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ジョギング



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2024.08.20:高齢者が強いインターバル運動(4分運動、3分休憩)×4を週3回6か月間行うと5年後まで脳機能の改善が継続する。中程度では効果無し。
2015.02.04:長生きのためには週に合計1?2.4時間のジョギングがベスト、長すぎても短すぎてもダメ
2013.02.18:子供が健康を保つには毎日7分間の「激しい運動」が必要。「軽い運動」は効果無し。
2012.05.14:週に1?2.5時間の速すぎないジョギングで平均寿命が5?6年延びる

2024.08.20

高齢者が強いインターバル運動(4分運動、3分休憩)×4を週3回6か月間行うと5年後まで脳機能の改善が継続する。中程度では効果無し。
高齢者が強いインターバル運動(4分運動、3分休憩)×4を週3回6か月間行うと5年後まで脳機能の改善が継続する。中程度では効果無し。

↑BTW

運動は加齢に伴う認知法リスクを低減するかもしれませんが、世の中には様々な報告があり、どれぐらいの強度の運動が効果があるのか理解するのが難しい状況です。この研究ではどれぐらいの強度の運動が効果があるのかを比較評価しました。

研究者は65歳から85歳の高齢者151名に3種類の運動を週3回(1回30分)半年間実施してもらい、脳機能を5年間継続評価しました。

3種類の運動は下記の通りです。
低強度の運動30分間のストレッチ、バランス、リラックスした運動
中強度の運動30分間のルームランナーでの早歩き
高強度の運動ルームランナーでの4分間ランニング(最大心拍数の80ー95%になる程度)、と3分間の回復を4回繰り返す(合計28分)

6か月後、高強度の運動(HIT)を行ったグループでのみ明確な脳の認知機能を司る海馬機能の向上が見られました。さらにMRIによる評価では加齢に伴う脳体積の減少も解消しており、血液検査ではBDNF(brain-derive neurotropic factor:脳由来神経成長因子)の濃度や、認知機能に改善に関わるコルチゾールの増加も見られました。

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Category:#運動 #エクササイズ




2015.02.04

長生きのためには週に合計1?2.4時間のジョギングがベスト、長すぎても短すぎてもダメ
長生きのためには週に合計1〜2.4時間のジョギングがベスト、長すぎても短すぎてもダメ

↑BTW

 デンマーク・コペンハーゲンに住む1098名のジョギングを日課とする人と、3950名のジョギングしない人を2001年から15年間に渡り追跡調査した結果が報告されています。年齢と性別、喫煙の有無、アルコール摂取の有無、教育、糖尿病の有無を合わせて比較するとジョギングしない人394人中120人が死亡(約30%)なのに対し、軽いジョギングをする人570人のうち死亡していたのは7人のみでした(約1%)。

 1週間に運動する回数は1?3回まで大きな差は無いようです。私はちょうど1週間に1時間程度ジョギングしているのでちょうど良い感じかもしれません。

 まあ、この手の健康に関するニュースは多いですが注意しないといけないのは、ジョギングを続けられる人はそもそも健康な身体を持っていると思われる点です。「長生きできる人がジョギングする傾向にある」という原因と結果が逆の可能性もあり、無理にジョギングして死亡リスクを下げられるかどうかは少し疑問があるかもしれません。


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Category:#運動 #エクササイズ




2013.02.18

子供が健康を保つには毎日7分間の「激しい運動」が必要。「軽い運動」は効果無し。
子供が健康を保つには毎日7分間の「激しい運動」が必要。「軽い運動」は効果無し。

↑BTW

子供が健康に育つためにはどれぐらい運動する必要があるのでしょうか?この問題に関してカナダ・マニトバ(Manitoba)大学の研究者らが興味深い研究結果を発表しています。どうやら子供の健康を保ち肥満を防ぐには短時間でOKながら「激しい運動」が必要なようです。

 現在社会では大人だけに限らず子供も不健康な状態になりがちです。夜遅くまでテレビを見たり、テレビゲームをプレイし続けたりと全く身体を動かさない娯楽が溢れており子供にも肥満や成人病様症状の増加を引き起こしています。

 研究者はカナダ人の子供605人(9?17歳、男の子248名、女の子157名)の生活状況を1週間にわたり調査し、それぞれの子供達の生活状況を調べました。平均すると子供達は全体の70%(およそ17時間)は座っているか寝ており、23%(5.5時間)は軽い運動に費やし、7%(100分)は中くらいの運動、0.6%(8分間)は激しい運動をしていました。

 また、それぞれの子供の体重身長から肥満の指標であるBMI値を調べ、ウエストサイズ血圧などとともに先に調べた生活状況との関係を調べたところ。中程度の運動軽い運動の量の多さとBMIやウエストサイズの関係は少なく、激しい運動の量のみがBMIやウエストサイズ、血圧と関係していることが分かりました。早歩きなどでは不十分なようで統計的に調べると1日7分間激しい運動をしないと子供は健康状態を保てない計算になりました。

 しかも、この7分間の激しい運動は健康な子供が健康状態を維持するのに必要な最低量であって、すでに肥満になってしまった子供が健康な状態に戻るためにはもう少し多い激しい運動が必要なようです。

激しい運動の定義は一般的には「ランニング、ジョギング、自転車(16km/h以上)、水泳、エアロビクス、野球、テニスなどのスポーツ」、中程度の運動は「早歩き、速度16km/h以下の自転車、ダンス、ゴルフ、カヌー、テニスのダブルス」です。

成人した大人では、軽い運動や中程度の運動でも死亡リスクが大幅に低下することが知られていますが、子供に限っては「激しい」運動をさせることが重要なようです。


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Category:子育て




2012.05.14

週に1?2.5時間の速すぎないジョギングで平均寿命が5?6年延びる
週に1〜2.5時間の速すぎない[[ジョギング]]で平均寿命が5〜6年延びる

↑BTW

 医薬の開発が盛んなデンマークのコペンハーゲンではどのような生活が心臓の病気を減らすことが出来るのかを調べる研究「デンマーク心臓病研究(Copenhagen City Heart Study)」が多数の市民の協力で行われています。今回、研究者らが学術集会「EuroPRevent2012」でその結果の1つを発表しています。今回発表された研究は「ジョギングしている人とジョギングしていない人の平均寿命の差」というものです。この研究は過去35年間に集められた「日頃の生活についてのアンケート」2万人分(20歳?93歳)を解析しています。

 追跡調査の結果、この35年間にアンケートに答えてくれた人のうち既に10280人が亡くなっていました。亡くなった人のアンケートを分析すると、うち10158人はジョギングをしていないなかった人で、一方ジョギングを行っていると答えていた人はたった122名でした。ジョギングを行っている人はもともと少ないのですが、そのことを計算に入れてもジョギングを行っていて、かつ亡くなった人の割合は低く、計算するとジョギングしている人は死のリスクがジョギングしていない人よりも44%低いと計算出来るそうです。これは平均寿命に換算すると、ジョギングにより男性は平均寿命6.2年分、女性で平均寿命5.6年分延びることを意味します。

 しかしながらジョギングも度を超すと身体によくない影響があるようです。1116名のジョギングする男性、762名のジョギングする女性のデータを選び出し、ジョギングの量も含めて分析したところ、週に平均1?2.5時間程度、しかもゆっくり?平均的な速さでジョギングを行っていた人は、死のリスクが大きく低下していましたが、もっと長い時間走っている人や速いスピードでジョギングを行っていた人は死のリスクの低減効果が少ない事が分かりました。これはジョギングも良いことばかりでは無く、やり過ぎると健康に悪い影響も及ぼしうることを示しています。

 今回の研究ではそれぞれの人がどのような理由で亡くなったかは調査されていませんが、ジョギングには様々な健康上の利点が既に報告されています。例えば以下はすべてジョギングによる良い効果として分かっているものです。

 ジョギングを行っている人はこれらの様々な良い効果のため、結果として平均寿命が延びていると考えられます。

  • Regular jogging shows dramatic increase in life expectancy (EurekAlert)
  • (参考:研究者らの過去の報告)Long-term physical activity in leisure time and mortality from coronary heart disease, stroke, respiratory diseases, and cancer. The Copenhagen City Heart Study.Eur J Cardiovasc Prev Rehabil. 2006 Apr;13(2):173-9. PMID:16575269

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Category:#運動 #エクササイズ