カテゴリー:知能改善・天才になる方法 TW↑B(1ページ目/2)(12・)



2016/09/07定期的運動により認知機能が向上・維持される理由 /13
2016/04/22「知性を高める」など各種ライフハック可能なサプリメント・薬の情報や服用管理Webアプリを提供するTrackMyStack.com /52
2015/10/30病院で処方されるアレルギー・ぜんそくの薬「モンテルカスト」で高齢ねずみの脳の若返りが起きると報告 /116
2014/10/28中外製薬が国内初のダウン症治療薬の臨床試験を開始 /456
2014/02/19睡眠中に脳波のリズムに合わせた音楽を聴かせるだけで記憶力が向上する
2013/01/28脳の活動状態を見ながら行う最先端の脳トレ「ニューロフィードバック」により特定の脳機能を強化したり精神疾患の治療が可能
2012/10/23カフェインを飲むと20分後には計算スピードが能力が向上する
2010/11/12老化に伴い脳内の乳酸レベルが上昇しているようだ
2012/06/08睡眠不足は脳神経の発達を促す。寝る子は育つがバカになる? /45
2012/02/29血液中のDHAやEPA量が低い高齢者は脳の縮小化が大きい
2011/12/13チューインガムは認知力を高める効果がある。しかしテストのスコアを上げるには噛むタイミングが重要
2011/11/19バカなハエほど長生きする。寿命と知能の関係
2011/11/02泥んこ遊びが「うつ病」を予防し頭も良くする可能性
2011/10/05展開の早いTV番組は短時間の視聴でも子供の直後の行動に悪影響
2011/06/16一夜漬け学習で記憶が定着しないメカニズムの一部が解明される?。一夜漬け学習と反復学習の記憶では脳内の記憶場所が異なる。
2011/04/09小脳内のDーセリンにより脳の可塑性が向上するとの報告(mycom)
2011/02/18IGF-IIを注射することにより、記憶力を増強出来る
2011/02/18筋トレもランニングなどの有酸素運動と同様に脳機能を改善しうる
2011/02/01高齢者に運動をさせることで海馬の容積が増加する
2011/01/25記憶定着には「すぐ睡眠」が効果的
2010/11/09脳に微弱な電流を流すことで、オーバークロック出来る /1
2010/11/07テスト直前まで暗記するより、前日までに覚えて一晩寝る方が効果的(GIGAZINE)
2009/03/11「魚を食べる男子は知能指数がアップ」との研究(AFPBB)
2009/11/11新生児は胎内で言語を覚え始め、生後すぐ母国語のイントネーションで泣いている
2010/07/28東海大学が30年かけ、かけあわせで天才ラットを作成(asahi)
2010/04/20人間の脳はデュアルタスクが限界――仏研究者が発表(itmedia)
2009/09/02ゲームで頭が良くなる?大脳皮質を厚くするテトリスの効果が明らかに(GIGAZINE)
2009/07/24電流刺激で言語能力をアップさせる /130
2009/05/21アポリポタンパクEとアルツハイマー
2009/05/2165歳以上の認知症発症リスクをチェック出来る方法が報告された


2016/09/07

定期的運動により認知機能が向上・維持される理由

脂肪が燃焼した時に出来る「ケトン体」が脳に到達すると脳由来神経栄養因子(BDNF)の産生を促すらしい。
毎週末10kmランニングしている俺無敵じゃん!

しかし、これが事実なら脳腫瘍になったらジョギングしない方が良い場合もありそうだな。。。。

↑BTW


 Keyword:【ランニング/4】 【ジョギング/4】
           記事ごとのページ・コメント欄(13〜)

2016/04/22

「知性を高める」など各種ライフハック可能なサプリメント・薬の情報や服用管理Webアプリを提供するTrackMyStack.com


TrackMyStack.com

 身体に作用し色々な働きを操作するのが「薬」です。また、自由に買う事の出来る各種ビタミンなどのサプリメントにも様々な作用が知られていますが、目的とする効果を得るためには最適の量を最適のタイミングで飲む必要があります。特に「知性を高める」などの作用が知られる薬は、それほど急激な作用があるわけでは無いものが多く継続的、計画的に服用することが重要です。TrackMyStack.comは各種薬(もちろん合法薬)・サプリメントの情報を提供し、これらのサプリメントの服用を管理するためのWebアプリを提供しています。サイトを見ると知能を高める(Nootropic)働きのあるサプリメントの情報が充実しているようです。

 紹介されているサプリメントの種類は、さすが海外のサイトだけあって多種多様です。例を挙げるとBacopa monnieri(オトメアゼナ、サプリメント)、Ginkgo biloba(イチョウエキス、サプリメント、)、Adrafinil(ナルコレプシー治療薬)、Alpha GPC(αGPC、サプリメント)、アシュワガンダ(サプリメント)などなど、日本で普通に購入出来る薬もあれば、日本では自由に手に入らず個人輸入などで手に入れる必要のある薬も多く含まれています。

 それぞれの項目には目的のカテゴリーが書かれていて分かりやすいです。たとえば「Improved mood(気分を向上させる)」「Increased Energy(エネルギッシュになる)」「Nootropic(知性を高める)」「Anti Aging(老化防止)」「Relaxation(リラックスする)」「Weight Loss(ダイエット)」「Body Building(筋肉をつける)」「Social Anxiety(社交性を高める)」などです。

 英語サイトなので英語が苦手だと利用しにくいのが難点ですが、この分野の実践的な内容を蓄積しているサイトとしてはNo.1じゃないでしょうか。

↑BTW


 Keyword:【ナルコレプシー/2】 【筋肉/21】 【ビタミン/7】
           記事ごとのページ・コメント欄(52〜)

2015/10/30

病院で処方されるアレルギー・ぜんそくの薬「モンテルカスト」で高齢ねずみの脳の若返りが起きると報告

 モンテルカスト(montelukast)はアレルギー・ぜんそくの薬、日本でも「シングレア」「キプレス」の名前で病院で処方される薬です。作用は「ロイコトリエン受容体阻害剤」で、簡単に言うと炎症を抑える薬ですが、この薬が高齢者の脳に作用し、高齢ねずみを使った実験において認知能力を改善すると報告されています。

 研究者らは高齢(20ヶ月齢)のねずみに10mg/kgの量で毎日42日間にわたってこの薬を飲ませました。結果、学習能力と記憶力が改善し、また、神経炎症が減り、新しい神経細胞が出来ていることが観察されたそうです。これらの効果は若いねずみを用いた実験では変化は確認されませんでした。

 飲んでみたいと思う高齢者がいるかもしれませんが、10mg/kgという量はぜんそく・アレルギー治療に使う場合と比較しかなり多い量といえます(錠剤で1日50粒とか)。また、興奮、攻撃行動、不安、幻覚などといった精神活動への副作用があるため薬局で販売出来るようにするための申請は今のところ却下されています。

↑BTW


 Keyword:【アレルギー/15】 【ぜんそく/6】 【学習能力/12】
           記事ごとのページ・コメント欄(116〜)

2014/10/28

中外製薬が国内初のダウン症治療薬の臨床試験を開始
First drug to help Down syndrome people

 試験を行うのはスイスの製薬会社ロッシュが開発しているダウン症候群治療薬「RG1662」。

 この薬物はGABAAα5レセプターを妨害することで作用を果たすそうです。GABAシグナルは心を落ち着かせる成分として知られていますが、反面、記憶形成の妨げになるシグナルであり、これを妨害することで記憶形成を促進し、ダウン症候群の症状の一つとして見られる学習能力の低下を緩和する事が期待されています。

ダウン症候群モデルマウスでは症状の緩和に成功しているそうです。
  • Reducing GABAA α5 receptor-mediated inhibition rescues functional and neuromorphological deficits in a mouse model of down syndrome.J Neurosci. 2013 Feb 27;33(9):3953-66. doi: 10.1523/JNEUROSCI.1203-12.2013.PMID:23447605

↑BTW


 Keyword:【ダウン症/4】 【GABA/4】
           記事ごとのページ・コメント欄(456〜)

2014/02/19

睡眠中に脳波のリズムに合わせた音楽を聴かせるだけで記憶力が向上する

 睡眠中に学習が出来たらどんなに楽な事でしょう。今回、ドイツの研究者Hong-Viet V. Ngoらは睡眠中に新しいことを覚えられるわけではありませんが、起きている時に覚えた事をより強く記憶に定着させる方法を報告しています。

 脳は様々なリズムで情報を処理しており、そのリズムは「脳波」となって簡単な装置で観察することが出来ます。例えば睡眠中には1Hz(1秒間に1回)以下のゆっくりとしたリズムの脳波が見られ、この状態はslow-wave sleep(徐波睡眠)と呼ばれ、起きている時に記憶していた内容を定着させる重要な処理が行われていることが分かっています。

(省略されています。全文を読む

↑BTW


 Keyword:【睡眠/107】
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2013/01/28

脳の活動状態を見ながら行う最先端の脳トレ「ニューロフィードバック」により特定の脳機能を強化したり精神疾患の治療が可能

 脳の活動状態をチェック出来る状態でトレーニングを行うことで脳の活動を自らの意志で制御可能であることが報告されています。この技術はNeurofeedback(ニューロフィードバック)と呼ばれ精神疾患や発達障害のある子供の治療トレーニングに応用しようとする研究が始まっています(参考ページ参照)。ある発達障害では脳の特定部分の活動が弱いことが原因と分かっているため、その部分の活性化が治療につながると考えられるためです。

 今回、イギリス・ロンドン大学の研究者らはこのニューロフィードバック技術を用いて健康な大人の視覚認識能力を向上可能であることを報告しています。

 研究者らは脳の活動を映像として映し出すことが出来る医療装置MRIを使用し、ボランティアとして雇った人の脳活動をリアルタイムでディスプレイに表示させ、そのディスプレイを見ながら脳内の視覚認識能力(見た物を判断する能力)を司る部分の活動を自在にコントロール出来るようにトレーニングしてもらいました。

(省略されています。全文を読む

↑BTW


 Keyword:【脳梗塞/9】 【リハビリ/3】
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2012/10/23

カフェインを飲むと20分後には計算スピードが能力が向上する

 カフェインはアルカロイドという分類の物質であり、名前はコーヒー(coffee)に含まれることから名付けられました。またカフェインはコーヒーだけでなく紅茶・お茶など世界中の様々な文化で嗜好飲料と呼ばれるものすべてに多く含まれていて人間は太古の昔よりカフェイン大好きなようです。飲まれている人はなんとなく分かっていると思いますが「覚醒作用」があります。

 沖縄県立看護大学の研究グループがカフェインの二重盲目試験を行った結果を報告(文献1)しています。試験では同大学1年生の男女85名を実験台にし、2つのグループに分け一方のグループには市販のカフェイン抜きコーヒー(ネスカフェーゴールドブレンド)を飲んでもらい、もう一方のグループには同じこのカフェイン抜きコーヒーにカフェインを加え飲んでもらいました。カフェイン自体には味はありませんので両グループとも自分がカフェイン入りを飲んでいるかどうかは分かりません(※コーヒーはカフェインが入っているから苦いと思っている人がいますが、誤りです)。

※二重盲目試験・・・・実験する研究者も、実験台になる人も自分が効果のあるものを飲んでいるかどうか分からない状態にして行う試験。医薬の開発において「思いこみ」の影響を排除する実験方法。

(省略されています。全文を読む

↑BTW


 Keyword:【カフェイン/6】
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2010/11/12

老化に伴い脳内の乳酸レベルが上昇しているようだ

High brain lactate is a hallmark of aging and caused by a shift in the lactate dehydrogenase A/B ratio
doi: 10.1073/pnas.1008189107 PNAS November 1, 2010.PMID:21041631

↑BTW


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2012/06/08

睡眠不足は脳神経の発達を促す。寝る子は育つがバカになる?

 グレリン(Ghrelin)というホルモンがある。このホルモンは空腹時に胃壁の細胞で作られ血中に放出される。このホルモンが脳に到達すると食欲が刺激されるため、別名「空腹ホルモン」と呼ばれる。

 2006年にアメリカ・エール大学の研究者はグレリンを生まれつき持たないマウスを遺伝子操作により作り出し調べる研究を発表した(文献1)。グレリンが無くてもマウスは正常に生まれ大きな問題は無かったが、脳内の「海馬」という部分の神経細胞同士をつなぐシナプス数が通常のマウスよりも25%も少ないことが見つかった。海馬は脳内で記憶に関わる中心的な役割を果たす部分である。このマウスに注射でグレリンを投与するとシナプスの数は増加した。

(省略されています。全文を読む

↑BTW


 Keyword:【グレリン/6】 【空腹/15】 【レプチン/5】
           記事ごとのページ・コメント欄(45〜)

2012/02/29

血液中のDHAやEPA量が低い高齢者は脳の縮小化が大きい

 この研究を発表したのはカリフォルニア大学デービス校の研究者ら。これまでの研究で、DHAEPAなどが多く含まれる食品を多く食べることで認知症になるリスクを減らすことが出来ると報告されている。今回、血液中のDHAやEPAの量が少ない高齢者は脳の大きさ自体が小さいことが報告された。

研究者らは1575人の老人を調べた(男性721名、女性854名、平均年齢67歳)。全員の血液中(赤血球中)のDHA濃度とEPA濃度を測定し、またMRIで脳の体積を測定した。1575人を血液中のDHA濃度が高い順に並べ、年齢や性別、受けた教育のレベル、日々の運動の有無や肥満度なども考慮に入れて比較したところ、血液中のDHA量が低い方25%の人は脳全体の体積や、大脳の白質の体積が少ないことが分かった。

(省略されています。全文を読む

↑BTW


 Keyword:【DHA/5】 【EPA/5】
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2011/12/13

チューインガムは認知力を高める効果がある。しかしテストのスコアを上げるには噛むタイミングが重要

 この発表をしたのはアメリカのセント・ローレンス大学の研究者ら。研究者らは大学の生徒79名に協力してもらって様々な認知力を評価する5つの実験を行いました。例えば「エピソード記憶」のテストとしては30の英単語(6〜7文字の名詞)を連続で1.5秒ずつ見せ、あとでいくつ思い出せるかを調べるテストなどです。

 学生らには、これらのテストを実施する前や最中などいくつかのタイミングでチューインガムを噛んでもらいました。噛んでもらうチューインガムは含まれる砂糖の影響を排除するためにノンシュガーのチューインガムとしました。様々なタイミングでチューインガムを噛んでもらった結果、驚くべきことにテスト5分前にガムを噛んだ生徒でテストで脳力テストのスコア向上が見られました。しかし、残念ながらスコアの向上はテスト開始後15〜20分しか持続しなかったことから、チューインガムによる認知力向上効果は短時間しか続かないと言えます。

 また、面白いことに認知力テスト中にチューインガムを噛んでもスコアは向上しませんでした。研究者らは噛む行為が思考を妨げている可能性があると予想しています。チューインガムを噛むことにより成績が上がる理由に関してのメカニズムは分かっていませんが、噛むことにより脳の血糖値が上昇する(血流が増加する?)、覚醒度が上がる、心拍数や血圧が上がるなどの現象が過去の研究により報告されています。

 またチューインガムを噛むことによるテストのスコア向上は5つ実施したテスト全てで見られたわけではなく、一部のテストのみで効果が見られました。チューインガムを噛むことにより認知力全体が向上するのでは無く、一部の脳力のみが上昇するのかもしれません。チューインガムはこのように脳に良い効果を与えることがあるようです。ただ、別の研究でADHD(注意欠陥・多動性障害)の子供ではチューインガムによって集中の持続が阻害されることも報告されており長所と短所もあるようです。

↑BTW


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2011/11/19

バカなハエほど長生きする。寿命と知能の関係

 ハエでもネズミでも、賢い個体のみを残していくような人工的な自然淘汰を行い学習能力の高い集団を作り出せることは知られている。しかし、このような人工的な自然淘汰が選択する条件(この場合、賢さ)以外の部分にどのような影響を与えるかについてはこれまで分かっていなかった。

 スイスのフリブール(Fribourg)大学の研究者らはハエ(Drosophila)を利用して知能寿命の関係を調べた。研究者らはまず、ハエの集団をパブロフの条件付け的教育(例えば、ブザーが鳴った時に危険が迫るような環境で飼育、ブザーと危険を結びつけられる個体のみが生き残れる。など)で30〜40世代飼育した、すると学習を行ったハエの集団は学習を行わなかったハエの集団に比べて学習能力・記憶力とも向上しているのが確認された。しかしこのハエの集団をよく調べると平均寿命が元のハエに比べて15%程度短くなっており、若干生殖能力が落ちているのが確認された。

 一方、面白いことに寿命の長いハエを選んでいくというセレクションを同じ期間行ったところ、寿命の長いハエ集団が得られたが、これらのハエ集団の知能を調べたところ、元のハエ集団よりも40%バカになっていることが確認されたそうだ。

 研究者らは、知能を維持するには多くのエネルギーが必要で、学習能力が高まると個体としての生存力が低下してしまうのでは無いかと推測しているそうだ。近年、人間の寿命は延びつつあるが、これらの寿命の延長は医療技術の進歩によるものであるはずであり、人類がバカになっているってことは無いと信じたい。

  • Learning ability and longevity: a symmetrical evolutionary trade-off in Drosophila (学習能力と寿命:ハエの進化におけるトレードオフの関係).Evolution 2008 Jun;62(6):1294-304.PMID:18363867
参考:
  • A cost of long-term memory in Drosophila. Science. 2005 May 20;308(5725):1148 PMID:15905396
  • A fitness cost of learning ability in Drosophila melanogaster. Proc Biol Sci. 2003 Dec 7;270(1532):2465-9 PMID:14667336

↑BTW


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2011/11/02

泥んこ遊びが「うつ病」を予防し頭も良くする可能性

 うつ病、自殺などが免疫の働きにより起こることが知られている。具体的には、免疫反応が長期間続き、全身のIFNαやIL-2などの免疫に関係する物質の濃度が持続的に高い状態になると「うつ状態」が起こる。しかしながら免疫の活性化は悪いことばかりではないようだ。今回、研究者らは土壌の微生物によって起こる免疫反応が「うつ状態」を解消し頭が良くなることを報告している。

研究を行ったのはアメリカニューヨークの研究者ら。Neuroscience(神経科学)という学術雑誌に発表。報告のタイトルは

  • Identification of an immune-responsive mesolimbocortical serotonergic system: potential role in regulation of emotional behavior(免疫反応によるセロトニン作動システムの発見:感情行動を制御する役割を担う可能性). Neuroscience. 2007 May 11;146(2):756-72. Epub 2007 Mar 23.PMID:17367941
 研究者らはマイコバクテリウム・バッカエ(Mycobacterium vaccae)という土壌中などに何処にでもいる微生物に着目した。この微生物は以前より免疫反応を活性化する事が知られている。実験にはマウスを使用し、この微生物を熱処理し殺した後にマウス1匹あたり0.1mgずつ2週間おきに2回注射投与した。すると微生物を注射されたマウスでは、免疫が活性化すると共にDorsal Raphe Nucleiという感情や気分に関わる脳の部分が活性化し、セロトニンが放出された。セロトニンは別名「幸せホルモン」と呼ばれる。うつ病の薬の一部はセロトニンの働きを真似したものである。脳内でセロトニンが放出された場合、幸せを感じ、物事をポジティブに考えられるようになる。

 微生物を投与されたマウスは「迷路を歩かせるテスト」や「強制的に泳がされるテスト」で、微生物を投与されていないマウスに比べて短時間で迷路を歩くなど高い知能を示し、またテストをストレス少なく行っていた。この効果は微生物を投与しなくなると徐々に効果が無くなり、投与により起こる一時的な作用であることが分かった。また、この効果は呼吸を通じて微生物が入った場合を想定して行った気道への投与でも注射投与と同じように効果が得られた。

 これらの「頭を良く」したり「気分をポジティブにしたり」する効果は、別の物質を注射し免疫を活性化した場合は見られず、この土壌菌による免疫活性化によりのみ起こるようだ。自然の中で過ごせば、この微生物は自然に飲み込んだり、呼吸とともに体内に入ってくることが十分考えられるそうである。

 近年、アレルギーの子供が増えたり免疫的に弱かったりする原因が、自然の中で遊ばなくなったり生活環境が清潔になりすぎて土壌菌などに触れる機会が無くなったためだ、とする考えが報告されている。もしかしたら、社会の中でうつ病になる人が増えているのも、同じ原因かもしれない。

その他の紹介記事(参考)

↑BTW


 Keyword:【うつ病/7】 【セロトニン/10】
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2011/10/05

展開の早いTV番組は短時間の視聴でも子供の直後の行動に悪影響

この研究を発表したのはアメリカ・バージニア大学の研究者、原文は

  • The Immediate Impact of Different Types of Television on Young Children's Executive Function. (異なる種類のテレビ番組が幼い子供の行動機能に与える影響) Pediatrics. 2011 Oct;128(4):644-9. PMID:21911349
 1970年台では子供はおよそ4才からテレビを見始めたが、現代では生後4ヶ月よりテレビを見始め1日平均4.5時間テレビを見ると言われている。長期間のテレビ視聴が子供の行動に様々な影響を与えることはこれまでにも報告されているが、短時間のテレビ視聴がどのような影響を与えるかはよく分かっていなかった。今回、研究者らは短時間のTV視聴が子供の行動能力にどのような影響を与えるかを番組の種類を変えて調べた。

 実験は4才の子供60人に参加してもらい実施した。子供達を20人ずつの3つのグループに分け、それぞれ異なる事をしてもらった。
第1グループ展開の非常に早い9分間のアニメ番組(fast-paced television cartoon)を見させた。
第2グループ一般的な教育用の9分間のアニメ番組(educational cartoon)を見させた。
第3グループ9分間、クレヨンなどで絵を描いて遊んでもらった。

9分間という短時間のテレビ視聴やお絵かきの後、4つのテストを行った。
テスト1HTKs task(足を触れと言ったら頭を触らせる。頭を触れと言ったら足を触らせる。といったゲーム)
テスト2ハノイの塔というゲーム。(wikipedia)
テスト3delay-of-gratification(待たなくても少ないお菓子がもらえるけど、待てばたくさんのお菓子がもらえる。という状況を選ばせる。)。
テスト4backward digit(3、4と言ったら、4、3と言わせる。といった記憶力を使ったゲーム)

 実験の結果、展開の早い番組をたった9分間見るだけで行った4つのテストで行動能力テストのスコアがお絵かきをしていた子供に比べ劣ってしまうことが明らかあとなった。教育的な内容のアニメであっても、展開の早いアニメほどでは無いにしても2つのテスト(backward digitテストと、ハノイの塔テスト)でスコアの低下が見られた。実行能力(Executive Function:EF)は前頭葉の働きに行動することが分かっている。前頭葉は目標を定めた行動や、注意力、記憶力、抑制能力、問題解決能力、自制心などに関わっており、子供の問題行動の原因と考えられている。

 今回の実験はテレビ視聴直後の子供の能力を調べたもので、これらの能力の低下がどのように回復するのか、長期的な子供の能力への影響に関してはこの研究では触れられていない。ただ、少なくとも、お受験の前には展開の早いTV番組の視聴は控えさせた方が賢明だろう。

  • Fast-paced, fantastical television shows may compromise learning, behavior of young children(link)
  • Fast-Paced Cartoons Like SpongeBob May Harm Children’s Brains(link)

↑BTW


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2011/06/16

一夜漬け学習で記憶が定着しないメカニズムの一部が解明される?。一夜漬け学習と反復学習の記憶では脳内の記憶場所が異なる。

一夜漬け勉強などは、適度に休憩しながら反復で行った学習に比べ、記憶が長続きしないことはよく知られているが、この分子メカニズムは全く解明されていなかった。

研究者らはマウスの眼球運動を用いて、集中して行った学習分散して行った学習の記憶が脳のどの部分に保持されているかを調べました。

  • 集中学習の記憶は小脳皮質の神経細胞(プルキンエ細胞)に保存される。
  • 分散学習の記憶はプルキンエ細胞の出力先である小脳核の神経細胞に保存される。
以上のように、それぞれ別の場所に保存されていることが確認されました。また、休憩し反復学習することにより神経細胞に保持された記憶があたかも移動するように見えますが、この移動現象はタンパク質合成阻害剤の投与により起こらなくなるため、この記憶保持場所の移動には、何かのタンパク質が関与していると言えます。何のタンパクかはまだ解明されていませんが、このタンパク質を同定することが出来れば記憶障害の治療に役立つ可能性があります。

ちなみに、実験ではマウスを用い、
  • 1時間連続で学習
  • 15分の学習を30分休憩して4回
  • 15分の学習を1時間休憩して4回
  • 15分の学習を24時間休憩して4回
  • 7.5分の学習を24時間休憩して8回
を比較し、分散学習した場合はいずれも集中学習より良い効果が出ていることを明らかにしています。30分の休憩でも効果が上がるという事実は日常の学習のやり方にも応用が出来そうです。

また、今回の研究はあくまでも眼球の運動という「小脳」が担う「運動記憶」に関する研究です。大脳が担う、いわゆる「お勉強」にも当てはまるかどうかは確認が必要かもしれません。

原文:
Role of Cerebellar Cortical Protein Synthesis in Transfer of Memory Trace of Cerebellum-Dependent Motor Learning
The Journal of Neuroscience, 15 June 2011, 31(24):8958-8966

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2011/04/09

小脳内のDーセリンにより脳の可塑性が向上するとの報告(mycom)

  • マウスの小脳では幼若期に豊富にDーセリンが存在するが、成熟後には急速に無くなる。
  • Dーセリンを認識するデルタ2受容体は、成熟後も存在しており、D−セリンがあると反応する。
  • デルタ2受容体は、シナプス表面のグルタミン産受容体の数を調整し、運動記憶や学習を促進させる。
慶應義塾大学のの研究チームの報告です。Nature Neuroscienceに発表。

↑BTW


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2011/02/18

IGF-IIを注射することにより、記憶力を増強出来る

ラットを使った実験です。

  • A critical role for IGF-II in memory consolidation and enhancement. Nature. 2011 Jan 27;469(7331):491-7.PMID:21270887

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2011/02/18

筋トレもランニングなどの有酸素運動と同様に脳機能を改善しうる

The impact of 8 wks of aerobic or resistance exercise on spatial memory and hippocampal BDNF of rodents(8週間のエアロビまたは筋トレトレーニング)が空間記憶と海馬のBFNFに与える影響を齧歯類で調べた)
([Neuroscience2010[http://www.abstractsonline.com/Plan/ViewAbstract.aspx?sKey=2678da0b-715a-407f-90d8-9b850b3a8ff2&cKey=21e39d7a-e826-4147-81d6-94daab3f747b&mKey={E5D5C83F-CE2D-4D71-9DD6-FC7231E090FB}]])

Loaded wheel running enhance BDNF function in the rat hippocampus(ランニングマシーンが海馬のBFNF機能に与える影響をラットで調べた)
([neuroscience2010[http://www.abstractsonline.com/Plan/ViewAbstract.aspx?sKey=5395fcf9-4748-4724-9046-2468264ed44d&cKey=650983ab-f6e0-4a63-8968-d68f82231908&mKey={E5D5C83F-CE2D-4D71-9DD6-FC7231E090FB}]])

↑BTW


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2011/02/01

高齢者に運動をさせることで海馬の容積が増加する

55歳〜80歳の男女120人を集め、ウォーキング40分を週3回行うグループと、ストレッチのみを行うグループに分け1年間行ってもらったところ、
ウォーキングを行ったグループでは海馬の容積が2%近く増えたのに対し、ストレッチのみのグループでは1.4%減少していたそうです。ウォーキングを行った人では空間記憶が改善したそうです。

この年齢での海馬の萎縮は必然的なものだが、脳はこの段階でもまだ変わることが出来ると言えます。

  • Exercise training increases size of hippocampus and improves memory. PNAS January 31, 2011. PMID:21282661

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2011/01/25

記憶定着には「すぐ睡眠」が効果的

寝てしまった方が、記憶定着を混乱させる出来事を回避出来るそうです。

↑BTW


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2010/11/09

脳に微弱な電流を流すことで、オーバークロック出来る

脳の頭頂葉に右から左へと微弱な電流を流した場合に成績が良くなり、逆方向に流すと悪くなるそうです。ただし、数字を置き換えるパズルの能力のみが上昇し、一般的な数学能力には影響しなかったそうです。

↑BTW


 Keyword:【微弱/1】 【電流/3】
           記事ごとのページ・コメント欄(1〜)

2010/11/07

テスト直前まで暗記するより、前日までに覚えて一晩寝る方が効果的(GIGAZINE)

↑BTW


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2009/03/11

「魚を食べる男子は知能指数がアップ」との研究(AFPBB)(EurekAlert)

2009/11/11

新生児は胎内で言語を覚え始め、生後すぐ母国語のイントネーションで泣いている

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2010/07/28

東海大学が30年かけ、かけあわせで天才ラットを作成(asahi)

  • 東北大学が30年かけて、優秀な個体をかけあわせて天才ラットを作り出した。
  • 普通のラットは学習能力の実験で360回中、多い時は8割以上失敗するが、「天才」はほぼノーミス。
  • 「賢さ」が安定するまで約20年かかった
  • 東海大の渡辺哲教授(公衆衛生学)らの研究

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2010/04/20

人間の脳はデュアルタスクが限界――仏研究者が発表(itmedia)

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2009/09/02

ゲームで頭が良くなる?大脳皮質を厚くするテトリスの効果が明らかに(GIGAZINE)

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2009/07/24

電流刺激で言語能力をアップさせる

メリーランド州ベセズダにあるアメリカ国立神経疾患、脳卒中研究所(NINDS)(U.S. National Institute of Neurological Disorders and Stroke. )のEric Wassermannの研究では、103名のボランティアに特定の文字で始まる単語を出来るだけたくさん思い出してもらうという課題を行い、片方のグループには額に電極を付けて2mAの電流を流したところ、電流を流したグループでは平均で20%多く単語を挙げることが出来たそうです。

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 Keyword:【脳卒中/4】
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2009/05/21

アポリポタンパクEとアルツハイマー

APOEタンパクは肝臓で作られ、コレステロールや脂肪を運搬する働きがある。
APOE遺伝子には3つのアイソフォームがあり、これらは112番目と158番目のアミノ酸が違う。
APOE3型は正常型と言われ、APOE4型はアルツハイマー病の危険因子であり、この遺伝子を持つと3倍アルツハイマーになりやすくなることが知られている。APOE2型の人は受容体との結合力が低く、高脂血症の原因となるそうだ。

APOE4を持つとアルツハイマーに成りやすくなる理由としては、APOEタンパクの中でAPOE4が最も抗酸化能が低いこと、APOE4がアミロイドβと高い親和性を持つことが挙げられている。

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 Keyword:【アルツハイマー/38】 【コレステロール/11】
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2009/05/21

65歳以上の認知症発症リスクをチェック出来る方法が報告された

Predicting risk of dementia in older adults. The late-life dementia risk index.
Neurology.2009/5/13 PMID:19439724

発表したのはカリフォルニア大学の研究者ら。

研究者らは3375人の65歳以上の高齢者を6年間追跡調査した。
結果、下記のチェックシートを確認することで認知症発症リスクを高確率で確認出来ることを示した。

チェック項目
75歳〜79歳である+1
80歳以上である+2
3MS試験で低いスコア+2
DSST試験で低いスコア+2
BMIが18.5以下+2
APOE4遺伝子を持っている+1
MRIで白質病(グレード3以上)がある+1
MRIで能質の拡大程度がグレード4以上+1
内頸動脈壁の厚さが2.2mm以上+1
冠動脈バイパス手術の経験あり+1
シャツのボタンをはめて着るのにかかる時間+1
アルコールを飲んだことがない+1

※3MS試験=Modified Mini-Mental State Examination
※3MS試験が低い(12年以上の教育を受けている人では87点以下、12年以下の教育しか受けていない黒人は70点以下)
※DSST試験=Digit Symbol Substitution
※DSST試験が低い(12年以上の教育を受けている白人は33点以下、12年以下の教育しか受けていない白人とすべての黒人は22点以下)
上記の試験の結果
ポイント人数(3375名中)認知症の発症確率
0-3ポイント1835名4.2%
4-7ポイント897名22.8%
8ポイント以上150名56%

 Keyword:【APOE4/1】 【3MS試験/2】 【DSST試験/2】


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