよね。

しかしUnity Biotechnologyの株価がふるわないなー。

Category:#アンチエイジングを目指す企業