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すばらしい更年期―性とテストステロンの事実(書籍:AMAZON) テストステロンについて(大東製薬) テストステロンの作用・はたらき(大東製薬) wikipedia ----------このキーワードを使っている記事---------- 2004/12/06 ■テストステロンなどによるホルモン療法は本当にリスクよりメリットが大きいのか?【アンチエイジング・老化抑制】 Hormone therapy: a dangerous elixir? Nature. 2004 Sep 30;431(7008):500-1 Pearson H. ・2003年にテストステロンが処方されているアメリカ人男性は200万人を越える、 99年には90万人であった。 ・本当にリスクよりもメリットが大きいかはまだ議論されている。 ・処方されている男性の30%が19〜45歳、これらは死ぬまで続けられるだろう。 ・精巣によるテストステロン産生は思春期に高まり、20,30代は高レベルに保たれ、その後は年1%ずつ低下していく ・女性の卵巣でも男性の10%程度作られている。 ・前立腺内の潜在的なガン細胞が増殖する可能性有り 一部の試験ではテストステロンレベルを下げることで前立腺腫瘍の成長を遅らせることが分かっている。 ・2002年に行われた女性ホルモン療法の結果はリスクがメリットを上回るというものだった。これを受けてテストステロン療法も疑われている。 ・女性のテストステロン使用が注目されている。女性にテストステロンを投与すると性機能が回復する。 精巣摘出後にテストステロンレベルが下がった女性にテストステロンを処方すると性交回数が増えた。 これらには吹き出物を増やし、体毛を濃くする副作用が知られている。 2004/12/06 ■テストステロン投与による老人若返り療法【アンチエイジング・老化抑制】 フィラデルフィア、ペンシルベニア医科大学の研究者らの報告 男性は老化と共に、テストステロンの量が減少し、体脂肪が増加する。そして筋肉の柔らかさが減少する。これらの老化を抑制する事を目的としてテストステロンを投与する治療が行われている。今回、研究者らはランダムに108人の65才以上の男性を抽出し、テストステロンのパッチまたは偽の薬(placebo)のパッチを36ヶ月にわたって与えた。このテストは治療を受ける方も、治療を行う医師も双方とも誰が偽薬を投与され、誰が本当のテストステロンを投与されているのか分からないようにして実験した(double blind study) 108人中、96人の男性が36ヶ月の試験を完全に終了したが、これらの男性を調べたところ、テストステロンパッチを貼られた男性で平均ー3kg±0.5kgの体重減少が見られた。偽薬(placebo)では-0.7kg±0.5kgしか体重は減少していなかった。 また、テストステロンを投与された男性で中性脂肪を除いた体重(Lean body mass)が1.9±0.3kg上昇した。これに対し、偽薬グループでは0.2±0.2kgしか増えなかった。 どの部分の体格が変化したかを場所ごとに調べると、主に脂肪が減ったのは腕と足、筋肉が主に増えたのは胴体であった。このように老人にテストステロンを投与する事で老化に伴う体力の衰退を押さえることが出来た。 原著:Effect of testosterone treatment on body composition and muscle strength in men over 65 years of age J Clin Endocrinol Metab. 1999 Aug;84(8):2647-53. 2003/11/19 ■若返りをめざすテストステロン投与に疑問(wired news)【アンチエイジング・老化抑制】 ちょっと前にテレビでやってたな テストステロン飲んでいる70歳のおじーちゃんはむきむきで 確かに見た目は40歳って感じだった 2007/06/09 ■テストステロン量の少ない男性は寿命が短い傾向になる(BBCニュース)【ホルモン】 50歳以上の男性800人を18年間にわたって調査したところ男性ホルモン「テストステロン」の量が少ない男性は33%も死ぬリスクが高いことが分かった。 研究者らはこれらを避けるために活動的に行動しテストステロンレベルを上げることを勧めている。テストステロンは人間を活動的にすることも知られており、運動、活動的な生活を続け、絶えずテストステロン量を高く保つことが長生きにつながる可能性がある。 発表したのはカリフォルニア大学のDr Gail Laughlin、Elizabeth Barrett-Connorら 同様の発表が別のグループからも発表されているようです。 2007/05/01 ■男性の40〜50歳が最も男性ホルモンが少ないようだ(yomiuri)【ホルモン】 帝京大学病院の安田弥子らが国際メンタルヘルス学会誌に発表したところによると これまで年齢と共に減少すると考えられてきた男性ホルモンの量が40〜50代男性で最も少なく、60代男性では若干平均値が回復しているという意外な結果が得られたそうだ。 研究では20〜30代、40〜50代、60代〜の3グループに分けた健康な男性81人のテストステロン(男性ホルモン)量を2時間おきに採取して変化を調べている。テストステロンなどのホルモンはストレスを受けると減少することも知られており40〜50代男性にストレスが多いことが今回の結果につながったのではないかと考えられるそうだ。 テストステロン量の低下は性欲や性機能の低下、不安、不眠、認識力の低下、肩こり、腰痛などの原因にもなるそうだ。
----------このキーワードを使っている記事---------- 2000/04/28 ■老化した細胞からクローンを作り、テロメアをのばし寿命を延長した。【アンチエイジング・老化抑制】 原文題名: Extension of cell life-span and telomere length in animals cloned from senescent somatic cells. Science. 2000 Apr 28;288(5466):665-9. PMID: 10784448 2003/03/12 ■94歳の骨髄細胞を若返らせ、心臓の細胞を作ることに成功(yomiuri)【アンチエイジング・老化抑制】 2003年3月12日に行われた再生医療学会で、国立成育医療センター(東京都)と慶応大医学部のグループが発表したところによると、94歳の女性から骨髄細胞を摘出し、テロメアを延ばす働きをする酵素を導入したところ、若い人と同じように増殖をい示し、この細胞を使って心臓の細胞を作ったのとの事。作り出した心臓の細胞はマウスに移植したところ、心臓の細胞として拍動しており、きちんと働くことを確認出来た。 2005/10/11 ■テロメアの長さとテロメラーゼ活性が表皮幹細胞の移動に関わっている【アンチエイジング・老化抑制】 表皮組織を一定のサイクルで新陳代謝させ、常に一定に保つ仕組みには幹細胞が関与している事が知られている。幹細胞はニッチという特殊な部分に存在しており、ここにいる限りは表皮に分化せずに自己複製を繰り返し幹細胞として増殖している。この幹細胞がいったんニッチを出ると分化して表皮細胞に分化し表皮の恒常性の維持に働くが、どのようにニッチからの移動が制御されているかは不明な点が多い。 今回、研究者らはマウスを用いた実験で、テロメラーゼの活性と「テロメアの長さ」自体がこの移動を制御している可能性を発見した。 研究者らが、まず細胞内のテロメアの長さを短くしたところ、幹細胞のニッチ外への移動が阻害され、毛髪の成長や増殖が抑制された。これに対し、テロメアの長さを変化させずにテロメラーゼ(Tert)を大量に発現させると幹細胞の移動や毛髪の成長、増殖が促進されるという逆の効果が得られた。これらの事はテロメラーゼの活性だけでなく、テロメアの長さそのものも幹細胞のニッチから外への移動に関わっていることを意味しており、これらの研究はテロメアやテロメラーゼがガンや老化にどのように関わっているのかを知るための重要な手がかりとなるだろう。 原文: Effects of Telomerase and Telomere Length on Epidermal Stem Cell Behavior Science, Vol 309, Issue 5738, 1253-1256, 19 August 2005 1998/01/16 ■ヒト正常細胞にテロメラーゼを遺伝子導入して細胞の寿命をのばした【アンチエイジング・老化抑制】 ヒトの正常細胞は分裂回数が決まっており、最終的には”replicative senescence(分裂的老化)”状態になる。以前から染色体の両側にあるテロメアの短小化が老化を引き起こす分子時計として働いているのではないかと言われてきた。この仮説を確かめるためヒト正常細胞にテロメラーゼを導入したところ、細胞は分裂を繰り返すごとにテロメアが長くなり、活発に増殖し、老化した細胞に現れる「β-galactosidase」が減少した。 テロメアによる細胞分裂寿命は、テロメラーゼの遺伝子導入により回避できることがこれから分かる。遺伝子導入法は近年、めざましい勢いで技術が進歩しており、この方法だけでも100歳まで「お肌つるつる」に出来るだろう。 いわゆる老衰の原因の一つとして腸壁細胞が分裂寿命をむかえ、腸の機能低下から栄養をうまく吸収出来なくなる事が知られている。これもテロメラーゼの導入により回避できるのではないだろうか。 まぁ、通常回数よりも多く分裂させるわけだからガン化する確率も少しあがるだろうが 原文: Extension of Lige-span by Introduction of Telomerase into Normal Human Cells Science 1998,vol 279 p.349
----------このキーワードを使っている記事---------- 2004/03/03 ■サンメディカル技研が夏にも国内で埋め込み式補助人工心臓の臨床試験を始める【人工心臓】 テルモが1月からドイツで同様の商品の臨床試験を行っているが、国内ではサンメディカル技研が最初となるそうです。 2003/01/02 ■テルモ、アメリカで補助人工心臓の孫会社「テルモハート」設立(nikkei)【人工心臓】 テルモの人工心臓部門は研究員まるごとアメリカに行っちゃったらしいっすよ なんでも日本じゃ法律厳しくて患者に使ってみれないので研究にならんらしい テルモさん、バイオもやろうよー 2002/11/05 ■テルモ、2003年3月から新型補助人工心臓をドイツとフランスで臨床試験開始(テルモ補助人工心臓に新技術(東京新聞))【人工心臓】 医療機器を製造しているテルモは長期間使用できる補助人工心臓「デュラハート」を開発、2003年3月からドイツとフランスで心不全の患者に対し試験する。アメリカでも2003年中に試験を始める予定。 試験がうまくいけば2004年にはヨーロッパで発売したいとしている。 今回の人工心臓は血流を作り出す羽根車を次期で浮かせた新方式で血栓が出来にくく耐久性も高いと考えれる。 これまで人工心臓は心臓移植までの一時的な利用を想定されてきたが、最近は小型で性能の良い人工心臓が開発され、数年から数十年の長期使用を目指し臨床試験が行われている。 テルモの人工心臓は血流を作るのに実際の心臓のように拍動させるのでは無く羽根車を回し持続的な血流を作り出す。今回の人工心臓は電源は体外にあり電線でつなぎ体内の人工心臓を動かすが、電磁誘導を使って体内に埋め込んだ人工心臓を充電する方式も検討中だそうだ 開発チームは現在ではアメリカにチームごと移り研究を進めている。これは日本では臨床試験が出来ない上、臨床前の実験もやりにくい為だという。 2003/04/16 ■テルモが再生医療で神戸進出【企業活動・大学】 テルモ行きたかったんだけど、採用時期が 遅すぎなんだもん。募集が始まる頃にはもう内定受けちゃったよ 早まったかなぁ。。。 2004/03/26 ■テルモが糖鎖をターゲットとしたDDSシステムを開発【DDS】 2007/03/06 ■テルモの埋め込み型人工心臓「デュラハート」が欧州で販売承認申請取得【人工心臓】 心臓全体を代替するのではなく、患者の腹腔内に埋め込み心臓の動きを補助する働きをする。京大名誉教授の 赤松映明 氏が考案した「時期浮上型遠心ポンプ」を採用しており血液が詰まりにくく耐久性に優れているのが売り。2004年から欧州で臨床試験をしておりこれまでに33人に埋め込んだ。6ヶ月以上装着した患者は12名で4人は1年以上装着。 臨床試験の遅い日本での承認申請は後回しにし、欧州でまず取得した今後、アメリカ、日本での取得を目指す。 2007/03/21 ■オリンパス、テルモと新しい生体材料に関する共同事業を開始【企業活動・大学】 2007年4月1日からオリンパステルモバイオマテリアル株式会社をテルモとオリンパスの共同出資会社とする 2003/02/15 ■日立、再生角膜などの移植用材料の為、グループ各社の横断組織を作る【企業活動・大学】 オリンパスがこの前、骨の再生やると言っていたし、テルモは心臓やると言っているし、メニコンの人工皮膚がどうなるか気になるし どこも口だけかもしれないし(笑) 2003/10/03 ■テルモの人工赤血球、来年にも臨床試験【人工血液】 テルモの人工赤血球はヘモグロビンを200ナノメートルの特殊なカプセルに封入したもの 西洋で開発が先行している人工赤血球はヘモグロビンそのものを使うため、血管外に漏れだし副作用が問題となっているのに対し有効であると考えられる。 また赤血球と比べると遙かに小さいため、脳梗塞や心筋梗塞でつまった血管でも通過し酸素を供給できる可能性がある。 使用期限切れの血液製剤から作ることが出来るため、血液の再利用にもなりまた、使用期間も6ヶ月と長い すごいぞテルモ
----------このキーワードを使っている記事---------- 2003/10/24 ■カテキンの次は「テアニン」がブームになるそうです(nikkei)【睡眠】 カテキンは「体脂肪を減らす」「アレルギー症状を減らす」などの効果があると言われる 緑茶に含まれる成分ですが、同様に緑茶などに含まれる「テアニン」は 脳に働きα派を出させる。すなわち睡眠障害の人に良いらしい
----------このキーワードを使っている記事---------- 2006/10/03 ■体内のガン細胞だけを光らせる技術(sankei)(mainichi)【ガン・腫瘍】 「ガン細胞だけに何かをする」ということが出来る方法が開発されました。ガン細胞だけを光らせて手術によりガン細胞を残さず取り除くことに利用したり、がん細胞のみを自殺に追い込むことが出来る可能性があります。 岡山大学の藤原俊義らの研究。CTや、MRIでがん細胞を特異的に検出する手段は今のところない。今回、研究者らはがん細胞の中でのみ増殖し、蛍光タンパクを持つウイルスを作成したところ、原発巣だけでなく、そこからリンパ節に転移した小さながん細胞の塊も体内で可視化することに成功した。この技術を用いれば手術によりガンを取り除く際に、転移した病巣も含めて正確に取り除くことが出来る。 また、蛍光を持つたんぱく質の代わりに、細胞を殺す機能を持ったたんぱく質を発現されればがん細胞のみを殺すことが出来ると考えられ、この方法を用いた治療方法の臨床試験が近々始められるそうだ。 研究者らが用いたのは、体内では生殖細胞の他にはがん細胞のみで発現しているテロメラーゼという酵素のプロモーター。このウイルスは増殖する時に必要なE1遺伝子がこのプロモーターに連結されており、テロメラーゼが発現している細胞(すなわちがん細胞)でのみ増殖する。 Nat Med. 2006, advanced publication In vivo imaging of lymph node metastasis with telomerase-specific replication-selective adenovirus http://www.nature.com/nm/journal/vaop/ncurrent/abs/nm1404.html 2005/10/11 ■テロメアの長さとテロメラーゼ活性が表皮幹細胞の移動に関わっている【アンチエイジング・老化抑制】 表皮組織を一定のサイクルで新陳代謝させ、常に一定に保つ仕組みには幹細胞が関与している事が知られている。幹細胞はニッチという特殊な部分に存在しており、ここにいる限りは表皮に分化せずに自己複製を繰り返し幹細胞として増殖している。この幹細胞がいったんニッチを出ると分化して表皮細胞に分化し表皮の恒常性の維持に働くが、どのようにニッチからの移動が制御されているかは不明な点が多い。 今回、研究者らはマウスを用いた実験で、テロメラーゼの活性と「テロメアの長さ」自体がこの移動を制御している可能性を発見した。 研究者らが、まず細胞内のテロメアの長さを短くしたところ、幹細胞のニッチ外への移動が阻害され、毛髪の成長や増殖が抑制された。これに対し、テロメアの長さを変化させずにテロメラーゼ(Tert)を大量に発現させると幹細胞の移動や毛髪の成長、増殖が促進されるという逆の効果が得られた。これらの事はテロメラーゼの活性だけでなく、テロメアの長さそのものも幹細胞のニッチから外への移動に関わっていることを意味しており、これらの研究はテロメアやテロメラーゼがガンや老化にどのように関わっているのかを知るための重要な手がかりとなるだろう。 原文: Effects of Telomerase and Telomere Length on Epidermal Stem Cell Behavior Science, Vol 309, Issue 5738, 1253-1256, 19 August 2005 1998/01/16 ■ヒト正常細胞にテロメラーゼを遺伝子導入して細胞の寿命をのばした【アンチエイジング・老化抑制】 ヒトの正常細胞は分裂回数が決まっており、最終的には”replicative senescence(分裂的老化)”状態になる。以前から染色体の両側にあるテロメアの短小化が老化を引き起こす分子時計として働いているのではないかと言われてきた。この仮説を確かめるためヒト正常細胞にテロメラーゼを導入したところ、細胞は分裂を繰り返すごとにテロメアが長くなり、活発に増殖し、老化した細胞に現れる「β-galactosidase」が減少した。 テロメアによる細胞分裂寿命は、テロメラーゼの遺伝子導入により回避できることがこれから分かる。遺伝子導入法は近年、めざましい勢いで技術が進歩しており、この方法だけでも100歳まで「お肌つるつる」に出来るだろう。 いわゆる老衰の原因の一つとして腸壁細胞が分裂寿命をむかえ、腸の機能低下から栄養をうまく吸収出来なくなる事が知られている。これもテロメラーゼの導入により回避できるのではないだろうか。 まぁ、通常回数よりも多く分裂させるわけだからガン化する確率も少しあがるだろうが 原文: Extension of Lige-span by Introduction of Telomerase into Normal Human Cells Science 1998,vol 279 p.349 1998/11/01 ■ヒトのES細胞を樹立した【幹細胞】 正常な核型を持ちヒトの胚盤胞を由来とする、多能性を持った細胞株を樹立した。この細胞は高いテロメラーゼ活性を持ち、ES細胞としての細胞表面マーカーを示していた。この細胞は4〜5ヶ月間、分化させないまま培養した後、三胚葉の細胞に分化する事が可能であった。 具体的には胃の上皮細胞、軟骨細胞、骨細胞、筋肉細胞、神経細胞になることが出来た。 この細胞はヒトの発生段階の研究、創薬の研究、移植医療に有用だろう Science, Vol 282, Issue 5391, 1145-1147 , 6 November 1998 Embryonic Stem Cell Lines Derived from Human Blastocysts |
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