↑B
2007.10.02
発見したのは理化学研究所の笹井芳樹ら
研究者らはES細胞をリン酸化酵素阻害剤(Y-27632)を含む培養液中で培養した、通常、ES細胞を分散させるとROCKというRhoキナーゼが働いて細胞を自殺においやるが、この阻害剤を含む培地中ではこの反応が起きず、細胞を生きたまま増やすことが出来る。
通常の方法ではヒトES細胞を分散させると1%の細胞が生き残るだけだった、今回の方法ではこの細胞死を防ぐことが出来、27%が生き残るそうだ、すなわち通常の方法で1ヶ月間に1コのES細胞を100コにするのが限界だったのが、10000倍程度に増やすことが可能という。
またこの阻害剤の使用は血清フリー培地でも使用可能だ。
Category:#細胞移植 #幹細胞
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