低所得者はCRP値が高く傾向があり、これが理由で老化スピードが速い 統計(寿命・その他) Amrit不老不死研究所

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2006/12/26
低所得者はCRP値が高く傾向があり、これが理由で老化スピードが速い統計(寿命・その他)
C反応性たんぱく質(C-reactive protein:CRP)は身体が傷ついて炎症が起こったり、ウイルス感染をおこした時など身体に異常がある時に血液中の濃度が高まることが知られていますが、南カリフォルニア大学のEileen Crimminsらの行った研究によると、通常の収入の人ではCRP値の高い人の割合が9.1%だったのに対し、貧民層では15.7%と高いことが分かったそうです。また、黒人やラテン系アメリカ人は特に値が高い人が多く、この研究は収入が低いことが社会的に健康上のリスクを高めていることを明確に示していると考えられます。

通常の収入の人9.1%
貧民層15.7%
Socioeconomic status and C-reactive protein levels in the US population: NHANES IV.
Brain Behav Immun. 2006 Sep;20(5):498-504. Epub 2005 Dec 2、PMID: 16330181

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