2024.02.01
これまでに実施されたNMN(ニコチンアミド)の臨床試験のまとめレビュー(2023年11月報告)
下記の図は論文に掲載されているもので、左側にマウス動物実験から得られている効果の一覧、右側が臨床試験において人間で効果が確認された作用の一覧になっています。
出典:The Safety and Antiaging Effects of Nicotinamide Mononucleotide in Human Clinical Trials: an Updateより
★マウスで確認された効果
- 脳:脳機能の向上と神経変性からの保護、ミエリン新生の促進
- 肺:線維化の抑制、呼吸機能の改善
- 肝臓:肝臓機能の向上、脂肪肝の減少、再生能力の向上
- 心臓:心筋細胞の障害からの保護
- 眼:光受容体における神経保護作用
- 筋肉:筋萎縮の減少、ミトコンドリア機能の改善、身体機能の向上
- 血管:血管保護作用、血管新生の促進、血流増加
- 炎症:免疫細胞機能の改善、炎症の低減
- 皮膚:UVからの皮膚保護作用
- 生殖:卵細胞の品質向上、精子数の増加
- 安全性:基本的に安全
- 睡眠:改善無し
- 生理的能力:加齢に伴う筋肉の機能不全からの保護、身体機能の向上
- 眼:効果は見られてない
- 聴力:高齢者での聴覚の改善
- 認知能力:効果は見られていない
- 糖尿病:筋肉のインスリン抵抗性の改善
- テロメア:テレメアの延長作用
俺の理解が間違ってなければ、NMN投与でマウスの寿命は変わらないんだよね。健康寿命が延びれば平均寿命に影響は与えると思うんだけど。。。。
マカとビタミンBで得られる効果程度じゃないか?
- The Safety and Antiaging Effects of Nicotinamide Mononucleotide in Human Clinical Trials: an Update - ScienceDirect
- Exploring NMN Human Trial Advancements
Category:ニコチンアミド・NMN
Keyword:NMN/100
平均寿命/29
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精子/28
コメント
いいっすね!=10
001 [02.04 16:06]ヲ@YahooBB:当たり前だけど、マウスと人間はやっぱ違うんだな。結果として動物実験の限界がわかる比較になってる? ↑(6)
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