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2008/11/17骨髄移植でHIV治療が可能?(REUTERS)
2008/11/13花粉症の減感作療法を3回の注射、3ヶ月で行うことに成功(yomiuri)
2007/05/23Toll-like receptor:TLR様受容体
2007/05/23獲得免疫の仕組み
2007/05/23樹状細胞(dendritic cell)
2007/04/25ADCC活性
2007/05/23CD34抗原
2007/05/23レギュラトリーT細胞(regulatory T cell)
2007/04/24花粉症緩和米の安全性評価試験結果が発表される(プレスリリース)
2005/02/27韓国の科学者、移植用のブタ改造中(cnn)
2004/03/22免疫拒絶を抑制する皮膚移植方法
2004/03/03ハーバード大学、α-GalT遺伝子ノックアウトブタの腎臓と胸腺をヒヒに移植して80日以上生着させる
2003/11/02Janus Kinase 3特異的阻害剤による臓器免疫拒絶の抑制
2002/02/08クローン化によりヒトに移植可能なブタを作成した(science)
2002/01/04ヒトに臓器を移植可能なブタが作られた(science)
2001/10/10臓器移植用のミニブタの国内生産開始
2001/05/22ブタ肝細胞を使った人工肝臓の移植を承認((朝日新聞))
2008/11/17
■骨髄移植でHIV治療が可能?(REUTERS) HIVウイルスは免疫担当細胞のCCR5受容体を目印に感染します。 今回、アメリカ人の白血病患者にCCR5受容体が通常と異なり、HIVウイルスに耐性を持つであろう遺伝子を持つドナーからの移植を行ったところ、白血病が治ったのはもちろん、HIVウイルスも消え去ったそうです。
近い将来、白血病以外にもエイズ治療のために骨髄移植を行う可能性があるかもしれません。 KEY=【HIV】【CCR5】 記事ごとのページ
2008/11/13
■花粉症の減感作療法を3回の注射、3ヶ月で行うことに成功(yomiuri) チューリッヒ大学の研究チームが成功してPNASに発表。 原文タイトルは Intralymphatic allergen administration renders specific immunotherapy faster and safer:A randomized controlled trial PMID:19001265
花粉症などのアレルギー症状を緩和出来る減感作療法は原因抗原(ここでは花粉エキス)を少量ずつ何十回も約3年かけて注射する必要があり、通院・費用の面から非常に負担の大きい治療となっており普及していません。今回、研究者らは抗原をリンパ節に直接投与するという方法を1ヶ月おきに3回行うだけでアレルギー症状が劇的に改善することを発見したそうです。患者は平均すると、治療前に比べ10倍量の花粉が無いと鼻炎が起きなくなっていたとのこと。評価は183人の花粉アレルギー患者を使って実施しています。
これは凄い!!花粉症の人には朗報ですね。体内には「細胞性免疫(異物を細胞が食べる)」という免疫と「液性免疫(抗体で異物を排除)」という2種類の免疫がありますが、1つの抗原に対しどちらか1つの免疫を重点的に起こす仕組みになっています。アレルギーは後者の免疫(液性免疫)が過剰に起こっている状態で、治療のためには今回発表された新しい方法も従来から行われている脱感作療法も同じで、花粉に対する免疫反応を「細胞性免疫」が重点的に起こすように転換させる治療方法です。今回の「リンパ節に投与」という方法は細胞性免疫を担当する細胞が多いリンパ節に直接抗原に投与することで、従来の方法よりも迅速に細胞性免疫を重点的に起こすことが出来るようになると予想されます。 記事ごとのページ
2007/05/23
■Toll-like receptor:TLR様受容体 様々な病原体を関知して自然免疫(not 獲得免疫)を作動させる受容体。17種類が知られているらしい。ヒトには10種類がある。 獲得する抗原としてはLPS、べん毛に含まれるフラジェリン、ウイルスの二本鎖RNA,細菌やウイルスに見られる非メチル化CpG
多くのTLRはホモ二量体として働くが、一部は別の種類のTLRとヘテロ二量体を作る。
| TLR3 | 二本鎖RNA | | TLR5 | フラフェリン | | TLR9 | CpG |
 記事ごとのページ
■獲得免疫の仕組み 樹状細胞などの抗原提示細胞はMHCクラスII分子を持っており、取り込んだ抗原をMHCクラスII分子にのせてヘルパーT細胞(CD4+)に提示する。 活性化したヘルパーT細胞はCTL(キラーT細胞)(CD8+)を活性化する因子を出したり、B細胞を活性化する因子を出したりする。
すべての細胞はMHCクラスI分子を持っており、そこに自己の抗原を提示している。CTLはMHCクラス1に提示された抗原を認識するが、この時、ヘルパーT細胞などが出す刺激因子シグナルが入ると細胞傷害活性を示す。CTLの攻撃としてはperforin、granzyme,TNF,Fasなどがある。
HIVウイルスが感染するのはCD4陽性のヘルパーT細胞である。活性化したCTLの一部はメモリーT細胞となる。
ヘルパーT細胞はTh1細胞とTh2細胞の2種類があり、Th1は細胞性免疫を活性化、Th2は液性免疫を活性化する。Th1/Th2のバランスがアレルギーに関わっていると考えられている。 Th1+Th2の数は一定に保たれているためか、アレルギーと自己免疫疾患を同時に生じることは少ないそうだ。 KEY=【MHCクラスII】【ヘルパーT細胞】【CD4】【ヘルパーT細胞】【HIV】 記事ごとのページ
■樹状細胞(dendritic cell) 抗原提示細胞(APC)として知られる。皮膚細胞や様々な粘膜組織に存在し、名前のとおり周囲に突起を伸ばしている。皮膚の樹状細胞はランゲルハンス細胞と呼ばれる。抗原を取り込みと脾臓やリンパ管に移動し、T細胞やB細胞の産生を促進する。
発見は1973年。ロックフェラー大学のスタインマン(Steinman) MHCクラスIIを持っており、これを介してヘルパーT細胞に抗原を提示する。
wikipedia 日本樹状細胞学会 KEY=【MHCクラスII】【ヘルパーT細胞】 記事ごとのページ
2007/04/25
■ADCC活性 =Antibody-dewpendent cellular cytotoxicity活性 NK細胞や単球などの白血球が抗体を介してガン細胞などの標的細胞を殺傷する活性 転移性乳ガン治療薬のハーセプチン(Herceptin)や非ホジキンリンパ腫治療薬のリツキサン(Rituxan)の主要な抗腫瘍メカニズムがADCC活性
協和発酵は抗体の糖鎖のうちフコース量を減らすことでADCC活性を飛躍的(100倍程度)に向上させる技術(ポテリジェント技術)を確立している。
協和発酵の説明ページ 記事ごとのページ
2007/05/23
■CD34抗原 未分化な細胞のマーカーとして知られる。血液幹細胞が主だが、CD34陽性細胞の一部が血液以外の細胞に分化することも報告されており、「CD34陽性細胞を移植する」といった細胞治療も試みられている。 記事ごとのページ
■レギュラトリーT細胞(regulatory T cell) T細胞の活性化を抑制する働きがある。以前、サプレッサーT細胞という免疫反応を抑制する細胞の存在が信じられていたが、現在では存在に疑問が持たれているそうだ
この細胞を利用して生物は自己免疫疾患を防いでいる。この細胞の機能の低下が自己免疫疾患発症の原因の一部と考えられる。 記事ごとのページ
2007/04/24
■花粉症緩和米の安全性評価試験結果が発表される(プレスリリース)(sankei) 発表したのは研究を行っている独立法人農業生物資源研究所。 この米はスギ花粉のアレルギー症状の原因物質(抗原)と同じ物質を含んでいる。人間の体は食べ物として体の中に入ってくる物質には免疫反応を起こさない仕組み(免疫寛容)があるので、この米を食べ続けることで体がスギ花粉を抗原と認識しなくなり、アレルギー症状が緩和されることを期待している。
今回の実験で、この米をマウスやサルに食べさせた。結果、遺伝毒性試験、長期毒性試験、生殖・発生毒性試験においてすべて異常は確認されなかった。
また、この花粉症緩和米を14週間食べたマウスと26週間食べたサルの血液を調べたが、スギ花粉に対する抗体は出来ておらず、この米が原因となりアレルギーを起こす可能性は低いと考えられる結果が出た。
この米が市場で販売されるのを心待ちにしている人も多いと思うが、厚生労働省の指摘で市場に出すには「医薬品」としての厳密な実験が必要となり、商品化は早くても6年後の2013年になる予定。厚生労働省の指摘が無ければ2010年にも商品化出来る見込みだったそうだ  KEY=【免疫寛容】 記事ごとのページ
2005/02/27
■韓国の科学者、移植用のブタ改造中(cnn) 韓国のファン・ウスク博士らの研究チームは別の種の生物に移植しても拒絶反応が起こらないように遺伝子を改変したブタの研究を行っている。 現在までに1500件の遺伝子改変を行った。これまでに生まれたブタの心臓をイヌに移植する手術は成功しており、今年度中にはサルへの移植を試みる。そして5〜10年以内にはヒトへの移植も可能にする予定だそうだ
また、博士らの研究チームは昨年2月にヒトのES細胞作成にも成功しており、世界初の例として注目を集めている。 記事ごとのページ
2004/03/22
■免疫拒絶を抑制する皮膚移植方法
2004/03/03
■ハーバード大学、α-GalT遺伝子ノックアウトブタの腎臓と胸腺をヒヒに移植して80日以上生着させる 2月28日に開催された第7回異種移植研究会でハーバード大学のDabid H. Sachsと山田和彦、アメリカImmerge Bio Therapeutics社の研究チームが発表
2003/11/02
■Janus Kinase 3特異的阻害剤による臓器免疫拒絶の抑制 研究者らはJanus kinase 3に特異的な阻害剤CP-690、550を開発したそうです。JAK3は免疫関係の細胞内シグナルで重要な機能を持っているキナーゼであり、この阻害剤は経口投与で心臓移植や腎臓移植したカニクイサルの生存期間を延長させたそうです。また高血圧などの副作用も見られなかったそうです scienceに載っているぐらいだからすごい結果なんでしょう 著者が異様に多いな Prevention of Organ Allograft Rejection by a Specific Janus Kinase 3 Inhibitor Science Oct 31 2003: 875-878
2002/02/08
■クローン化によりヒトに移植可能なブタを作成した(science) 原文題名: Production of alpha-1,3-galactosyltransferase knockout pigs by nuclear transfer cloning. Science. 2002 Feb 8;295(5557):1089-92. Epub 2002 Jan 3. PMID: 11778012
2002/01/04
■ヒトに臓器を移植可能なブタが作られた(science)(wired) ブタの臓器はヒトのものと似ており、ブタの臓器をヒトの治療に使おうという試みがなされている。しかしブタはある糖が細胞表面にくっついており、この糖はヒトには無いため、ブタの臓器をヒトに移植すると、この糖を異物として認識して急激な拒絶反応が起きる。今回、研究者らは、大きさがヒトに近いミニブタを遺伝子操作してこの糖を細胞表面に付加する酵素ガラクトシルトランスフェラーゼの遺伝子を持たないミニブタの作成に成功した。このブタの臓器はヒトに移植してもヒトからヒトへの移植程度の弱い拒絶反応しか起きないと考えれ、現在用いられている免疫抑制剤を使えばヒトに移植可能であると考えれる。
現在、免疫以外で問題となっているものに、ブタの遺伝子に含まれる未知のウイルスがヒトに移植された時に目覚めヒトに害をなすのでは無いかというのがある。 誰だ?そんなネガティブな事言っているヤツは?(笑
現在、再生医療の流れはブタなどに頼らずヒトの細胞を使って治療をしようという流れであるが、実現していないのに加えて実現してもかなりのコストがかかると予想される、このようなブタの臓器の移植は現実的な治療法として勧めていくべきである。 Clone pigs may help overcome rejection(Science vol.295 p.25-26) KEY=【免疫抑制剤】
2001/10/10
■臓器移植用のミニブタの国内生産開始((株)ジャパンファーム) 鹿児島県の食肉生産業者ジャパンファームがミニブタ生産工場を完成させた。 通常のブタは成長すると体重350キロにもなるが、ミニブタは成長しても体重80キロにしかならない。この為、心臓、肝臓、腎臓など、臓器の大きさがヒトとほぼ同じで移植用臓器として期待されている他、新薬開発の際の試験動物として需要が多い。これまで国内では年間300頭しか出回っていなかった。この工場で年間500頭を生産し、将来的には1000頭以上の量産を目指している。
うぉー、実験に使いてーって俺はもはや一般人じゃないのか? 今後、このブタにさらにヒトの遺伝子などを入れて生産する事でより移植に使いやすいブタが作られていくはず。
神様ゴメンね♪
とまだ思う
体重20キロぐらいまで小さくできれば、ペット産業で大もうけできますよ♪ぶひ
2001/05/22
■ブタ肝細胞を使った人工肝臓の移植を承認((朝日新聞)) 九州大学でブタの肝細胞を使って人工肝臓を作り末期の肝不全患者に移植するという治療法の実施が承認された。 倫理委員会は異種の動物の細胞を使うことで起きる感染や倫理面の問題を議論してきた。 九州大学ではこれからブタの飼育を始める。実際の臨床応用の時期については未定
アメリカではガンガン移植用のブタ飼育してるぞ。大丈夫か? 人工肝臓って言ってもどうせ、容器にブタの肝細胞つめて、血管つなげただけでしょ。
Cation!!注意:このページには動物実験などで得られた研究段階の情報が含まれています。これらはなんら、人間に適用した時の効果を保証するものではなく、これらの情報を元にとった行動によりいかなる不利益を被っても管理人は一切責任を負いません。このページの話はあくまで「情報」としてとらえてください。 |
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