Amrit不老不死研究所 カテゴリー「幹細胞」
下位カテゴリー
 -さい帯血(5)
 -各種細胞→ES細胞(3)
 -成体幹細胞(21)

マウスの肝臓・胃から「万能細胞」 京大・山中教授(2008/02/15)
京大チーム、がん化しにくいiPS細胞を肝臓や胃から作製(2008/02/15)
万能細胞で先天性皮膚難病の治療法を研究へ 順天堂大(asahi)(2008/02/15)
iPS細胞:がん化、ウイルスに関係せず 山中教授ら確認(mainichi)(2008/02/15)
万能細胞の研究センターを設置 京都大(2008/01/25)
ヒトの皮膚細胞をES細胞に変化させることに成功(msn)(2007/11/21)
ドリー生みの親、ヒトクローン胚研究を断念(msn)(2007/11/18)



2008/05/09iPS細胞を作り出すために必要な5つめの転写因子
2008/01/25万能細胞の研究センターを設置 京都大
2007/11/18幹細胞で脳梗塞治療 国立循環器病センターが臨床試験へ(asahi)
2008/02/15京大チーム、がん化しにくいiPS細胞を肝臓や胃から作製
2008/02/15マウスの肝臓・胃から「万能細胞」 京大・山中教授
2008/03/17マウスES細胞で体内に腎臓や膵臓を再生(sankei.msn)
2008/03/04iPS細胞から視細胞 理研と京大がマウスで成功(business-i)
2008/02/15万能細胞で先天性皮膚難病の治療法を研究へ 順天堂大(asahi)
2008/02/15iPS細胞:がん化、ウイルスに関係せず 山中教授ら確認(mainichi)
2007/12/01iPS細胞をc-Mycを使わずに作ることに成功(mainichi)
2003/03/10ヒトES細胞の遺伝子操作に成功(yomiuri)
2003/05/02ES細胞を卵子に分化に成功?
2003/05/15横浜市立大学がサルのES細胞でパーキンソン病治療
2003/05/29京大研究所で国産ヒトES細胞1号が完成(mainichi)
2003/10/23国産ヒトES細胞を京都大学が来月にも提供開始
2004/01/28長い間培養したES細胞から生まれた動物の生態を観察
1975/01/02アカゲザルの万能細胞(ES細胞)を作製に成功((PNAS vol.92 p.7844-7848))
1975/01/02ヒトの万能細胞(ES細胞)の作製に成功((Nature vol.18 p.399-404))
1998/11/01ヒトのES細胞を樹立した
2001/06/08京大でヒトの万能細胞(ES細胞)作成計画(人の受精卵で「万能細胞」作製 京大で計画案(朝日新聞))
2006/10/10皮膚の細胞からES細胞を作ることに世界で始めて成功(yomiuri)
2006/12/14成育医療センターが医療用ES細胞の作成計画を申請。国内初(yomiuri)
2005/02/22ブタの胚をマウス体内に移植し、様々な臓器を作ることに成功(pnas)
2007/10/02ヒトES細胞の大量培養方法を発見(asahi)
2005/03/18ロシアで違法幹細胞治療が野放し、ニセモノも横行(wired)
2004/07/22日本の脊髄損傷患者9人がすでに中国で中絶胎児の細胞移植治療を受けていた
2004/04/07日本の脊髄損傷患者が中国で中絶胎児の細胞を用いた手術を受けていた(yomiuri)
2003/11/02移植片が他の臓器に変化
2003/10/31骨髄細胞がいろいろな細胞に分化するのはすべて、細胞融合による
2003/08/24長寿命の幹細胞で心臓病治療
2003/07/12幹細胞を使って筋ジストロフィーを治す
2003/01/25幹細胞とガン細胞は同じ仕組みかもしれない(AP)
2002/12/21NIHが幹細胞の維持に必要な新タンパク質「nucleostemin」発見
2002/04/04幹細胞は細胞融合によって別の細胞に分化する
2002/04/04万能細胞(ES細胞)は細胞融合によって別の細胞に変化するのかも
2002/01/07胎児の段階の肝臓には様々な細胞になれる細胞が存在する
2001/12/10脊髄損傷をサルをヒト胎児細胞を移植して治療に成功(脊髄損傷のサル、ヒト細胞で機能回復(読売新聞))
2000/06/02大人の脳の細胞も他の臓器の細胞へ分化出来る能力を持っている((Science vol.288 p.1660-1663))


2008/05/09
■iPS細胞を作り出すために必要な5つめの転写因子
Direct Reprogramming of Terminally Differentiated Mature B Lymphocytes to Pluripotency
Cell, Vol 133, 250-264, 18 April 2008
PMID: 18423197

これまでOct4、Sox2、Klf4、c-Mycの4つの転写因子を過剰発現させることにより様々な細胞を未分化な状態(
iPS細胞)に戻しうることが示されていますが、完全に最終分化した細胞も上記の転写因子に加えてPax5を阻害することでiPS細胞に戻しうるそうです。

 KEY=【iPS細胞



2008/01/25
万能細胞の研究センターを設置 京都大(記事2つめ)


2007/11/18
幹細胞で脳梗塞治療 国立循環器病センターが臨床試験へ(asahi)


2008/02/15
京大チーム、がん化しにくいiPS細胞を肝臓や胃から作製

 KEY=【iPS細胞



マウスの肝臓・胃から「万能細胞」 京大・山中教授


2008/03/17
マウスES細胞で体内に腎臓や膵臓を再生(sankei.msn)


2008/03/04
iPS細胞から視細胞 理研と京大がマウスで成功(business-i)(iza)

 KEY=【iPS細胞



2008/02/15
万能細胞で先天性皮膚難病の治療法を研究へ 順天堂大(asahi)


iPS細胞:がん化、ウイルスに関係せず 山中教授ら確認(mainichi)

 KEY=【iPS細胞



2007/12/01
iPS細胞をc-Mycを使わずに作ることに成功(mainichi)
京大の山中伸弥氏らのチームがNat Biotechに発表。
これまではc-Mycを含む4つの遺伝子をレトロウイルスを用いて遺伝子導入することでiPS細胞を作り出していたが、この方法で作り出した細胞から作り出したマウスは37匹中6匹が腫瘍により死んでしまった。

今回、ガン遺伝子として知られるc-Mycを除く3種類の遺伝子を導入したところ、従来の方法よりも1週間ほど時間が長くかかるが同様のiPS細胞が出来ることが分かった。かつこの方法で作り出したiPS細胞より作り出したマウスは26匹すべてで腫瘍が出来なかった。

今後の課題としては遺伝子導入にレトロウイルスを用いている点もガン発生につながるため、レトロウイルスを使わない方法を開発していきたいそうだ。

また、山中氏らと同じ時期にアメリカ、ウィスコンシン大学のチームがc-Mycを含まない4種類の遺伝子で同様の実験に成功しているが、山中氏らの研究が成人の皮膚細胞を使っているのに対し、新生児や胎児の細胞を使っているという違いがあるそうだ。

Generation of induced pluripotent stem cells without Myc from mouse and human fibroblasts
Nat Biotech 2007

 KEY=【iPS細胞】【c-Myc】【山中伸弥



2003/03/10
■ヒトES細胞の遺伝子操作に成功(yomiuri)
アメリカ、ウィスコンシン大学の研究チームがヒトのES細胞から病気の原因となる遺伝子を除去するのに成功した。
これはノックアウトマウスを作る方法を応用した。
ES細胞はあらゆる臓器になる可能性がある細胞であり、また現段階でも子宮にいれればクローン人間を作ることが出来る。
研究が進めば遺伝子に問題のある親から病気の原因となる遺伝子を取り除いた子供を作ったり、病気のヒトから病気の遺伝子を持たない臓器を作ったり出来るかも
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030224so13.htm


2003/05/02
■ES細胞を卵子に分化に成功?
5月2日のscienceで発表
ES細胞から精子は作れるので、インプリンティングの問題無しにES細胞から個体発生を作ることが出来るかも

Oocytes Spontaneously Generated
Science, Vol 300, Issue 5620, 721 , 2 May 2003
http://www.sciencemag.org/cgi/content/summary/300/5620/721a

Derivation of Oocytes from Mouse Embryonic Stem Cells
Science, Vol 300, Issue 5623, 1251-1256, 23 May 2003
http://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/300/5623/1251


2003/05/15
■横浜市立大学がサルのES細胞でパーキンソン病治療


2003/05/29
京大研究所で国産ヒトES細胞1号が完成(mainichi)


2003/10/23
■国産ヒトES細胞を京都大学が来月にも提供開始
バカでも出来るふりかけ実験で再生医療学会のレベルが低下する悪寒

2004/01/28
長い間培養したES細胞から生まれた動物の生態を観察
発表先はPNAS、発表者はRichard M. Schultz(ペンシルベニア大学)
長期間培養したES細胞から生まれた動物は広い空間で長い時間を過ごせるなど、不安を感じなくなり、
運動能力の発達と学習能力には影響は見られなかったものの記憶能力減少が見られた。

この研究は間接的な研究だが、今後も研究を続ける必用があるだろう


1975/01/02
■アカゲザルの万能細胞(ES細胞)を作製に成功((PNAS vol.92 p.7844-7848))


■ヒトの万能細胞(ES細胞)の作製に成功((Nature vol.18 p.399-404))


1998/11/01
■ヒトのES細胞を樹立した
正常な核型を持ちヒトの胚盤胞を由来とする、多能性を持った細胞株を樹立した。この細胞は高い
テロメラーゼ活性を持ち、ES細胞としての細胞表面マーカーを示していた。この細胞は4〜5ヶ月間、分化させないまま培養した後、三胚葉の細胞に分化する事が可能であった。
具体的には胃の上皮細胞、軟骨細胞、骨細胞、筋肉細胞、神経細胞になることが出来た。
この細胞はヒトの発生段階の研究、創薬の研究、移植医療に有用だろう

Science, Vol 282, Issue 5391, 1145-1147 , 6 November 1998
Embryonic Stem Cell Lines Derived from Human Blastocysts

 KEY=【テロメラーゼ



2001/06/08
■京大でヒトの万能細胞(ES細胞)作成計画(人の受精卵で「万能細胞」作製 京大で計画案(朝日新聞))
京都大学再生医科学研究所の中辻教授らのグループで、なんの臓器でも作り出す可能性のある万能細胞として知られるES細胞(胚性肝細胞)を国内で始めて人間の受精卵から作り出す計画をしていることがわかった。
研究者らはこれまで、ネズミや他の霊長類でES細胞作りをしていた。
計画では不妊治療施設に凍結してあった受精卵のうち、両親が不要と判断したものを両親の了解を得たうえで提供してもらう。
この受精卵を特殊な方法で培養し、ES細胞を作成する。
作成したES細胞は基本的に無料で研究者に配る予定

俺にも下さい。。。
でも、ES細胞の話はちょっとアヤシイってのが、最近の世間の雰囲気
臓器や組織を再生させる「再生医療」の世界では成体幹細胞と言われる大人のカラダの中にも存在する幹細胞を利用しようという動きで進んでいます。
まあ、みんなに配られてどっかで良い結果が出ることを願いましょう♪


2006/10/10
皮膚の細胞からES細胞を作ることに世界で始めて成功(yomiuri)(薬事日報)
卵子など倫理上の問題のある細胞を使用せずに皮膚の細胞から直接ES細胞(に類似した細胞)を作り出す方法が発見されました。

成功したのは京都大学再生医科学研究所の山中伸弥と高橋和利らのグループ。
研究者らはES細胞には通常の細胞が持っていない「普通の細胞をリセットする遺伝子」があると予想、候補遺伝子24個を選定して調べたところ、Sox2、Oct3/4、c-Myc、Klf4の4種類の遺伝子を皮膚細胞に組み込んで培養したところ、2週間後に皮膚細胞がES細胞に似た形態の細胞に分化した。この細胞はマウスの皮下に移植することで外胚葉、中胚葉、内胚葉など様々な種類の細胞に変化し、また、卵子に注入すると生まれてくるマウスの細胞の一部になった。またシャーレでも拍動する心臓の筋肉細胞や神経などに変化した。研究者らはこの細胞を「誘導多能性幹細胞(induced pluripotent stem cell:iPS細胞)と命名した。

これまでES細胞を作成するのには卵子を使用する必要があり倫理上の問題があったが、この方法を使えば卵子など倫理上の問題のある細胞を使用せずに様々な細胞に変化できる細胞を得ることが出来、再生医療の臨床応用に向けた大きな進歩だと言える。

ただ、この細胞を移植に用いるのには移植後にガン化などを起こす確立が極めて低いなどの安全性を確認する必要がある。また、その他にも肝臓や膵臓の細胞を自在に作り出せるため、研究分野に活用出来る可能性がある。

ただ、マウスの皮膚細胞をiPS細胞に変化させることの出来る4つの転写因子のみではヒトの皮膚細胞はiPS細胞に変化しないことも分かっているそうであり、さらにプラスアルファの転写因子を研究中だそうだ。

Induction of pluripotent stem cells from mouse embryonic and adult fibroblast cultures by defined factors.
Cell. 2006 Aug 25;126(4):663-76.PMID: 16904174

 KEY=【山中伸弥】【c-Myc】【iPS細胞



2006/12/14
成育医療センターが医療用ES細胞の作成計画を申請。国内初(yomiuri)
医療に用いることの出来るクオリティーを目指し、動物成分を使わないで作成を試みる

2005/02/22
ブタの胚をマウス体内に移植し、様々な臓器を作ることに成功(pnas)
イスラエルの研究チームがブタの肝臓や膵臓をマウスの体内で作ることに成功した。
研究者らは、受精後の様々な時期(E2〜E100)のブタの胚細胞を取り出し、マウス体内に移植した。
移植からしばらくたって出来た組織を調べてみたところ、E28の細胞を移植した場合にもっとも良い肝臓が出来、膵臓はE42〜E56が最も良かった。胚はE56の細胞が最もうまく出来た。

これまでに、ブタやヒヒの臓器を人間に移植する異種移植の実験が行われていたが、いずれも強い免疫拒絶反応のためにうまくいっていない。今回の実験は免疫の無いマウスを使った実験だが、胚の細胞は通常の細胞よりも免疫拒絶されにくいため、ヒトへの応用が期待できる。

原文:
Embryonic pig liver, pancreas, and lung as a source for transplantation: Optimal organogenesis without teratoma depends on distinct time windows
PNAS vol.102(8) p.2928-2933


2007/10/02
ヒトES細胞の大量培養方法を発見(asahi)(理研ニュース)
発見したのは理化学研究所の笹井芳樹ら、発表先は2007/5/27のNat Biotech

研究者らはES細胞をリン酸化酵素阻害剤(Y-27632)を含む培養液中で培養した、通常、ES細胞を分散させるとROCKというRhoキナーゼが働いて細胞を自殺においやるが、この阻害剤を含む培地中ではこの反応が起きず、細胞を生きたまま増やすことが出来る。

通常の方法ではヒトES細胞を分散させると1%の細胞が生き残るだけだった、今回の方法ではこの細胞死を防ぐことが出来、27%が生き残るそうだ、すなわち通常の方法で1ヶ月間に1コのES細胞を100コにするのが限界だったのが、10000倍程度に増やすことが可能という。
またこの阻害剤の使用は血清フリー培地でも使用可能だ。

A ROCK inhibitor permits survival of dissociated human embryonic stem cells.
Nat Biotechnol. 2007 Jun;25(6):681-6. Epub 2007 May 27、PMID: 17529971

 KEY=【笹井芳樹



2005/03/18
ロシアで違法幹細胞治療が野放し、ニセモノも横行(wired)


2004/07/22
日本の脊髄損傷患者9人がすでに中国で中絶胎児の細胞移植治療を受けていた
その他にも6人が治療予定
確かに動物実験では有効性を示している研究もあるからねぇ


2004/04/07
日本の脊髄損傷患者が中国で中絶胎児の細胞を用いた手術を受けていた(yomiuri)(nikkei)
さすが中国

2003/11/02
■移植片が他の臓器に変化
細胞移植ではなくて組織の移植のようです。
ラットの横隔膜やぼうこうの組織を胃や十二指腸に移植して3ヶ月後、6ヶ月後に調べたところ
移植先の臓器と見分けがつかなくなったらしい
広島大原爆放射線医科学研究所の渡辺敦光教授(実験病理学)がもうすぐ論文投稿するそうです


2003/10/31
■骨髄細胞がいろいろな細胞に分化するのはすべて、細胞融合による
Nature 425, 968 - 973(Fusion of bone-marrow-derived cells with Purkinje neurons, cardiomyocytes and hepatocytes)
骨髄細胞を移植した場合、骨髄細胞が神経細胞、肝細胞などいろいろな細胞に変化する事が知られている。ある研究者はこれを骨髄細胞の分化転換(transdifferensiation)であると説明するが、別の研究者は、これは骨髄細胞とその他の細胞が細胞融合しているため、そのように見えるだけだと説明する。
今回、研究者らは、Cre-loxシステムを用いた単純な細胞融合検出システムにより、生体内で起こる骨髄細胞の変化がすべて細胞融合の為であることを証明している。

おもしろい!
http://www.nature.com/cgi-taf/DynaPage.taf?file=/nature/journal/v425/n6961/abs/nature02069_fs.html


2003/08/24
■長寿命の幹細胞で心臓病治療
通常だと移植した細胞の90%が心臓の再生に役立つことなく死ぬが、Akt1を導入した幹細胞だと60%以上が48時間以上生き延びたそうだ
Mangi, A. A. et al. Mesenchymal stem cells modified with Akt prevent remodeling and restore performance of infracted hearts. Nature Medicine doi:10.1038/nm912 (2003).
http://www.appliedbiosystems.co.jp/website/SilverStream/Pages/pg33A1.html?NTNEWSCONTENTSCD=74028


2003/07/12
■幹細胞を使って筋ジストロフィーを治す
特に、目新しい話では無いですが
筋ジストロフィーは主に遺伝子の先天的な異常が原因で起こりますが
患者の血液から幹細胞を取り出し、体外で正常な遺伝子を組み込み、患者に戻せば筋ジストロフィーを治せるそうです。
もともと血液内に存在する幹細胞は筋肉に移動して筋肉が損傷を受けた時に修復したりする機構があるのでその経路を使っているのでしょう。
マウスでは実際に治療に成功しているようですが、
1.血液中の幹細胞は胎児には多いが、成人から得るには量が足りない
2.正常な遺伝子を導入する過程は果たして安全なのか?
と言った点が課題だそうです。

個人的には一時的には直るけど、その後、ガンの可能性が増えそうな予感
http://news.bbc.co.uk/1/hi/health/3056729.stm


2003/01/25
■幹細胞とガン細胞は同じ仕組みかもしれない(AP)
双方に「ヌクレオステミン」というタンパク質が含まれているそうです。
ヌクレオステミンは
p53ともくっつくらしい
この話のもとになった論文は
Genes&Development vol.16 p.2985-2990(2002)

 KEY=【p53



2002/12/21
■NIHが幹細胞の維持に必要な新タンパク質「nucleostemin」発見
ES細胞、生体幹細胞、一部のガン細胞で増殖に必須なタンパクをコードする遺伝子だそうです。
この結果はGene & Development 2002/12/1で発表されるそうです。


2002/04/04
■幹細胞は細胞融合によって別の細胞に分化する
近年の研究で、移植した骨髄細胞が骨髄以外の細胞に変化し機能することが示され、骨髄細胞を移植することにより様々な組織の細胞を補ってやろうという研究が進められている。しかしこういった研究は、変化した細胞が移植した骨髄細胞の遺伝子を持っていることから変化したと結論付けられてきた。しかし今回フロリダ医科大学の研究者らはマウスの骨髄細胞とES細胞をプレート上でIL−3という物質と共に一緒に培養することによりこの2種の細胞が融合する事を発見した。
もしかしたら、骨髄細胞やES細胞が別の細胞に変化するのは、細胞融合によって近隣の細胞と融合するためにそう見えるのかもしれない。

いやー、ホントならびっくり
しかし可能性が広がったと考えてもよいのではないか?融合と分かれば融合を自在にコントロールする方法を開発すればよいわけでだし。

(Bone marrow cells adopt the phenotype of other cells by spontaneous cell fusion(Nature vol.416 p.542-545))


■万能細胞(ES細胞)は細胞融合によって別の細胞に変化するのかも
イギリス、エジンバラ大学の研究者らは、マウスの脳細胞と万能細胞(ES細胞)をプレートの中で一緒に培養した後、脳細胞のみを選び出すような処理をした所、未分化な細胞が一緒に回収された。この細胞はES細胞の遺伝子も持っていたが、また一緒に培養したマウスの脳細胞の遺伝子も持っていた。この事は、ES細胞が一緒に培養した脳細胞と細胞融合を起こしたことを示しており、この細胞融合がES細胞が別の細胞に変化するために必要なのかもしれない。

まあ、プレートの中でES細胞のみを培養していても他の細胞に変化出来ることは確かなので、細胞融合により変化する事もありうるという事ですね。
ブレイクスルーはもう目の前、そんな気がします。

(Changing potency by spontaneous fusion(Nature vol.416 p.545-548))


2002/01/07
■胎児の段階の肝臓には様々な細胞になれる細胞が存在する
発生段階の肝臓の中には様々な細胞になりうる幹細胞が存在することが分かった。
筑波大学のTaniguchiらは生まれる前のマウスの肝臓より特殊な細胞を取り出した。これらの細胞はプレートの中で増殖しつつ、肝臓の細胞を生み出す。実際プレート上で増殖させたこれらの細胞を移植すると肝臓の細胞として機能することを確認した。
さらにこれらの細胞をすい臓や腸に移植するとすい臓や腸の細胞になり働くことを確認した。

発生段階の肝臓じゃあ、人に使うのは大変かも
中絶した胎児を細胞を回収しまくって幹細胞のコレクションを作れば、患者に免疫拒絶されない細胞が見つかれば移植に使えるかも。

近い将来、中絶が喜ばれたりしてね(^^;
さぁ、無謀な10代の若者がんばってください。

(Clonal identification and characterization of self-renewing pluripotent stem cells in the developing liver(J. Cell Biology vol.156 no.1 p.173-184))


2001/12/10
■脊髄損傷をサルをヒト胎児細胞を移植して治療に成功(脊髄損傷のサル、ヒト細胞で機能回復(読売新聞))
神経細胞はいったん傷つくと元に戻らないため、脊髄損傷などの障害はほとんど回復しない。
今回、脊髄を損傷したサルにヒトの胎児から摘出した神経の元となる細胞を移植しサルの脊髄を回復させることに成功した。
慶應義塾大学医学部の岡崎教授らはサル5匹に中絶胎児から取り出した神経幹細胞を移植した。2ヶ月半後、10分の1まで弱っていたサルの運動能力が通常の半分にまで回復が見られた。
研究グループでは胎児の細胞はたくさん確保できないので、今後は大人から摘出した骨髄細胞を神経幹細胞に変化させて移植する計画も進めているそうだ

ん〜。すばらしい。
もちろんこの移植は
免疫抑制剤使いまくりだろうから、出来ることなら脊髄を損傷している本人から摘出した細胞で治療が行えるとgoodですね。

ヒトの細胞で再構築されたあとにじわじわ免疫抑制剤の量を減らすことで本人の神経が補うように成長してきて最終的に本人の細胞で置き換わったりしないもんだろうか?
脊髄とか脳は免疫弱いから平気なのか?
これも分子生物学科での報告。論文はどこに出したんだろう。

 KEY=【免疫抑制剤



2000/06/02
■大人の脳の細胞も他の臓器の細胞へ分化出来る能力を持っている((Science vol.288 p.1660-1663))
これまでの考えでは、大人の体に含まれる幹細胞は、その細胞があった組織の細胞には分化出来るが、他の組織の細胞には分化出来ないと考えられてきた。今回、研究者らは大人のマウスの脳から取り出した神経幹細胞を生まれる前のマウスや、ニワトリの胚の中に入れると他の組織の細胞に分化しうる事を発見した。この事は大人の脳に含まれる成体幹細胞も広い分化能力を持っていて別の組織への移植に使え縷々可能性があることを示している。



近の報告では血液に含まれる血液幹細胞が血液以外のいろいろな細胞に分化するという話もある事だし、 脳の細胞も他に分化するって事だね。それにしても脳の細胞なんて一番移植には使わないと思うけど。。。。。細胞取ったりしたらバカになりそうじゃない?死んだヒトの使うの?
そのうち臓器提供カードに「脳」って項目が出来るのかな? 俺はイヤ





Cation!!注意:このページには動物実験などで得られた研究段階の情報が含まれています。これらはなんら、人間に適用した時の効果を保証するものではなく、これらの情報を元にとった行動によりいかなる不利益を被っても管理人は一切責任を負いません。このページの話はあくまで「情報」としてとらえてください。

(since 1999/11/18)
今日 人。昨日

用語一覧表

■カテゴリー
幹細胞(38)NEW
 -さい帯血(5)
 -各種細胞→ES細胞(3)
 -成体幹細胞(21)
統計(寿命・その他)(20)
遺伝子(22)
人工血管(13)
人工歯(5)
クローン(33)
肝臓の治療・老化抑制・再生(18)
未来予想( )
ダイエット・メタボリックシンドローム(38)NEW
精神(5)
電磁波の影響(4)
サプリメント(10)
脳・中枢神経(31)
独り言( )
ホルモン(2)
感染症(11)
人工食道( )
人工筋肉(5)
診断技術(11)
臓器移植(2)
ガン・腫瘍(31)
生命倫理・法律(11)
冬眠・凍結保存( )
アンチエイジング・老化抑制(57)
基礎研究(18)
DDS(7)
人工軟骨( )
生物ー機械インターフェイス(21)
人工骨(9)
人工神経(2)
治療技術(13)
人工腎臓( )
人工すい臓・糖尿病(18)
創傷治癒(5)
人体改造(10)
書籍紹介:最新老化の科学がわかる本(3)
人工関節(3)
企業活動・大学(29)
天才になる方法(16)
毛髪・毛(12)
ロボット(6)
未分類データ(64)NEW
皮膚(16)
ナノテクノロジー(9)
リンク(13)
人工心臓(16)
運動・エクササイズ(6)
健康(19)
性・生殖(32)
人工血液(10)
人工嗅覚(1)
人工聴覚( )
人工視覚(12)
遺伝子多系(3)
免疫・アレルギー・自己免疫疾患(15)
睡眠(16)


■キーワード
iPS細胞】 【iPS細胞】 【c-Myc】 【山中伸弥】 【テロメラーゼ】 【c-Myc】 【笹井芳樹】 【p53】 【免疫抑制剤



 

fetuin-news3.08(080209)

Amrit不老不死研究所トップに戻る