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ES細胞



----------このキーワードを使っている記事----------
1998.11.01:ヒトのES細胞を樹立した
2024.05.17:脳組織をダメージを与えず凍結保存可能なROCK阻害剤Y-27632を用いたMEDY凍結保存液
2020.07.22:アメリカにおける8つのアンチエイジング関連ベンチャー企業株リスト。うち2社の株購入。
2013.12.11:医学界No1の学術誌Nature Medicineが選ぶ2013年の医学の重要な進歩8つ
2008.08.21:ES細胞から大量の赤血球を生成、輸血用血液の無限供給も可能か(AFPBB)
2008.02.08:マウスES細胞から赤血球を大量生産(sankei.msn)
2007.09.12:ヒトのES細胞からインスリンを分泌するすい島(すい臓)様の固まりを作ることが出来た
2007.04.05:第3章:老化と戦う先端医学の試み?すぐには実践できない方法
2004.03.29:ヒトのES細胞で完全な毛細血管(yomiuri)
2003.03.10:ヒトES細胞の遺伝子操作に成功(yomiuri)

1998.11.01

ヒトのES細胞を樹立した
ヒトのES細胞を樹立した

↑BTW

正常な核型を持ちヒトの胚盤胞を由来とする、多能性を持った細胞株を樹立した。この細胞は高いテロメラーゼ活性を持ち、ES細胞としての細胞表面マーカーを示していた。この細胞は4〜5ヶ月間、分化させないまま培養した後、三胚葉の細胞に分化する事が可能であった。具体的には胃の上皮細胞、軟骨細胞、骨細胞、筋肉細胞、神経細胞になることが出来た。この細胞はヒトの発生段階の研究、創薬の研究、移植医療に有用だろう

Category:#細胞移植 #幹細胞




2024.05.17

脳組織をダメージを与えず凍結保存可能なROCK阻害剤Y-27632を用いたMEDY凍結保存液
脳組織をダメージを与えず凍結保存可能なROCK阻害剤Y-27632を用いたMEDY凍結保存液

↑BTW


この研究は脳組織の組織構造と機能を保ったまま凍結保存を可能にする新しい凍結液に関する研究です。報告者は中国・上海の大学の研究者です。凍結液に含まれているY-27632は市販されている細胞透過性を有するRhoキナーゼ阻害物質(ROCK阻害剤)です。本試薬の説明には虚血再灌流後の炎症性サイトカインの増加を抑制する作用があると書かれています。また凍結ヒトES細胞の生存率向上も既に知られているとのこと。今回の報告ではこのY-27632に細胞凍結によく使われるメチルセルロース、エチレングリコール、DMSOを合わせたMEDY凍結保存液を用いて脳組織の組織構造と機能を保った凍結保存が可能になることが報告されています。

Category:#冬眠 #凍結保存 #クライオニクス




2020.07.22

アメリカにおける8つのアンチエイジング関連ベンチャー企業株リスト。うち2社の株購入。
アメリカにおける8つのアンチエイジング関連ベンチャー企業株リスト。うち2社の株購入。

↑BTW

1. Agenus (NASDAQ:AGEN)...癌免疫療法の抗体医薬を開発。代表的な薬はAGEN1181
2. Frequency Therapeutics (NASDAQ:FREQ).....聴覚障害のFX-322を開発。現在Ph-IIa、近日多発性硬化症の薬の承認計画
3. Geron (NASDAQ:GERN)....テロメラーゼ阻害剤「imetalstat」を開発。
4. Athersys (NASDAQ:ATHX).....多能性幹細胞にフォーカスした会社。神経障害や様々な疾患に対して開発。PIIIに進んでいる薬あり。
5. Unity Biotechnology (NASDAQ:UBX)....人の寿命にフォーカスした会社。UBX0101がP-I
6.Lineage Cell Therapeutics (NYSEAMERICAN:LCTX)、ES細胞技術の会社、プログラム「OpRegen」という細胞置換療法がP-II
7. CohBar (NASDAQ:CWBR)....ミトコンドリアに着眼した研究を行っている。
8. Proteostasis Therapeutics (NASDAQ:PTI)....繊維症治療効果のある低分子医薬を開発。アステラス製薬のパートナー
だそうです。
5番は以前に取得済みだったんだけど、2番と3番を買ってみた、他も買いたかったんだけど使っている楽天証券だと取り扱いしてないのか買えなかった。

そろそろ科学に裏打ちされたアンチエイジングの時代が到来する気がするんだよね。

アップルの株は上場以来150倍になっているらしい。1株買っても夢は見れないかw。10万円ぐらいは仕込みたいところ。毎月どこか気になる会社の株を1株買い増す作戦はどうだろう?

Category:#アンチエイジングを目指す企業




2013.12.11

医学界No1の学術誌Nature Medicineが選ぶ2013年の医学の重要な進歩8つ
医学界No1の学術誌Nature Medicineが選ぶ2013年の医学の重要な進歩8つ

↑BTW

 医学界No.1の権威ある学術雑誌Nature Medicineが今年の重要な医学の進歩を8つの分野について紹介しています。

 8つの分野は「再生医療」「免疫学」「マラリアワクチン」「若返りホルモン」「新たな鎮痛メカニズム」「ゲノム書き換え技術」「癌細胞の悪性化メカニズム」「糖尿病治療ホルモン」です。

Nature Medicneは毎年この手の発表をしており、2012年、2011年の内容は下記で紹介しています。


(省略されています。全文を読む

Category:#エイジング関連まとめ




2008.08.21

ES細胞から大量の赤血球を生成、輸血用血液の無限供給も可能か(AFPBB)(/.jp)(ACT社プレスリリース)
[[ES細胞]]から大量の[[赤血球]]を生成、輸血用血液の無限供給も可能か(AFPBB)

↑BTW

Biological properties and enucleation of red blood cells from human embryonic stem cells(Blood 2008)

Advanced Cell Technology(ACT)社の研究者らがBloodに発表。

6wellプレートから10^10〜10^11個の赤血球を作れるそうだ。

Category:血液・人工血液




2008.02.08

マウスES細胞から赤血球を大量生産(sankei.msn)
マウス[[ES細胞]]から[[赤血球]]を大量生産(sankei.msn)

↑BTW

理化学研究所の中村幸夫らのグループが成功、発表はPLoS ONE

Establishment of Mouse Embryonic Stem Cell-Derived Erythroid Progenitor Cell Lines Able to Produce Functional Red Blood Cells
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0001544

研究グループはES細胞から赤血球を生み出す3種類の前駆細胞を作製、この細胞をマウスに移植すると赤血球が作られた。この細胞を重度の貧血マウスに移植した場合では、治療を行わないマウスが8匹中1匹しか生き残らないのに対し、この細胞を移植したマウスでは7匹が生き残り、治療効果が認められた。

ただし、今回作った赤血球は通常内はずの細胞核が9割の赤血球に残っており、まだ不完全と言える。この核は放射線を当てて取り除くことも出来るそうだ。

Category:血液・人工血液




2007.09.12

ヒトのES細胞からインスリンを分泌するすい島(すい臓)様の固まりを作ることが出来た
ヒトの[[ES細胞]]から[[インスリン]]を分泌するすい島(すい臓)様の固まりを作ることが出来た

↑BTW

発表したのはアメリカのGeronという会社の研究者。
作り出した固まりはグルコース(糖分)の濃度に応じてインスリンを産生する機能を持っていました。

研究者はこの固まりを血清無しの培地で36日間で作り出します。
その他に加えたのはSodium Butyrate、 Activin A 、これらの添加によりCXCR4とSox17、Foxa2などを発現する内胚葉塊になり、そこからPdx1発現すい臓細胞に分化するそうです。

Category:人工すい臓・糖尿病




2007.04.05

第3章:老化と戦う先端医学の試み?すぐには実践できない方法
第3章:老化と戦う先端医学の試み?すぐには実践できない方法

↑BTW

3?1.テロメアを増やして細胞を若返らせる
3?2.老化と糖尿病の共通の敵「糖化」を防ぐ
3?3.ホルモン補充療法
3?4.新鮮な細胞の補給
3?5.細胞融合の将来性と危険性
3?6.ES細胞とクローン
3?7.組織工学で作る人工臓器
3?8.免疫拒絶を抑制して別の臓器を移植する
3?9.ガンを克服する
3?10.ゲノム情報の解明?遺伝子操作で人間を作り換える

Category:書籍紹介:最新老化の科学がわかる本




2004.03.29

ヒトのES細胞で完全な毛細血管(yomiuri)
ヒトのES細胞で完全な毛細血管(yomiuri)

京都大学の中尾一和教授らがヒトES細胞を用いて完全な毛細血管を作ることに世界で初めて成功した。
ヒトES細胞は国内ではまだ研究を行うための環境が整っていなかったが、中尾教授らは2002年にオーストラリアからヒトES細胞を輸入、これを用いて研究を行っていた。

これまでの研究でもアメリカ・マサチューセッツ工科大学の研究チームがヒトES細胞をマウスの体内で培養する事で毛細血管に出来ることが報告されていたが、今回の中尾教授らの報告は
実際の血管と同様に内側の内皮細胞と外側の平滑筋細胞がきちんと二重の層を作っており完全な血管の構造をなしているという。

Category:血管




2003.03.10

ヒトES細胞の遺伝子操作に成功(yomiuri)
ヒトES細胞の遺伝子操作に成功(yomiuri)

↑BTW

アメリカ、ウィスコンシン大学の研究チームがヒトのES細胞から病気の原因となる遺伝子を除去するのに成功した。
これはノックアウトマウスを作る方法を応用した。
ES細胞はあらゆる臓器になる可能性がある細胞であり、また現段階でも子宮にいれればクローン人間を作ることが出来る。
研究が進めば遺伝子に問題のある親から病気の原因となる遺伝子を取り除いた子供を作ったり、病気のヒトから病気の遺伝子を持たない臓器を作ったり出来るかも

Category:#細胞移植 #幹細胞