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ケルセチン



----------このキーワードを使っている記事----------
2024.03.01:吸収量を爆増させる作用を持つブラックペッパー入りの最強クルクミン(ターメリック)サプリメント
2023.11.21:Senolytics(老化細胞除去サプリ)として有名なケルセチンはアセトアルデヒド分解酵素を阻害するらしく、お酒を飲む日は控えた方が良い
2023.11.07:2023年10月現在、今飲んでいるサプリメントまとめ、NMN、セノリティクス、抗酸化剤etc
2023.10.27:高齢マウスの心臓→摘出して老化細胞除去薬(Senolytics)で処理→移植→若いマウスの心臓のように良好に動作
2023.10.19:寿命を延ばす研究に関する12の着眼点と2019年からの進展(2023年版)
2023.10.11:tally Health社の月額59ドルからのサブスク。DNAメチル化測定による生物学的年齢測定と日々のアンチエイジングサプリのセット
2023.10.03:アルツハイマー患者のダサチニブ・ケルセチンを使った老化細胞除去治療の臨床試験Ph-I結果が報告
2023.06.09:様々な植物ポリフェノールを比較するとフィセチンとクルクミンがケルセチンよりもよく老化細胞を減らす
2022.03.23:太陽化学がケルセチンより25倍吸収されるSUNACTIVE QCD(サンアクティブQCD、ケルセチン配糖体&シクロデキストリン)を米国市場で販売開始
2022.03.23:気軽に服用出来る唯一のセノリティクス「ケルセチン」サプリメントをJarrow formula製に変更
2022.01.21:2021年に発表されたケルセチンを服用するプラセボ対照試験の結果、新型コロナ患者への良い影響も
2022.01.20:スポーツサプリメントの成分分析結果を第3者機関が分析し公表しているサイト
2021.07.15:玉ねぎ成分「ケルセチン」のプラセボ対照二重盲目臨床試験で認知機能の改善効果を確認
2021.07.09:70歳以上の高齢者にフィセチン、ダサチニブ、ケルセチンなどのセノリティクス(Senolytics/老化細胞除去薬)を投与する臨床試験が実施中
2021.03.17:老化細胞除去薬の表現としてのSenolytics(セノリティクス)とSenomodifiers(セノモディファイアー)
2021.01.06:ケルセチンを従来より多く含む玉ねぎ「ケルたま」の種や苗が購入可能
2020.12.18:2020年12月版:今飲んでいる老化抑制サプリ7つの種類と量と費用、今後追加したい薬3つ
2020.10.30:玉ねぎスゴ!少ないケルセチンでも飲み続ければマウスで老化細胞が除去されるとの研究結果
2020.10.13:現在知られている9種類のセノリティクス(老化細胞除去薬/Senolytics)
2020.09.28:玉ねぎ成分ケルセチンのみでも血管の老化細胞除去は可能かも。
2020.09.24:玉ねぎ成分ケルセチンは単独でセノリティクスとしての(老化細胞除去)効果があるか?
2020.09.24:玉ねぎ成分ケルセチンは単独でセノリティクスとしての(老化細胞除去)効果があるか?
2020.09.24:玉ねぎ成分ケルセチンは単独でセノリティクスとしての(老化細胞除去)効果があるか?
2020.09.24:玉ねぎ成分ケルセチンは単独でセノリティクスとしての(老化細胞除去)効果があるか?
2020.09.15:玉ねぎスゲー。老化細胞除去薬(DasatinibとQuercetin)で処理した臓器は移植成功率が向上。原因は老化細胞の出す遊離ミトコンドリアDNA量の低下
2020.09.15:玉ねぎスゲー。老化細胞除去薬(DasatinibとQuercetin)で処理した臓器は移植成功率が向上。原因は老化細胞の出す遊離ミトコンドリアDNA量の低下
2019.02.14:老化した細胞のみを殺す「セノリティクス(Senolytic)薬」の開発とその効果
2009.11.01:カテキンとは

2024.03.01

吸収量を爆増させる作用を持つブラックペッパー入りの最強クルクミン(ターメリック)サプリメント
吸収量を爆増させる作用を持つブラックペッパー入りの最強クルクミン(ターメリック)サプリメント

↑BTW

右のボトルから左のボトルに乗り換えました。


クルクミン成分も1粒665mg→670mgとほぼ変わらず、ここにジンジャー40mgとブラックペッパー10mgが追加されている。

以前にも紹介しましたが、クルクミン(ターメリック)の吸収性はブラックペッパーに含まれるピペリンを同時に服用することでP-gpの排出阻害というメカニズムで劇的に上昇することが報告されています。
クルクミンは老化細胞を減らすSenolyticsとしての作用が報告されています。

Category:#サプリメント




2023.11.21

Senolytics(老化細胞除去サプリ)として有名なケルセチンはアセトアルデヒド分解酵素を阻害するらしく、お酒を飲む日は控えた方が良い
Senolytics(老化細胞除去サプリ)として有名なケルセチンはアセトアルデヒド分解酵素を阻害するらしく、お酒を飲む日は控えた方が良い

↑BTW

飲み会の日はサプリ飲むの止めよう

そして、毎日赤ワイン飲んでいる人は私の周りにも多いですが、彼ら彼女らは老化細胞少なめなのかもしれません。昔から「赤ワインは体に良い」なんて話はありましたね。

そしてブドウの種子サプリも同じかと

Category:#Senolytics #老化細胞除去薬




2023.11.07

2023年10月現在、今飲んでいるサプリメントまとめ、NMN、セノリティクス、抗酸化剤etc
2023年10月現在、今飲んでいるサプリメントまとめ、NMN、セノリティクス、抗酸化剤etc

↑BTW



ちょうど3年前に飲んでいるサプリを紹介していますね。

NMNは長らく飲んでましたが高くつく割にあまり効果を感じないし。どうも臨床試験の結果が大して効果出てないみたいなので服用を止めています。 まあそんな分かりやすい効果が出たら大変な騒ぎになっちゃいますけどね。
Senolyticsとしてはずっとケルセチンを飲んでいたのですが、下記の論文を信じて一時的にグレープシードの大量服用中
老化細胞除去作用を期待してますので毎日飲む必要は無く2週間に一度多めに飲むという使い方です。一回15粒飲んでます。それ以外のサプリメントは毎日飲んでいます。コスパの関連でナウフーズのサプリメントが増えてきましたね。
(省略されています。全文を読む

Category:#サプリメント




2023.10.27

高齢マウスの心臓→摘出して老化細胞除去薬(Senolytics)で処理→移植→若いマウスの心臓のように良好に動作
高齢マウスの心臓→摘出して老化細胞除去薬(Senolytics)で処理→移植→若いマウスの心臓のように良好に動作

↑BTW

老化細胞除去薬としては定番のダサチニブとケルセチンを利用。処理濃度や処理時間等の情報はネットに公開されている情報には無いみたいです。

処理時間は短時間だと思うで、自分の各種臓器をいったん摘出して元のように移植するという手法で若返り可能でしょうか?

European Society for Organ Transplantation (ESOT) Congress 2023で発表

同じハーバード医科大学のStefan G. Tulliusの研究チームが継続的に論文出してますね。
研究室のWebページ


(省略されています。全文を読む

Category:#Senolytics #老化細胞除去薬




2023.10.19

寿命を延ばす研究に関する12の着眼点と2019年からの進展(2023年版)
寿命を延ばす研究に関する12の着眼点と2019年からの進展(2023年版)

↑BTW

同様のタイトルで2019年に書いてますが、大きく着眼点が変わってますね。2019年にピックアップした12項目はそのままに進捗や状況についてコメントしています。

(1)アンチエイジングに焦点を絞った金のある米国スタートアップ企業に注目
残念ながらこの4年間でアンチエイジングに関するスタートアップの株価は悲惨な事になっています。管理人も大損中。。。。ただし続々と新たなスタートアップが誕生しているようです。ただ、その内容を見るとサイエンスの新たな知見を元にして起業という風には見えない気がします。個人的にはスタートアップにはあまり期待していませんね。
(2)体内から老化した細胞を取り除く
セノリティクスと呼ばれるこの薬の研究こそがこの4年間のアンチエイジングに関する研究発展の主要な部分ですね。多数の非臨床・臨床研究が実施され、続々と新たな創薬候補が見つかっており、古い候補は臨床試験が進んでいます。しかし臨床試験の成果として革新的なものは無いように思います。次に注目を集めるためには「人間でどれほどの成果を上げられるか」を示す必要がありそうです。

●ワクチンタイプ
●CAR-Tタイプ
●ポリフェノール関連
●低分子医薬品・ペプチド
●まとめ記事
●免疫チェックポイント阻害剤
(3)「老化抑制」という「副作用」が知られる市販薬を飲む
上記したセノリティクスの一部も含まれますが、新しい話とか、目新しい臨床試験の結果は無いように思います。

(4)寿命を延ばす効果が期待されて開発されているサプリメント・天然物質
上記(2)のセノリティクスの一部も含まれますが、セノリティクス以外の話は見かけないですね。

(5)寿命を延ばす効果が期待されて開発されている開発中の薬
あまりパっとした話が無いですね。臨床試験が難しいせいでしょうが、セノリティクスと異なり作用がマイルドで全体的であるため臨床試験が難しいのかもしれません。
(6)未来の技術を信じて人体冷凍保存する
(7)脳だけになって生き残る(8)コンピューターに意識を移す
探してないだけかもしれないですが、目新しい話は無いように思います。

(9)臓器を新しいものに交換して長生きする
ヒトに移植可能なブタの研究は着実に進んでいるようです。この技術の進歩が進み続けることは間違いなく、10年後、20年後には大きな産業になっている可能性は大きいと思います。
(10)腸内細菌を最適化する
腸内細菌の研究は盛んですが、介入して治療方法にする話はそんなに臨床応用が進んでいないように思います。

(11)生体内の細胞をリプログラムして若返らせる
この話もここ5年で知見が蓄積しています。効果は間違いなさそうですが、全身同時にリプログラミング出来るわけではなくどのような治療法にもっていくのかが難しいかもしれません。
(12)癌を完全に治す
癌の研究は本当に盛んに行なわれていて、有望な薬が多数開発されています。気が付いたら癌は死ぬ病気じゃなくなっているってことも20年後ぐらいには期待出来るかもしれません。
老化評価

(省略されています。全文を読む

Category:#エイジング関連まとめ




2023.10.11

tally Health社の月額59ドルからのサブスク。DNAメチル化測定による生物学的年齢測定と日々のアンチエイジングサプリのセット
tally Health社の月額59ドルからのサブスク。DNAメチル化測定による生物学的年齢測定と日々のアンチエイジングサプリのセット

↑BTW



★サプリは「Vitality」と「Amplify」の2種類
Vitalityサプリの中身は
  • Calcium Alpha-Ketoglutarate 1000 mg
  • ケルセチン 500 mg
  • レスベラトロール500 mg
  • フィセチン 100 mg
  • スペルミジン 900μg
★サプリ「Amplift」の中身は
  • Glycine 1000 mg
  • Berberine 600 mg
  • Urolithin A 250 mg
★検査「TallyAge」はDNAのメチル化をチェックする試験で、実年齢でなく「生物学的年齢」を18〜100歳で評価していれるようです。85万のDNAサイトを評価して8000人のデータをもとに算出するとのこと。

あ〜、残念ながら現在はアメリカ国内のみからしから購入不可みたい。


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Category:#アンチエイジングを目指す企業




2023.10.03

アルツハイマー患者のダサチニブ・ケルセチンを使った老化細胞除去治療の臨床試験Ph-I結果が報告
アルツハイマー患者のダサチニブ・ケルセチンを使った老化細胞除去治療の臨床試験Ph-I結果が報告

↑BTW

老化細胞除去作用が知られるダサチニブ(もともと抗がん剤)とケルセチン(玉ねぎ成分で有名)の効果を5人に投与して安全性を確認するのが主目的のPh-I試験です。脳内のダサチニブ濃度は上昇、ケルセチンは検出されず。安全性は問題無さそうだが、この段階では治療効果は確認されていないようです。さすがにケルセチンは意味無いんじゃね?BBBを通過するケルセチン類縁体とか無いのか?

そもそもアルツハイマーって老化細胞除去で改善するって動物試験結果あったっけ?Alzheimer’Drug Discovery Foundation/アルツハイマー病治療薬開発財団的な組織から300万ドル得てPh-IIを行うみたいだけどパフォーマンス感感じるな


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Category:#Senolytics #老化細胞除去薬




2023.06.09

様々な植物ポリフェノールを比較するとフィセチンとクルクミンがケルセチンよりもよく老化細胞を減らす
様々な植物ポリフェノールを比較するとフィセチンとクルクミンがケルセチンよりもよく老化細胞を減らす

↑BTW


出典:EBioMedicine. 2018 Oct; 36: 18?28. Published online 2018 Sep 29. doi: 10.1016/j.ebiom.2018.09.015

実験はプレート内の細胞に5uMのそれぞれのフラボノイド(植物ポリフェノール)を加えて、総細胞数と、老化細胞数を測定しています。あれほど有名なケルセチンがまったく効果無しなのは濃度が低すぎるってことかな?

よし、サプリメントにクルクミンとフィセチンを加えるか!

でもフィセチンはまだまだ高いんだよなー。ケルセチンとフィセチンは構造そっくりなのでフィセチン入れるならケルセチンはやめようかな


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Category:未分類




2022.03.23

太陽化学がケルセチンより25倍吸収されるSUNACTIVE QCD(サンアクティブQCD、ケルセチン配糖体&シクロデキストリン)を米国市場で販売開始
太陽化学がケルセチンより25倍吸収されるSUNACTIVE QCD(サンアクティブQCD、ケルセチン配糖体&シクロデキストリン)を米国市場で販売開始

↑BTW

ケルセチンは手軽にサプリメントとして飲める唯一のセノリティクス(老化細胞除去作用が知られる成分)ですが、実はケルセチンそのものは、ほとんど水に溶けず、サプリメントに含まれる成分のほんの一部しか体内に取り込まれませんでした。そのため、現在のサプリメントは1カプセルが500mg(0.5g)と巨大なものになっています。これを改良して体内に取り込まれやすくしたケルセチン成分が各社で開発されているようです。

 最近、サントリーが「ケルセチンゴールド」とか変な名前を付けて取り込まれやすくしたケルセチン配糖体を特茶に入れて売り込んでますね。

 今回紹介する太陽化学のサンアクティブQCDは、ケルセチンゴールドと同じ「ケルセチン配糖体」にさらに「シクロデキストリン」という環状の特殊な糖を混ぜることでさらに水に溶けやすく吸収されやすくしたようで、ケルセチンの25倍取り込まれれると報告されています。

ベースとなる「ケルセチン配糖体」だけでもケルセチンの3倍取り込まれるようです。
サントリーのページでも「ケルセチンゴールド(ケルセチン配糖体)を毎日110mg服用することで内臓脂肪が減少したと書いてあるので、1日500mgで効果が知られるケルセチンの3〜4分の1であることを考えると、吸収性としてはサンアクティブQCDで使われるケルセチン配糖体と、サントリーのケルセチンゴールドの吸収率は似たようなものでしょうか。
この110mgというのは、サントリーの特茶(500mL)に含まれる量と同じのようです。すなわち1日1本サントリー特茶を飲むのは500mgのケルセチンサプリメントを1粒毎日飲むのと同等って感じでしょうか。
特茶は1本あたり160円程度するので、サプリメントの方が圧倒的に安いね
検索しましたがケルセチンの25倍取り込まれやすい「サンアクティブQCD」を含むサプリメントはまだ売って無いようですね。。。。ただ吸収されにくいケルセチンのサプリメントがずいぶん安く手に入るので、普通のケルセチン500mg飲んでいればいいかもね。吸収されないケルセチンも「ポリフェノール、フラボノイド」として腸内細菌にエサになって身体に良さそうな気もします(※思い込みの勝手な予想です)
(省略されています。全文を読む

Category:#Senolytics #老化細胞除去薬




2022.03.23

気軽に服用出来る唯一のセノリティクス「ケルセチン」サプリメントをJarrow formula製に変更
気軽に服用出来る唯一のセノリティクス「ケルセチン」サプリメントをJarrow formula製に変更

↑BTW



これまで↓この1日500mgあたり38円のやつを飲んでいたのですが

Jarrow社のやつに変更しました。200日分で4172円。1日21円まで安くなりましたが、なぜか俺が購入後にAmazon.co.jpでも海外の通販サイトでも売り切れちゃってる。↓ここではまだ購入可能。いそげー
↓オフィシャルサイトを見ると同じような値段で100日分になっている。2倍値上げ?
最近ケルセチンは新型コロナに効くみたいな研究が報告されたのでその影響だったりするのかな?


↓あいかわらず巨大です。ヤバそうな色の粉末がつまってます。


追記
今気が付きましたが、もともと飲んでいたSolaray社のやつが1日分21円まで安くなっているのでこちらでいいかもね。

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Category:#Senolytics #老化細胞除去薬




2022.01.21

2021年に発表されたケルセチンを服用するプラセボ対照試験の結果、新型コロナ患者への良い影響も
2021年に発表されたケルセチンを服用するプラセボ対照試験の結果、新型コロナ患者への良い影響も

↑BTW

下記の試験はイランの医師らによる報告です。88人を使い、1日500mgを8週間服用して評価。血中の抗酸化作用の有意な低下、TNF-α濃度の有意な減少(プラセボも下がっているらしいが)、不安感の減少などが見られた。IL-6、hs-CRP、血圧に関しては変化無し。

下記の試験もイランの医師らによるCOVID-19に感染して入院中の患者72名による臨床試験です。ケルセチン1日1000mgを7日間服用することで、早期退院、血中のALP、q-CRP、LDHの低下が起こったとのこと。またヘモグロビン量の増加と呼吸数の増加が見られたとのこと。試験では致死率、ICU利用率、ICU使用期間に差は無かったそうです。
イランじゃケルセチン注目されているのか?
らしい。関係無いかもw
ヒトで老化細胞の減少効果を直接分析した研究はなかなか見つからないね。
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Category:#サプリメント




2022.01.20

スポーツサプリメントの成分分析結果を第3者機関が分析し公表しているサイト
スポーツサプリメントの成分分析結果を第3者機関が分析し公表しているサイト

↑BTW

スポーツサプリメントに限らず様々なサプリメントの成分分析して欲しいな。

今、ケルセチンのサプリメントを次どれ買おうかと思っていて、いつも購入しているケルセチン500mg×90カプセル=45gのこれ

の代用品は無いかと思って調べてみると、何度か紹介している「リプサ」の商品が同じ45gで半額


しかしこれ、よく見るとケルセチンが45gじゃなくて「玉ねぎの皮」が45gだね???。原材料が「玉ねぎ皮末(国産)」って書いてある。玉ねぎの皮に含まれるケルセチン量は100gあたり1.5g程度なので、錠剤1つに含まれるケルセチン量は1mgも無いことになる。

いつも買っている「ケルセチン500mg」って書いている海外の製品もネットで分析証明を公開しているわけでもないしどうも怪しいんだよね。

「サプリメント」ってことで医薬品じゃないので、大した法規制も無いんだろうけど、どうも騙すような商品が多数含まれていそうで気になっている。
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Category:#サプリメント




2021.07.15

玉ねぎ成分「ケルセチン」のプラセボ対照二重盲目臨床試験で認知機能の改善効果を確認
玉ねぎ成分「ケルセチン」のプラセボ対照二重盲目臨床試験で認知機能の改善効果を確認

↑BTW

24週間試験で60〜79歳対象に70人で試験のプラセボ対称二重盲目試験。プラセボとしてケルセチンを含まないホワイトオニオンを使用。

1日の摂取量はたった50mgなんだけど、使ったQuercetin Phytosomeは吸収が20倍よらしい。普通のケルセチンだと1000mg相当ことか?

認知能力の改善は求めるケルセチンのセノリティクス(Senolytics)としての老化細胞除去機能と関連しているかどうかは怪しいかもな。
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Category:#Senolytics #老化細胞除去薬




2021.07.09

70歳以上の高齢者にフィセチン、ダサチニブ、ケルセチンなどのセノリティクス(Senolytics/老化細胞除去薬)を投与する臨床試験が実施中
70歳以上の高齢者にフィセチン、ダサチニブ、ケルセチンなどのセノリティクス(Senolytics/老化細胞除去薬)を投与する臨床試験が実施中

↑BTW

2020年3月開始。Mayoクリニックの医師Sundeep Khosla, M.D.による医師主導臨床試験(Phase II)
試験は2アーム。
(1)参加者はダサチニブ100mgを2日連続投与、その後ケルセチン1000mgを3日連続で投与。これを4週間に一度繰り返す(合計20週間)
(2)フィセチンを20mg/kg、3日連続投与(4週間に一度)、20週試験

評価は
A:血液中の骨の代謝マーカーであるI型コラーゲン-C-テロペプチド(ICTP)と?型プロコラーゲン-N-プロペプチドの濃度変化。
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Category:#Senolytics #老化細胞除去薬




2021.03.17

老化細胞除去薬の表現としてのSenolytics(セノリティクス)とSenomodifiers(セノモディファイアー)
老化細胞除去薬の表現としてのSenolytics(セノリティクス)とSenomodifiers(セノモディファイアー)

↑BTW

この記事ではRepurposed drug(当初の目的以外の薬効を目的に既存の薬を使用すること、ドラッグ・リポジショニング)としてrapamycin(ラパマイシン)とmetformin(メトホルミン)を紹介しています。

老化細胞除去薬としてSenolyticsとSenomodifiersと紹介されています。Senomodifiersって単語は初めて聞いた。紹介されているのはdasatinib(ダサチニブ、抗がん剤)とnavitoclax(ナビトクラックス、抗がん剤、Bcl-2阻害剤)、quercetin(ケルセチン、玉ねぎ成分)、fisetin(フィセチン、イチゴなど)。
(省略されています。全文を読む

Category:#Senolytics #老化細胞除去薬




2021.01.06

ケルセチンを従来より多く含む玉ねぎ「ケルたま」の種や苗が購入可能
ケルセチンを従来より多く含む玉ねぎ「ケルたま」の種や苗が購入可能

↑BTW

可食部分に従来の1.5倍のケルセチンが含まれているそうで、たいした量では無さそうです。

玉ねぎの可食部100gに含まれるケルセチン量は50mg程度、玉ねぎ1個は200g程度なので、1個あたり100mgのケルセチンが摂取可能です。現在、1日あたり500mgのケルセチンサプリメントを摂取してますが、玉ねぎで同じだけ摂取するには毎日玉ねぎ5個食べないといけませんね。意外と不可能ではないかもしれない。。。。
下記によると玉ねぎの皮をむいて日光に1週間当てるとケルセチン量が3倍になるみたいですよ
サプリメントを止めて1週間日光浴させた玉ねぎを毎日2個ずつ食べる方が健康にいいかもしれない。。。。
種↓



↓苗


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Category:#サプリメント




2020.12.18

2020年12月版:今飲んでいる老化抑制サプリ7つの種類と量と費用、今後追加したい薬3つ
2020年12月版:今飲んでいる老化抑制サプリ7つの種類と量と費用、今後追加したい薬3つ

↑BTW

内容はコスパの考慮してどんどん改良してますが、今現在飲んでいるサプリメントの組みあわせを紹介します。

●今飲んでいるサプリの種類と量とコスト
(1)ケルセチン500mg
飲んでいるのはこれ。1回あたり38円



根拠
この量で骨格筋、脂肪組織内の老化細胞除去が可能と報告されている量には達しているかと。むしろ飲み過ぎか?「老化細胞の除去」という不可逆的な作用なので、休薬期間をもうけて90日飲んで、90日休む。という形にしても良いかもしれません。

(2)NMN 125mg
飲んでいるのはこれ

1日あたり64円。(※2023年11月価格修正)

根拠はこのあたり
正直、NADアナログの効果は微妙に信じて無いのですが、あまりにブームなので飲んでいます。有名なハーバードの教授は1日1000mg飲んでいるそうなので、全然量が足りてないがこのサプリ高い。。。。せめて3倍ぐらいに増やしたいところだが。。。。。安い商品が出てくるのに期待したい。あとは後述するピペリンとの組み合わせでどれぐらいBAが上がっているかを調査したい。

(3)ピペリン 20mg

1日あたり20円。これは独自なんだけど、ピペリンはP-gp阻害剤という物質で様々な化学物質の腸管から体内への移行を高めうる。このへんで説明している。
少なくともウコンの成分クルクミンの吸収量を20倍にする。NMNやポリフェノール、ケルセチンの吸収量増加を期待している。どれぐらい増加させているかは不明。もしかしたらやばいぐらい吸収されている可能性もある。このピペリンとの併用はあらゆる薬、サプリメントの「安全性」をぶち壊す可能性があるハックなので自己責任で、少なくても薬と一緒に飲んじゃダメだからね。

(4)霊芝(βグルカン):115mg

1日20円。1日の推奨量は5粒だけど2粒だけ飲んでいる。

アンチエイジングの効果が知られているわけじゃないけどダイエット効果と腸内細菌に対する強力な効果が報告されている。
以前飲んだことがあり、やせなかったけど(笑)、なんかう〇こが無臭になった。不思議。でも1日5粒飲むとなんか体調悪くなる気がするので2粒に落として飲んでいる。

(5)ルテイン:16mg

1日37円。最近、老眼が・・・・・

臨床試験で効果は確認されているようだ
これ高いな。。。。他のサプリの老化抑制効果で代用出来ないもんだろうか?そもそも飲んでいるけど効果がある実感無いしこういう個別の対症療法的なサプリは止めたい。
(6)ポリフェノール(7種混合):500mg

1日20円

ポリフェノールの中ではブドウ由来のレスベラトロールがアンチエイジングに有名だけど、まあポリフェノール類なら似たようなものだろう。量が重要ということで安いこの商品を使っている。
直接効果がある薬物を服用するのも良いけど、腸内細菌がガンガン身体に良い影響や悪い影響を与える薬物を作り出しては腸から吸収されており、腸内細菌のコントロールこそ最重要!!!との考えは結構信じています。

(7)カルシウム:240mg

1日8円。推奨量は3粒だけど2粒しか飲んでない。カルシウムは貯金らしいので。ふだん全然カルシウムを食物からとってない気がする。

これで合計1回あたり248円。けっこうかかってるね。普段は週5日、平日しか飲まないので1か月あたりの費用は5314円。う〜ん。高いな。焼き鳥屋に1回多く行った方が幸せかもしれないw。

●今後追加したいサプリ
(8)アスピリン。バファリンの成分とか
けっこうガチに証拠がある。
(9)メトホルミン
糖尿病治療用の処方薬なので手に入らない。個人輸入するか・・・・
(10)ダサチニブ
抗がん剤(といっても毒素というよりは分子標的薬)なので癌にならないと手に入らない。個人輸入するか・・・・
ケルセチンとは違う臓器で生体内の老化細胞を自殺させる作用が知られています。
2020年12月版のまとめは以上です。
う〜ん、長生きするには金かかるな。
(省略されています。全文を読む

Category:#サプリメント




2020.10.30

玉ねぎスゴ!少ないケルセチンでも飲み続ければマウスで老化細胞が除去されるとの研究結果
玉ねぎスゴ!少ないケルセチンでも飲み続ければマウスで老化細胞が除去されるとの研究結果

↑BTW


やはりケルセチン(quercetin)は神か!これまで50mg/kgのケルセチンと抗がん剤の組み合わせで体内の老化細胞が除去される研究を報告してきましたが、今回の研究はそれよりもはるかに少ない0.125mg/kg、週に1回をずっと飲み続けても同様に老化細胞が、骨格筋、脂肪細胞で減少することが報告されています。


出典:Low-dose quercetin positively regulates mouse healthspan | SpringerLinkから抜粋

また下記の報告では
10mg/kgのケルセチンを毎日4週間飲ませて糖尿病性腎臓病(diabetic nephropathy)を治療しています。
最近下記のケルセチンサプリメントを毎日飲んでいます。ずっと飲み続けるならこんな大量に飲む必要無いのか?



↓3個セットの方がずいぶん安い

(省略されています。全文を読む

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2020.10.13

現在知られている9種類のセノリティクス(老化細胞除去薬/Senolytics)
現在知られている9種類のセノリティクス(老化細胞除去薬/Senolytics)

↑BTW

Wikipediaに老化細胞除去薬(Senolytics)のエントリーがありました。

だんだん全体像が見えてきました。通常細胞は役に立たなくなるとアポトーシス(自殺)するメカニズムがありますが、そのメカニズムにストップがかかり自殺せずに生きながらえているのが老化細胞であり、それを解除するのが老化細胞除去薬のメカニズムのようです。癌細胞も同様にDNA変異が起きて生じるはずのアポトーシスを回避している細胞なこともあり抗がん剤が多く登場しているのが面白いです。
(1)FOXO4関連ペプチド。未承認、ペプチド、注射投与必要
(3)USP7(ユビキチン特異的タンパク分解酵素7)阻害剤、未承認薬物
(4)ダサチニブ(srcチロシンキナーゼ阻害剤)抗がん剤とケルセチン(bck-2ファミリー阻害剤)玉ねぎ成分
(5)フィセチン(bcl-2阻害剤)イチゴ成分
(6)ナビトクラックス(navitoclax)(Bcl-2阻害剤)抗がん剤
(7)Piperlongumine(ROS阻害剤)ロングペッパー成分
(8)アジスロマイシン(Azithromycin)とロキシスロマイシン(Roxithromycin)マクロライド系抗生物質
(9)SSK1 (senescence-specific killing compound 1)(老化細胞で活性でのみ活性化する抗がん剤ゲムシタビンプロドラック)未承認薬物
健康な身で抗がん剤や抗生物質を飲むのは少しためらわれるのですがロングペッパー成分の(7)が気になります。
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2020.09.28

玉ねぎ成分ケルセチンのみでも血管の老化細胞除去は可能かも。
玉ねぎ成分ケルセチンのみでも血管の老化細胞除去は可能かも。

↑BTW

先日から抗がん剤「ダサチニブ」と玉ねぎ成分「ケルセチン」の併用で老化細胞を選択的に自殺させられるという研究を調べているのですが、下記の論文を見ると


図出典:The Achilles’ heel of senescent cells: from transcriptome to senolytic drugs
どうやらダサチニブとケルセチンは標的細胞が違うようです。ケルセチンのみ(5μM)で血管内細胞の老化細胞は選択除去されている。ただし脂肪細胞前駆細胞には効果が無い結果です。

逆にダサチニブは脂肪細胞前駆細胞にのみ効果があり、濃度を上げても血管内皮細胞への効果は無いようです。2種の細胞で何が違うのでしょう?

血管内皮に関してはケルセチンのみで効果はあるようですが、ただ20μMから増殖細胞(正常な細胞)にも害が出ている(in vitro試験、この濃度で3日間処理)。治療ウィンドウ(薬効ー毒性用量比)4倍かあ。。。。ただし3日で減らしたいわけじゃないのでもっと低濃度で飲み続けることでメリットだけを得られるでしょうか?ケルセチンサプリメントは容量が大きいもので1つ500mgってのがあります。ケルセチンの分子量が約300なので、5μM=1.5ug/mL、500mg i.v. 時にCmax=50μg/mL。BAと半減期は知らないけど一瞬は有効血中濃度に達しているんじゃないか?

↓このサプリメント注文中なんだけど
↓こんな商品も発見w

これ、玉ねぎの皮を取っておいて冷凍粉砕して頑張って食べれば良いかも。。。

下記サイトを見ると
玉ねぎ可食部には100gあたり20mgのケルセチン、玉ねぎの皮には100gあたり1000-1500mgのケルセチンとのこと。1日に100mg以上が害が出ると書いてあるね。。。。

う〜ん、1粒500mgのサプリメントをポチっちゃったんだけど(^^;
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2020.09.24

玉ねぎ成分ケルセチンは単独でセノリティクスとしての(老化細胞除去)効果があるか?
玉ねぎ成分[[ケルセチン]]は単独でセノリティクスとしての(老化細胞除去)効果があるか?

↑BTW

先日、抗がん剤ダサチニブ(Dasatinib)と玉ねぎ成分ケルセチン(Quercetin)を同時に服用することでマウスで老化細胞が除去されて臓器が若返るという研究報告を紹介しました。

抗がん剤は手を出しにくいので、玉ねぎ成分「ケルセチン」のみで老化細胞を除去出来ないか調べています。

ダサチニブとケルセチン同時服用の効果に関しては下記の論文で発見の経緯について触れられています。
ダサチニブとケルセチンの組み合わせは「最初の老化細胞除去薬」としてバイオインフォマティクスを活用したランダム機能スクリーニングより46種類の薬の投与の中から偶然見出された組み合わせとのこと。
↓ランダムスクリーニングの研究論文(2015年)
そして併用効果は臨床試験が実施され人間でも確認されていました。
下記の論文では
ダサチニブ100mgとケルセチン1250mgを週3回3週間にわたり飲んでもらっています。
以下の論文では
臨床試験では糖尿病性腎臓病の患者にダサチニブ100mgと、ケルセチン1000mgを3日連続で飲んでもらっています。その結果、たった3日の服用で脂肪組織中の老化細胞が減り、皮膚の中の老化細胞が減少、血液中の老化細胞が出す悪玉サイトカインの濃度が低下することが報告されています。
臨床試験の情報はここ↓試験名は「Senescence in Chronic Kidney Disease」
一方、ケルセチンのみも老化細胞除去効果は知られているようです。下記はダサチニブ、ケルセチン両方を服用する臨床試験を実施した論文です。
ケルセチンのみである程度の効果があると書いてますが、概要には老化細胞の除去効果に関しては触れられていません。
下記ではケルセチンのみは効果はあるが、毒性が出る量に近い量が無いと効果が無いとあります。すなわち老化してない細胞への毒性も強いとのことです。
う〜ん、玉ねぎ成分を大量に飲むという作戦は毒性の心配をしないといけないようです。
上記に紹介した臨床試験では1日にケセルチン1000mg以上を飲んでいます。

国内のケルセチンサプリメントは1粒あたり3.5mgとかちょっとしか入っておらず、これでは1日に300粒を服用しないといけません。
一方で海外のケルセチンサプリメントは1粒で500mg含まれており、これだと1日2粒でOKです。
海外ではケルセチンの老化細胞除去効果が知られて大量服用する人がいるのでしょうか?
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2020.09.24

玉ねぎ成分ケルセチンは単独でセノリティクスとしての(老化細胞除去)効果があるか?
玉ねぎ成分[[ケルセチン]]は単独でセノリティクスとしての(老化細胞除去)効果があるか?

↑BTW

先日、抗がん剤ダサチニブ(Dasatinib)と玉ねぎ成分ケルセチン(Quercetin)を同時に服用することでマウスで老化細胞が除去されて臓器が若返るという研究報告を紹介しました。

抗がん剤は手を出しにくいので、玉ねぎ成分「ケルセチン」のみで老化細胞を除去出来ないか調べています。

ダサチニブとケルセチン同時服用の効果に関しては下記の論文で発見の経緯について触れられています。
ダサチニブとケルセチンの組み合わせは「最初の老化細胞除去薬」としてバイオインフォマティクスを活用したランダム機能スクリーニングより46種類の薬の投与の中から偶然見出された組み合わせとのこと。
↓ランダムスクリーニングの研究論文(2015年)
そして併用効果は臨床試験が実施され人間でも確認されていました。
下記の論文では
ダサチニブ100mgとケルセチン1250mgを週3回3週間にわたり飲んでもらっています。
以下の論文では
臨床試験では糖尿病性腎臓病の患者にダサチニブ100mgと、ケルセチン1000mgを3日連続で飲んでもらっています。その結果、たった3日の服用で脂肪組織中の老化細胞が減り、皮膚の中の老化細胞が減少、血液中の老化細胞が出す悪玉サイトカインの濃度が低下することが報告されています。
臨床試験の情報はここ↓試験名は「Senescence in Chronic Kidney Disease」
一方、ケルセチンのみも老化細胞除去効果は知られているようです。下記はダサチニブ、ケルセチン両方を服用する臨床試験を実施した論文です。
ケルセチンのみである程度の効果があると書いてますが、概要には老化細胞の除去効果に関しては触れられていません。
下記ではケルセチンのみは効果はあるが、毒性が出る量に近い量が無いと効果が無いとあります。すなわち老化してない細胞への毒性も強いとのことです。
う〜ん、玉ねぎ成分を大量に飲むという作戦は毒性の心配をしないといけないようです。
上記に紹介した臨床試験では1日にケセルチン1000mg以上を飲んでいます。

国内のケルセチンサプリメントは1粒あたり3.5mgとかちょっとしか入っておらず、これでは1日に300粒を服用しないといけません。
一方で海外のケルセチンサプリメントは1粒で500mg含まれており、これだと1日2粒でOKです。
海外ではケルセチンの老化細胞除去効果が知られて大量服用する人がいるのでしょうか?
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2020.09.24

玉ねぎ成分ケルセチンは単独でセノリティクスとしての(老化細胞除去)効果があるか?
玉ねぎ成分[[ケルセチン]]は単独でセノリティクスとしての(老化細胞除去)効果があるか?

↑BTW

先日、抗がん剤ダサチニブ(Dasatinib)と玉ねぎ成分ケルセチン(Quercetin)を同時に服用することでマウスで老化細胞が除去されて臓器が若返るという研究報告を紹介しました。

抗がん剤は手を出しにくいので、玉ねぎ成分「ケルセチン」のみで老化細胞を除去出来ないか調べています。

ダサチニブとケルセチン同時服用の効果に関しては下記の論文で発見の経緯について触れられています。
ダサチニブとケルセチンの組み合わせは「最初の老化細胞除去薬」としてバイオインフォマティクスを活用したランダム機能スクリーニングより46種類の薬の投与の中から偶然見出された組み合わせとのこと。
↓ランダムスクリーニングの研究論文(2015年)
そして併用効果は臨床試験が実施され人間でも確認されていました。
下記の論文では
ダサチニブ100mgとケルセチン1250mgを週3回3週間にわたり飲んでもらっています。
以下の論文では
臨床試験では糖尿病性腎臓病の患者にダサチニブ100mgと、ケルセチン1000mgを3日連続で飲んでもらっています。その結果、たった3日の服用で脂肪組織中の老化細胞が減り、皮膚の中の老化細胞が減少、血液中の老化細胞が出す悪玉サイトカインの濃度が低下することが報告されています。
臨床試験の情報はここ↓試験名は「Senescence in Chronic Kidney Disease」
一方、ケルセチンのみも老化細胞除去効果は知られているようです。下記はダサチニブ、ケルセチン両方を服用する臨床試験を実施した論文です。
ケルセチンのみである程度の効果があると書いてますが、概要には老化細胞の除去効果に関しては触れられていません。
下記ではケルセチンのみは効果はあるが、毒性が出る量に近い量が無いと効果が無いとあります。すなわち老化してない細胞への毒性も強いとのことです。
う〜ん、玉ねぎ成分を大量に飲むという作戦は毒性の心配をしないといけないようです。
上記に紹介した臨床試験では1日にケセルチン1000mg以上を飲んでいます。

国内のケルセチンサプリメントは1粒あたり3.5mgとかちょっとしか入っておらず、これでは1日に300粒を服用しないといけません。
一方で海外のケルセチンサプリメントは1粒で500mg含まれており、これだと1日2粒でOKです。
海外ではケルセチンの老化細胞除去効果が知られて大量服用する人がいるのでしょうか?

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2020.09.24

玉ねぎ成分ケルセチンは単独でセノリティクスとしての(老化細胞除去)効果があるか?
玉ねぎ成分[[ケルセチン]]は単独でセノリティクスとしての(老化細胞除去)効果があるか?

↑BTW

先日、抗がん剤ダサチニブ(Dasatinib)と玉ねぎ成分ケルセチン(Quercetin)を同時に服用することでマウスで老化細胞が除去されて臓器が若返るという研究報告を紹介しました。

抗がん剤は手を出しにくいので、玉ねぎ成分「ケルセチン」のみで老化細胞を除去出来ないか調べています。

ダサチニブとケルセチン同時服用の効果に関しては下記の論文で発見の経緯について触れられています。
ダサチニブとケルセチンの組み合わせは「最初の老化細胞除去薬」としてバイオインフォマティクスを活用したランダム機能スクリーニングより46種類の薬の投与の中から偶然見出された組み合わせとのこと。
↓ランダムスクリーニングの研究論文(2015年)
そして併用効果は臨床試験が実施され人間でも確認されていました。
下記の論文では
ダサチニブ100mgとケルセチン1250mgを週3回3週間にわたり飲んでもらっています。
以下の論文では
臨床試験では糖尿病性腎臓病の患者にダサチニブ100mgと、ケルセチン1000mgを3日連続で飲んでもらっています。その結果、たった3日の服用で脂肪組織中の老化細胞が減り、皮膚の中の老化細胞が減少、血液中の老化細胞が出す悪玉サイトカインの濃度が低下することが報告されています。
臨床試験の情報はここ↓試験名は「Senescence in Chronic Kidney Disease」
一方、ケルセチンのみも老化細胞除去効果は知られているようです。下記はダサチニブ、ケルセチン両方を服用する臨床試験を実施した論文です。
ケルセチンのみである程度の効果があると書いてますが、概要には老化細胞の除去効果に関しては触れられていません。
下記ではケルセチンのみは効果はあるが、毒性が出る量に近い量が無いと効果が無いとあります。すなわち老化してない細胞への毒性も強いとのことです。
う〜ん、玉ねぎ成分を大量に飲むという作戦は毒性の心配をしないといけないようです。
上記に紹介した臨床試験では1日にケセルチン1000mg以上を飲んでいます。

国内のケルセチンサプリメントは1粒あたり3.5mgとかちょっとしか入っておらず、これでは1日に300粒を服用しないといけません。
一方で海外のケルセチンサプリメントは1粒で500mg含まれており、これだと1日2粒でOKです。
海外ではケルセチンの老化細胞除去効果が知られて大量服用する人がいるのでしょうか?

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2020.09.15

玉ねぎスゲー。老化細胞除去薬(DasatinibとQuercetin)で処理した臓器は移植成功率が向上。原因は老化細胞の出す遊離ミトコンドリアDNA量の低下
玉ねぎスゲー。老化細胞除去薬(DasatinibとQuercetin)で処理した臓器は移植成功率が向上。原因は老化細胞の出す遊離ミトコンドリアDNA量の低下

↑BTW


 老化した臓器は臓器移植の需要と供給のアンバランスを解決する秘められた可能性があるが、老化した臓器は損傷や免疫原性の増加といった特徴があり移植時の成果はかんばしくない。

 今回、研究者らは老化した臓器の移植がうまくいかない理由が無細胞ミトコンドリアDNA(cf-mt-DNA)が老化細胞から放出されており、これが蓄積し免疫原性を起こしていることであることを示している。老化したマウスの血液中にはcf-mt-DNAが増加しており、また虚血再灌流により損傷を与えても末梢血中のcf-mt-DNAが増加する。これにともない血液中の樹状細胞(免疫細胞)は活性化状態となり炎症反応を引き起こす。同様の現象が実際の移植でも見られるそうで老化したドナーからの移植では血液中のcf-mt-DNAの量が増加するそうだ。

 実験では老化したマウスをセノリティクス(老化細胞除去薬/Senolytics)で処理し老化細胞を取り除いている、老化細胞の除去に伴い血中のcf-mt-DNA量が低下し老化特異的な免疫反応が低下する。そして実験的な心臓移植の成績が若いドナーを使った時と同程度に良くなることを実証している。

 この研究においては老化細胞除去薬としてはダサチニブ(Dasatinib) (5mg/kg)とケルセチン(Quercetin) (50mg/kg)を飲ませている。Dasatinibはチロシンキナーゼ阻害系の抗がん剤として承認された薬のようだ。Quercetinは。。。。なんと玉ねぎ成分らしい。サプリとして売られている。玉ねぎ凄いな!

それぞれ老化細胞除去作用が知られているようですが、今回の研究結果を見ると両方を同時に飲んだ時に非常に高い除去効果が見られるようです。

Dasatinib(ダサチニブ)は医薬品の個人輸入で手に入りますが抗がん剤として飲んだ場合の様々な副作用も知られており、ちょっと若返り目的に飲むには危ないですね。とりあえず玉ねぎ(ケルセチン)食べよう。

遊離ミトコンドリアDNA(cf-mt-DNA)が老化に伴う炎症に関わっているという話も初めて聞きました。調べてみます。


(省略されています。全文を読む

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2020.09.15

玉ねぎスゲー。老化細胞除去薬(DasatinibとQuercetin)で処理した臓器は移植成功率が向上。原因は老化細胞の出す遊離ミトコンドリアDNA量の低下
玉ねぎスゲー。老化細胞除去薬(DasatinibとQuercetin)で処理した臓器は移植成功率が向上。原因は老化細胞の出す遊離ミトコンドリアDNA量の低下

↑BTW


 老化した臓器は臓器移植の需要と供給のアンバランスを解決する秘められた可能性があるが、老化した臓器は損傷や免疫原性の増加といった特徴があり移植時の成果はかんばしくない。

 今回、研究者らは老化した臓器の移植がうまくいかない理由が無細胞ミトコンドリアDNA(cf-mt-DNA)が老化細胞から放出されており、これが蓄積し免疫原性を起こしていることであることを示している。老化したマウスの血液中にはcf-mt-DNAが増加しており、また虚血再灌流により損傷を与えても末梢血中のcf-mt-DNAが増加する。これにともない血液中の樹状細胞(免疫細胞)は活性化状態となり炎症反応を引き起こす。同様の現象が実際の移植でも見られるそうで老化したドナーからの移植では血液中のcf-mt-DNAの量が増加するそうだ。

 実験では老化したマウスをセノリティクス(老化細胞除去薬/Senolytics)で処理し老化細胞を取り除いている、老化細胞の除去に伴い血中のcf-mt-DNA量が低下し老化特異的な免疫反応が低下する。そして実験的な心臓移植の成績が若いドナーを使った時と同程度に良くなることを実証している。

 この研究においては老化細胞除去薬としてはダサチニブ(Dasatinib) (5mg/kg)とケルセチン(Quercetin) (50mg/kg)を飲ませている。Dasatinibはチロシンキナーゼ阻害系の抗がん剤として承認された薬のようだ。Quercetinは。。。。なんと玉ねぎ成分らしい。サプリとして売られている。玉ねぎ凄いな!

それぞれ老化細胞除去作用が知られているようですが、今回の研究結果を見ると両方を同時に飲んだ時に非常に高い除去効果が見られるようです。

Dasatinib(ダサチニブ)は医薬品の個人輸入で手に入りますが抗がん剤として飲んだ場合の様々な副作用も知られており、ちょっと若返り目的に飲むには危ないですね。とりあえず玉ねぎ(ケルセチン)食べよう。

遊離ミトコンドリアDNA(cf-mt-DNA)が老化に伴う炎症に関わっているという話も初めて聞きました。調べてみます。


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2019.02.14

老化した細胞のみを殺す「セノリティクス(Senolytic)薬」の開発とその効果
老化した細胞のみを殺す「セノリティクス(Senolytic)薬」の開発とその効果

↑BTW

生体内のわずかな老化細胞の存在が体全体の老化現象を引き起こすことが報告されています。下図は

より抜粋した図です。実験的に少数の老化細胞を若いマウスに移植し、老化を促進せる実験を行っています。
Senolytics improve physical function and increase lifespan in old age.Nat Med. 2018 Aug;24(8):1246-1256. doi: 10.1038/s41591-018-0092-9. Epub 2018 Jul 9.PMID:29988130
具体的には17ヵ月齢の老化したネズミに50万個(0.5×10^6個)の老化した少量の細胞を移植し、その結果、グラフの赤字で示すように老化した細胞を投与されたネズミでは1年で50%が死亡したのに対し、細胞を投与されていないネズミや、若い細胞を投与されたネズミでは80%程度が生き残っている。すなわち少量の老化細胞が全身の老化をう誘導し死亡させていることを証明しています。

では老化した体から、老化した細胞を取り除くことが出来たら若返ることが出来るのでしょうか?

答えはイエスです。下記報告では肝臓内の老化した細胞のみを殺し除去することで脂肪肝の症状が改善することが報告されています。
  • Cellular senescence drives age-dependent hepatic steatosis.Nat Commun. 2017 Jun 13;8:15691. doi: 10.1038/ncomms15691.PMID:28608850
そしてこの報告でも使われていますが、既に販売されている薬とサプリメントの組み合わせで老化した細胞のみを殺すことが出来ることが分かっています。

★老化した細胞のみを殺すことが報告されている2つの薬の組み合わせ。
  • dasatinib(ダサチニブ)・・・・複数のチロシンキナーゼを標的とした分子ターゲッティングタイプの抗がん剤
  • quercetin(ケルセチン)・・・・玉ねぎ・柑橘類など含まれるフラボノイドの一種
知らなかったのですが、このような老化細胞のみを殺す作用を「Senolytic」というらしいです。

老化細胞除去の研究は実は2011年には既に報告されています。
既に様々な研究が進んでおり、AmazonのCEOらが出資するUNITY Biotehnologyという会社は老化細胞除去薬の臨床試験を行っています。

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2009.11.01

カテキンとは

カテキンとは

↑BTW

カテキン(catechin)は分子量290のポリフェノールです。ポリフェノールとは、植物が光合成を行うときに作られる物質の総称でこれまでにおよそ5000種類が知られています。共通した働きとして抗酸化作用があり、どれも健康に良いとされているものばかりです。知られているポリフェノールを以下に示します。種類はいろいろありますが、ほとんどの植物に含まれており、緑茶に多く含まれるカテキンもその一つです。
カテキン(catechin)緑茶
ルチン(rutin)そば
フラバノン(flavanon)レモン、ミカンなど柑橘類の皮
タンニン(tanin)緑茶、カキ、赤ワイン
ケルセチン赤ワイン、ココア、タマネギ、ブロッコリー
アントシアニン(anthocyanin)ブルーベリー、イチゴ、ナス、むらさき芋
イソフラボン(isoflavone)大豆、そら豆、レッドクローバー

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Category:カテキンがダイエット効果があるのか科学的に確認してみた