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アルコール



----------このキーワードを使っている記事----------
2021.11.18:寿命を延ばすかもしれないVEGFを発現誘導する天然由来成分としてヤグルマギク、アシタバ、ビャクジュツが効果ありそう
2020.01.29:飲酒量が多いほどコロナウイルス(新型でない)などへの感染が起きにくいことを示したイギリスの学術論文のデータ
2019.11.28:飲酒しないのに脂肪肝になった患者(NAFLD)の61%の腸内からアルコール多産生細菌が発見される
2018.09.06:アルコールで共感能力増 東大が発見、自閉スペクトラム症治療に期待
2018.03.19:悲報:シングルファーザーは統計的に既婚のパパより3倍死にやすい。シングルマザーはそうでもない。
2013.01.04:飲み過ぎは脳のシナプス接続をつなぎ変え不安への感受性を増加させる
2012.11.12:大量の飲酒をしてしまうのはビアグラスの形が原因かもしれない
2012.08.15:嫌な事があった日は徹夜すると嫌な気分が緩和しトラウマになりにくい。という研究結果
2012.08.15:平日の睡眠時間が6時間以下の人が週末2日間寝だめをしても作業効率が回復して無いことが明らかに
2011.04.04:非喫煙者は1日3杯以上のアルコール摂取ですい臓ガンのリスクが有意に上昇する
2009.09.03:なぜ酒飲みは朝が苦手なのか?体内時計を狂わせるアルコールの効果が明らかに
2008.12.03:女性におけるアルコール消費量と心房性細動のリスクの関係
2008.10.27:アルコールの摂取は、適量でも老人の脳機能を低下させるようだ
2008.09.08:妊娠初期のアルコール摂取は胎児の細胞死につながる
2008.03.04:「酒飲んで嫌なこと忘れよう」は× 酒で嫌な記憶増幅(ameba)
2003.01.30:酒の弱い人はアルツハイマーになる可能性が1.6倍(asahi)
2003.01.09:アルコール好きは心臓発作になりにくい(MSN)

2021.11.18

寿命を延ばすかもしれないVEGFを発現誘導する天然由来成分としてヤグルマギク、アシタバ、ビャクジュツが効果ありそう
寿命を延ばすかもしれないVEGFを発現誘導する天然由来成分としてヤグルマギク、アシタバ、ビャクジュツが効果ありそう

↑BTW

先日衝撃を受けた下記の研究。

加齢に伴い減少する体内のVEGFをどのように高められるかと調べていたら資生堂が2006年に出願した特許がありました。日本国特許出願:特願2007-106744。残念ながら権利化されていないようです。

これらの生薬を見つけてきたプロセスとしては、VEGFプロモーターを使ったレポータージーンアッセイを行っており、このアッセイで5つ見つけています。

ヤグルマギクエキス(Cornflower Extract)、アシタバエキス(Angelica Extract)、ビャクジュツエキス(Atractylodes Extract)、オノニスエキス(Ononis Extract)、セイヨウノコギリソウエキス(Achillea millefolium Extract)が効果があるとのこと。

さらに正常細胞におけるVEGF発現の促進も確認したところヤグルマギクエキス、アシタバエキス、ビャクジュツエキスで効果が確認出来、その効果は細胞実験において培地に添加する成分(DMSO溶解)1%エキスでコントロールの133%、152%、172%。一番効果が高いのはビャクヤクエキスっぽい。

特許自体は2006年出願ということもあり、「VEGFが過剰になることで様々な病気の原因につながる一方で、局所の血流を改善し、新しい血管を作る治療法も考えられる。」となっており、個体全体の寿命を延ばすような働きに関しては言及されていません。

報告されている生薬の元来の効能としては下記が知られていると言及されています。
  • ヤグルマギクエキスはキク科「ヤグルマギク (Centaurea cyanus Linne (Compositae)」の頭花から抽出した天然植物エキスである。ヤグルマギクエキスには消炎・ひきしめなどのはたらきがあることで知られる。
  • アシタバエキスはアシタバ (Angelica keiskei Koidzumi (Unbelliferae))の葉及び茎から抽出されるエキスである。強壮、鎮静、鎮痛、美白効果があるとされる。
  • ビャクジュツエキスはオオバナオケラ (Atractylodes macrocephala Koidzumi (Compositae))の根茎から抽出したエキスである。抗ストレス作用を示し、抗胃潰瘍作用、血糖降下作用、肝機能改善作用を有することで知られている。
  • オノニスエキスはマメ科の植物オノニス( Ononis)から抽出したエキスであり、抗炎症作用、血流促進の効果があるといわれる。
  • セイヨウノコギリソウエキスはセイヨウノコギリソウ( Achillea millefolium)から抽出したエキスであり、消炎、殺菌、細胞賦活等の効果があり、肌荒れを防ぎ、抵抗力のある肌を維持する作用がある。
いずれもアルコールで抽出出来そうなので、スピリタスとかに漬け込んで抽出、濃縮できそうだな。

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Category:アンチエイジング・老化抑制




2020.01.29

飲酒量が多いほどコロナウイルス(新型でない)などへの感染が起きにくいことを示したイギリスの学術論文のデータ
飲酒量が多いほどコロナウイルス(新型でない)などへの感染が起きにくいことを示したイギリスの学術論文のデータ

↑BTW

1本目の論文はイギリスの研究者の研究で、健常者の鼻腔にコロナウイルス(新型ではない)などを接種して反応を調べてます。おい危ない実験してるなw。154人の男性、263人の女性、年齢は18〜54歳。1日あたりの飲酒量が多ければ多いほど風邪をひかなくなってます(非喫煙者のみ)。
  • 出典:Smoking, alcohol consumption, and susceptibility to the common cold.Am J Public Health. 1993 Sep;83(9):1277-83.PMID:8363004
おい圧倒的じゃないか。
2つ目の論文はスペインの論文。4272人を調べて、うち1353人が風邪をひいており、それぞれの飲酒状態を調べています。赤ワインの効果が高めだけど、白ワイン、ビールなどでも効果があるようですが、スピリッツしか飲まない人には効果が無いようです。。白ワインしか飲まない人の結果がバラついていますが、そんな人は少ないので母集団が少ないせいのようです。

  • 出典:Intake of wine, beer, and spirits and the risk of clinical common cold.Am J Epidemiol. 2002 May 1;155(9):853-8.PMID:11978590
3つ目の論文は日本の研究です(東北大学)。899人の男性を分析。似たような結果です。

  • 出典:Frequent alcohol drinking is associated with lower prevalence of self-reported common cold: a retrospective study.BMC Public Health. 2012 Nov 16;12:987. doi: 10.1186/1471-2458-12-987. PMID:23158193
飲んでいるアルコールの種類は
  • 日本酒:12.3%
  • ビール42.9%
  • 焼酎(Japanese spirits)30.6%
  • 他の蒸留酒(spirits)8.1%
  • ワイン6.1%
根拠としてはワインのポリフェノールと体温上昇効果が書かれています。よく言われている「アルコール消毒」効果は無いんでしょうか?
(省略されています。全文を読む

Category:感染症




2019.11.28

飲酒しないのに脂肪肝になった患者(NAFLD)の61%の腸内からアルコール多産生細菌が発見される
飲酒しないのに脂肪肝になった患者(NAFLD)の61%の腸内からアルコール多産生細菌が発見される

↑BTW

健康な人の6%からしか発見されないアルコール多産生細菌「K. pneumoniae」がアルコール非依存性脂肪肝患者(Non-alcoholic fatty liver disease (NAFLD) )患者の61%から発見されるとのこと。この細菌を患者から取り出してマウスに移植するとマウスが脂肪肝になってしまうそうです。

どうやら人間は腸内細菌にいいようにヤラれている模様。


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Category:腸内細菌




2018.09.06

アルコールで共感能力増 東大が発見、自閉スペクトラム症治療に期待
アルコールで共感能力増 東大が発見、自閉スペクトラム症治療に期待

↑BTW

との発見から、共感性低下を特徴とする自閉スペクトラム症の治療法開発などに応用が期待されるらしい。
ドラえもんに「その理屈はおかしい」って言って欲しいけどNature Communicationsに掲載されたらしいから、このロジックは正しいのかね。

しかしアルコールはレセプターも無いしメカニズムを薬にしにくいと思うんだけど自閉症患者に酒飲ませるのかね。
(省略されています。全文を読む

Category:精神




2018.03.19

悲報:シングルファーザーは統計的に既婚のパパより3倍死にやすい。シングルマザーはそうでもない。
悲報:シングルファーザーは統計的に既婚のパパより3倍死にやすい。シングルマザーはそうでもない。

↑BTW


Mortality in single fathers compared with single mothers and partnered parents: a population-based cohort study.Lancet Public Health. 2018 Mar;3(3):e115-e123. doi: 10.1016/S2468-2667(18)30003-3. Epub 2018 Feb 15.
研究者らは871人のシングルファーザー、4590人のシングルマザー、16341人の結婚している父親、18688人の結婚している母親の生存率を11年間追跡調査しています。結果、シングルファーザー(1000人中5.8人死亡)は結婚している男性(1000人中1.9人死亡)より3倍死にやすいことが分かりました。

一方でシングルマザー(1000人中1.7人死亡)は、結婚している女性(1000人中1.2人死亡)と比較してそんなに死亡率は高くないようです。くっそ、女は強いな。

と思いましたが、集計を行った母集団を見ると分析したシングルファーザーは他の集団に比べて平均年齢が高く、かつフルーツや野菜を食べず、アルコールを飲酒する傾向が高く、癌になりやすいとの集計結果であり、これらが数値に反映されているようです。


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Category:子育て




2013.01.04

飲み過ぎは脳のシナプス接続をつなぎ変え不安への感受性を増加させる
飲み過ぎは脳のシナプス接続をつなぎ変え不安への感受性を増加させる

↑BTW

 これまでにもPTSD(心的外傷後ストレス障害)などの不安障害飲み過ぎの関係は指摘されていましたが、マウスを使った新しい実験によりアルコールの影響が明らかとなっています。どうやら飲み過ぎは脳の神経回路を組み変えトラウマ的な出来事から立ち直るのを難しくしているようです。

 この研究はアメリカNIH(国立衛生研究所)の研究者により発表されました。研究者らはマウスを2つの飼育ケージに分け、片方の飼育ケージにはアルコールを含んだ空気を送りこみ、中にいるマウスの血中アルコール濃度が175mg/dlぐらいになるように維持しました。この量は人間に換算するとビール大びん3〜5本飲んで千鳥足になっている程度で飲み過ぎ状態を人工的に作り出した状態です。もう一方の飼育ケージは通常どおり飼育しました。

 そして可哀想な実験ではありますがマウスにブザー音とともに弱い電気ショックを定期的に与えました。こうするとマウスはたとえ電気ショックが無くてもブザー音だけで過敏な反応を示すようになります。いわばPTSDの状態です。

 実験の途中からは電気ショックを止めてブザー音のみを聞かせるようにしたのですが、アルコールを飲んでいないマウスは早い段階で徐々にブザー音を恐れなくなっていった一方で、飲み過ぎ状態のマウスはいつまでたってもブザー音を恐れ続けていました。PTSD状態からなかなか抜け出せない状態になっていました。

 飲み過ぎマウスの脳を解剖してみたところ、脳の神経細胞が従来とは異なる形になっており、NMDAレセプターが抑制された状態に変化していることが分かりました。NMDAレセプターは記憶や学習に重要な役割を担っており、記憶や学習が妨げられている状態であることを意味しています。

 研究者らは、飲み過ぎ状態は脳の神経細胞の配線を組み変え不安への感受性を増大させると共にPTSDから立ち直りにくくしていると指摘しています。


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Category:生活習慣




2012.11.12

大量の飲酒をしてしまうのはビアグラスの形が原因かもしれない
大量の飲酒をしてしまうのはビアグラスの形が原因かもしれない

↑BTW

 大量の飲酒は個人的・社会的問題を引き起こしますが、その原因の一つがビアグラスの形にあるかもしれないとの研究が発表されています。曲線で出来たグラスは「飲んだ量」「残量」が分かりにくく、大量のお酒を短時間で飲んでしまう原因になっているようです。

 アルコール飲料の大量摂取は全世界の病気の4%を作り出していると言われています。アルコール飲料の消費は「手に入れやすさ」や「値段」が影響することはこれまでにも知られてきましたが(イギリスでの研究では10%値上げすると消費が4.8%減少する)、今回、イギリス・ブリストル大学の研究者らがグラスの形が飲酒量に関わっている可能性を報告しています。

研究者らは大学の職員、学生から日常的にアルコール飲料を飲んでいる159人のボランティア(18〜40歳、平均年齢23歳)を雇いました。男女比はほぼ半々で、自己申告で日常の飲酒状況を調べると男性は1週間に500mlビール缶換算で1週間に5〜25缶、女性は2.5〜18缶を飲んでいました。

 実験ではビデオカメラで撮影しつつランダムに下記2種類のビアグラスでビールを飲んでもらい、1杯飲みきるまでにかかった時間を測定し平均値を調べたところ、なんと、Bのカーブしたグラスではすぐに飲みきってしまうのに対しAのグラスではBに比べ60%ゆっくり飲むことが分かりました。AとBは同じ量のビールが入るグラスです。

 次にこの原因を調べることを目的としてAまたはBのグラスに入ったビールの量を当てるテストを行ったところ、Bのような曲がったグラスでは残っているビールの量を間違え実際の量よりも多くのこっていると判断する傾向があることが分かりました。人間は目で見た量で飲んだ量を判断しておりBのグラスで飲んだ場合、思っているよりも多くの量を短時間で飲んでしまうのかもしれません。

 余談ですが、面白いことに同じ試験をアルコールを含まないソフトドリンクで行ってたところAとBで差が見られなかったそうです。理由に関しては研究者もよく分からないと語っています。

 今回示された事はカーブしたグラスだけでなく、氷が入っているグラスや薄いガラスで出来たグラスなどでも同じ事が起きるかもしれません。


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Category:生活習慣




2012.08.15

嫌な事があった日は徹夜すると嫌な気分が緩和しトラウマになりにくい。という研究結果
嫌な事があった日は徹夜すると嫌な気分が緩和しトラウマになりにくい。という研究結果

↑BTW

 これまでの研究で、睡眠、特にレム睡眠が記憶の定着に重要な役割を果たしている事が明らかになっている(本サイトでもいくつか紹介している)が、睡眠が脳に定着させる記憶内容は「勉強した内容」にとどまらず「感情的な記憶」も同様のようだ。今回、アメリカMITの研究者らはトラウマやPTSDの原因となる「負の感情を生じさせる記憶」さえも睡眠により記憶に残りやすくなっている事実を実験により報告している。

 研究者らは女性68名、男性38名、合計106人の健康なボランティアを雇って実験を行った(年齢18〜30歳)。ボランティアは画面に次々に表示される様々な写真(犯罪現場や精神を揺さぶられるような内容の写真を含む)を見せられ、その写真に対して、「どのぐらい悲しみを感じるか」「どのぐらい喜びを感じるか」を1〜9のランクで選択してもらった。そして12時間後に、既に見たことのある写真を含む様々な写真を再度見せて、絵を見たことにより感じた感情をもう一度1〜9でランク付けしてもらい12時間前の感情がどのぐらい残っているかを調べた。

 最初のテストと2回目のテストの間の12時間はボランティアを2つのグループに分け、第1グループはずっと起きていてもらい、第2グループはぐっすりと寝てもらった。寝てもらったグループのボランティアは睡眠時の「REN睡眠(レム睡眠)」の長さを測定した。この12時間の実験は人体のサーカディアンリズムの影響も考えて、朝や夜など様々な時間帯に繰り返し行った。

第1グループテスト→12時間(寝ない)→テスト
第2グループテスト→12時間(睡眠)→テスト

 ボランティア全員の実験結果を集計したところ、睡眠をしっかりとった第2グループの方が12時間前の事をよく覚え認識していたが、同様に気持ちをかき乱されるような絵を目撃した時の感情やトラウマになりそうな絵を見た時の感情もはっきりと記憶に残っていることが分かった。そしてこれと比較すると、寝ずに起きていた第1グループではその感情は弱まっていることが分かった。睡眠をとったグループでは「フラッシュバック」的な感情も大きかった。

 また、睡眠をとったグループの中で睡眠中のREM睡眠の長さ感情的な記憶の残存度を比較したところ、REM睡眠が長いほど感情的な記憶がよく残っていることが分かった。以前よりREM睡眠中に記憶が定着される事は分かっていたが、負の感情の記憶も同様にREM睡眠中に脳に定着されるようだ。

 研究者らは、原始の世界では嫌な記憶やトラウマになりそうな記憶というのは過酷な環境で生き抜くために重要な記憶であり、嫌な記憶でさえも睡眠によりしっかりと記憶に残るようなメカニズムになっているんだろうと考えている。そして、これらのメカニズムは現代の世の中ではトラウマやPTSDを軽減するのに役立つ可能性があると考えている。

これらの研究をふまえると「嫌な事があった日はさっさと寝てしまえ」ってのは逆効果かもしれない。ちなみに大量に飲酒すると寝付きはよくなるがREM睡眠が減ることが報告されており、大酒飲んで寝てしまうのは効果があるかもしれない。少量のアルコールはREM睡眠の全体量は減らさないと報告されている。


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Category:睡眠




2012.08.15

平日の睡眠時間が6時間以下の人が週末2日間寝だめをしても作業効率が回復して無いことが明らかに
平日の[[睡眠]]時間が6時間以下の人が週末2日間寝だめをしても作業効率が回復して無いことが明らかに

↑BTW

この研究はペンシルベニア州立医科大学のDr. Alexandros N. Vgontzasらがミネアポリスで行われた第25回睡眠学会で発表しました。学会での発表タイトルは
Effects of recovery sleep following modest sleep restriction for one work week on daytime sleepiness and performance: gender differences

 平日の軽度の睡眠不足は、眠気や、仕事の効率、炎症性サイトカインの量に影響を与えることが知られています。多くの人が、これを回復させるために週末に多く寝るという行動をとっていますが、この一般的に知られる週末の過眠行動が眠気と仕事効率を本当に回復させているのかを調べる実験が行われました。

 研究者らは16人の男性、18人の女性、合計34人の健康なボランティアを雇い実験を実施しました。ボランティアの平均年齢は24.5±0.6才。参加者は下記の方針に従って13日間ラボに寝泊まりしてもらいました。

実験スタート
↓4日間:1日8時間睡眠
↓6日間:1日6時間睡眠(平日の寝不足を再現)
↓3日間:1日10時間睡眠(休日の過眠を再現)
合計13日間

そして、4日目、10日目、13日目に色々なテストを行ったところ、

という結果が得られました。
睡眠は浅い睡眠(REM睡眠)と深い睡眠(SWS睡眠、または徐波睡眠、デルタ波睡眠)をおよそ90〜110分間隔で寝ている間に4〜5回繰り返します。この研究ではSWS睡眠の量と睡眠不足から受ける影響に相関関係が見られることが分かりました。特に、女性は男性に比べ基本のSWS睡眠が長く、睡眠不足による影響を受けにくく、過眠により回復が大きいようです。

情報元:
ちなみに、REM睡眠もSWS睡眠も、どちらも健康に重要なことが知られていますが、現在処方される睡眠薬のほとんどを占めるベンゾジアゼピン系薬剤はREM睡眠、SWS睡眠両方に影響を与えることが知られています。また、アルコールはREM睡眠が影響を与えることが知られています。本当に健康な睡眠を得るためには薬やアルコールに頼らない睡眠が必要と言えます。

それにしても、ペンシルベニアの平均年齢24才の男女が13日間ラボに寝泊まりして夜、おとなしく寝ていたかどうか疑問が残ります(笑)。
(省略されています。全文を読む

Category:睡眠




2011.04.04

非喫煙者は1日3杯以上のアルコール摂取ですい臓ガンのリスクが有意に上昇する
非喫煙者は1日3杯以上のアルコール摂取ですい臓ガンのリスクが有意に上昇する

↑BTW

30才以上のアメリカ在住の人を調査、1982年にアルコール消費量を調査し、2006年に再度調査した。
調査に参加した103万467人中、すい臓ガンで6847名が死亡していた。すい臓ガンで死亡するリスクは
1日1杯以下106%
1杯99%
2杯106%
3杯125%
4杯以上117%

喫煙の有無で分けて考えると非喫煙者では3杯以上飲む人のリスクが136%、喫煙者では116%となった(※非喫煙者よりリスクが下がっているのはもともと喫煙により死亡リスクが上昇しているから?)

この関連はアルコール濃度の高い酒のみで見られ(132%)、ビール(108%)、ワイン(109%)では見られなかった。


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Category:統計(寿命・その他)




2009.09.03

なぜ酒飲みは朝が苦手なのか?体内時計を狂わせるアルコールの効果が明らかに
なぜ酒飲みは朝が苦手なのか?[[体内時計]]を狂わせる[[アルコール]]の効果が明らかに

↑BTW

Category:未分類




2008.12.03

女性におけるアルコール消費量と心房性細動のリスクの関係
女性におけるアルコール消費量と心房性細動のリスクの関係

↑BTW

評価は34715人の45歳以上の健康な女性で確認。
1日あたり、アルコール飲料2本まではリスク上昇無しだが、3倍以上でリスク上昇

Category:未分類




2008.10.27

アルコールの摂取は、適量でも老人の脳機能を低下させるようだ
アルコールの摂取は、適量でも老人の脳機能を低下させるようだ

↑BTW

1839人の老人の脳をMRIで調べたところアルコール摂取量と脳の大きさに負の相関が見られました。

Category:生活習慣




2008.09.08

妊娠初期のアルコール摂取は胎児の細胞死につながる
妊娠初期のアルコール摂取は胎児の細胞死につながる

↑BTW

新生児1000人に1人の割合で見られる胎児性アルコール症候群(FAS)の特徴は顔面奇形である。研究者らはどの段階での妊婦のアルコール摂取が胎児に影響をもたらすのかを調べた。

結果、妊娠2〜3週目に1時間にわたりワイン2〜3杯に相当するアルコールを摂取すると細胞死が増大することが分かった。研究者らは母親が受けるアルコールの影響は数時間で終わるが、胎児は不可逆的なダメージを受ける可能性があると警告しており、CDCでは妊婦や有効な避妊方法を用いずに性行為を行っている女性に飲酒を控えることを勧めている。

Category:生活習慣




2008.03.04

「酒飲んで嫌なこと忘れよう」は× 酒で嫌な記憶増幅(ameba)
「酒飲んで嫌なこと忘れよう」は× 酒で嫌な記憶増幅(ameba)

↑BTW

アルコールは逆効果なようです

Category:未分類




2003.01.30

酒の弱い人はアルツハイマーになる可能性が1.6倍(asahi)
酒の弱い人はアルツハイマーになる可能性が1.6倍(asahi)

↑BTW

アルコールを分解する「アセトアルデヒド分解酵素2(ALDH2)」がアルコールの他にもアルツハイマーの原因となりうる有害物質をも分解しているそうです。
この有害物質はアセトアルデヒドと似た構造だそうです。

Category:遺伝子診断・遺伝子多系




2003.01.09

アルコール好きは心臓発作になりにくい(MSN)
[[アルコール]]好きは心臓発作になりにくい(MSN)

↑BTW

New England J. Medicineの最新号で発表された報告によれば週3,4回飲酒する人は週1回以下しか飲酒しない人よりも心臓発作にかかる危険性が68%も低いことが12年間にわたり4万人を対象にした調査の結果で分かった。

Category:生活習慣