男性ホルモン入り皮膚パッチを貼ると男は正直になる。もしくは超能力が使えなくなる。
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2012.11.29

男性ホルモン入り皮膚パッチを貼ると男は正直になる。もしくは超能力が使えなくなる。

 ほとんどの社会ではウソは良くない事だと考えられています。例えば「モーゼの十戒」の8番目にも嘘をつくなとあるように。しかしながら我々の社会はウソが溢れています。どうすればこのウソを減らすことが出来るのでしょうか?今回、ドイツ・ボン大学の研究者が市販の男性ホルモン(テストステロン)皮膚パッチを貼ることで男が正直になることを実験で証明しています。

 研究者らは健康な男性91名(平均年齢24歳)を雇い次のような実験を行いました。91名の参加者のうち、約半分の46名には男性ホルモン(テストステロン)を含む皮膚パッチを貼り付け、残りの45人には見た目はそっくりですがホルモンの含まれてない偽皮膚パッチを貼り付けました。誰が本物の皮膚パッチを使ったかは実験終了まで本人も研究者も分からないようにしてあります(二重盲目試験)

 次に参加者らは周りから見えないように遮られた個室でサイコロを振ってもらいました。サイコロの目は0〜5で、例えば3が出た場合は3ユーロ(およそ300円)といった感じで報酬がもらえるルールになっています。チャンスは5回。最大で2500円程度もらえる可能性があるわけです。

 出たサイコロの目はその場でコンピューターに打ち込んでもらい、その入力内容を元に報酬を支払いました。要するにいくらでもウソがつける環境というわけです。全ての実験終了後に誰が本物の皮膚パッチを使ったかを調べ、サイコロの目の出た頻度をグラフにしたのか下記になります。

 確率的には全てのサイコロの目が同じ確率で出るはずなのですが・・・・両方のグループで大きい数字の出る頻度が高い傾向が見られました。皆嘘つきですね。しかし、その嘘つき度合いテストステロン入り皮膚パッチを使ったグループでは小さい傾向が見られました。具体的には大きな数字の頻度が減り小さな数字の頻度が上がっていたのです。

 もしかしたら男は誰しもちょっとした超能力があって望んでサイコロの大きな目を出すことが出来るが、テストステロンによりその能力が失われる・・・・って可能性もありますが、普通に考えるとテストステロンを投与されると他人の目が届かない環境での模範的行為(prosocial behabior)をより意識し正直になることを示しています。

 今回使用したテストステロン皮膚パッチには1つあたり50mgのテストステロンが含まれている製品名「Testogel」というものです。日本では販売されていませんが、海外で既に販売されており、個人輸入という形で手に入れることが出来ます。

 テストステロンは攻撃性リスクある行動の源であり、筋肉の量を増やすことが知られています。普通、思春期や青年期に最も高くなり老化とともにその量が低下していくので、この皮膚パッチは筋肉を増やしたい人や年をとっても若々しくありたい老人が使用する目的で販売されています。

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