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2024.10.25
Flow Neuroscience社の500ドルの自宅脳刺激ヘッドセットを使い、うつ病を安全に治療できるとの臨床試験結果
頭部に電気刺激を行うtDCS(経頭蓋直流電気刺激:Transcranial direct current stimulation)がうつ病(MOD:major depressive disorder)の治療方法として研究されています。
イギリス・ロンドン拠点の企業Flow Neuroscience社が販売する誰でも購入可能な自宅用「脳刺激デバイス」を用いた臨床試験結果が学術雑誌Nature Medicineに発表されました。この臨床試験では174人のうつ病患者を2つのグループに分け、完全リモートで、プラセボ対象二十盲目試験を行い、安全にうつ病を治療出来るとの結論になっています。
※プラセボ対照二重盲検比較試験(ダブルブラインド試験):一方の群には治療を、もう一方には偽の治療を行い比較するもので、どちらのグループにどちらの処置をしているか、医師、患者本人、スタッフが誰も知らない状態で行う試験。
論文のグラフを見るとそんなに絶大な効果があるわけではなさそうですが、思い込みでなく間違いなく治療効果はあるみたいです。
刺激デバイスはこれ
通販ページから日本の住所を入れると、残念ながら日本へは発送不可であるとの表示が出ました。
Android用とiOS用のアプリがありますね。
このアプリはこの刺激デバイスの制御の他に「うつ病治療」アプリとして様々なコンテンツや日々の記録を付ける機能があるようです。
Amazonで検索すると怪しげなtDCS装置が売ってますね・・・・
欲しい人もいるでしょうからFlow Neuroscience社の装置が日本からでも手に入ると良いのですが・・・
Category:#精神活動 #高次脳機能
コメント
いいっすね!=21
001 [10/26 03:03]zum@Asahi-Net:二十?二重でしょ ↑(5)
002 [10/26 12:45]tk:対象は見逃すんだ ↑(6)
003 [10/27 10:17]ふぇちゅいん(金欠) TW★94:ありがとうございます。誤字直しました。 ↑(4)
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