Cellular Longevity, Inc.の大型犬専用の寿命延長薬「LOY-001」を条件付き承認する条件についてFDAが合意。2026年に販売開始へ
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2024.02.14

Cellular Longevity, Inc.の大型犬専用の寿命延長薬「LOY-001」を条件付き承認する条件についてFDAが合意。2026年に販売開始へ

FDAはLOY-001を投与した犬と投与していない犬の寿命比較試験無しに(寿命延長効果を示す数値データを元に「寿命を延長しそうだ)と判断し、あとは安全性を確認して製造方法を確立すれば「条件付き承認」を得てとりあえず販売開始にOKを出しました。販売後に実際に寿命延長しているかの確認を行い本当の有効性を確認します。

LOY-001はIGF-1阻害剤とのこと。

As a result of selective breeding. large dogs produce more IGF-1 hormone than required post-maturity. This is believed to reduce their lifespan relative to smaller dogs.(選択的な交配を続けた結果、大型犬は生後に必要以上に多くのIFG-1ホルモンを産生するようになり、これが犬達の寿命を縮めている)と説明されています。

前回紹介した時からパイプライン(開発中の薬)は一つ増えてLOY-003が加わって3つの薬を開発中ですね。

LOY-002の販売時期は前回紹介した時は2024年となっていましたが、現在は2025年早期と少し開発が遅れているようです。LOY-002は高齢犬に投与するメタボ治療薬らしい。あまり革新的な薬ではない気配がします。LOY-003はLOY-001と同じIGF-1阻害剤ですが、LOY-001が注射薬なのに対し、LOY-003は飲み薬になっているようです。

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