細胞の老化とはダメージの蓄積ではなく細胞の固有の特徴を失う間葉系ドリフト(Mesenchymal Drift:MD)というであるとする考え方
↑BX.COM46のヒト正常組織と20の疾患臓器のRNA発現パターンをメタ解析し、加齢に伴いMDが進行しているという考えに矛盾は無いそうです。そしてiPS細胞を誘導する時に使用する山中因子を用いて部分的に再プログラミングすることでこれを逆転出来るそうです。
さらにMDの指標とその個体の余命には相関関係が見られるとか。この指標を細胞老化の汎用的マーカーとして使えますね。
生物学的加齢(Aging)は、長らく細胞内に蓄積する無秩序なダメージ(エントロピーの増大)の結果として捉えられてきたのに対して、細胞がその固有の役割(アイデンティティ)を喪失し、特定の方向へ変質していく構造的なプロセスであると再定義
? Motoshi Hayano (@HayanoMotoshi) December 4, 2025
この現象を「間葉系ドリフト(Mesenchymal Drift:…
- Prevalent mesenchymal drift in aging and disease is reversed by partial reprogramming(Cell, Volume 188, Issue 21p5895-5911.e17October 16, 2025)
Category:#アンチエイジング・老化抑制技術
2026.01.26(月)
HIVは2030年までに根絶出来る可能性、ここ10年で新規感染者は3分の1、1回飲めば半年間感染予防する薬の登場など
↑BX.COM2024年にScience誌が今年の科学成果のトップにギリヤド社のHIV薬「レナカパビル」を挙げているそうです。
- The biggest science breakthroughs in 2024(science) 1 users
Category:#感染症 #新型コロナ
Keyword:HIV/112
2026.01.16(金)
ベリー、ナッツ類に含まれるエラグ酸を腸内細菌が分解して作り出すウロリチンA(urolithin A)により老化細胞が若返る臨床試験結果。サプリあり
↑BX.COM個人ごとに腸内細菌の種類を示すメタボタイプがあり、ウロリチンAに関してもUMA-A、UMA-B、UMA-Oとあり、一部の人は全くウロリチンAを作ることが出来ないらしい。
↓サプリ売ってる
エラグ酸は2017年に一度取り上げているね。マイトファジー関連の薬効のようです。
(省略されています。全文を読む)
Category:#サプリメント
2026.01.04(日)
イーライリリーが開発中の最新ダイエット薬「Retatrutide」(GLP-1/GIP/グルカゴン受容体アゴニスト)が臨床試験で劇効きまくりらしい、痩せすぎて途中で投薬を止める人も出てきている?
↑BX.COM ↓もともとは最初にGLP-1受容体アゴニスト薬が登場して、それよりもよく効く「GIP/GLP-1ダブルアゴニスト」が出てきたと思ったら、GLP-1/GIP/グルカゴンのトリプルアゴニスト薬が物凄く効くって話が出てきた!試験では5回の週1回投与で体重を30%近く減らしているらしい。
Category:ダイエット・メタボリックシンドローム
2025.12.24(水)
飲み薬のダイエット薬(Wegovy pill/Rybelsus)が米国でも販売開始、月額149ドルの見込み。特許切れは2031〜2032年らしいのでそれ以降は安価なジェネリック登場か?
↑BX.COM既に承認された二型糖尿病治療薬が「抗肥満」用途に承認されただけですが月額149ドルという情報が記載されていまいた。
Category:ダイエット・メタボリックシンドローム
Keyword:糖尿病/191
2025.12.17(水)
日本アマガエルの腸内細菌Ewingella americanaを1回投与するとマウスの癌が消滅する
↑BX.COMJAIST(北陸先端科学大学院)の都英次郎教授らが発表。ニホンアマガエル(Dryophytes japonicus)、アカハライモリ(Cynops pyrrhogaster)、カナヘビ(Takydromus tachydromoides)の腸内から計45株の特殊な腸内細菌を試したらしい。
- 両生類・爬虫類の腸内細菌から画期的ながん治療細菌を発見! | JAIST 北陸先端科学技術大学院大学 1 users
- Gut bacteria from amphibians and reptiles achieve complete tumor elimination in preclinical model(Medical Press)
- Discovery and characterization of antitumor gut microbiota from amphibians and reptiles: Ewingella americana as a novel therapeutic agent with dual cytotoxic and immunomodulatory properties(Gut microbes)
なかなか楽しそうな研究室だな
Category:ガン・腫瘍
2025.12.15(月)
現在使用可能なダイエット医薬品リストと開発中の未承認薬。Tirzepatideが最新(2025年12月)
↑BX.COMなるほど現在は2024年12月登場のGIP/GLP-1たブルアゴニストのTirzepatideが薬効の点では無双しているのか。セマグルチドは時代遅れとは知らなかった
| 薬剤名(日本語) | 薬剤名(英語) | 有効成分 | 投与方法 | 体重減少効果 | 保険適用 | 主要な特徴 |
| ゼップバウンド | Zepbound | Tirzepatide | 週1回皮下注射 | 20.9%(高用量15mg) | 保険診療予定 | 世界初のGIP/GLP-1デュアル作動薬、心血管保護作用あり、2024年12月承認 |
| マンジャロ | Mounjaro | Tirzepatide | 週1回皮下注射 | ゼップバウンドと同等 | 2型糖尿病治療薬 | ゼップバウンドと同一成分、2型糖尿病治療薬として2023年発売 |
| 薬剤名(日本語) | 薬剤名(英語) | 有効成分 | 投与方法 | 体重減少効果 | 保険適用 | 主要な特徴 |
| ウゴービ | Wegovy | Semaglutide | 週1回皮下注射 | 13.2%(日本人平均)、14.9%(2.4mg投与) | 保険診療対応 | 日本初の肥満症治療薬、2024年2月発売、STEP1試験で強い効果 |
| オゼンピック | Ozempic | Semaglutide | 週1回皮下注射 | 5〜6kg(半年〜1年) | 2型糖尿病治療薬 | 本来は糖尿病治療薬、オフラベル使用で減量効果 |
| リベルサス | Rybelsus | Semaglutide | 1日1回内服(飲み薬) | 1〜3か月で効果開始 | 2型糖尿病治療薬 | 唯一の内服GLP-1受容体作動薬、注射が不要 |
| トルリシティ | Trulicity | Dulaglutide | 週1回皮下注射 | 相対的に低い | 2型糖尿病治療薬 | 食欲抑制作用がウゴービより弱い |
| 薬剤名(日本語) | 薬剤名(英語) | 有効成分 | 投与方法 | 体重減少効果 | 保険適用 | 主要な特徴 |
| サノレックス | Sanorex | Mazindol | 1日1回内服(昼食前) | 平均1.7kg、最大10kg | BMI?35で保険適用 | 1992年発売、日本唯一の承認食欲抑制剤、中枢神経系作用 |
| 薬剤名(日本語) | 薬剤名(英語) | 有効成分 | 投与方法 | 体重減少効果 | 保険適用 | 主要な特徴 |
| ゼニカル | Xenical | Orlistat | 1日3回内服 | 脂肪吸収30%阻害 | 未承認(処方可能) | 脂肪分の多い食事に適応、日本未承認 |
| アライ | Alli | Orlistat | 1日3回内服 | 脂肪吸収30%阻害 | 市販薬(2024年4月販売開始) | ゼニカルのジェネリック的ポジション、薬局購入可能 |
(省略されています。全文を読む)
Category:ダイエット・メタボリックシンドローム
Keyword:Orlistat/5
Alli/5
脂肪/441
2025.12.09(火)
脳にはリチウムが含まれており、含有量の減少がアルツハイマーを進行させる可能性があるとの研究結果。オロチン酸リチウムの投与で治療効果もマウスで確認
↑BX.COMアルツハイマーで死んだ人の脳の金属量を測定したところリチウム量は共通して減少していたそうです。
まあ、アミロイドβはリチウムを吸着する働きがあり、これが相乗的に作用して脳内のリチウム濃度を下げているかもしれないそうです。
研究者らはマウスにオロチン酸リチウムを投与することでアルツハイマー病賞状の改善が見られることも確認しています。
人間の躁うつ病の治療などに「炭酸リチウム」が使われており、この炭酸リチウムがどの程度効果があるのかは不明ですが、理屈の上ではオロチン酸リチウムの方が効果が強いと予想されるそうです。
余談ですが、古くから水道水のリチウム濃度が低い地域では自殺が多いというデータが報告されているらしい。
Category:#脳 #中枢神経 #神経
Keyword:アミロイド/21
うつ病/21
うつ/2
Alzheimer/153
2025.11.26(水)
ファイザーのmRNAタイプのインフルエンザワクチンの感染予防性能が従来の不活化ワクチンに勝っている臨床試験結果
↑BX.COM米国、南アフリカおよびフィリピンで実施された2022〜20234年の臨床試験試験結果です。調査対象は18476人。二つのグループに分けファイザーが開発するmRNAワクチン(新型コロナワクチンと同じタイプ)と既存の不活性化成分ワクチンの性能を比較しました。
結果、ファイザーのmRNAワクチンを投与された9118人のうちインフルエンザを発症したのは57人、一方、従来の不活性化成分ワクチンを投与された9251人のうち発症したのは87人であり。新しいワクチンの方が発症者を34.5%多く減らせることが分かりました。
そこまで劇的では無いですねー。
今シーズンから出回っている鼻から投与する生インフルエンザワクチン(フルミスト)との比較はどうなんでしょうか?フルミストはアストラゼネカの子会社が開発し日本国内では第一三共が販売しているそうです。
インフルエンザワクチンもっと安く投与出来るようにならないかな・・・
- Efficacy, Immunogenicity, and Safety of Modified mRNA Influenza Vaccine34イイネ(New England Journal of Medicine)
- Pfizer's mRNA flu shot trumps inactivated vaccine in late-stage study(First World PHARMA)
Category:未分類
2025.11.17(月)
↑BX.COM
同意だけど、著者は不老実現に間に合わなさそうなお偉方が並んでいるな
Category:書籍














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