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コレステロール



----------このキーワードを使っている記事----------
2016/01/13:Nature Medicineの選ぶ2015年に新しく開発された注目の新薬達まとめ
2012/08/28:2日に1個の卵を食べるだけで動脈硬化になる可能性が上昇するようだ
2011/09/27:1日おきにカロリー制限を行うダイエット方法「カロリーサイクリング」でどれぐらい痩せるか
2010/06/17:レプチンはI型糖尿病の治療に使える。
2009/12/29:ゼニカルの効果を試した臨床試験(その2)
2009/11/01:証拠4:「4週間カテキンを食べさせると血液中のコレステロール値が減少した。」という報告(2003年発表)
2009/11/01:証拠1:「緑茶パウダーによりコレステロールが吸収されにくくなり、血液中のコレステロールが減り動脈硬化の指標が減少した」という報告(1986年発表)
2009/05/21:アポリポタンパクEとアルツハイマー
2003/10/15:大きなコレステロール粒子を持つヒトの方が長生き出来る

2016/01/13

Nature Medicineの選ぶ2015年に新しく開発された注目の新薬達まとめ
Nature Medicineの選ぶ2015年に新しく開発された注目の新薬達まとめ

 今年も多数の新薬が世の中に登場しています。また既にある薬の組合せにより強力な治療効果が得られるコンビネーション薬が新薬として多数認可されています。さらに、3Dプリントされた錠剤、ウイルスによる癌治療法なども認可されています。日本の製薬会社の名前はどこにもありませんねぇ。

また、これらの薬はいずれもアメリカで認可されたものですので日本で認可され、処方されるようになるにはしばらく(数年〜)かかります。

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Category:1年間のまとめ記事

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2012/08/28

2日に1個の卵を食べるだけで動脈硬化になる可能性が上昇するようだ
2日に1個の卵を食べるだけで動脈硬化になる可能性が上昇するようだ

 「卵は一日1個まで」という話を聞いた事がないだろうか?、一方で「1日何個食べても問題無い」という話を聞いたことがある人もいるかもしれない。これらの話は卵に含まれるコレステロールの量に関する話で、一日に食物から摂取するコレステロール量は0.5g以下が良いとされている一方で卵1個におよそ0.25gのコレステロールが含まれているため「卵は1日1個」と言われているのである。

 一方で、身体の中では毎日1g以上のコレステロールが作り出されている(コレステロールは身体を動かすための様々な部品に使われている)。卵を食べ身体の外からコレステロールが入ってきた時は作られるコレステロールの量が減りバランスをとる仕組みになっているため、卵を沢山食べても問題無いはずなのである。これが「卵を沢山食べても良い」という話の根拠である。しかしながら、これらの情報はコレステロール量を元に推測された話に過ぎず、実際に卵を沢山食べている人が健康を害しているかどうかを調査されたことは無かった。

 今回、カナダのロバート研究センターの研究者が1262人の高齢者(平均年齢61.5才、男女比ほぼ半々)の血管の動脈硬化進行度(Total plaque area:TPA)を測定し、同時に卵を日頃どれぐらい食べるかなどの聞き取り調査をする調査を行った。動脈硬化の進行度合は特殊な超音波診断装置を用いて調べることが出来る。

 動脈硬化は40才以降、年齢に伴い徐々に進行していく様子が見られたが(老化現象)全員のデータを卵を多く食べる順に並べて評価すると、卵を多く食べる人ほど動脈硬化が早く進行していた。詳しくは卵をほとんど食べない人(年間100個以下(3日に1個以下))と比較し、年間150〜200個食べる人(2日に1個以上)では動脈硬化の進行が早い傾向が見られた。さらに年間200個以上のタマゴを食べる人(1週間に4個以上)では動脈硬化がより進行していた。

 聞き取り調査の中には喫煙の有無も含まれており、以前より知られているようにタバコを吸う量が多い人ほど動脈硬化が進行していたが、卵の食べることによる悪影響はタバコのそれと比べても影響が大きく、換算すると1週間に3個のタマゴは1日2本のタバコに相当するというショッキングな結果になっていた。

 以前にも糖尿病患者などでは卵を食べることにより病気が悪化する事が報告されていたが、今回の結果のように健康な人であっても卵を食べることが動脈硬化の進行を早めることは初めて報告された結果である。

 前述したように人体にはコレステロールのバランスをとる仕組みが備わっているはずなので今回の結果は少し不思議に感じるかもしれないが、この仕組みには大きな個人差があり、また老化に伴い誰でもこの仕組みが衰えていくことが知られている。今回の調査対象は高齢者なためこのような結果になったのかもしれない。40才を超えたら自分の動脈硬化の進行具合を医療機関などでチェックし、その結果いかんでは1日1個と言わず卵を食べるのは控えるなどすることが長生きの秘訣かもしれない。


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Category:生活習慣

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2011/09/27

1日おきにカロリー制限を行うダイエット方法「カロリーサイクリング」でどれぐらい痩せるか
1日おきにカロリー制限を行うダイエット方法「[[カロリーサイクリング]]」でどれぐらい痩せるか

 どんなに適切にダイエットしても必ず効果が停滞する時がやってきます。ダイエットをしたことがある人ならば最初の2〜3kgは順調に痩せることが出来てもその後の2〜3kgはなかなか減らなかったりした経験があるのではないでしょうか。これはあなたの身体が摂取カロリーの減少に反応して代謝を落としているためです。これは、かつて人類が不安定な生活を送っていた時に食料の無い時期を耐え生き延びるために備わった危機回避機能なのでしょう。とはいえ、今の世の中、特にダイエットを行いたい人にはいい迷惑な機能です。持続的に体重を減らすためには身体に摂取カロリーが減ったことを悟られない工夫が必要なのです。

 具体的には毎日カロリー制限を行うのでは無く、1日おきにカロリー制限を行います(カロリーサイクリング)。この方法では1日おきに十分なカロリーを摂取することが出来ますので脳が混乱し代謝が低下することなくダイエットを続けることが出来ます。また、この方法では1日おきにしっかり食べれるため、空腹を我慢しやすい効果があることも分かっています。

 この方法を医学の実験という形で行い、効果を検討した報告が発表されています。発表したのはアメリカ・シカゴの研究者ら。タイトルは

 研究者らは16名(女性12名、男性4名)の肥満体型の人に参加してもらい実験を行いました。参加者の平均体重は90kg程度。参加者は普通通りに食べる日と、摂取カロリーを安静時必要カロリー(※計算方法は後述)の4分の1に抑えるカロリー制限日を交互に過ごしてもらい8週間生活してもらいました。カロリー制限の日の食事は1回だけ昼の12時〜14時に食べてもらっています。カロリー制限を行わない日の食事は「いつも通りの量」ですが、食事に含まれる脂肪が摂取エネルギーの30%以下になるようにしてもらいました。

 結果、1日おきのダイエットを行った時期を通じて平均して1週間あたり0.67〜0.68kg程度体重が減少しました。そして全参加者の8週間の試験終了後の体重は平均5.6kg体重が減少していました。体脂肪は平均45%→42%に減少していました。

 このダイエット方法は身体に悪いのでは?と思う人もいるかもしれませんが、実は医学の世界では1日おきの絶食(英語でAlternate-day fasting:ADF)は様々な治療に用いられている方法であり、今回の研究はその方法をダイエットに応用したものなのです。実際に今回の実験の参加者の総コレステロール、LDLコレステロール、トリグリセリドなどの数値は減少し、血圧も低下しました。また、良い影響を持つHDLコレステロールの数値は変化しなかったことから考えて、健康にダイエット出来たと言えます。

 ただし、カロリーサイクリングによるダイエットは全ての人にお勧め出来るわけではありません。糖尿病や低血糖の人、妊娠中の人はやるべきでは無いと研究者らは言っています。まずは伝統的な方法を試して体重が減らない停滞期に悩んだらカロリーサイクリングを試してみてはどうでしょうか。

※※参考:安静時必要カロリーの計算方法
男性体重(kg)×10+6.25×身長(cm)-5×年齢+5 (キロカロリー)
女性体重(kg)×10+6.25×身長(cm)-5×年齢-161(キロカロリー)
A new predictive equation for resting energy expenditure in healthy individuals(Am J Clin Nutr February 1990 vol. 51 no. 2 241-247 PMID:2305711)より


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Category:ダイエット・メタボリックシンドローム

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2010/06/17

レプチンはI型糖尿病の治療に使える。
[[レプチン]]はI型糖尿病の治療に使える。

ニューヨーク、ロックフェラー大学の研究者がPNASに発表。
著者らはレプチンがインスリンと同様に肝臓代謝経路を様々な経路で正常化しることを示している。
それどころか、レプチンは脂質、コレステロールの代謝を正常化し、血中や組織の脂質レベルを下げるようにインスリン単独の治療を超えるメリットを示しうると述べている。

実験はマウスで行っており、投与量は1時間あたり20µgのレプチンを12日間に渡って浸透圧ポンプで徐放させている。


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Category:ダイエット・メタボリックシンドローム

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2009/12/29

ゼニカルの効果を試した臨床試験(その2)

ゼニカルの効果を試した臨床試験(その2)

次に紹介する臨床試験は

という報告で、こちらもとても権威ある医学雑誌であるランセットに1998年に発表された論文です。この論文では薬を飲むのを止めたあとのリバウンドの影響も調べています。
 臨床試験ではヨーロッパの15の治療センターに集まってもらったBMI値が28−47(kg/m2)の肥満患者743人(平均年齢45歳(18歳〜77歳))を使って試験を行っています。患者さんは全員、最初に4週間の導入評価にかけました。導入評価では1日あたり600kcalのダイエットを行なってもらい、このカロリー制限を正確に実施出来た688人の患者を本試験に進めました。


★1年目の試験内容
患者さんを2つのグループ二分け、1つのグループはゼニカル(120mg錠剤1つ)を1日3回、もう一つのグループは偽の薬を飲ませ、どちらのグループも引き続き1日あたり600kcalの食事制限を行ってもらいました。

最初の1年が過ぎた時点でゼニカルを飲んでいたグループでは平均で体重が10.2%(10.3kg)減少していたのに対し、偽物の薬を飲んでいたグループでは6.1%(6.1kg)しか減少していませんでした。

★2年目の試験内容
 次に、ゼニカルを飲んでいたグループの人を半分に分け、ゼニカルを飲んでいた人の半分は引き続きオルリスタットを飲ませ、もう半分は偽の薬に切り替えました。2年目は1日あたり600kcalの食事制限では無く体重が増えないような食生活をしてもらった。その結果、2年目も引き続きゼニカルを飲み続けた人は食事制限を緩和したにもかかわらず偽の薬に切り替えた人よりも1年間で2.4kgリバウンドが少なく済みました。


この2年間の試験の結果をグラフで示したのが上の図です。また、血中のコレステロールやLDL,LDL/HDL比、血糖値などは肥満に関わる値は偽の薬を飲んでいた人よりもゼニカルを飲んでいた人で良好な値を示しました。
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Category:効果の実証されたダイエット薬「ゼニカル」とコンビニで買える黒烏龍茶

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2009/11/01

証拠4:「4週間カテキンを食べさせると血液中のコレステロール値が減少した。」という報告(2003年発表)

証拠4:「4週間カテキンを食べさせると血液中のコレステロール値が減少した。」という報告(2003年発表)

発表先は学術雑誌「J Nutr Biochem」vol.14 no.6ページ326〜332である。本文の題名は「Effect of EGCG on lipid absorption and plasma lipid levels in rats」発表者はスイスの研究者Raederstorff DGら

研究者らはウイスターという大ネズミに高コレステロールの食事を4週間の間与えた。そしてネズミを3つのグループに分け、同時に1kgあたり0.2グラム、0.4グラム、0.7グラムのカテキン(EGCG:epigallocatechin galate)を毎日食べさせた。すると0.7グラムを毎日食べさせたネズミで血液中の総コレステロール量とLDL濃度が減少した。triglycerideとHDL濃度は変わらなかった。

カテキンは1回だけ飲んでもダイエットに効果がある

また、1回だけ脂質と同時にカテキンを食べさせるテストをしたところ、通常食べさせたコレステロールは79.3%が吸収されるのに対し、0.1g/kgのカテキンを同時に食べさせたものでは73.7%に減少した。さらに0.5g/kgを食べさせたものでは62.7%に減少した。脂肪の吸収はカテキン無しでは99.5%が吸収されたのに対し、0.75g/kg、1g/kg食べさせたネズミでは劇的に減少した。

通常状態0.1g/Kgのカテキンを食べさせた時0.5g/Kgのカテキンを食べさせた時
コレステロール吸収量79.3%73.3%62.7%

このようにカテキンを食べることにより脂肪やコレステロールの吸収が低下する事がわかる。
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Category:カテキンがダイエット効果があるのか科学的に確認してみた

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2009/11/01

証拠1:「緑茶パウダーによりコレステロールが吸収されにくくなり、血液中のコレステロールが減り動脈硬化の指標が減少した」という報告(1986年発表)

証拠1:「緑茶パウダーによりコレステロールが吸収されにくくなり、血液中のコレステロールが減り動脈硬化の指標が減少した」という報告(1986年発表)

この報告は学術雑誌「J. Nutr Sci Vitaminol」のvol.32 no.6の613ページ〜622ページで報告されています。報告者は日本人の研究者、村松らです。題名は「Effect of green tea catechins on plasma cholesterol level in cholesterol-fed rats(高コレステロールな食事をさせたネズミの血液中コレステロール値に緑茶のカテキンが及ぼす影響)」

報告の中ではオスのラットを使って、このラットに28日間にわたり15%のラードと1%コレステロールを含む食事をとらせています。このラットを3つのグループに分け、第1グループは1%の緑茶パウダーを毎日食べさせ、第2グループは2%緑茶パウダーを食べさせ、第3グループは食べさせませんでした。

グループ名飲ませたカテキンの量
第1グループ1%緑茶パウダー
第2グループ2%緑茶パウダー
第3グループ無し

28日の実験の後、ラットを調べてみるとその他のグループのラットは高いコレステロールの食事によりいわば肥満状態になりましたが、第2グループの2%の緑茶パウダーを食べさせたラットだけ血液中のコレステロール量、コレステロールエステル量、動脈硬化の指標などの値が減少していました。またコレステロール値などは減少していましたが、健康状態の指標と考えられる赤血球の数と血液中のグルコース量は変化していなかった事から緑茶パウダーがいわば毒として働いていたのでは無いといえます。さらに肝臓を調べてみると、肝臓中の脂肪とコレステロール値の上昇が抑えられており、またフンに含まれる脂肪とコレステロール量が上昇していました。

結論
これらの事は緑茶パウダーを食べることにより食べたコレステロールが吸収されず肥満になってもおかしくない状態の食事を続けたとしてもコレステロール値の上昇など肥満症状が起きるのを防ぐことが出来たことを意味しています。
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Category:カテキンがダイエット効果があるのか科学的に確認してみた

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2009/05/21

アポリポタンパクEとアルツハイマー
アポリポタンパクEと[[アルツハイマー]]

APOEタンパクは肝臓で作られ、コレステロールや脂肪を運搬する働きがある。
APOE遺伝子には3つのアイソフォームがあり、これらは112番目と158番目のアミノ酸が違う。
APOE3型は正常型と言われ、APOE4型はアルツハイマー病の危険因子であり、この遺伝子を持つと3倍アルツハイマーになりやすくなることが知られている。APOE2型の人は受容体との結合力が低く、高脂血症の原因となるそうだ。

APOE4を持つとアルツハイマーに成りやすくなる理由としては、APOEタンパクの中でAPOE4が最も抗酸化能が低いこと、APOE4がアミロイドβと高い親和性を持つことが挙げられている。

Category:知能改善・天才になる方法

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2003/10/15

大きなコレステロール粒子を持つヒトの方が長生き出来る
大きなコレステロール粒子を持つヒトの方が長生き出来る

研究者らは1998年〜2002年の間に、長寿グループとして平均年齢98.3歳のユダヤ人とその子供(平均年齢68.3歳)合計213人を、また通常のヒトグループとして年齢の同じユダヤ人258人や、その他の人589名をいろいろ比較しました。
これらを比較したところよく健康との関係が言われている血液中のコレステロール濃度には差はありませんでしたが、長寿に人々、および、その子孫には血液中のコレステロール粒子が大きい傾向にある事が分かりました。
また、コレステロールエステル変換酵素(CETP:Cholesteryl ester trasfer protein)遺伝子の405番目のイソロイシンがバリンに変化しているヒトは(VV genotype)このコレステロール粒子サイズが大きくなる事が知られていますが、この遺伝子を調べたところ、通常のヒトと比べ、長寿のヒトでは男で2.9倍、女で2.7倍、その子孫では男で3.6倍、女では1.5倍この遺伝子の数が多い事が分かりました。

CNNによると現在では長生きするヒトはなんらかの遺伝的要因があるという説が有力で、様々な角度から研究されているそうです。

コレステロール粒子は大きい方が、動脈硬化の原因となる血液壁への沈着が起きにくくなるなどの理由で健康的だと考えられています。
今回の報告ではコレステロール粒子を大きくする働きをする、「ある遺伝子」を持つ家系のヒトが長生きできるという報告になっていますが、コレステロールの粒子を大きくする薬の開発も進んでおり、適切な運動でコレステロールサイズを変える事も可能だという研究もあるそうです。

(Unique Lipoprotein Phenotype and Genotype Associated With Exceptional Longevity(JAMA vol.290 no.15 p.2030-2040))
http://jama.ama-assn.org/cgi/content/abstract/290/15/2030

Category:アンチエイジング・老化抑制