歯周病 |
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2001.07.11:骨髄細胞注射で歯を再生(読売新聞)
2022.03.11:「歯を生やす」ことを目指す京大初のベンチャー「トレジェム・バイオファーマ」が臨床試験Ph-Iを開始に向け4.5億円資金調達。USAG-1中和抗体
2014.06.13:歯周病はバクテリア「P. gingivalis」が口の中の免疫システムを自分に都合良く制御する事で起こる
2010.12.09:レーザーと過酸化水素溶液で3分以内に虫歯菌、歯周病菌を全滅させる技術が開発される
2001.07.11
骨髄細胞注射で歯を再生(読売新聞)
骨髄細胞注射で歯を再生(読売新聞)
古屋大学の上田実教授らのグループが歯周病で溶けてしまった歯茎の骨を再生させる事に成功。患者は自分の骨髄細胞に自分の血小板を混ぜ粉末セラミックと共に、歯茎に注射することで、約4ヶ月後には歯茎がほとんど溶けて抜歯しないといけない患者でも歯が安定した。この方法は自分の細胞を使うため拒絶反応の心配も無く、入院の必要も無い。来年度には全国の拠点病院で治療を始められるようにする予定
Category:#歯の健康テクノロジー
2022.03.11
「歯を生やす」ことを目指す京大初のベンチャー「トレジェム・バイオファーマ」が臨床試験Ph-Iを開始に向け4.5億円資金調達。USAG-1中和抗体
「歯を生やす」ことを目指す京大初のベンチャー「トレジェム・バイオファーマ」が臨床試験Ph-Iを開始に向け4.5億円資金調達。USAG-1中和抗体
引用元:Anti-USAG-1 therapy for tooth regeneration through enhanced BMP signaling, Sci Adv. 2021 Feb 12;7(7):eabf1798.
経緯としては下記らしい
報告論文はこちら
論文を見るとマウス100匹以上を使った実験を行っており、確かにUSAG-1欠損マウスにおいて歯が回復する頻度が上昇している(100%生えてくるわけでは無い)、そして正常なマウスでは異常な起こらない抗体もある(異常が生じている抗体もある)。
まずは先天的に歯が生えない患者の治療を目指し、その後、後天的に虫歯や歯周病で歯が失われた患者の回復を目指すとのことだけど、動物実験で高齢になった後も歯が生えさせることに成功した結果はあるのかな?
「歯生え薬」安全性試験へ 京都大発新興が4.5億円調達: 日本経済新聞
Category:#歯の健康テクノロジー
2014.06.13
歯周病はバクテリア「P. gingivalis」が口の中の免疫システムを自分に都合良く制御する事で起こる
歯周病はバクテリア「P. gingivalis」が口の中の免疫システムを自分に都合良く制御する事で起こる
ヒトの身体には膨大な数のバクテリアが住みついています。その数は我々自身の細胞数の10倍に及びますが、健康な人ではこれらのバクテリアは無害で、病気を引き起こすバクテリアを排除したりと有益に働くこともあります。
近年、様々な病気がこの従来は味方であるバクテリア集団を失うことで起こることが分かってきています。今回、ペンシルベニア大学の研究者George Hajishengallisらは、歯周病もまたバクテリアが原因で起きていることを報告しています。
(省略されています。全文を読む)
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2010.12.09
レーザーと過酸化水素溶液で3分以内に虫歯菌、歯周病菌を全滅させる技術が開発される
レーザーと過酸化水素溶液で3分以内に[[虫歯]]菌、[[歯周病]]菌を全滅させる技術が開発される
開発者は東北大大学院歯学研究科の菅野太郎助教らのチームと、精密機械製造「リコー光学」(岩手県)
2011年度以降に臨床試験予定。
発表先:
Antimicrob Agents Chemother. 2010 Dec;54(12):5086-91. Epub 2010 Oct 4. PMID:20921319
あ、論文は虫歯で試したものでは無くて、in vitroの人工的な系で口腔内の菌を殺す実験を行っただけのようです。過酸化水素の濃度は200?M〜1M、レーザーは405nm
(省略されています。全文を読む)
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