Amrit不老不死研究所のキーワード分類ページ(トップページに戻る)
CRP:C-reactive protein(C反応性タンパク) 体内のどこかで炎症反応や組織の破壊が起きると血液中の濃度が上昇することが知られている。CRPは健康診断などでも利用され、外傷や炎症の覚えがないのにCRP値が高い場合は、腫瘍や自己免疫疾患、感染などによるなんらかのトラブルが体内で起きている場合がある。 ----------このキーワードを使っている記事---------- 2006/12/26:低所得者はCRP値が高く傾向があり、これが理由で老化スピードが速い→ 2006/12/26 ■低所得者はCRP値が高く傾向があり、これが理由で老化スピードが速い【統計(寿命・その他)(25)】 C反応性たんぱく質(C-reactive protein:CRP)は身体が傷ついて炎症が起こったり、ウイルス感染をおこした時など身体に異常がある時に血液中の濃度が高まることが知られていますが、南カリフォルニア大学のEileen Crimminsらの行った研究によると、通常の収入の人ではCRP値の高い人の割合が9.1%だったのに対し、貧民層では15.7%と高いことが分かったそうです。また、黒人やラテン系アメリカ人は特に値が高い人が多く、この研究は収入が低いことが社会的に健康上のリスクを高めていることを明確に示していると考えられます。
Socioeconomic status and C-reactive protein levels in the US population: NHANES IV. Brain Behav Immun. 2006 Sep;20(5):498-504. Epub 2005 Dec 2、PMID: 16330181 |
(since
1999/11/18) 今日 人。昨日人 ■用語一覧表 |
fetuin-news4.69(120820)