↑B
2025.01.08
国民皆保険制度のイギリスの厳密なコスパ計算(医療経済計算)が分かる記事
イギリスにおいて2000年〜2020年に新薬により、のべ375万年分の健康寿命を延ばしたそうです。これにかかった費用は750億ポンドでした。しかしこの分析ではその750億ポンドを新薬ではなく既存の医療に使っていたら500万年分の健康寿命を延ばせたと計算されるそうです。
新薬を使うと1年間の健康寿命を延ばすのに2万ポンド〜3万ポンド(400万円〜600万円)かかりますが、既存の医療では1年間の健康寿命を伸ばすのに1万?D000ポンド(300万円)しかかからないとのこと。
日本の無駄が多く若者の金を高齢者に使ってばかりの健康保険制度もしっかり定量的に分析して運営して欲しいものです。
Category:統計(寿命・その他)
コメント
いいっすね!=8
001 [01/09 07:56]hoge@EM:コスパのため、製薬会社には新薬の開発を禁止するニキか?? ↑(2)
002 [01/09 13:03]hage:Common diseaseとRare diseaseをどう考えるかにもよる。スケールメリットだけを考えれば記事通り。それでいいのか。 ↑(2)
003 [01/09 21:15]ななしさそ★71:難病向けの創薬が多いと5年は前に見た気が。倫理観を傘に高額な開発費を正当化する薬価が付けられる、と。 ↑
004 [01/09 21:17]ななしさそ★71:まあ、ラージサイエンスもスモールサイエンスも必要ですよ。ガンに対抗するワクチンとか、ガンそのものを徹底的に調べて(医者のする事だから無茶苦茶に金が掛かる)あらゆるケースに対応する創薬、治験(とほうもなくかねがかかる)、さてはて。 ↑
■■ このカテゴリーのその他の記事■■
■■他サイトの関連記事(自動)■■
■■ 最近アクセス数の多い記事 ■■