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精子



----------このキーワードを使っている記事----------
2017.02.22:iPhoneに接続して使える自分で精子の量・動きをチェック出来るキット「Seem(シーム)」7538円送料込み
2016.06.20:女性CEO自らテロメア延長遺伝子導入治療を行う延命専門アメリカBioViva社
2016.03.15:模倣子(ミーム)も遺伝子の修飾を介して子孫に受け継がれることが動物実験で証明
2014.02.13:性行為の段階での男性のストレス状態は精子のDNAメチル化に影響を与え、生まれた子供の成長を遅らせる
2012.12.14:医学分野の最も有名な学術雑誌「Nature Medicine」が選ぶ2012年の重要な研究成果
2012.06.18:高齢の父親から生まれた人ほど細胞分裂の回数券「テロメア」が長い傾向。長生き出来るかも
2011.07.08:携帯電話を使用すると精子の質が下がり血中の生殖ホルモン量に変化が起きる
2011.06.09:精子を使用せず、卵子のみから発生させたマウスは体の大きさ3分の2で、寿命1.3倍
2008.02.15:精子と腫瘍は同じメカニズムで免疫細胞からの攻撃を回避している?
2007.06.04:喫煙すると、精子のDNAの損傷が起こり、この突然変異は子孫に永遠に残る
2007.03.29:携帯電話の使用が男性の生殖能力を衰えさせているかもしれない
2004.01.28:遺伝子操作して培養して成熟させた精子から遺伝子改変マウス作成に成功
2004.01.20:東京大学の研究者が精子や卵子形成に重要なタンパク質を発見。名前を「守護神」と命名する(jiji)
2002.08.15:ブタとヤギの精子をマウスで作ることに成功

2017.02.22

iPhoneに接続して使える自分で精子の量・動きをチェック出来るキット「Seem(シーム)」7538円送料込み
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↑BTW

男が自分で買うというよりも、カノジョが買ってきたパートナーにチェックを強要する情況の方が想像しやすいな。

ちなみに今まで知らなかったんだけど、精子は最初粘性のあるゼリー状で、15分程度で含まれている蛋白質分解酵素の働きにより液化し、精子が液から自由に泳ぎ出れるようになるらしい。なるほど。

Category:性・生殖

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2016.06.20

女性CEO自らテロメア延長遺伝子導入治療を行う延命専門アメリカBioViva社
女性CEO自らテロメア延長遺伝子導入治療を行う延命専門アメリカBioViva社

↑BTW



 同社の女性CEO(45歳)がウイルスベクターを用いて自身の身体にテロメア延長を実現する遺伝子治療を行ったそうです。その結果、テロメアの長さは6710から7330に延長、これは20年分の延命に相当するそうです。

 染色体の両端に存在する「テロメア」は分裂するたびに短くなっていき限界まで短くなると細胞分裂することは出来なくなります。このため「細胞分裂の回数券」とも言われています。

 今回遺伝子導入したのは「テロメラーゼ」という酵素の遺伝子でテロメア配列を追加する作用があります。この酵素は通常の細胞は持っていないため加齢によりテロメアが短くなっていきます(精子や卵子などは持っておりこのおかげで、子供は長いテロメアを持った状態で生まれてきます)

 今回行われた治療がどれぐらい科学的に行われたかなどの詳細は不明ですし、動物実験などで報告されている内容を考えてもテロメアを伸ばしたからといって寿命が延びるかどうかは議論のあるところですが、こうした方向性の企業としてBioViva社を覚えておいても損は無いでしょう。

Category:アンチエイジング・老化抑制

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2016.03.15

模倣子(ミーム)も遺伝子の修飾を介して子孫に受け継がれることが動物実験で証明
模倣子(ミーム)も遺伝子の修飾を介して子孫に受け継がれることが動物実験で証明

↑BTW

 遺伝子(ジーン)模倣子(ミーム)という考えがあります。これは分かりやすい言葉で言えば「血筋」は子孫に受け継がれるが、「親の習慣や生き方」は(教えたり、一緒に生活したりしないかぎりは)子孫には受け継がれない。というものですが、どうやら「親の習慣や生き方」も遺伝子上に追加情報として含められ子孫に受け継がれるようです。

 研究者らは、まったく同じ遺伝子を持つマウス群を2つのグループに分け、片方のグループに6週間にわたり高脂肪食を食べさせて肥満状態にしました。そして、そのマウスの精子や卵子を取り出して以下のような4通りに受精させました。

 上記の受精卵は環境や育て親の影響を排除するためにまったく別の正常なマウスに着床させ出産させました。そしてそれらの子供マウスに高脂肪食を与えると、体重増加は (1)>(2)=(3)>(4)となりました。たとえ高脂肪食を食べても遺伝子配列は変化せず上記4種類組み合わせから生まれたマウスはまったく同じ遺伝子配列を持つはずです。

(省略されています。全文を読む

Category:遺伝子・バイオインフォマティクス

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2014.02.13

性行為の段階での男性のストレス状態は精子のDNAメチル化に影響を与え、生まれた子供の成長を遅らせる
性行為の段階での男性のストレス状態は精子のDNAメチル化に影響を与え、生まれた子供の成長を遅らせる

↑BTW

 生まれてくる子供の成長に母親の性行為前、性行為後の身体的・精神的状態が影響を与えることはよく知られています。しかし、父親となる男性の状況がどのような影響を与えるかに関する情報は多くありません。

 カナダのレスブリッジ大学の研究者R. MYCHASIUKらは合計20匹のラットを使って、特に脳の発達の影響について研究を行い結果を報告しています。

 研究者らはオスのラットに27日間連続で1日2回30分間のストレスを与え、その後、メスのラットと交尾をさせ子供を作らせました。

 生まれてきた子供の行動を生後9日目から調べたところ、父親ラットがストレスを受けていた子供ラットはストレスに弱くなり、また行動能力が低いことが分かりました。生後21日目の時点で子供の脳のDNAメチル化を調べたところ、子供の性別に関係無く海馬(記憶を司る部分)のメチル化が増えており、またオスの子供のみで前頭葉のメチル化量が減少していることが分かりました。

 DNAがメチル化された部分はそこの部分の遺伝子の働きが抑制される事が分かっています。また、通常と比べてDNAメチル化量が少ないということは、通常は抑制されていないといけない遺伝子が活性化していることを意味しています。

 今回の結果は、性行為時の父親のストレス状態がDNAメチル化を通じて子供に伝わり、脳の発達に影響を与えること、特にオスの子供に影響が大きく出ることを示しています。

 同じ事が人間でも起きているかもしれません。近年では、このようにDNAメチル化といったDNA配列以外のメカニズムで様々な事が世代を超えて受け継がれ、親の経験や生存環境が子供に影響を与えるメカニズム「エピジェネティクス」の研究が進んでいます。

 女性は、生まれてくる子供のためにも夫には優しくした方が良いかもしれません。


(省略されています。全文を読む

Category:子育て

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2012.12.14

医学分野の最も有名な学術雑誌「Nature Medicine」が選ぶ2012年の重要な研究成果
医学分野の最も有名な学術雑誌「Nature Medicine」が選ぶ2012年の重要な研究成果

↑BTW

 医学分野の最も有名な学術雑誌Nature Medicineが2012年に発表された重要な研究成果として8つの研究フィールドに分けて紹介しています。

★神経科学
 自閉症の原因遺伝子についての発見があった。自閉症患者の遺伝子を1000人分調べ共通点を探したところ、変異すると自閉症になりうる共通変異が100以上見つかった。自閉症は父親の年齢が高いほど確率が高いが、高齢の男性の精子が遺伝子変異を起こしやすいことと関係していると思われる。

★ガンのメカニズムに関して
 ガン細胞がどのように体内で増えていくのかに関して様々な知見が得られた。例えばガン細胞はエキソソームを放出して転移に適した環境を作り出すし、血管細胞免疫細胞を制御して自身が生存しやすくしている。ガン細胞は転移出来る場所に落ち着くとBMP阻害因子であるCocoタンパクを産生するようだ。これらはいずれも新たなガン治療薬開発の可能性となる。

 また、ガンの増殖に関して、周囲の正常部分の関与も報告された、抗ガン剤はガン細胞だけでなく周囲の正常細胞も傷つけるがそれらの正常細胞が元に戻ろうとする過程でガン細胞を増殖させる物質を出してしまっているようである。

  • Melanoma exosomes educate bone marrow progenitor cells toward a pro-metastatic phenotype through MET.Nat Med. 2012 Jun;18(6):883-91. PMID:22635005
  • The BMP inhibitor Coco reactivates breast cancer cells at lung metastatic sites.Cell. 2012 Aug 17;150(4):764-79.PMID:22901808
  • A CXCL1 paracrine network links cancer chemoresistance and metastasis.Cell. 2012 Jul 6;150(1):165-78. PMID:22770218
  • Tumour micro-environment elicits innate resistance to RAF inhibitors through HGF secretion.Nature. 2012 Jul 26;487(7408):500-4.PMID:22763439
  • Treatment-induced damage to the tumor microenvironment promotes prostate cancer therapy resistance through WNT16B.Nat Med. 2012 Sep;18(9):1359-68.PMID:22863786
★老化現象
 以前報告された内容と異なり、カロリー制限を長期間行ってもサルの寿命が延びなかったとする結果が報告された。

 赤ワインに含まれるポリフェノール「レスベラトロール」がカロリー制限と同じ働きをするメカニズムが報告された。レスベラトロールと同様にrolipramという物質が同様の効果を持つことが報告された。


★メタボリックシンドローム
 これまでの研究では、脂肪をため込む「白色脂肪細胞」、エネルギーを燃やす「褐色脂肪細胞」に加えて、新たに「ベージュ脂肪細胞」という概念が報告された。このベージュ脂肪細胞は白色脂肪細胞と似ているがUCP1を発現しており褐色脂肪細胞のように効率的にエネルギーを燃やすことが出来ます。新しく見つかったホルモンirisinが白色脂肪細胞をベージュ脂肪細胞に変化させることが報告され、新しい肥満治療薬の開発につながるかもしれない。

 冷たい外気に触れた時にも白色細胞が変化してベージュ脂肪細胞になりうることが報告された。またサーチュイン1タンパクがベージュ脂肪細胞への変化を誘導しうることも報告された。BMP 8bというタンパクが脂肪燃焼を誘導することが報告された。

  • A PGC1-α-dependent myokine that drives brown-fat-like development of white fat and thermogenesis.Nature. 2012 Jan 11;481(7382):463-8.PMID:22237023
★ガンの免疫治療
 ガン細胞はなぜか体内の免疫により攻撃されない。最近、T細胞にPD-1(programmed cell death protein 1)というレセプターが発現していることが報告された。PD-L1などのリガンドが結合することでT細胞は攻撃するT細胞(エフェクターT細胞)としての機能が低下し、攻撃しないT細胞(制御性T細胞)としての機能が活性化する。ガン患者の一定数にはPD-L1が血液中に見られるが、PD-1に対する抗体を投与する臨床試験でガンの増殖を抑制する効果が見られた。

  • Safety, activity, and immune correlates of anti-PD-1 antibody in cancer.N Engl J Med. 2012 Jun 28;366(26):2443-54.PMID:22658127
  • Safety and activity of anti-PD-L1 antibody in patients with advanced cancer.N Engl J Med. 2012 Jun 28;366(26):2455-65.PMID:22658128
★ウイルス学
 これまで様々なHIVワクチンが開発が試されたが、あまりうまくいっていない、今年新型のHIVワクチンの可能性が示された。HIVウイルスが免疫細胞(T細胞)に結合する時に使われるEnvタンパクをターゲットにしたワクチン療法である。

  • Immune-correlates analysis of an HIV-1 vaccine efficacy trial.N Engl J Med. 2012 Apr 5;366(14):1275-86.PMID:22475592
  • Increased HIV-1 vaccine efficacy against viruses with genetic signatures in Env V2.Nature. 2012 Oct 18;490(7420):417-20. PMID:22960785
★胃腸
 腸内の細菌環境が壊れることで大腸炎が起こりうることが報告された。こういった腸内環境の乱れは肝臓の病気や肥満、大腸ガンにつながる。研究者らは高脂肪食をマウスに食べさせると胆汁に変化が起こりグラム陰性菌が増え、大腸炎を起こしうることを報告した。また同様の細菌変化は栄養失調やタンパク質の少ない食事でも起こりうることが報告された。

 幼児期に抗生物質に触れると免疫機能の確立が損なわれアレルギーになる可能性が増すことが報告された。

  • Commensal bacteria-derived signals regulate basophil hematopoiesis and allergic inflammation.Nat Med. 2012 Mar 25;18(4):538-46.PMID:22447074
  • Microbial exposure during early life has persistent effects on natural killer T cell function.Science. 2012 Apr 27;336(6080):489-93.PMID:22442383
  • ACE2 links amino acid malnutrition to microbial ecology and intestinal inflammation.Nature. 2012 Jul 25;487(7408):477-81. PMID:22837003
  • Dietary-fat-induced taurocholic acid promotes pathobiont expansion and colitis in Il10-/- mice.Nature. 2012 Jul 5;487(7405):104-8.PMID:22722865
★生殖医療
 精子と異なり卵子は生まれてきた後は増えないと考えられてきたが、少し前にマウスの卵巣ではちょっとだけ新たな卵子を作り出しうる細胞が存在していることが報告されていた。今年、人間の女性の卵巣にも新しい卵子を生み出しうる卵子幹細胞が含まれていることが報告された。これは生殖医療のあり方を変える可能性がある。現在、その細胞の取り出し精製方法が研究されている。

  • Oocyte formation by mitotically active germ cells purified from ovaries of reproductive-age women.Nat Med. 2012 Feb 26;18(3):413-21. PMID:22366948

(省略されています。全文を読む

Category:1年間のまとめ記事

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2012.06.18

高齢の父親から生まれた人ほど細胞分裂の回数券「テロメア」が長い傾向。長生き出来るかも
高齢の父親から生まれた人ほど細胞分裂の回数券「テロメア」が長い傾向。長生き出来るかも

↑BTW

 この研究を発表したのはアメリカ・ノースウェスタン大学の研究者ら。テロメアとは染色体末端に存在するDNAの繰り返し配列で、細胞分裂の時に遺伝子が壊れないように保護する働きが知られています。テロメアは細胞が分裂するたびに徐々に短くなり、テロメアが短くなりすぎた細胞は分裂出来なくなります。これを「細胞老化」と言い、こういった性質からテロメアは「細胞分裂の回数券」のようなものと考えられています。テロメアの長さは同じ年齢でも人によって長さが異なり、テロメアが短い人ほど残り寿命が短い傾向にあることが報告されています。

 テロメアは細胞分裂に伴って年齢と共に短くなっていくことが知られていますが、一つだけ例外が知られています。それは精子を作り出す臓器「精巣」の中です。精巣の中ではテロメアを増やす働きを持つ酵素「テロメアーゼ」が働いており、面白いことに高齢の人の精子ほどテロメアを多く持っていることが報告されています。ちなみに、女性の体内にある卵子のテロメアの長さは人生を通じて長さがほとんど変化しないことが報告されており年齢に逆行してテロメアが長くなるのは精巣・精子に限られた特殊な現象のようです。精子は卵子と受精し融合し子孫を作り出しますが、これまで精子のテロメアの長さが子孫のテロメアの長さに関係するかどうかは調べられたことはありませんでした。

 今回、研究者らはフィリピン・セブシティーの人々の協力を得て研究を実施しました。1983年〜1984年に出産した女性3327人の記録からたどり、2005年の段階で36-39歳になっていた母親の血液を調べテロメアの長さを確認するとともに、聞き取り調査でそれぞれの母親自身は何歳の父親から生まれたかを調べました。また、母親から生まれた子供(現在21-23歳)の血液サンプルも集め、そちらもテロメアの長さを調べました。そうして全部で1779人の母親と、その子供234人のテロメアの長さを調べたところ、高齢の父親から生まれた母親ほど長いテロメアを持っていることが分かりました。またその母親の子供も長いテロメアを持っていました。

 これらの事は長いテロメアを持つ高齢の男性の精子から生まれた子供は長いテロメアを受け継いでおり、またその長いテロメアはさらに次の世代の孫まで伝わることを示しています。他の研究でテロメアが長いほど寿命が長い傾向が報告されていることと併せて考えると、高齢の男性から生まれた子供、その孫は寿命が長い傾向があると言えます(ただし、この事はまだ実際に多数の人を調べて確認されているわけではありません)。この研究を行った研究者らは、次に高齢の男性から生まれた子供の健康状態について調べてみたいと語っています。


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Category:性・生殖

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2011.07.08

携帯電話を使用すると精子の質が下がり血中の生殖ホルモン量に変化が起きる
携帯電話を使用すると精子の質が下がり血中の生殖ホルモン量に変化が起きる

↑BTW

 不妊治療を受けている男性など、精子の質が悪いことが分かっている男性は少なくとも携帯電話の使用を制限すべきかもしれません。

オーストラリアのGraz医科大学とカナダのQueen's大学の研究者らが最近発表した。
Impact of cell phone use on men's semen parameters.(携帯電話の利用と男性の精子のパラメーター)Andrologia. 2011 Mar 28.PMID:21486411
という報告では、1993年から2007年の間に不妊治療に訪れた2110人の男性の精液や血液を検査しています。そして患者の聞き取り調査を元に携帯電話を使っているAグループと使っていないBグループに分け比較したところ、精子の形状に関してAグループは68%に精子の病理学的な形状が見つかったのに対し、Bグループでは58.1%にしか見られないことが分かりました。

 また、血液中のテストステロン(T)、卵胞刺激ホルモン(FSH)、黄体ホルモン(LH),プロラクチン(PRL)などの生殖ホルモンを調べると、携帯電話を使っている患者はテストステロン(T)レベルが高い傾向にあり、一方、黄体ホルモン(LH)は低い傾向にあることが分かりました。FSH量とPRL量には差は見られませんでした。研究者らは当初、携帯電話利用により影響は無いことを証明しようと思って研究を始めましたが、結果として影響があることを証明することになってしまった。とニュース記事で語っています。研究者らは携帯電話の電磁波が生殖ホルモンレベルと受精能力両方に影響を与えている可能性を考えているようです。

A(携帯電話を使っている)B(携帯電話を使っていない)
調べた人数991名1119名
異常精子の検出比率68%58.1%
テストステロン(T)-
黄体ホルモン(LH)-
卵胞刺激ホルモン(FSH)--
プロラクチン(PRL)--

このような、携帯電話の利用と精子の質の関連に関してはこれまでにも報告されています。2008年にアメリカの研究者がFertility and Sterility(受精と不妊)という雑誌に発表した
Effect of cell phone usage on semen analysis in men attending infertility clinic: an observational study(不妊治療を受けた男性の携帯電話の利用と精子の解析) Fertility and Sterility Volume 89 Issue 1 January 2008 Pages 124-128
では、361人の男性を携帯電話の利用時間により(A)非使用、(B)1日2時間弱、(C)1日2−4時間、(D)1日4時間以上。に分類して精子の数、運動性、生存率、形状を調べたところ、携帯電話の使用頻度が上がると精子の品質が悪くなり、数が減り、また、精子の運動性と生存率が下がり、形状異常の確率が上がることを報告しています。

生殖ホルモンの量の変化と精子の量・質の関係に関しては、携帯電話の利用に関わらず相関関係があるという報告が2007年にアメリカ、ボストンの研究者によりなされています。
Relationships between serum hormone levels and semen quality among men from an infertility clinic(不妊治療に訪れた男性における生殖ホルモンレベルと精子の質) J Androl. 2007 May-Jun;28(3):397-406. Epub 2006 Nov 29.PMID:17135633
この報告ではFSH、LH、Inhibin B、テストステロンなどのホルモン量と精子の質に関連があるとしています。

 携帯電話を使用していない人と携帯電話をしている人では生活環境が異なる可能性もあり、これらの悪影響の原因が携帯電話の電磁波であると断定するにはさらなる研究が必要と言えますが、少なくとも携帯電話が必要無い生活を送れば、精子の質は良くなるとも言えます。

情報元:

単語:
  • Reproductive hormones(生殖ホルモン)
  • Pituitary Gland(脳下垂体)
  • LH; Luteinizing hormone(黄体形成ホルモン)

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Category:電磁波の影響

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2011.06.09

精子を使用せず、卵子のみから発生させたマウスは体の大きさ3分の2で、寿命1.3倍
精子を使用せず、卵子のみから発生させたマウスは体の大きさ3分の2で、寿命1.3倍

↑BTW

研究は東京農大の河野友宏教授と佐賀大の川原学准教授ら。
ほ乳類には精子、卵子のどちらから受け継いだかによって遺伝子をON/OFFされているインプリント遺伝子がある。
この研究者らは、卵子内の遺伝子を「精子型」に機能させる方法を確立し最初のマウス「かぐや」を2004年に発表し、研究を続けていた。


(省略されています。全文を読む

Category:性・生殖

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2008.02.15

精子と腫瘍は同じメカニズムで免疫細胞からの攻撃を回避している?
精子と腫瘍は同じメカニズムで免疫細胞からの攻撃を回避している?

↑BTW

ヒトの精子も腫瘍細胞もMHCクラス1分子を持っていない。腫瘍細胞は十分な量の2分岐Nグリカンを表面に発現することでNK細胞の攻撃を防いでいることが知られており、精子も同様の戦略をとっているかもしれない。研究者らは精子表面のN型糖鎖を解析しヒト精子の糖鎖が先天的免疫、および獲得免疫の両方を抑制していることを見いだした。

Category:ガン・腫瘍

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2007.06.04

喫煙すると、精子のDNAの損傷が起こり、この突然変異は子孫に永遠に残る
喫煙すると、精子のDNAの損傷が起こり、この突然変異は子孫に永遠に残る

↑BTW

発表先はCancer Research。カナダの研究者が発表した研究によると、マウスを使った実験でタバコの主流煙により精子のDNAが突然変異を起こすことが分かった。変異の確率は1.4〜1.7倍増加しており、変異した精子で生まれた子供は起こった突然変異を引き継いでいることになる。

Category:生活習慣

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2007.03.29

携帯電話の使用が男性の生殖能力を衰えさせているかもしれない
携帯電話の使用が男性の生殖能力を衰えさせているかもしれない

↑BTW

不妊治療の学術専門雑誌「Fertility and Sterility」でCleveland Clinicの研究者が報告したところによると不妊治療を受けている350人の男性を調査したところ、毎日4時間以上ケータイを使用している男性で、精子の質、量が低下していることが確認されたそうです。

textually.orgによると同様の報告が以下に示すように多数あるそうです。
Mobile Phones Could Put Mens' Sperm Quality At Risk-Study(リスク研究における携帯電話と男性の精子の質)
Survey: Exposure to mobile phones and sperm count(携帯電話の使用と精子の数)
Mobile phone-like waves damage mice sperm(携帯電話の電磁波がマウスの精子にダメージを与える)
Mobiles 'could cut male fertility'(ケータイが男性の生殖能力を奪う)
Smart pants for Cell-Phone users(ケータイユーザーのための電磁波防護パンツ)

Category:電磁波の影響

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2004.01.28

遺伝子操作して培養して成熟させた精子から遺伝子改変マウス作成に成功
遺伝子操作して培養して成熟させた精子から遺伝子改変マウス作成に成功

発表者は福井大学のNoriyoshi Sakai先生の下のKayoko Kuritaさん、共同研究者のアメリカNIHの人

精子の元となる細胞にウイルスを使い遺伝子導入、ここからプレート上で精子を発生させ、これを使って人工授精、遺伝子導入したゼブラフィッシュを発生させた。この方法はいろいろな応用が期待される

Category:性・生殖




2004.01.20

東京大学の研究者が精子や卵子形成に重要なタンパク質を発見。名前を「守護神」と命名する(jiji)
東京大学の研究者が[[精子]]や卵子形成に重要なタンパク質を発見。名前を「守護神」と命名する(jiji)

要約(英語)

Category:性・生殖




2002.08.15

ブタとヤギの精子をマウスで作ることに成功
ブタとヤギの[[精子]]をマウスで作ることに成功

アメリカ、ペンシルベニア大学の研究者グループは生後まもないマウスとブタ、ヤギから未発達の精巣細胞を取りだし免疫の無い生後6週間のマウスの背中に移植した。
移植した細胞の60%以上はマウスの皮膚の下で成長して元の動物の精子を作り始めた。
この方法を使うと、絶滅に瀕した動物の精子を作ることが可能となるほか、ガン治療で精子形成能力の無くなった患者への応用も可能となるかもしれない。
これまでの精子の冷凍保存と代わり、精巣細胞を保存し、マウスに移植することで精子が無限に得られる可能性もある。また毒物試験や、男性避妊薬のテストにも使えるだろう

Category:性・生殖