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2013/10/18:HPVワクチン(子宮頸ガンワクチン)の妊娠・出産・生まれてくる子どもへの影響
2012/12/14:医学分野の最も有名な学術雑誌「Nature Medicine」が選ぶ2012年の重要な研究成果
2012/08/21:幼児が頻繁に具合が悪くなる理由が解明される。TGFβの働き過ぎ
2009/03/11:「父親の年齢が上がると子どもの知能指数が下がる」との研究(afpbb)
2004/03/15:頭を子どもの時のように柔軟にするたんぱく質発見
2004/02/11:2歳までにテレビを見過ぎた子どもは他人と視線を合わせず、言語能力の発達が遅れる
2004/01/31:ママの食生活と子どもの寿命

2013/10/18

HPVワクチン(子宮頸ガンワクチン)の妊娠・出産・生まれてくる子どもへの影響
HPVワクチン(子宮頸ガンワクチン)の妊娠・出産・生まれてくる子どもへの影響

 HPVワクチン(子宮頸ガンワクチン)はガンを予防出来る初めてのワクチンとして認可され世界中で使われています。アメリカでは少女のみならず少年への接種も推奨されており、ウイルス感染を大きく減少させることの出来る効果的なワクチンだと報告されています。ウイルス感染を予防しガンを防ぐ効果は明らかなようですが、妊娠・出産への影響はどうなのでしょうか。

 まず、このワクチンは「不活性化ワクチン」であり、ウイルスは含まれていません。このワクチンによってウイルスに感染したりすることはありません。まず言えるのはワクチン投与から数ヶ月経過した後では投与されたワクチンは何も体内に残っておらず、ワクチン接種前と比べた変化は免疫的な変化(HPVウイルスに反応出来る免疫細胞が出来ている)ことのみであり、ワクチン接種から時間が経った後に妊娠した子供への影響は無いと考えられます。

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Category:感染による腫瘍形成

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2012/12/14

医学分野の最も有名な学術雑誌「Nature Medicine」が選ぶ2012年の重要な研究成果
医学分野の最も有名な学術雑誌「Nature Medicine」が選ぶ2012年の重要な研究成果

 医学分野の最も有名な学術雑誌Nature Medicineが2012年に発表された重要な研究成果として8つの研究フィールドに分けて紹介しています。

★神経科学
 自閉症の原因遺伝子についての発見があった。自閉症患者の遺伝子を1000人分調べ共通点を探したところ、変異すると自閉症になりうる共通変異が100以上見つかった。自閉症は父親の年齢が高いほど確率が高いが、高齢の男性の精子が遺伝子変異を起こしやすいことと関係していると思われる。

★ガンのメカニズムに関して
 ガン細胞がどのように体内で増えていくのかに関して様々な知見が得られた。例えばガン細胞はエキソソームを放出して転移に適した環境を作り出すし、血管細胞免疫細胞を制御して自身が生存しやすくしている。ガン細胞は転移出来る場所に落ち着くとBMP阻害因子であるCocoタンパクを産生するようだ。これらはいずれも新たなガン治療薬開発の可能性となる。

 また、ガンの増殖に関して、周囲の正常部分の関与も報告された、抗ガン剤はガン細胞だけでなく周囲の正常細胞も傷つけるがそれらの正常細胞が元に戻ろうとする過程でガン細胞を増殖させる物質を出してしまっているようである。

  • Melanoma exosomes educate bone marrow progenitor cells toward a pro-metastatic phenotype through MET.Nat Med. 2012 Jun;18(6):883-91. PMID:22635005
  • The BMP inhibitor Coco reactivates breast cancer cells at lung metastatic sites.Cell. 2012 Aug 17;150(4):764-79.PMID:22901808
  • A CXCL1 paracrine network links cancer chemoresistance and metastasis.Cell. 2012 Jul 6;150(1):165-78. PMID:22770218
  • Tumour micro-environment elicits innate resistance to RAF inhibitors through HGF secretion.Nature. 2012 Jul 26;487(7408):500-4.PMID:22763439
  • Treatment-induced damage to the tumor microenvironment promotes prostate cancer therapy resistance through WNT16B.Nat Med. 2012 Sep;18(9):1359-68.PMID:22863786
★老化現象
 以前報告された内容と異なり、カロリー制限を長期間行ってもサルの寿命が延びなかったとする結果が報告された。

 赤ワインに含まれるポリフェノール「レスベラトロール」がカロリー制限と同じ働きをするメカニズムが報告された。レスベラトロールと同様にrolipramという物質が同様の効果を持つことが報告された。


★メタボリックシンドローム
 これまでの研究では、脂肪をため込む「白色脂肪細胞」、エネルギーを燃やす「褐色脂肪細胞」に加えて、新たに「ベージュ脂肪細胞」という概念が報告された。このベージュ脂肪細胞は白色脂肪細胞と似ているがUCP1を発現しており褐色脂肪細胞のように効率的にエネルギーを燃やすことが出来ます。新しく見つかったホルモンirisinが白色脂肪細胞をベージュ脂肪細胞に変化させることが報告され、新しい肥満治療薬の開発につながるかもしれない。

 冷たい外気に触れた時にも白色細胞が変化してベージュ脂肪細胞になりうることが報告された。またサーチュイン1タンパクがベージュ脂肪細胞への変化を誘導しうることも報告された。BMP 8bというタンパクが脂肪燃焼を誘導することが報告された。

  • A PGC1-α-dependent myokine that drives brown-fat-like development of white fat and thermogenesis.Nature. 2012 Jan 11;481(7382):463-8.PMID:22237023
★ガンの免疫治療
 ガン細胞はなぜか体内の免疫により攻撃されない。最近、T細胞にPD-1(programmed cell death protein 1)というレセプターが発現していることが報告された。PD-L1などのリガンドが結合することでT細胞は攻撃するT細胞(エフェクターT細胞)としての機能が低下し、攻撃しないT細胞(制御性T細胞)としての機能が活性化する。ガン患者の一定数にはPD-L1が血液中に見られるが、PD-1に対する抗体を投与する臨床試験でガンの増殖を抑制する効果が見られた。

  • Safety, activity, and immune correlates of anti-PD-1 antibody in cancer.N Engl J Med. 2012 Jun 28;366(26):2443-54.PMID:22658127
  • Safety and activity of anti-PD-L1 antibody in patients with advanced cancer.N Engl J Med. 2012 Jun 28;366(26):2455-65.PMID:22658128
★ウイルス学
 これまで様々なHIVワクチンが開発が試されたが、あまりうまくいっていない、今年新型のHIVワクチンの可能性が示された。HIVウイルスが免疫細胞(T細胞)に結合する時に使われるEnvタンパクをターゲットにしたワクチン療法である。

  • Immune-correlates analysis of an HIV-1 vaccine efficacy trial.N Engl J Med. 2012 Apr 5;366(14):1275-86.PMID:22475592
  • Increased HIV-1 vaccine efficacy against viruses with genetic signatures in Env V2.Nature. 2012 Oct 18;490(7420):417-20. PMID:22960785
★胃腸
 腸内の細菌環境が壊れることで大腸炎が起こりうることが報告された。こういった腸内環境の乱れは肝臓の病気や肥満、大腸ガンにつながる。研究者らは高脂肪食をマウスに食べさせると胆汁に変化が起こりグラム陰性菌が増え、大腸炎を起こしうることを報告した。また同様の細菌変化は栄養失調やタンパク質の少ない食事でも起こりうることが報告された。

 幼児期に抗生物質に触れると免疫機能の確立が損なわれアレルギーになる可能性が増すことが報告された。

  • Commensal bacteria-derived signals regulate basophil hematopoiesis and allergic inflammation.Nat Med. 2012 Mar 25;18(4):538-46.PMID:22447074
  • Microbial exposure during early life has persistent effects on natural killer T cell function.Science. 2012 Apr 27;336(6080):489-93.PMID:22442383
  • ACE2 links amino acid malnutrition to microbial ecology and intestinal inflammation.Nature. 2012 Jul 25;487(7408):477-81. PMID:22837003
  • Dietary-fat-induced taurocholic acid promotes pathobiont expansion and colitis in Il10-/- mice.Nature. 2012 Jul 5;487(7405):104-8.PMID:22722865
★生殖医療
 精子と異なり卵子は生まれてきた後は増えないと考えられてきたが、少し前にマウスの卵巣ではちょっとだけ新たな卵子を作り出しうる細胞が存在していることが報告されていた。今年、人間の女性の卵巣にも新しい卵子を生み出しうる卵子幹細胞が含まれていることが報告された。これは生殖医療のあり方を変える可能性がある。現在、その細胞の取り出し精製方法が研究されている。

  • Oocyte formation by mitotically active germ cells purified from ovaries of reproductive-age women.Nat Med. 2012 Feb 26;18(3):413-21. PMID:22366948

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Category:1年間のまとめ記事

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2012/08/21

幼児が頻繁に具合が悪くなる理由が解明される。TGFβの働き過ぎ
幼児が頻繁に具合が悪くなる理由が解明される。TGFβの働き過ぎ

 なぜ幼児・子どもは頻繁に具合が悪くなるのでしょうか。ミシガン医科大学の研究者らがそのメカニズムを解明して報告しています。これまで「歩くこと」「話すこと」と同様に単に「ウイルス・細菌と戦う能力」も大人にならないと身につかないためと考えてきましたが、この考えは少し違うようです。

 最新の研究によると、幼児の身体でもウイルス・細菌と戦う能力はすでに出来上がってはいるようです。ただ、その働きはブロックされていて、うまく機能しないようなのです。この妨害物質はTGFβと言う名前の物質です。TGFβは免疫を抑制する働きを持っており、特に細菌やウイルスを撃退するナチュラルキラー細胞(NK細胞)の働きを妨害します。どうやら、幼児の身体ではTGFβが働きすぎるためにNK細胞がうまく増えて成熟することが出来ず、結果として細菌やウイルスに感染し頻繁に具合が悪くなるようなのです。

 実験的にTGFβに影響されないNK細胞を持つマウス(TGFβ受容体欠損マウス)を用いて実験を行ったところ、この特殊なマウスでは幼児期から十分NK細胞が働き、幼児期でも感染症を起こすことはありませんでした。これらのメカニズムを利用することで幼児が頻繁に具合が悪くなるのを防止出来るかもしれません。

 しかし一方で、幼児期にTGFβが過剰に働いて免疫を抑制しているのには重要な理由がある可能性も知られています。例えばTGFβは「免疫を抑え」ますが、幼児期にTGFβが全く無い実験動物では全身で炎症が起きることが知られています。幼児期にTGFβがしっかり働くことにより免疫が体外から入ってきた細菌・ウイルスなどの異物のみを攻撃し自己の身体を攻撃しないように制御していると考えられています。さらに、幼児の食物アレルギーが問題になっていますが、幼児にTGFβをさらに与えることでアレルギー発症を防ぐ研究を行っているグループもあります||(ちなみに母乳中にはTGFβが豊富に含まれている)||。このようにTGFβは単に幼児の具合を悪くさせる悪者というわけでは無いようです。幼児が頻繁に具合が悪くなるのは健康な人体を作るために必要なのかもしれません。


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Category:免疫・アレルギー・自己免疫疾患

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2009/03/11

「父親の年齢が上がると子どもの知能指数が下がる」との研究(afpbb)(eurekAlert)
「父親の年齢が上がると[[子ども]]の知能指数が下がる」との研究(afpbb)

Category:未分類

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2004/03/15

頭を子どもの時のように柔軟にするたんぱく質発見
頭を[[子ども]]の時のように柔軟にするたんぱく質発見

理化学研究所のヘンシュ貴雄さのグループはマウスを用いた実験で脳を子どもの時のように柔軟にして視覚能力を発達させるたんぱく質を発見した。
言及グループは脳の入出力に関わるアンテナタンパク20種類を調べたところGABAレセプターが子どもの頃の視覚能力が発達する時期の出現に関わっている事が分かった。

同様に言語能力の発達に関わるたんぱく質が見つかれば語学修得用の薬が開発出来るかもしれない。

Columnar Architecture Sculpted by GABA Circuits in Developing Cat Visual Cortex(Science 2004 303: 1678-1681)PMID:15017001
Specific GABAA Circuits for Visual Cortical Plasticity(Science 2004 303: 1681-1683)PMID:15017002

Category:知能改善・天才になる方法



2004/02/11

2歳までにテレビを見過ぎた子どもは他人と視線を合わせず、言語能力の発達が遅れる
2歳までにテレビを見過ぎた[[子ども]]は他人と視線を合わせず、言語能力の発達が遅れる

Category:脳・中枢神経・神経



2004/01/31

ママの食生活と子どもの寿命
ママの食生活と[[子ども]]の寿命

母親の食生活の微々たる変化が赤ちゃんに大きな影響を与えることがわかった。
イギリスケンブリッジ大学のSusan Ozanneらがニューサイエンティストという雑誌で明らかにしたところによると
144匹の妊娠マウスをもちい実験をしたところ、タンパク質の少量しか与えられなかったマウスから生まれたマウスは平均寿命が短かくなった。
人間に換算すると平均寿命が75歳から50歳まで縮んだことになる

Category:子育て

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