キーワード分類ページ ↑B

フィセチン



----------このキーワードを使っている記事----------
2024.03.01:吸収量を爆増させる作用を持つブラックペッパー入りの最強クルクミン(ターメリック)サプリメント
2023.11.07:2023年10月現在、今飲んでいるサプリメントまとめ、NMN、セノリティクス、抗酸化剤etc
2023.10.19:寿命を延ばす研究に関する12の着眼点と2019年からの進展(2023年版)
2023.10.11:tally Health社の月額59ドルからのサブスク。DNAメチル化測定による生物学的年齢測定と日々のアンチエイジングサプリのセット
2023.06.09:様々な植物ポリフェノールを比較するとフィセチンとクルクミンがケルセチンよりもよく老化細胞を減らす
2022.06.02:老齢サルにフィセチン(100mg/kg)とダサチニブ(5mg/kg)を2日間投与するだけで皮膚の老化細胞減少がする
2022.03.17:新型コロナの後遺症は老化の促進が原因のようだ、老化細胞除去薬「セノリティクス」投与で後遺症を回復させる動物実験
2021.07.09:70歳以上の高齢者にフィセチン、ダサチニブ、ケルセチンなどのセノリティクス(Senolytics/老化細胞除去薬)を投与する臨床試験が実施中
2021.03.19:フィセチン(fisetin)サプリに含まれる「フィセチン」はイチゴ由来ではなく「ハグマノキ」由来らしい
2021.03.17:老化細胞除去薬の表現としてのSenolytics(セノリティクス)とSenomodifiers(セノモディファイアー)
2020.10.13:現在知られている9種類のセノリティクス(老化細胞除去薬/Senolytics)
2006.10.19:イチゴに含まれるフィセチンというポリフェノールで記憶力が増強した(mainichi)

2024.03.01

吸収量を爆増させる作用を持つブラックペッパー入りの最強クルクミン(ターメリック)サプリメント
吸収量を爆増させる作用を持つブラックペッパー入りの最強クルクミン(ターメリック)サプリメント

↑BTW

右のボトルから左のボトルに乗り換えました。


クルクミン成分も1粒665mg→670mgとほぼ変わらず、ここにジンジャー40mgとブラックペッパー10mgが追加されている。

以前にも紹介しましたが、クルクミン(ターメリック)の吸収性はブラックペッパーに含まれるピペリンを同時に服用することでP-gpの排出阻害というメカニズムで劇的に上昇することが報告されています。
クルクミンは老化細胞を減らすSenolyticsとしての作用が報告されています。

Category:#サプリメント




2023.11.07

2023年10月現在、今飲んでいるサプリメントまとめ、NMN、セノリティクス、抗酸化剤etc
2023年10月現在、今飲んでいるサプリメントまとめ、NMN、セノリティクス、抗酸化剤etc

↑BTW



ちょうど3年前に飲んでいるサプリを紹介していますね。

NMNは長らく飲んでましたが高くつく割にあまり効果を感じないし。どうも臨床試験の結果が大して効果出てないみたいなので服用を止めています。 まあそんな分かりやすい効果が出たら大変な騒ぎになっちゃいますけどね。
Senolyticsとしてはずっとケルセチンを飲んでいたのですが、下記の論文を信じて一時的にグレープシードの大量服用中
老化細胞除去作用を期待してますので毎日飲む必要は無く2週間に一度多めに飲むという使い方です。一回15粒飲んでます。それ以外のサプリメントは毎日飲んでいます。コスパの関連でナウフーズのサプリメントが増えてきましたね。
(省略されています。全文を読む

Category:#サプリメント




2023.10.19

寿命を延ばす研究に関する12の着眼点と2019年からの進展(2023年版)
寿命を延ばす研究に関する12の着眼点と2019年からの進展(2023年版)

↑BTW

同様のタイトルで2019年に書いてますが、大きく着眼点が変わってますね。2019年にピックアップした12項目はそのままに進捗や状況についてコメントしています。

(1)アンチエイジングに焦点を絞った金のある米国スタートアップ企業に注目
残念ながらこの4年間でアンチエイジングに関するスタートアップの株価は悲惨な事になっています。管理人も大損中。。。。ただし続々と新たなスタートアップが誕生しているようです。ただ、その内容を見るとサイエンスの新たな知見を元にして起業という風には見えない気がします。個人的にはスタートアップにはあまり期待していませんね。
(2)体内から老化した細胞を取り除く
セノリティクスと呼ばれるこの薬の研究こそがこの4年間のアンチエイジングに関する研究発展の主要な部分ですね。多数の非臨床・臨床研究が実施され、続々と新たな創薬候補が見つかっており、古い候補は臨床試験が進んでいます。しかし臨床試験の成果として革新的なものは無いように思います。次に注目を集めるためには「人間でどれほどの成果を上げられるか」を示す必要がありそうです。

●ワクチンタイプ
●CAR-Tタイプ
●ポリフェノール関連
●低分子医薬品・ペプチド
●まとめ記事
●免疫チェックポイント阻害剤
(3)「老化抑制」という「副作用」が知られる市販薬を飲む
上記したセノリティクスの一部も含まれますが、新しい話とか、目新しい臨床試験の結果は無いように思います。

(4)寿命を延ばす効果が期待されて開発されているサプリメント・天然物質
上記(2)のセノリティクスの一部も含まれますが、セノリティクス以外の話は見かけないですね。

(5)寿命を延ばす効果が期待されて開発されている開発中の薬
あまりパっとした話が無いですね。臨床試験が難しいせいでしょうが、セノリティクスと異なり作用がマイルドで全体的であるため臨床試験が難しいのかもしれません。
(6)未来の技術を信じて人体冷凍保存する
(7)脳だけになって生き残る(8)コンピューターに意識を移す
探してないだけかもしれないですが、目新しい話は無いように思います。

(9)臓器を新しいものに交換して長生きする
ヒトに移植可能なブタの研究は着実に進んでいるようです。この技術の進歩が進み続けることは間違いなく、10年後、20年後には大きな産業になっている可能性は大きいと思います。
(10)腸内細菌を最適化する
腸内細菌の研究は盛んですが、介入して治療方法にする話はそんなに臨床応用が進んでいないように思います。

(11)生体内の細胞をリプログラムして若返らせる
この話もここ5年で知見が蓄積しています。効果は間違いなさそうですが、全身同時にリプログラミング出来るわけではなくどのような治療法にもっていくのかが難しいかもしれません。
(12)癌を完全に治す
癌の研究は本当に盛んに行なわれていて、有望な薬が多数開発されています。気が付いたら癌は死ぬ病気じゃなくなっているってことも20年後ぐらいには期待出来るかもしれません。
老化評価

(省略されています。全文を読む

Category:#エイジング関連まとめ




2023.10.11

tally Health社の月額59ドルからのサブスク。DNAメチル化測定による生物学的年齢測定と日々のアンチエイジングサプリのセット
tally Health社の月額59ドルからのサブスク。DNAメチル化測定による生物学的年齢測定と日々のアンチエイジングサプリのセット

↑BTW



★サプリは「Vitality」と「Amplify」の2種類
Vitalityサプリの中身は
  • Calcium Alpha-Ketoglutarate 1000 mg
  • ケルセチン 500 mg
  • レスベラトロール500 mg
  • フィセチン 100 mg
  • スペルミジン 900μg
★サプリ「Amplift」の中身は
  • Glycine 1000 mg
  • Berberine 600 mg
  • Urolithin A 250 mg
★検査「TallyAge」はDNAのメチル化をチェックする試験で、実年齢でなく「生物学的年齢」を18〜100歳で評価していれるようです。85万のDNAサイトを評価して8000人のデータをもとに算出するとのこと。

あ〜、残念ながら現在はアメリカ国内のみからしから購入不可みたい。


(省略されています。全文を読む

Category:#アンチエイジングを目指す企業




2023.06.09

様々な植物ポリフェノールを比較するとフィセチンとクルクミンがケルセチンよりもよく老化細胞を減らす
様々な植物ポリフェノールを比較するとフィセチンとクルクミンがケルセチンよりもよく老化細胞を減らす

↑BTW


出典:EBioMedicine. 2018 Oct; 36: 18?28. Published online 2018 Sep 29. doi: 10.1016/j.ebiom.2018.09.015

実験はプレート内の細胞に5uMのそれぞれのフラボノイド(植物ポリフェノール)を加えて、総細胞数と、老化細胞数を測定しています。あれほど有名なケルセチンがまったく効果無しなのは濃度が低すぎるってことかな?

よし、サプリメントにクルクミンとフィセチンを加えるか!

でもフィセチンはまだまだ高いんだよなー。ケルセチンとフィセチンは構造そっくりなのでフィセチン入れるならケルセチンはやめようかな


(省略されています。全文を読む

Category:未分類




2022.06.02

老齢サルにフィセチン(100mg/kg)とダサチニブ(5mg/kg)を2日間投与するだけで皮膚の老化細胞減少がする
老齢サルにフィセチン(100mg/kg)とダサチニブ(5mg/kg)を2日間投与するだけで皮膚の老化細胞減少がする

↑BTW

研究はアメリカ・ウィスコンシン大学とメイヨークリニックの研究者により発表。タイトル「EFFECT OF COMBINED DASATINIB AND FISETIN TREATMENT ON SENESCENT CELL CLEARANCE IN MONKEYS」

老齢(平均21歳)のメスザル6匹にDasatinib (5 mg/kg) and Fisetin (100 mg/kg) を2日間連続投与。投与から7週間後の検査で、皮膚の老化細胞(p16+細胞およびP21+細胞の減少が確認された。副作用は特に見られなかったとのこと。

100mg/kgってのはものすごい量だな。フィセチンのサプリメントは売っているけど体重60kgの人なら1日6000円かかることになる。。。
2日で効くなら頑張れるかもしれないけど、さすがに「1日1カプセル、絶対1日3カプセル以上飲まないこと」って書いてあるサプリメントを60カプセル飲む勇気は無いな(^^;絶対やっちゃダメだぞ。
それにしてもダサチニブは様々な研究で使われていて老化細胞除去効果が間違いない感じだな。もともとの薬効が抗がん剤ってことでなかなか敷居が高いけど飲みたいな。重い腰を上げて個人輸入するかね。ダサチニブは抗がん剤としての飲み方でも1日70mgを2回という飲み方らしい。これは体重60kgの人で2mg/kg程度の用量だから今回のサル試験の5mg/kgはかなり多い。個人輸入サイトを見ると70mg錠剤の価格は600円程度。費用的にはアリだね。

フィセチンもかなり情報が集まってきたし毎日飲むサプリメントに加えるかね。。。1日100mgとして1日100円かぁ。。

しかしフィセチン+ダサチニブで2日で肌が若返るなら美容業界でもてはやされそうな話だな〜。

フィセチンを1日20mg/kg、2日間の臨床試験は実施されている↓

(省略されています。全文を読む

Category:#Senolytics #老化細胞除去薬




2022.03.17

新型コロナの後遺症は老化の促進が原因のようだ、老化細胞除去薬「セノリティクス」投与で後遺症を回復させる動物実験
新型コロナの後遺症は老化の促進が原因のようだ、老化細胞除去薬「セノリティクス」投与で後遺症を回復させる動物実験

↑BTW

↓研究では新型コロナウイルス(MA10株)を投与して感染させたマウスに老化細胞除去薬ABT263を投与して体重の回復が早まり、各種老化、炎症マーカーが減少することを報告しています。

出典:SARS-CoV-2 infection triggers paracrine senescence and leads to a sustained senescence-associated inflammatory response, Nature Aging

アメリカ・アーカンソー州の研究者からの報告ですが、この報告はこの研究者らが開発中の独自の老化細胞除去薬ABT263の宣伝かな?

ABT263はBCL-2とBCL-xLの特異的阻害剤らしいです。メカニズムとしては天然成分だとフィセチンなどと同じメカニズムと思われます。

フィセチンはサプリメントがまだ普及しておらず高いんだよね。1日100mgで100円程度
ただ最近非常にフィセチンの研究を聞くね。飲み始めるかなぁ。。。
(省略されています。全文を読む

Category:#感染症 #新型コロナ




2021.07.09

70歳以上の高齢者にフィセチン、ダサチニブ、ケルセチンなどのセノリティクス(Senolytics/老化細胞除去薬)を投与する臨床試験が実施中
70歳以上の高齢者にフィセチン、ダサチニブ、ケルセチンなどのセノリティクス(Senolytics/老化細胞除去薬)を投与する臨床試験が実施中

↑BTW

2020年3月開始。Mayoクリニックの医師Sundeep Khosla, M.D.による医師主導臨床試験(Phase II)
試験は2アーム。
(1)参加者はダサチニブ100mgを2日連続投与、その後ケルセチン1000mgを3日連続で投与。これを4週間に一度繰り返す(合計20週間)
(2)フィセチンを20mg/kg、3日連続投与(4週間に一度)、20週試験

評価は
A:血液中の骨の代謝マーカーであるI型コラーゲン-C-テロペプチド(ICTP)と?型プロコラーゲン-N-プロペプチドの濃度変化。
(省略されています。全文を読む

Category:#Senolytics #老化細胞除去薬




2021.03.19

フィセチン(fisetin)サプリに含まれる「フィセチン」はイチゴ由来ではなく「ハグマノキ」由来らしい
フィセチン(fisetin)サプリに含まれる「フィセチン」はイチゴ由来ではなく「ハグマノキ」由来らしい

↑BTW

植物に含まれる黄色とか赤色色素の由来らしい。

↓サプリメントはあまり種類が無いんだよね。


木を栽培して自分で乾燥粉砕して飲むか笑
(省略されています。全文を読む

Category:#サプリメント




2021.03.17

老化細胞除去薬の表現としてのSenolytics(セノリティクス)とSenomodifiers(セノモディファイアー)
老化細胞除去薬の表現としてのSenolytics(セノリティクス)とSenomodifiers(セノモディファイアー)

↑BTW

この記事ではRepurposed drug(当初の目的以外の薬効を目的に既存の薬を使用すること、ドラッグ・リポジショニング)としてrapamycin(ラパマイシン)とmetformin(メトホルミン)を紹介しています。

老化細胞除去薬としてSenolyticsとSenomodifiersと紹介されています。Senomodifiersって単語は初めて聞いた。紹介されているのはdasatinib(ダサチニブ、抗がん剤)とnavitoclax(ナビトクラックス、抗がん剤、Bcl-2阻害剤)、quercetin(ケルセチン、玉ねぎ成分)、fisetin(フィセチン、イチゴなど)。
(省略されています。全文を読む

Category:#Senolytics #老化細胞除去薬




2020.10.13

現在知られている9種類のセノリティクス(老化細胞除去薬/Senolytics)
現在知られている9種類のセノリティクス(老化細胞除去薬/Senolytics)

↑BTW

Wikipediaに老化細胞除去薬(Senolytics)のエントリーがありました。

だんだん全体像が見えてきました。通常細胞は役に立たなくなるとアポトーシス(自殺)するメカニズムがありますが、そのメカニズムにストップがかかり自殺せずに生きながらえているのが老化細胞であり、それを解除するのが老化細胞除去薬のメカニズムのようです。癌細胞も同様にDNA変異が起きて生じるはずのアポトーシスを回避している細胞なこともあり抗がん剤が多く登場しているのが面白いです。
(1)FOXO4関連ペプチド。未承認、ペプチド、注射投与必要
(3)USP7(ユビキチン特異的タンパク分解酵素7)阻害剤、未承認薬物
(4)ダサチニブ(srcチロシンキナーゼ阻害剤)抗がん剤とケルセチン(bck-2ファミリー阻害剤)玉ねぎ成分
(5)フィセチン(bcl-2阻害剤)イチゴ成分
(6)ナビトクラックス(navitoclax)(Bcl-2阻害剤)抗がん剤
(7)Piperlongumine(ROS阻害剤)ロングペッパー成分
(8)アジスロマイシン(Azithromycin)とロキシスロマイシン(Roxithromycin)マクロライド系抗生物質
(9)SSK1 (senescence-specific killing compound 1)(老化細胞で活性でのみ活性化する抗がん剤ゲムシタビンプロドラック)未承認薬物
健康な身で抗がん剤や抗生物質を飲むのは少しためらわれるのですがロングペッパー成分の(7)が気になります。
(省略されています。全文を読む

Category:#Senolytics #老化細胞除去薬




2006.10.19

イチゴに含まれるフィセチンというポリフェノールで記憶力が増強した(mainichi)
イチゴに含まれるフィセチンというポリフェノールで記憶力が増強した(mainichi)

↑BTW

イチゴなどに多く含まれているポリフェノールの一種「フィセチン(fisetin)」に記憶力を増強する働きがあることが分かりました。

発表先はPNAS、発表者はアメリカ ソーク研究所と武蔵野大学の研究者ら
・摘出した5?7週齢ラットの海馬(400μm厚)を30℃に保ってフィセチンを添加すると長期記憶の指標であるERKの活性化とCREB(cAMP response element-binding protein)のリン酸化が増加した。。
・2つの物体をマウスに記憶させる実験でフィセチンを飲ませたマウスは2個のうち1個をとりかえると興味を示したが、フィセチンを飲ませないマウスはどちらの物体にも興味を示し前日に見たのが何だったかを覚えていなかった。

マウスの実験では8週齢のマウスをそれぞれの条件につき10匹ずつ用いて行った。マウスはまず、実験の前60分に60ml/Kgの様々な濃度のフィセチン溶液を飲まされ、15分間2つの物体と一緒にさせた、そしてその24時間後に、同じ物体、または1つが別の物体に変更した物体と一緒にし、それぞれの物体にどれぐらい興味を示すかを解析した。フィセチンを投与しなかったマウスに比べて5mg/kgのフィセチンを投与したマウスでは長期記憶が増強する傾向が見られ、10mg/kgでは有意に長期記憶が増強されていた。またこの実験で長期記憶を増強することがすでに知られているRolipramを0.1mg/kgを注射したマウスも長期記憶が増強していた。
Flavonoid fisetin promotes ERK-dependent long-term potentiation and enhances memory.
Proc Natl Acad Sci U S A. 2006 Oct 31;103(44):16568-73. Epub 2006 Oct 18. PMID:17050681

Category:#知能改善・天才になる方法