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脊髄



----------このキーワードを使っている記事----------
1999.12.01:ES細胞を移植することにより、損傷したラットの脊髄が少し回復した
1975.01.01:他人の首:人の頭部の移植手術は実現可能か
2013.06.05:他人や他動物の細胞を一時的に移植し外傷性脊髄損傷患者の神経を再生させる治療方法
2004.01.24:脊髄損傷の治療に使えるかもしれないナノ繊維ゲル
2001.10.25:脳の機能は使用しなくてもしばらく残っている

1999.12.01

ES細胞を移植することにより、損傷したラットの脊髄が少し回復した
ES細胞を移植することにより、損傷したラットの脊髄が少し回復した

神経に分化したマウス胚性幹細胞(ES細胞)を損傷したラット脊髄に細胞移植した。(損傷9日後に)。形態観察してみると、2週間後には移植した細胞は生きて増殖しており、脊髄に存在する様々な細胞に分化していた(astrocyteやoligodendrocyte、neuronなど)。これらの細胞は移植部位から最大8mm離れた所まで移動しており、また移植を行ったマウスは、後ろ足で体重を支えるなどの回復が見られた。

脊髄はとっても大切だ、これが障害を受けるとカラダが動かなくなってしまう。別の記事で脊髄を外科的につないで戻してやる可能性を示したが、これは脊髄を構成している細胞を補充してやることにより、脊髄に自ら回復してもらう試みである。

実は以前から移植により脊髄を回復させる報告はたくさんある。今回、この人たちは別に全然新しくない。ただ流行のES細胞を用いたというのが新しいぐらいだろう。ところで、なんでマウスの細胞をラットに移植しているんだ?

Category:脳・中枢神経・神経




1975.01.01

他人の首:人の頭部の移植手術は実現可能か
他人の首:人の頭部の移植手術は実現可能か

↑BTW

ケース、ウェスタン・リザーブ大学のロバート・ホワイト医師のinterview

※1960〜70年代にかけて猿の頭部移植などを行った人らしい。natureやscienceにも何本も論文を載せているらしいので、それなりの科学者だと思うのだが。。

体の不自由な人の脳(頭部)を、別の脳死患者の体に移す事は十分ありうる。拒絶反応がむしろ少ないぐらいだ。
21世紀には脊髄を完全に縫合する技術が確立し、移植した脳は体を動かせるようになるだろう。
倫理的には猛反対が起こるだろう。しかし彼は「脳は人間の精神を物理的にしまっておく場所にすぎない。私がやろうとしているのは魂の移植だ。」だそうだ



移植の達人が言っているのだから、人の頭部の移植は脊髄の縫合以外は現在の技術で簡単に出来るのであろう。脊髄の縫合が人の手で出来るとは思わないが、もうしばらくすると出てくるだろう手術ロボットが可能にするだろうな。あとブラックジャック先生なら。。。。

とんでもなく細かくて複雑な神経を縫合するロボットを作るのは、感情を持ったロボットを作るよりずっと簡単だろう。

Category:臓器移植

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2013.06.05

他人や他動物の細胞を一時的に移植し外傷性脊髄損傷患者の神経を再生させる治療方法
他人や他動物の細胞を一時的に移植し外傷性脊髄損傷患者の神経を再生させる治療方法

↑BTW

 カリフォルニア大学サンディエゴ・メディカルスクールの研究者Martin Marsalaらは人間の神経幹細胞をラットに移植し外傷性の脊髄損傷を治療することに成功しました。

 実験ではラットに人為的に脊髄損傷を起こさせ、その3日後にヒトの神経幹細胞(HSSC)を移植し、移植から8週間後に皮膚感覚や筋肉の萎縮、動作などを検査しています。

 この治療方法は人間の細胞をラットに移植しているため免疫抑制剤(タクロリムスなど3種類)を同時に投与せねばならず、また移植した細胞が移植部位で神経として完全に機能するわけではありませんが、かなり良い治療効果が得られたようです。

(省略されています。全文を読む

Category:幹細胞

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2004.01.24

脊髄損傷の治療に使えるかもしれないナノ繊維ゲル
脊髄損傷の治療に使えるかもしれないナノ繊維ゲル

↑BTW

研究者らの開発した直径5ナノメートル、長さ数100ナノメートルの多孔性のナノ繊維は通常液体だが、神経損傷部位などに液体状態で流し込んだのちにゲル状に固める事が出来る。
生体外でこのゲルに神経の幹細胞を含めて培養したところ神経伝達を行うニューロンのみが増殖して、神経形成を妨げるアストロサイトの増殖は起こらなかった。

このゲルを脊髄損傷部位などに流し込み脊髄損傷を治療する事が出来るかもしれない。

この研究者らは2001年にこのゲルを用いて骨の再生に成功しているらしい

論文掲載日はまだ不確定

Category:骨・軟骨・関節の治療、再生医療

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2001.10.25

脳の機能は使用しなくてもしばらく残っている
脳の機能は使用しなくてもしばらく残っている

脊髄に損傷を受けるなどの障害で、手足が不自由な人が動こうとする時、その人の脳波は正常な人と同じ波形を示す。これは脳の中の手足を動かす機能は正常に働いており、電子回路などを埋め込んで損傷している脊髄を迂回してやれば正常に手足を動かすことが出来るはずである。しかしこれらの脳の機能も長期間使用しなければやがて機能しなくなるのでは無いかという不安があった。今回、研究者らは脊髄損傷を起こして1〜5年の患者の脳波を調べた。結果、これらの患者の脳波は正常な人と同じであり有る程度長期間、機能を使わなくても脳の機能は失われていない事が分かった。

Category:脳・中枢神経・神経