カテゴリー:精神 change_hatena



2017.09.28偏頭痛患者が光を嫌がるのは当然だった。視神経は感情を司る部位に直接つながり感情を左右しうる。 /9
2017.08.25脳内のマイクロRNA「miR-7」「miR-671」を除去する機能が低下すると、不要情報を遮断することが出来なくなり、神経精神活動に影響が出る。 /6
2016.12.19うつ病患者などが「どれぐらい死にたいと思っているか」等を血液検査で測定可能に /27
2015.07.29犬やクモが怖い子供35人で実施したD-シクロセリンの臨床試験で恐怖記憶消去効果が証明される /68
2014.11.0727の感情の持続時間が判明。ストレス3時間、嫉妬15時間、喜び35時間、悲しみ120時間など /17
2013.10.25嫌な記憶のみを忘れっぽくし、他の記憶には影響を与えない薬物が発見される。しかも薬局で買える薬に含有される成分だった。 /116
2013.09.18うつ状態の人の時間感覚。普通の人より正確に時間を把握出来ている
2013.08.01幸せホルモン「オキシトシン」は嫌な記憶を強める2面性を持っている。「幸せ過ぎて不安なの〜」は正常な反応 /2
2012.09.05「幸せ」を感じやすい遺伝子が見つかった。ただし女性のみ。 /1
2012.05.08分析的な思考をした後は信仰心が低下する
2012.03.21妊娠中の携帯電話電磁波は子にADHD様症状を起こしうる
2012.03.13血圧を下げる薬「プラゾシン」にはPTSDに伴う悪夢を解消しうる別の作用がある。
2010.10.31青色LEDの光で感情をコントロール出来る
2010.10.25遺伝子治療でうつ病モデルマウスの治療に成功(newscientist) /5
2007.03.07シクロスポリンの投与が「うつ」の原因になる?(mainichi) /2
2004.07.05神経のμ-opipodレセプターを欠損させたマウスの子供は母親がいなくなっても反応しない(science)
2003.08.24うつ病は新しい細胞で防げる


2017.09.28

偏頭痛患者が光を嫌がるのは当然だった。視神経は感情を司る部位に直接つながり感情を左右しうる。

↑BTW

 偏頭痛患者(Migraineurs)は光を嫌がりますが、これは気分的な問題では無いようです。今回、研究者はラットを用いた研究で、目の網膜ガングリオン細胞の軸索が視床下部神経に伸び収束していることを発見しました。この部位は交感神経と副交感神経の制御に繋がる、各種ホルモン(ドーパミン、ヒスタミン、オレキシン、メラトニン関連ホルモン、オキシトシン、パソプレシンを制御しています)。

 光により直接これらのホルモン制御が起こり、偏頭痛を感じている間の負の感情を増大させていると考えられます。

 通常、人間は光を浴びるとポジティブな気持ちになるものですが、こういった仕組みも「精神的なもの」というよりは目から伸びる神経経路によりかなり直接的な作用だと言えます。

 Keyword:オキシトシン/4
         記事ごとのページ・コメント欄(9〜)


2017.08.25

脳内のマイクロRNA「miR-7」「miR-671」を除去する機能が低下すると、不要情報を遮断することが出来なくなり、神経精神活動に影響が出る。
New potential mechanism for treating neuropsychiatric disorders

↑BTW

 脳の活動は、神経ネットワーク(回路)と、各種脳神経ホルモンの量によって決まると一般的には考えられていますが、著名な学術雑誌Sienceに、脳内のマイクロRNA(miRNA)が精神活動に影響を与えていることが報告されています。

 研究を発表したのはドイツの研究者ら。miRNAは近年盛んに注目されており、血中を浮遊する比較的短いRNAであり、mRNAのように自らタンパク質をコードしておりませんが、他の遺伝子の発現を制御する機能を持ち細胞、臓器間をつなぐシグナル因子として、各種メカニズム、疾患の発症に関わっていることが報告されています。(これらは昔は「ゲノム中のジャンク配列」と思われ、不要だと思われていた部分です)

 一方、今回の研究の主役は環状RNA(circRNA)。これはヒトやマウスの脳内に大量に存在している。環状のRNAで、マウスとヒトでほとんど同じ配列であることから進化の早い段階から保存されている重要な機能を持つと考えられていましたが、その機能はよく分かっていませんでした。今回、研究者らが環状RNAの一つCdr1as(別名CiRS-7)を作れないマウスを遺伝子操作により作り出したところ、このマウスは行動障害を起こすことが分かりました。

 調査の結果、このCdr1asはマイクロRNA「miR-7」や「miR-671」を70個以上吸着する能力があり、Cdr1asを除去したマウスの脳ではmiR-7、miR-671の量が増えて、通常とは異なる状態となっていたそうです。すなわち正常な状態ではCdr1asがこれらのマイクロRNAを吸着して脳内から除去するスポンジとして働いており、これが正常な精神・行動活動に必要であると考えられます。

 不要情報が除去出来成ることは様々な精神疾患の原因の一つと考えられており、今回見つかった新しいメカニズムを利用した新しい治療方法が開発出来るかもしれません。

 RNAは昔はDNAから転写され、タンパク質を作るための設計図として働くとのみ理解されていましたが、近年の研究では今回紹介したmiRNA、circRNAのようにタンパク質の設計図ではない様々な機能を持つ分子が存在することが分かり生命の奥深さの代表格となっています。

参考

 Keyword:タンパク質/63
         記事ごとのページ・コメント欄(6〜)


2016.12.19

うつ病患者などが「どれぐらい死にたいと思っているか」等を血液検査で測定可能に

↑BTW

 この研究は九州大学医学部、大阪大学医学部などの共同研究。例えば、血中のプロリン、アグマチン、ATPなどが低下していると「無価値感」「罪悪感」を感じており、「5ヒドロキシトリプトファン」が上昇すると「落ちつかなさ」を感じている、「キヌレニン」量が低下していることと「死にたい気持ち」が相関していることが分かったそうです。

 今回は従来行われている評価方法とこれらの数値が相関していることが分かったのみです。自殺の危険性のあるかどうかを見つけ出すことが出来れば患者に大きなメリットありそうです。また、これらの成分を血中に追加したら改善するのか試してもらいたいところ。

 Keyword:うつ病/10
         記事ごとのページ・コメント欄(27〜)


2015.07.29

犬やクモが怖い子供35人で実施したD-シクロセリンの臨床試験で恐怖記憶消去効果が証明される

↑BTW

D-シクロセリン(D-cycloserine (DCS))が恐怖記憶を消去しうることは大人を使った実験で以前から報告されていますが、子供を使った実験でも効果が確認されました。

 実験はプラセボ対照ダブルブラインドテスト(ボランティアの子供も研究者も実験終了まで誰が本当の薬を飲んだか分からなくして実施するテスト)で行われました。ボランティアの子供は6〜14歳で犬や蜘蛛が怖い35人の子供達です。そのうち18人にはDシクロセリンを、17人にはそっくりな偽物の効果の無い薬を飲ませました。

 飲ませる前に1回だけ怖い対象(犬や蜘蛛)を見せました。1週間後、もう一度、犬や蜘蛛など怖い対象を見せたところ、D-シクロセリンを飲ませた子供達は恐怖を回避しようとする行動が減る傾向が確認されました。

 人間は経験をするたびにその経験の分類を定義付け再記憶することが知られています。D-シクロセリンをのみ苦手な経験をした子供達はそれらの経験が「怖くない記憶」として定義づけられ再記憶されたと考えられます。

         記事ごとのページ・コメント欄(68〜)


2014.11.07

27の感情の持続時間が判明。ストレス3時間、嫉妬15時間、喜び35時間、悲しみ120時間など
Which emotions last longest and why

↑BTW

 これは生きていく上で色々と使える数字かもしれません。この研究を報告したのはベルギーの研究者Philippe VerduynとSaskia Lavrijsen、彼らは233人の高校生(男女ほぼ半々)のボランティアを使って27の感情の持続時間を調べました。

下記に持続時間の長い感情から順番に並べます。

悲しみ(Sadness)5日間(120時間)
強い嫌悪(Hatred)2.5日間(60時間)
喜び(Joy)35時間
自暴自棄、絶望(Desperation)24時間
希望(Hope)24時間
不安(Anxiety)24時間
落胆(Disappointment)24時間
満足感(Contentment)24時間
ねたみ(jealousy)15時間

(省略されています。全文を読む

 Keyword:ストレス/16
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2013.10.25

嫌な記憶のみを忘れっぽくし、他の記憶には影響を与えない薬物が発見される。しかも薬局で買える薬に含有される成分だった。

↑BTW

 人間生きていれば嫌な事もあるものです。出来ることなら嫌な記憶は早く忘れてしまいたいもの、しかしながら現在の科学では自由に記憶を操作し、都合良く嫌な記憶のみを消し去ることは出来ませんでした。もし嫌な記憶のみを消し去ることが可能になれば、大きなショックを受けた場合の後遺症(PTSD:心的外傷後ストレス障害)の治療に有効な治療方法となります。

 今回、スイスのBasel大学とPsychiatric大学の研究者らは、合わせて2000人以上のヒトの遺伝子情報を比較する手法で、「嫌な記憶」に関係ある可能性のある遺伝子を推定しました。(嫌な記憶がどのようなメカニズムで制御されているかも現在まだ明らかでない)。そして、この推定が正しいかどうかを調べるために、この推定した遺伝子に影響することが知られている市販の薬物をボランティアに投与し、記憶に与える影響を調べました。

 研究者らは40人のボランティア(スイス人平均年齢23歳、男21日、女19人)を雇いました。研究に参加する謝礼には400フラン(1スイスフラン=約100円)を支払いました。

(省略されています。全文を読む

 Keyword:PTSD/7 風邪/33 睡眠/137
         記事ごとのページ・コメント欄(116〜)


2013.09.18

うつ状態の人の時間感覚。普通の人より正確に時間を把握出来ている

↑BTW

  うつ病の人が「ちょっと寝たつもりでも10時間過ぎていた」とか、「ベンチに座って気がついたら3時間過ぎていた」などと言う事はよくあります。また、逆に時間がなかなか経過しないと訴える人もいます。うつ状態になると時間を正常に把握出来ないのでしょうか?

 イギリス・ハートフォード大学のDiana Kornbrot教授らは、うつ状態なの人と、そうでない人のボランティアを集め、時間感覚に関する実験を行いました。

 実験では2つの試験を行いました。1つは何かの作業をしてもらった後、「さて、どれぐらいの時間が過ぎたと思いますか?」と質問し、経過時間を言い当ててもらうもの(estimate time)、もう一つは「xx秒経過したら教えてください」と伝え、時計を見ること無しに、どれぐらい正確に時間経過を言い当てられるか(production time)の試験です。

(省略されています。全文を読む

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2013.08.01

幸せホルモン「オキシトシン」は嫌な記憶を強める2面性を持っている。「幸せ過ぎて不安なの〜」は正常な反応

↑BTW

fear オキシトシンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれ、親しい人とのスキンシップや性的快感、他人に親切をした場合など肉体的・精神的に満たされた時に脳で分泌されるホルモンです。

 分泌されたホルモンは気分を安定させ疲労感を緩和させたり、人に対する信頼感を上昇させることが報告されています。ネズミではこのホルモンが一夫一婦制を維持するために重要な役割を果たしているそうです。

 このように「オキシトシン」は幸せを増やすホルモンとこれまでは単純に考えられてきましたが、最近の研究でこのホルモンが全く逆の働きを示すことが次々報告されています。

(省略されています。全文を読む

 Keyword:母乳/108 子宮/22
         記事ごとのページ・コメント欄(2〜)


2012.09.05

「幸せ」を感じやすい遺伝子が見つかった。ただし女性のみ。

↑BTW

 以前に行われた大勢の双子を分析した研究において、幸せを感じやすい家系が存在することが報告されています。この結果は、遺伝子の種類により幸せの感じやすさが決定されていることを示していますが、具体的にどの遺伝子が「幸せの感じやすさ」に関わっているかは分かっていませんでした。今回、アメリカ南フロリダ大学の研究者らがMAOA(monoamine oxidase A)という遺伝子と「幸せの感じやすさ」に関係があることを見つけ出し報告しています。遺伝子診断であなたがどれぐらい幸せを感じやすいか判定出来るのです。

(省略されています。全文を読む

 Keyword:テストステロン/8 セロトニン/10 ドーパミン/6 アルコール/15
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2012.05.08

分析的な思考をした後は信仰心が低下する

↑BTW

著名な学術雑誌Scienceに表記の研究が掲載されています。

 この研究を行ったのはブリティッシュコロンビア大学の研究者Will Gervaisら。世界中の多くの人々は神を信じているが、それにも関わらず神を信じない人も数億人いることが知られている。研究者らはこの研究を通じて人々の神への信仰度が異なる根本的な理由を探ることを試みました。

 研究者らは合計650人のアメリカ人とカナダ人のボランティアを雇い5種類のテストを行いました。具体的には下記のような内容です。

実験内容実験後に行った質問ボランティア(人数)
研究1分析的な問題を解かせた場合運命を信じるか、神を信じるか、神は存在するか。などカナダ人の学部生(179名)
研究2芸術作品を見せた場合にどうなるか神を信じるかカナダ人の学部生(57名)
研究3分析的な言葉クイズを行わせた場合超自然的な存在の有無を信じるか(79名)
研究4分析的な言葉クイズを行わせた場合信仰心の度合いアメリカ人(145名)
研究5読みにくいフォントで研究1を実施超自然的な存在を信じるか

(省略されています。全文を読む

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2012.03.21

妊娠中の携帯電話電磁波は子にADHD様症状を起こしうる

↑BTW

 人間の子供に神経行動障害が増えているが、なぜ増えているのか原因は分かっていない。今回アメリカのイェール大学の研究者らは妊娠中のマウスに携帯電話の電磁波を浴びせることで生まれてきた子供マウスの神経の働きが弱りADHD様の症状を示すことを報告しています。

★実験方法
 研究者らは全部で27の飼育ケージを用意し、それぞれにメス3匹オス1匹を入れた。そして27ケージのうち13ケージに携帯電話の電磁波を当てた(17日間)。実験は一般に使われている携帯電話を用いて行い、1日9時間または15時間または24時間持続して電磁波を浴びさせた。具体的な方法としては、マウスの飼育ケージの上(距離4.5〜22.3cm)のところにSAR=1.6W/Kgの携帯電話を設置した。使用した携帯電話は周波数帯が800MHz〜1.9MHzで日本で一般的に使用されている電磁波と同じ種類のものである。携帯電話はサイレントモードで使用した。
 17日目に携帯電話を取り除きそのまま飼育したところ、合計で161匹の子供マウスが生まれた(82匹が電磁波を当てたマウスから、残りの79匹が電磁波を当ててないマウスから)

(省略されています。全文を読む

 Keyword:妊娠/32
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2012.03.13

血圧を下げる薬「プラゾシン」にはPTSDに伴う悪夢を解消しうる別の作用がある。

↑BTW

 一般に血圧を下げる薬として使用されているプラゾシン(prazosin)という薬に脳神経の損傷を防ぎ、PTSDに伴う悪夢を解消するという別の作用があることが報告されています。

 この研究は10年以上前から行われており、最近ではアメリカの有名な総合病院メイヨークリニックの研究者らがプラハで行われた第20回ヨーロッパ精神医学学会で、これまでに様々な研究グループにより報告された12の研究を総括して効果は確かそうだと発表しています。

 これまでに発表された治療実験の例を挙げると、2007年にアメリカ・ワシントン大学の研究者らが行った研究では、ベトナム戦争に行きPTSDの症状を患っている退役軍人40人に対して行った治療実験を行っています。そして効果は数日〜数週間のうちに迅速に現れること、薬を飲むのを止めると何人かの患者では悪夢が再発することを報告しています。プラゾシンは副作用の少ない高血圧の薬として長い使用実績があります。PTSDの治療に使った場合に血圧が低下する副作用が懸念されますが、少なくとも上記の治療実験では血圧には影響は無かったと報告されています。研究者らはプラゾシンが副作用の少ないPTSD治療薬になりうるのでは無いかと期待しています。

(省略されています。全文を読む

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2010.10.31

青色LEDの光で感情をコントロール出来る

↑BTW

ベルリンのリエージュ大学の研究者Gilles VandewalleらがPNASに報告。

目には、赤、青、緑の3種類の光を受ける細胞があるが、これまでの研究で、青い光を受ける細胞のみが、睡眠サイクル(サーカディアンリズム)や覚醒に影響することが分かっている。人が青い光を浴びて気分が良くなったり、太陽の光を浴びて幸せな気分になったりするのはこの作用である。実際、光は感情障害の治療にも使われているが、どのようなメカニズムなのかは詳細には分かっていなかった。

研究者らはこのメカニズムを解析するために17名のボランティアに緑色や青色のライトを浴びせながら怒った声や、感情のない声を40秒間隔で順番に聞かせた。そしてその時の脳の活動をfMRI(機能的MRI)でスキャンしたところ、感情の活動に働く側頭葉の言語野や海馬は怒った声のみに反応し、そして、その感情の作用が青い光で増強される事を見つけだした。この青い光による感情の増強作用は怒った声などだけでなく、どのような感情も増幅しうると研究者らは考えている。

  • NewScientist
  • Spectral quality of light modulates emotional brain responses in humans(PNAS, 10.1073/pnas.1010180107).PMID:20974959

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2010.10.25

遺伝子治療でうつ病モデルマウスの治療に成功(newscientist)

↑BTW

ニューヨークのWeill Cormell Medical CollegeのMichael Japlittらの研究。
セロトニン受容体の働きに関与している事が知られているp11というタンパクをコードする遺伝子をp11欠損マウスにウイルスベクターを用いて導入する実験が行われ、鬱状態を改善することに成功したそうです。

研究者らは同様の治療方法はパーキンソン病では人間でも行われていると言っています。

p11欠損マウスは幾分鬱病のようにふるまい、抗鬱剤がほとんど効かない事が知られています。p11を用いた治療は現状の抗鬱剤より副作用が少ない可能性があるそうです。

原文

 Keyword:パーキンソン病/7
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2007.03.07

シクロスポリンの投与が「うつ」の原因になる?(mainichi)

↑BTW

臓器移植を受けた患者がうつ病 状態になるのは免疫抑制剤 の副作用の可能性が高いそうだ。
自治医大の小林英司らの研究によると免疫抑制剤「シクロスポリン」を健康なマウスに投与し様子を観察したところ、通常は体を寄せ合って眠っているマウスがシクロスポリン投与により互いに警戒し1匹ずつ離れて眠るようになったとのこと。またシクロスポリンを投与したマウスは危険な場所におびえるようになるなど「うつ」を示す症状を見せた。

人間において不安感や社会性の低下が起こる原因としてドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質の働きの低下が知られているが、マウス脳内のこえっらの神経伝達物質の量が通常の半分になっていることが分かった。

 Keyword:免疫抑制剤/9
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2004.07.05

神経のμ-opipodレセプターを欠損させたマウスの子供は母親がいなくなっても反応しない(science)

opioidレセプターは接触にかかわるレセプターで、このレセプターの機能を止めることで痛みを抑える薬とかが作られている。

原文:

  • Deficit in attachment behavior in mice lacking the mu-opioid receptor gene.Science. 2004 Jun 25;304(5679):1983-6.PMID:15218152

2003.08.24

うつ病は新しい細胞で防げる

↑BTW

プロザックなどの抗うつ剤は新しい脳細胞を作り出すことによって気分を改善しているそうです

ってことは一過性では無いのかな?
これまで多くの抗うつ剤が数日で脳内物質レベルをあげるのに、効果が出るのに何週間もかかるのはなぜだろう?という謎があったそうだ
今回、コロンビア大学のHenらが、これらの薬が海馬で新しい細胞を生み出しているいる事を報告している
新しい細胞は神経回路を形成するのがうまいので、ストレスを改善するように回路を作るのでは無いかと予想している。

それにしても名前がヘン

原文:

  • Requirement of hippocampal neurogenesis for the behavioral effects of antidepressants.Science. 2003 Aug 8;301(5634):805-9. PMID:12907793

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Cation!!注意:このページには動物実験などで得られた研究段階の情報が含まれています。これらはなんら、人間に適用した時の効果を保証するものではなく、これらの情報を元にとった行動によりいかなる不利益を被っても管理人は一切責任を負いません。このページの話はあくまで「情報」としてとらえてください。