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浮気



----------このキーワードを使っている記事----------
2023.04.27:SNSライクにDNA親族検索サービスが利用可能。祖先を調べる遺伝子検査キット「ジーンライフハプロ3.0」発売
2011.06.28:メスの浮気しやすさは父親から遺伝する。そしてメスにとっても浮気には生存競争におけるメリットがある。
2011.03.09:ドーパミンD4レセプターの遺伝子を調べれば浮気しやすいかどうか判別出来る。

2023.04.27

SNSライクにDNA親族検索サービスが利用可能。祖先を調べる遺伝子検査キット「ジーンライフハプロ3.0」発売
SNSライクにDNA親族検索サービスが利用可能。祖先を調べる遺伝子検査キット「ジーンライフハプロ3.0」発売

↑BTW

これ子供がいるヒトはツマが、自分の母親が、自分の祖母が浮気してなかったか調べるのに使えるな


海外でちょっと前に自分のルーツをたどるのがブームみたいな話を聞いたことがあるが、あれは遺伝子診断が関わっていたのかな?

知り合いには何人か、しれっと旦那の子じゃない子供を隠して育てている女性がいるが、一生爆弾抱えて生きていくのはちょっと割に合わないんじゃないかね。

Category:#遺伝子診断 #遺伝子多系




2011.06.28

メスの浮気しやすさは父親から遺伝する。そしてメスにとっても浮気には生存競争におけるメリットがある。
メスの浮気しやすさは父親から遺伝する。そしてメスにとっても[[浮気]]には生存競争におけるメリットがある。

↑BTW

この研究を行ったのはドイツ、Max Planck Institute for Ornithologyの研究者Wolfgang Forstmeierら

 人間を含め(一部を除く。今のところ(笑))多くの種で、固定した社会的な一夫一婦性のペアを作って子孫を残す行動が取られる。しかしながら、同時に多くの種で非常に多くの固定ペア以外の子孫が生まれている(いわゆる浮気)ことが分かっている。オスが固定ペア以外で子孫を作ることはオスの子孫の数を増やすため明らかにオスにはメリットがあると言えるが、この振る舞いがメスにメリットがあるのかは明確では無かった。加えて多くの種でメスは活発にペア以外との交配を望むことも知られており、この現象は進化生物学者にとって議論が続いていた。

 今回、研究らは一夫一婦制のペアを作る習慣のある鳥(ゼブラフィンチ(zebra finches),画像))を使い、8年間にわたり1500匹を追跡調査し、この謎に取り組んだ。研究者らはまず、最初にペアになっていないオスとメスを一緒にし、性的モチベーションリビドーを調べた。その後、多く個体のいる檻に移し、どのように一夫一婦になるかを調べ、生まれた子孫を追跡調査した。調査ではビデオを用い、また生まれた子孫をマイクロサテライト遺伝子を使った識別方法で親がどの個体なのかの追跡調査を行った。

 実験の結果、メスの浮気性がオス(すなわち父親)に由来する性質であることが明らかになった。メス(母親)の遺伝子との相関関係は無かった。メスにとって浮気性は次の世代の数の増加に結びつくかどうかは分からないが、浮気性を引き継ぐと生まれてきた子孫の浮気性が上がり、結果として子孫を増やすことが出来る効果があるのでは無いかと研究者らは考えている。すなわち、浮気はメスにもメリットがあると研究者らは結論づけている。

また、研究者らはこれが人間に当てはまるかどうかは更なる研究が必要と締めくくっている。

単語:Casanova・・・・浮気性、女たらし

Category:性・生殖




2011.03.09

ドーパミンD4レセプターの遺伝子を調べれば浮気しやすいかどうか判別出来る。
ドーパミンD4レセプターの遺伝子を調べれば[[浮気]]しやすいかどうか判別出来る。

↑BTW

発表したのはニューヨークのビンガムトン大学の研究者ら。
ドーパミンD4レセプターは人により遺伝子に違いがあることが知られている。今回、この遺伝子のエキソンIIIに含まれる繰り返し配列(VNTR)と男性の不誠実性(infidelity)や性的な乱れ(sexual promiscuty)が関係すると報告された。

研究者らは研究の目的を隠し181人の若者(平均年齢20才)(118人の女性、63人の男性)に過去の性的経験についてアンケートを行った後、ほほの裏側の組織をもらいドーパミンD4レセプター遺伝子を検査した。そして遺伝子に7回繰り返し(7R)がある人と無い人で比較を行った。
結果、7回繰り返し配列を含む遺伝子を持つ人では一夜限りの性経験がある人が45%いたのにたいし、繰り返し配列を持たない人では24%しかいなかった。
同様に、繰り返し配列を持つ人の50%が浮気経験があったのに対し、繰り返し配列を持たない人では浮気経験者は22%しかいなかった。浮気をした人数にも差が見られた。

これらの事から、ドーパミンD4レセプターの働きと性的行動に強い関係が見られることが分かった。交際相手の遺伝子型を事前に調べることで浮気傾向を知ることが出来るかもしれない。

情報元:PLOSone
↓論文の図より引用(日本語化)

Category:#遺伝子診断 #遺伝子多系