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ビタミンD



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2016.10.20:カルシウムはサプリメントで摂取するとむしろ有害、骨に届かず血管に蓄積
2014.09.03:Telomere Bioscience社、世界初のイヌ用とヒト用のテロメア延長サプリメントを発売
2013.08.28:運動する前にカルシウムサプリメントを飲むと骨密度の低下を予防出来る
2003.12.01:ビタミンDを過剰にとっても若返らない

2016.10.20

カルシウムはサプリメントで摂取するとむしろ有害、骨に届かず血管に蓄積
カルシウムはサプリメントで摂取するとむしろ有害、骨に届かず血管に蓄積

↑BTW

アメリカ・ノースカロライナ大学の研究者らは5448人の健康な人(男女半々、年齢45〜84歳)を調べ、その中の2742人について、心臓疾患リスクの指標である血管へのカルシウム沈着量「CAC(Coronary Artery Calcification)」を10年の間隔を開けて2度測定しました。

調べた人を下記の4つのグループにわけ分析したところ
グループ1313 mg/day
グループ2540 mg/day
グループ31168 mg/day
グループ4 2157 mg/day

CACの量は全体としてはカルシウムの摂取量が多い方が少ない傾向、すなわち心臓疾患のリスクが少ない傾向にあありましたが、次にカルシウム摂取量を
(1)食事から多くカルシウムを摂取している人
(2)カルシウムサプリメントから多くカルシウムを摂取している人
に分けて分析したところ、(2)のカルシウムサプリメントに頼っている人では10年間でCACの増加傾向が多いことが分かりました。

カルシウムは食事から摂取しても、カルシトニン、ビタミンD、PTH(ホルモンの1種)などの骨に取り込ませるシグナルが無いと体内で不要な所に蓄積し健康に害をなすことが知られています。特に高齢者では不要なカルシウムの尿からの排泄機能も弱いという問題があります。これらが合わさり摂取したカルシウムが骨に行かず血管に蓄積してしまうと考えられます。

ちなみに、かといってカルシウム摂取量が少なすぎると骨から溶け出したカルシウムが同じように健康に害をなすことも知られています。

食事から健康的に適量のカルシウムを摂取するのが良いという難易度の高い問題のようです。

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2014.09.03

Telomere Bioscience社、世界初のイヌ用とヒト用のテロメア延長サプリメントを発売
Telomere Bioscience社、世界初のイヌ用とヒト用のテロメア延長サプリメントを発売

↑BTW

 人間用のTELO-100と犬用のTELO-20があります。含まれている成分は9つのテロメラーゼ(テロメアを伸ばす酵素)活性化成分として知られるマリアアザミ(milk thistle)抽出物に含まれるシリビリン(silymarin)、アセチルシステイン、オトメアゼナ(bacopa monnieri)抽出物に含まれるBacosides、トチバニンジン(Panax Ginseng)に含まれるGinsenosides、イチョウ(Ginkgo Biloba)に含まれるGinkgo Flavone Glycosidesなど、イカリソウ(Hormy Goat Weed)抽出物。

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2013.08.28

運動する前にカルシウムサプリメントを飲むと骨密度の低下を予防出来る
運動する前にカルシウムサプリメントを飲むと骨密度の低下を予防出来る

↑BTW

 カルシウムを「どれぐらい摂取するか」と同じぐらい「どのタイミングで摂取するか」が重要かもしれません。

 激しい運動を日常的にする人は骨密度が低下し骨粗鬆症になる危険があることが知られています。今回、コロラド大学のVanessa D博士らの研究グループが運動の前にカルシウムとビタミンDサプリメントを摂取することで骨密度の低下を予防出来るとする研究結果を2013年6月にサンフランシスコで行われた第95回内分泌学会で発表しています。

 激しい運動をすると大量の汗をかくなどの理由により、血液中のカルシウム濃度が低下し、これがトリガーとなって、副甲状腺(parathroid gland)よりPTHというホルモンが過剰に分泌されます。このホルモンは骨の中のカルシウムを溶かし出す働きをもっており、PTHの働きにより血液中のカルシウム濃度が低下しないように維持されます。この働きが毎日のように続くことで骨密度の低下が起こります。

 研究者らは52人の男性ボランティア(18?45歳の自転車競技選手)を2つのグループに分け以下のタイミングで1000mgのカルシウム1000UのビタミンD入りドリンクを飲んでもらい、35kmのサイクリングをしてもらいました。

サプリメントを摂取するタイミングサプリメントの内容
グループ1運動の30分前1000mgカルシウム、1000UビタミンD
グループ2運動の1時間後1000mgカルシウム、1000UのビタミンD

 運動の最中、ボランティアは平均1.4リットルの汗をかいていました。汗に含まれるカルシウム量および、血液中のカルシウム濃度、PTHホルモン濃度は以下のようになりました。

汗に含まれるカルシウム量運動前後のカルシウム濃度運動後のPHTホルモン量
グループ1(30分前)90mg1.22→1.19162%
グループ2(1時間後)95mg1.23→1.16244%

 運動前にカルシウムをグループ1の人では血液中のカルシウム濃度の低下が抑えられ、また骨からカルシウムを溶かし出す指令をするPHTホルモンの増加が抑制されていました。一方で汗に含まれるカルシウム量は減少していました。

 カルシウムを運動前に摂取することにより運動に伴う骨からのカルシウム流出を抑制出来る可能性があります。長期的な影響は今後確認していく必要がありますが、この研究結果は自転車競技だけに留まらず日常的に運動をする人や子供などの効率的なカルシウム摂取と骨密度の維持に役立つ結果かもしれません。

 ※今回の研究ではカルシウム、ビタミンDを飲み物の形で摂取しています。よく市販されているタブレット形式のサプリメントを摂取する場合は吸収されるまで時間がかかる可能性がありますので、30分前でなくもっと前に摂取した方が良いかもしれません。


(省略されています。全文を読む

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2003.12.01

ビタミンDを過剰にとっても若返らない(MEDLINEplus)
[[ビタミンD]]を過剰にとっても若返らない

高齢者は体内でのビタミン合成能力が低下し、ビタミンDが欠乏する傾向にある。また、食事からのビタミンDの摂取量も低下傾向にある。近年、若返りを目的としてビタミンD摂取を進めるような風潮があるが、今回の研究でビタミンDにより若返ったりしない事が報告された。

ビタミンDの機能は主にカルシウムの吸収を促進し骨の形成を助けることである。また、ビタミンDは筋力の改善に関与するとも言われている。

今回、コネチカット大学の研究グループは65-87才の男性65人を2つのグループに分け、一方には6ヶ月にわたりビタミンD1000IUをカルシウム500mgと共に毎日投与した。もう一方にはカルシウムのみを投与した。

その結果、ビタミンDを投与したグループでは、血中ビタミンD濃度は上昇したが、
筋力や知覚に差は見られなかった。

Journal of the American Geriatrics Society 2003, 51(12) p.1762

Category:アンチエイジング・老化抑制