筋ジストロフィー |
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2025.05.26:Xプライズ財団の10年若返り技術に1億ドルを与えるコンペ、トップ40チームに日本から6団体
2019.08.02:ハーバード大学教授George Church氏の考える超人類を生み出すために書き換える7つの遺伝子リスト
2004.01.13:ある種類の筋ジストロフィーは糖鎖の形成異常が原因である
2025.05.26
Xプライズ財団の10年若返り技術に1億ドルを与えるコンペ、トップ40チームに日本から6団体
Xプライズ財団の10年若返り技術に1億ドルを与えるコンペ、トップ40チームに日本から6団体
このコンペは寿命を伸ばすことを目的とするHealthspan部門と、FSHD(顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー)治療方法を開発する部門の2本立てで進められているようです。
日本から25チームが参加。そのうち、Healthspan部門に19チーム、FSHD部門に6チーム
Healthspan部門では2026年に10チームに絞られ、2030年に最優秀チームを決めるようです。
日本からの参加チームの名前としては下記が見られます。
- Abe Yoando Pharma Co., Ltd.
- AutoPhagyGO
- Goda Lab
- Japan Longevity Consortium
- LogIN (Longevity Innovator)
- TIME TRAVELER AND CURREIO
- ASAGI Labs
- Alpha Rejuvenation
- BOOCS & Plasmalogen
- LIFE IS LONG
- Nishimura Lab
- TAZ Inc.
いくつかプレスリリースが見られます。
・・・・何かモンドセレクション入賞的な気配も感じるな。
(省略されています。全文を読む)
Category:未分類
2019.08.02
ハーバード大学教授George Church氏の考える超人類を生み出すために書き換える7つの遺伝子リスト
ハーバード大学教授George Church氏の考える超人類を生み出すために書き換える7つの遺伝子リスト
LRP5、MSTN、FAAH-OUT、ABCC11、PCSK9、GRIN2B、BDKRB2の7遺伝子を挙げており、このリストをトランスヒューマン・ウィッシュリストと呼んでいます。トランスヒューマニズムとは「科学技術を用いて人間の身体と認知能力を進化させよう」という思想のこと、日本語では「超人間主義」だそうです。
- トランスヒューマニズム - Wikipedia 11 users
LRP5 | この遺伝子の改変でより強力な折れない骨を得ることが出来る。ただ骨が高密度になり水に浮かなくなり泳げなくなるかも。 |
MSTN | ミオスタチンタンパクを改変し、筋肉を増強し、筋ジストロフィーなどを防ぐ |
FAAH-OUT | FAAH-OUTという突然変異が知られており痛みを感じなくなる。 |
ABCC11 | この遺伝子を改変すると体臭が無くなる。人類の2%がこの変異を持っている。 |
PCSK9 | この遺伝子を無くすとコレステロールが少なくなる。腸の病気になりにくくなるが、糖尿病になりやすくなり、認知症になりやすくなるかも。 |
GRIN2B | 記憶力と学習能力を向上させることが出来る。 |
BDKRB2 | 水中でより長時間息を止めることが出来るようになる。海のノマドであるバジャウ続はこの遺伝子を持っており、深く潜る事が出来る。 |
。。。。意外と中二病的観点から選ばれたリストだな(^^;
彼のラボからのスピンアウトとしてRejuvenate Bioという団体があるようです。
MIT Tech Review: ビットコイン「億り人」の DIYデザイナーベビー計画 1 users - スーパー新薬開発、手がかりは「ノックアウト人間」
- This Harvard Prof Is Listing Genes That Could Make You Superhuman
- De-Aging Doggo: Harvard Startup Wants to Give Goodest Dogs Longer Lives
- Genetics | Genetics 2 users
(省略されています。全文を読む)
Category:未分類
2004.01.13
ある種類の筋ジストロフィーは糖鎖の形成異常が原因である
ある種類の筋ジストロフィーは糖鎖の形成異常が原因である
東京都老人総合研究所や産業技術総合研究所、キリンビールなどの研究グループは筋ジストロフィーの1種であるWalker–Warburg syndromeの原因遺伝子POMT1が、POMT2と共に糖鎖にマンノースという糖を付加するO-mannosyltransferaseという酵素として働いていることを発見した。
これまでの研究で、POMT1が病気の原因遺伝子であること、また筋ジストロフィーの原因タンパクであるα-dystroglycanにO-mannosylation(マンノースを付加する)が起こらなくなると筋ジストロフィーを引き起こす原因となることが報告されているが、今回の報告で、この二つが結びつけられた。
今後、この酵素活性を補ってやることで筋ジストロフィーを治療する方法が開発できるかもしれない
- Demonstration of mammalian protein O-mannosyltransferase activity: Coexpression of POMT1 and POMT2 required for enzymatic activity(PNAS 2004 101(2) p.500-5)
- Demonstration of mammalian protein O-mannosyltransferase activity: Coexpression of POMT1 and POMT2 required for enzymatic activity
Category:筋肉・人工筋肉