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----------このキーワードを使っている記事---------- 2002/01/03:ガンを抑制しすぎると寿命が短くなる→ 2003/01/25:幹細胞とガン細胞は同じ仕組みかもしれない(AP)→ 2007/07/24:p53を活性化させたマウスはガンになりにくくなり、老化が遅延する。→ 2007/08/20:糖尿病治療薬「メトフォルミン(metformin)」がガン細胞を死滅させることが出来る→ 2002/01/03 ■ガンを抑制しすぎると寿命が短くなる【アンチエイジング・老化抑制】 研究者らは、体内でガン抑制に働いている遺伝子p53を異常に活性化させたマウスを作り出した。作成されたマウスを予想通り、ガンの発生率が低かったが、平均寿命は通常のマウスより 20%短かった。また作り出したマウスは低体重、湾曲した背骨、もろい骨などの特徴を持っていた。またこれらのマウスは傷が直りにくかった。P53はこれまで異常を起こした細胞に自殺を命令することによりガンを抑制していると考えられてきたが、今回の結果はこのp53が老化にも関係することを示しており、研究者らは体内に存在し皮膚や、骨を補充している幹細胞がうまく働かなくなるのでは無いかと考えている。 バランスが大切らしい。このp53のような例は、他にも知られている、 たとえば、免疫機能が強い人はウイルスや細菌の感染、毒素などに強いが、逆に強すぎる免疫が自分の正常な細胞を攻撃してしまうリウマチなどの自己免疫疾患になりやすい。 (p53 mutant mice that display early aging-associated phenotypes(Nature vol.415 no.6867 p.45-53)) 2003/01/25 ■幹細胞とガン細胞は同じ仕組みかもしれない(AP)【幹細胞】 双方に「ヌクレオステミン」というタンパク質が含まれているそうです。 ヌクレオステミンはp53ともくっつくらしい この話のもとになった論文は Genes&Development vol.16 p.2985-2990(2002) 2007/07/24 ■p53を活性化させたマウスはガンになりにくくなり、老化が遅延する。【アンチエイジング・老化抑制】 Delayed ageing through damage protection by the Arf/p53 pathway. Nature. 2007 Jul 19;448(7151):375-9.PMID: 17637672 研究者等はガン抑制遺伝子p53とp53を活性化することが知られているArf(Cdkn2a locus)を活性化したマウスを作りだしその性質を調べました。するとガンの発生率が低下し、また老化に伴い生じる様々な細胞ダメージが減少することが確認されました。 2007/08/20 ■糖尿病治療薬「メトフォルミン(metformin)」がガン細胞を死滅させることが出来る【ガン・腫瘍】 今回の報告ではメトフォルミンによりp53を欠損した腫瘍細胞に毒性を持つことが分かりました。 研究者らはマウスの片側にp53が正常なガン細胞を移植し、もう反対側にp53を欠損したガン細胞を移植しました。すると毎日メトフォルミンを投与したマウスでは4週間後にp53欠損の腫瘍サイズが半分になっていたそうです。 メトフォルミンは肝臓に作用して糖新生を抑制させ、また筋肉に作用して糖の取り込みを促進する作用がありますが、このような代謝調整機能の一部はp53依存的に行われるため、p53を欠損した細胞ではこのようなメトフォルミンの糖代謝調整作用に毒性を示すと考えられるそうです。 人間のガン細胞の半分はp53を欠損していると言われており有用な抗ガン剤として使用出来る可能性があります。 Systemic Treatment with the Antidiabetic Drug Metformin Selectively Impairs p53-Deficient Tumor Cell Growth Cancer Research 67, 6745-6752, July 15, 2007 PMID: 17638885 http://cancerres.aacrjournals.org/cgi/content/abstract/67/14/6745 |
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