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quercetin



----------このキーワードを使っている記事----------
2022.03.23:気軽に服用出来る唯一のセノリティクス「ケルセチン」サプリメントをJarrow formula製に変更
2022.01.21:2021年に発表されたケルセチンを服用するプラセボ対照試験の結果、新型コロナ患者への良い影響も
2021.07.15:玉ねぎ成分「ケルセチン」のプラセボ対照二重盲目臨床試験で認知機能の改善効果を確認
2021.03.17:老化細胞除去薬の表現としてのSenolytics(セノリティクス)とSenomodifiers(セノモディファイアー)
2020.10.30:玉ねぎスゴ!少ないケルセチンでも飲み続ければマウスで老化細胞が除去されるとの研究結果
2020.09.24:玉ねぎ成分ケルセチンは単独でセノリティクスとしての(老化細胞除去)効果があるか?
2020.09.24:玉ねぎ成分ケルセチンは単独でセノリティクスとしての(老化細胞除去)効果があるか?
2019.02.14:老化した細胞のみを殺す「セノリティクス(Senolytic)薬」の開発とその効果

2022.03.23

気軽に服用出来る唯一のセノリティクス「ケルセチン」サプリメントをJarrow formula製に変更
気軽に服用出来る唯一のセノリティクス「ケルセチン」サプリメントをJarrow formula製に変更

↑BTW



これまで↓この1日500mgあたり38円のやつを飲んでいたのですが

Jarrow社のやつに変更しました。200日分で4172円。1日21円まで安くなりましたが、なぜか俺が購入後にAmazon.co.jpでも海外の通販サイトでも売り切れちゃってる。↓ここではまだ購入可能。いそげー
↓オフィシャルサイトを見ると同じような値段で100日分になっている。2倍値上げ?
最近ケルセチンは新型コロナに効くみたいな研究が報告されたのでその影響だったりするのかな?


(省略されています。全文を読む

Category:#Senolytics #老化細胞除去薬




2022.01.21

2021年に発表されたケルセチンを服用するプラセボ対照試験の結果、新型コロナ患者への良い影響も
2021年に発表されたケルセチンを服用するプラセボ対照試験の結果、新型コロナ患者への良い影響も

↑BTW

下記の試験はイランの医師らによる報告です。88人を使い、1日500mgを8週間服用して評価。血中の抗酸化作用の有意な低下、TNF-α濃度の有意な減少(プラセボも下がっているらしいが)、不安感の減少などが見られた。IL-6、hs-CRP、血圧に関しては変化無し。

下記の試験もイランの医師らによるCOVID-19に感染して入院中の患者72名による臨床試験です。ケルセチン1日1000mgを7日間服用することで、早期退院、血中のALP、q-CRP、LDHの低下が起こったとのこと。またヘモグロビン量の増加と呼吸数の増加が見られたとのこと。試験では致死率、ICU利用率、ICU使用期間に差は無かったそうです。
イランじゃケルセチン注目されているのか?
らしい。関係無いかもw
ヒトで老化細胞の減少効果を直接分析した研究はなかなか見つからないね。
(省略されています。全文を読む

Category:#サプリメント




2021.07.15

玉ねぎ成分「ケルセチン」のプラセボ対照二重盲目臨床試験で認知機能の改善効果を確認
玉ねぎ成分「ケルセチン」のプラセボ対照二重盲目臨床試験で認知機能の改善効果を確認

↑BTW

24週間試験で60〜79歳対象に70人で試験のプラセボ対称二重盲目試験。プラセボとしてケルセチンを含まないホワイトオニオンを使用。

1日の摂取量はたった50mgなんだけど、使ったQuercetin Phytosomeは吸収が20倍よらしい。普通のケルセチンだと1000mg相当ことか?

認知能力の改善は求めるケルセチンのセノリティクス(Senolytics)としての老化細胞除去機能と関連しているかどうかは怪しいかもな。
(省略されています。全文を読む

Category:#Senolytics #老化細胞除去薬




2021.03.17

老化細胞除去薬の表現としてのSenolytics(セノリティクス)とSenomodifiers(セノモディファイアー)
老化細胞除去薬の表現としてのSenolytics(セノリティクス)とSenomodifiers(セノモディファイアー)

↑BTW

この記事ではRepurposed drug(当初の目的以外の薬効を目的に既存の薬を使用すること、ドラッグ・リポジショニング)としてrapamycin(ラパマイシン)とmetformin(メトホルミン)を紹介しています。

老化細胞除去薬としてSenolyticsとSenomodifiersと紹介されています。Senomodifiersって単語は初めて聞いた。紹介されているのはdasatinib(ダサチニブ、抗がん剤)とnavitoclax(ナビトクラックス、抗がん剤、Bcl-2阻害剤)、quercetin(ケルセチン、玉ねぎ成分)、fisetin(フィセチン、イチゴなど)。
(省略されています。全文を読む

Category:#Senolytics #老化細胞除去薬




2020.10.30

玉ねぎスゴ!少ないケルセチンでも飲み続ければマウスで老化細胞が除去されるとの研究結果
玉ねぎスゴ!少ないケルセチンでも飲み続ければマウスで老化細胞が除去されるとの研究結果

↑BTW


やはりケルセチン(quercetin)は神か!これまで50mg/kgのケルセチンと抗がん剤の組み合わせで体内の老化細胞が除去される研究を報告してきましたが、今回の研究はそれよりもはるかに少ない0.125mg/kg、週に1回をずっと飲み続けても同様に老化細胞が、骨格筋、脂肪細胞で減少することが報告されています。


出典:Low-dose quercetin positively regulates mouse healthspan | SpringerLinkから抜粋

また下記の報告では
10mg/kgのケルセチンを毎日4週間飲ませて糖尿病性腎臓病(diabetic nephropathy)を治療しています。
最近下記のケルセチンサプリメントを毎日飲んでいます。ずっと飲み続けるならこんな大量に飲む必要無いのか?



↓3個セットの方がずいぶん安い

(省略されています。全文を読む

Category:#サプリメント




2020.09.24

玉ねぎ成分ケルセチンは単独でセノリティクスとしての(老化細胞除去)効果があるか?
玉ねぎ成分[[ケルセチン]]は単独でセノリティクスとしての(老化細胞除去)効果があるか?

↑BTW

先日、抗がん剤ダサチニブ(Dasatinib)と玉ねぎ成分ケルセチン(Quercetin)を同時に服用することでマウスで老化細胞が除去されて臓器が若返るという研究報告を紹介しました。

抗がん剤は手を出しにくいので、玉ねぎ成分「ケルセチン」のみで老化細胞を除去出来ないか調べています。

ダサチニブとケルセチン同時服用の効果に関しては下記の論文で発見の経緯について触れられています。
ダサチニブとケルセチンの組み合わせは「最初の老化細胞除去薬」としてバイオインフォマティクスを活用したランダム機能スクリーニングより46種類の薬の投与の中から偶然見出された組み合わせとのこと。
↓ランダムスクリーニングの研究論文(2015年)
そして併用効果は臨床試験が実施され人間でも確認されていました。
下記の論文では
ダサチニブ100mgとケルセチン1250mgを週3回3週間にわたり飲んでもらっています。
以下の論文では
臨床試験では糖尿病性腎臓病の患者にダサチニブ100mgと、ケルセチン1000mgを3日連続で飲んでもらっています。その結果、たった3日の服用で脂肪組織中の老化細胞が減り、皮膚の中の老化細胞が減少、血液中の老化細胞が出す悪玉サイトカインの濃度が低下することが報告されています。
臨床試験の情報はここ↓試験名は「Senescence in Chronic Kidney Disease」
一方、ケルセチンのみも老化細胞除去効果は知られているようです。下記はダサチニブ、ケルセチン両方を服用する臨床試験を実施した論文です。
ケルセチンのみである程度の効果があると書いてますが、概要には老化細胞の除去効果に関しては触れられていません。
下記ではケルセチンのみは効果はあるが、毒性が出る量に近い量が無いと効果が無いとあります。すなわち老化してない細胞への毒性も強いとのことです。
う〜ん、玉ねぎ成分を大量に飲むという作戦は毒性の心配をしないといけないようです。
上記に紹介した臨床試験では1日にケセルチン1000mg以上を飲んでいます。

国内のケルセチンサプリメントは1粒あたり3.5mgとかちょっとしか入っておらず、これでは1日に300粒を服用しないといけません。
一方で海外のケルセチンサプリメントは1粒で500mg含まれており、これだと1日2粒でOKです。
海外ではケルセチンの老化細胞除去効果が知られて大量服用する人がいるのでしょうか?
(省略されています。全文を読む

Category:#Senolytics #老化細胞除去薬




2020.09.24

玉ねぎ成分ケルセチンは単独でセノリティクスとしての(老化細胞除去)効果があるか?
玉ねぎ成分[[ケルセチン]]は単独でセノリティクスとしての(老化細胞除去)効果があるか?

↑BTW

先日、抗がん剤ダサチニブ(Dasatinib)と玉ねぎ成分ケルセチン(Quercetin)を同時に服用することでマウスで老化細胞が除去されて臓器が若返るという研究報告を紹介しました。

抗がん剤は手を出しにくいので、玉ねぎ成分「ケルセチン」のみで老化細胞を除去出来ないか調べています。

ダサチニブとケルセチン同時服用の効果に関しては下記の論文で発見の経緯について触れられています。
ダサチニブとケルセチンの組み合わせは「最初の老化細胞除去薬」としてバイオインフォマティクスを活用したランダム機能スクリーニングより46種類の薬の投与の中から偶然見出された組み合わせとのこと。
↓ランダムスクリーニングの研究論文(2015年)
そして併用効果は臨床試験が実施され人間でも確認されていました。
下記の論文では
ダサチニブ100mgとケルセチン1250mgを週3回3週間にわたり飲んでもらっています。
以下の論文では
臨床試験では糖尿病性腎臓病の患者にダサチニブ100mgと、ケルセチン1000mgを3日連続で飲んでもらっています。その結果、たった3日の服用で脂肪組織中の老化細胞が減り、皮膚の中の老化細胞が減少、血液中の老化細胞が出す悪玉サイトカインの濃度が低下することが報告されています。
臨床試験の情報はここ↓試験名は「Senescence in Chronic Kidney Disease」
一方、ケルセチンのみも老化細胞除去効果は知られているようです。下記はダサチニブ、ケルセチン両方を服用する臨床試験を実施した論文です。
ケルセチンのみである程度の効果があると書いてますが、概要には老化細胞の除去効果に関しては触れられていません。
下記ではケルセチンのみは効果はあるが、毒性が出る量に近い量が無いと効果が無いとあります。すなわち老化してない細胞への毒性も強いとのことです。
う〜ん、玉ねぎ成分を大量に飲むという作戦は毒性の心配をしないといけないようです。
上記に紹介した臨床試験では1日にケセルチン1000mg以上を飲んでいます。

国内のケルセチンサプリメントは1粒あたり3.5mgとかちょっとしか入っておらず、これでは1日に300粒を服用しないといけません。
一方で海外のケルセチンサプリメントは1粒で500mg含まれており、これだと1日2粒でOKです。
海外ではケルセチンの老化細胞除去効果が知られて大量服用する人がいるのでしょうか?

Category:#Senolytics #老化細胞除去薬




2019.02.14

老化した細胞のみを殺す「セノリティクス(Senolytic)薬」の開発とその効果
老化した細胞のみを殺す「セノリティクス(Senolytic)薬」の開発とその効果

↑BTW

生体内のわずかな老化細胞の存在が体全体の老化現象を引き起こすことが報告されています。下図は

より抜粋した図です。実験的に少数の老化細胞を若いマウスに移植し、老化を促進せる実験を行っています。
Senolytics improve physical function and increase lifespan in old age.Nat Med. 2018 Aug;24(8):1246-1256. doi: 10.1038/s41591-018-0092-9. Epub 2018 Jul 9.PMID:29988130
具体的には17ヵ月齢の老化したネズミに50万個(0.5×10^6個)の老化した少量の細胞を移植し、その結果、グラフの赤字で示すように老化した細胞を投与されたネズミでは1年で50%が死亡したのに対し、細胞を投与されていないネズミや、若い細胞を投与されたネズミでは80%程度が生き残っている。すなわち少量の老化細胞が全身の老化をう誘導し死亡させていることを証明しています。

では老化した体から、老化した細胞を取り除くことが出来たら若返ることが出来るのでしょうか?

答えはイエスです。下記報告では肝臓内の老化した細胞のみを殺し除去することで脂肪肝の症状が改善することが報告されています。
  • Cellular senescence drives age-dependent hepatic steatosis.Nat Commun. 2017 Jun 13;8:15691. doi: 10.1038/ncomms15691.PMID:28608850
そしてこの報告でも使われていますが、既に販売されている薬とサプリメントの組み合わせで老化した細胞のみを殺すことが出来ることが分かっています。

★老化した細胞のみを殺すことが報告されている2つの薬の組み合わせ。
  • dasatinib(ダサチニブ)・・・・複数のチロシンキナーゼを標的とした分子ターゲッティングタイプの抗がん剤
  • quercetin(ケルセチン)・・・・玉ねぎ・柑橘類など含まれるフラボノイドの一種
知らなかったのですが、このような老化細胞のみを殺す作用を「Senolytic」というらしいです。

老化細胞除去の研究は実は2011年には既に報告されています。
既に様々な研究が進んでおり、AmazonのCEOらが出資するUNITY Biotehnologyという会社は老化細胞除去薬の臨床試験を行っています。

(省略されています。全文を読む

Category:#Senolytics #老化細胞除去薬