Amrit不老不死研究所のキーワード分類ページ(トップページに戻る)
----------このキーワードを使っている記事---------- 1998/05/01 ■胎児の細胞を移植することでパーキンソン病を治療した【脳・中枢神経】 ウシの胎児からドーパミン陽性細胞を回収し、パーキンソン病モデルラットへ移植することにより運動神経が回復した。 (Somatic cell cloned transgenic bovine neurons for transplantation in parkinsonian rats.(Nature Medicine vol.4 no.5 p.569-574)) 2004/01/24 ■キレるねずみ誕生(asahi)【人体改造】 独協医科大学の上田秀一らによりキレやすいマウスが人工的に作り出された。 脳内では増えると興奮するドーパミン、ノルアドレナリン、増えると落ち着くセロトニンの3つの脳内物ソのバランスにより興奮や緊張が制御されている事が知られている。 今回研究者らは遺伝子操作によりこれらの3つの物ソが多いかったり少なかったりする8種類のマウスを作り出したところ、ドーパミンのみが多いマウスにおいて人間で言う「キレる」にあたる現象が見られることを発見した。 通常のマウスは別のマウスとの仕切りを取った場合、ニオイを嗅いだりして様子を見るが、ドーパミンのみが多いマウスはいきなり飛びかかった。 このような攻撃的な行動は通常のマウスでは1%しか見られないが、ドーパミンのみが多いマウスでは60%にも及んだ ヒトにおいても「キレる」という現象はドーパミンが多いままノルアドレナリンが低下した時に起こっているかもしれない。 この研究は2004年1月24日に東京都内で開かれたシンポジウムで発表された 抑制の効かない若者には脳内にセロトニンのインプラントを義務づけましょう♪ 2007/03/07 ■シクロスポリンの投与が「うつ」の原因になる?(mainichi)【精神】 臓器移植を受けた患者がうつ 状態になるのは免疫抑制剤 の副作用の可能性が高いそうだ。 自治医大の小林英司らの研究によると免疫抑制剤「シクロスポリン」を健康なマウスに投与し様子を観察したところ、通常は体を寄せ合って眠っているマウスがシクロスポリン投与により互いに警戒し1匹ずつ離れて眠るようになったとのこと。またシクロスポリンを投与したマウスは危険な場所におびえるようになるなど「うつ」を示す症状を見せた。 人間において不安感や社会性の低下が起こる原因としてドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質の働きの低下が知られているが、マウス脳内のこえっらの神経伝達物質の量が通常の半分になっていることが分かった。 |
■用語一覧表 |
fetuin-news2.88(070205)