2025.01.10
マウス研究によるとノンレム睡眠中は50秒間隔でノルエピネフリン濃度が変動し血管を収縮させ脳の老廃物排泄を行っている。睡眠薬ゾルピデム(マイスリー)はこれを妨げる。
ゾルピデム(マイスリー)そのものはノンレム睡眠を増やす作用があることが報告されていますが、ノンレム睡眠中の作用として知られる脳老廃物の排泄に関しては逆に妨げていることになります。
年を取るとノンレム睡眠の長さが短くなることが知られています。そして脳液(CSF)の流れが悪くなることがアルツハイマーやALSなどの脳疾患の原因なのでという説を主張する研究はけっこうあります。
- Norepinephrine-mediated slow vasomotion drives glymphatic clearance during sleep(Cell)
- Common sleep aid may leave behind a dirty bra | EurekAlert!
- Sleeping pills disrupt how the brain clears waste | New Scientist
Category:睡眠
Keyword:ephrin/8
コメント
この記事のアクセス数:161■■ このカテゴリーのその他の記事■■
2025.01.10マウス研究によるとノンレム睡眠中は50秒間隔でノルエピネフリン濃度が変動し血管を収縮させ脳の老廃物排泄を行っている。睡眠薬ゾルピデム(マイスリー)はこれを妨げる。2コメ
2019.11.06ショートスリーパー遺伝子「neuropeptide S receptor (NPSR1) 」変異の3つ目が見つかる2コメ
2017.10.12アメリカ睡眠学会、中学、高校の始業時間を8:30より遅い時間にすることにより学習効果が向上し健康も増進すると提案2コメ
2016.08.23青色光は目を覚まさせ、緑色光は眠たくさせる事を証明した実験報告65コメ
2016.05.2724時間働けますか!睡眠不足でも記憶力低下を防ぐ実験にマウスで成功15コメ
2016.02.02夜更かしを3日間しただけで体内の周期的な遺伝子発現がメチャクチャになる54コメ
2014.04.23睡眠薬「マイスリー」(薬物名:ゾルピデム)を飲み昼寝をすると言語記憶が向上する9コメ
2012.12.10脳波を計りながらヘッドフォンで音を聞くだけの不眠症治療「HIRREM」9コメ
2012.10.15慢性的な[[睡眠]]不足が身体に及ぼす具体的な影響7コメ
2012.09.15目に入る青色光の量で覚醒と眠気をコントロール可能。寝る前2時間のiPadで睡眠ホルモン「メラトニン」が20%減少2コメ
■■他サイトの関連記事(自動)■■
睡眠
睡眠 2025/05/16 05:00:「枕元にスマホ」は絶対NG、高級寝具は必要ない…最新研究が明らかにした「寝ても疲れが取れない」本当の理由 わずかな光が睡眠の質を下げてしまう(はてなブックマーク - 人気エントリー - 総合) 2025/05/15 15:14:(DeepL:睡眠時間が長すぎると脳機能が低下する)Too much sleep can equal poorer brain function(New Atlas - New Technology & Science News) 2025/05/15 14:28:Apple Music、集中や睡眠を助ける「サウンドセラピー」。人気楽曲に「特別な音波をブレンド」(AV Watch) 2025/05/15 03:30:(DeepL:健康な日本人スーパーシニアにおける身体活動と睡眠の双方向的関連:Japan Healthy Aging Study (J-HAS))Bidirectional association between physical activity and sleep in healthy Japanese super-seniors: the Japan Healthy Aging Study (J-HAS)(npj Aging) 2025/05/14 16:06:Apple Musicで「サウンドセラピー」提供 “特別な音波”で集中力向上や安眠をサポート(ITmedia Mobile 最新記事一覧) |
レム睡眠 2025/01/10 16:14:マウス研究によるとノンレム睡眠中は50秒間隔でノルエピネフリン濃度が変動し血管を収縮させ脳の老廃物排泄を行っている。睡眠薬ゾルピデム(マイスリー)はこれを妨げる。(Amrit不老不死ラボ) 2024/12/19 16:52:猫が「レム睡眠」から「ノンレム睡眠」に切り替わる瞬間がこちら(Hiroiro) 2024/06/24 15:00:500万回の睡眠データから眠りには5つの種類があることが判明(GIGAZINE) 2024/04/18 15:04:[医学] 痛み信号に応じる神経のひとりでの活性化がノンレム睡眠を途切れ途切れにする(BioToday.com [新着ニュース]) 2023/12/28 17:36:トナカイは食事しつつノンレム睡眠状態に入っている(GIGAZINE) |
ephrin 2025/01/10 16:14:マウス研究によるとノンレム睡眠中は50秒間隔でノルエピネフリン濃度が変動し血管を収縮させ脳の老廃物排泄を行っている。睡眠薬ゾルピデム(マイスリー)はこれを妨げる。(Amrit不老不死ラボ) 2024/11/09 08:04:(DeepL:FDAがついに役に立たない風邪薬を市場から撤退させる)The FDA Is Finally Pulling a Useless Cold Medicine From the Market(LifeHacker) 2023/11/17 05:44:(DeepL:ヒト多能性幹細胞からのノルエピネフリン軌跡ニューロンの作製)Generation of locus coeruleus norepinephrine neurons from human pluripotent stem cells(Nature Biotechnology) 2023/10/24 05:10:(DeepL:CVS、FDA科学者の「効かない」指摘を受け風邪薬撤退へ)CVS to Pull Cold Medicines After FDA Scientists Say They Don't Work(Gizmodo) 2023/09/13 13:46:(DeepL:市販の風邪薬は効かない、FDA委員会が裁定)Over-the-counter cold medications don't work, FDA panel rules(New Atlas - New Technology & Science News) |
■■ 最近アクセス数の多い記事 ■■
●2025.04.22:AIの進歩と老化研究の進展により近いうちに「寿命脱出速度」(longevity escape velocity)に達するとする考え(未分類)278access
●2025.04.11:米Akero Therapeutics社の寿命延長効果が知られるホルモンFGF21の融合タンパク薬AKR-001(efruxifermin)が肝繊維症治療の臨床試験で良い結果(未分類)181access
●2025.01.16:ダサチニブ&ケルセチン(D Q)を半年間サルに投与した初めての長期試験結果が発表(#Senolytics #老化細胞除去薬)141access
●2025.02.13:高齢者777人参加の大規模臨床試験「DO-HEALTH」でオメガ3オイル(DHAなど)を3年間毎日飲むだけで2.9~3.8カ月のDNAメチル化抑制(老化抑制効果)が確認される【Nature Aging 2025/02】(#サプリメント)138access
●2024.11.22:ついにダサチニブ(Dasatinib)をゲット!やるぞD Q!(#Senolytics #老化細胞除去薬)130access