妊娠悪阻(にんしんおそ)、悪阻(つわり)に関して分かっている事。症状がひどくなりやすい条件
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2013.02.28

妊娠悪阻(にんしんおそ)、悪阻(つわり)に関して分かっている事。症状がひどくなりやすい条件

 妊娠中の女性のほとんどが吐き気嘔吐(いわゆる「つわり」)(Hyperemesis)を経験します。「つわり」は妊婦の日常生活に悪影響を与えますし、また統計上およそ100人の1人は激しすぎる「つわり」のため病院での治療(水分やミネラルの補給)が必要となります。こういった状況にもかかわらず「つわり」の研究はあまり行われていないのが現状です。

 ノルウェーの女性研究者Ase Vikanesは、「つわり」について専門的に研究を行っています。かつては「つわり」の原因は生まれてくる子供や夫に対する精神的拒絶が原因だと考える時代もあったと聞きますが、現在では精神的状況が「つわり」の原因に占める割合は小さいと考えられています。最も信頼出来る研究によると医学的にはエストロゲンhCGなどの妊娠に関わるホルモンが多くなりすぎる事が原因であり、この状況に遺伝的・環境的個人差があるため、「つわり」がヒドイ人とそうでない人が出来るようなのです。

 この研究者はノルウェーで行われた出産の膨大な情報(研究ごとに3万件〜90万件)を調べ、それらの妊娠・出産で起こった「病院に行くほどのひどい悪阻」を経験した人の出現頻度と傾向を調べました。

 まず、「つわり」に成りやすい人種に関してですが、ノルウェーで行われた出産全体では0.89%の人が病院に行くようなひどい「つわり」を経験しており、その内訳を調べてみると西ヨーロッパ生まれの人の平均は0.8%と低いのに対し、インドやスリランカ・アフリカ生まれでノルウェーで出産した人は3%以上が「つわり」で病院に行っており確率が高いことが分かりました。ただ、これは人種の差に加えて文化の異なる異国での生活も関わっているかもしれません。

 また、出産する女性の母親がひどい「つわり」を経験した人は、3%と高い割合で自分もひどい「つわり」になることが分かりました。このことから遺伝的な影響はかなり大きそうです。

 母親の体の状態に関しては、標準体型の人がもっとも「つわり」になる可能性は低い結果でした。太りすぎても痩せすぎても「つわり」になる確率が上昇していました。また、出産年齢は若いほど「つわり」の可能性が高い傾向でした。さらに、生まれてくる子供が男の子の場合より女の子の場合の方が「つわり」の可能性が高い傾向が見られました。ただし、これらの傾向は自分の母親の「つわり」の有無に比べるとわずかの差しかありませんでした。

 またあまりオススメ出来ない話ですが、タバコを吸う人の方が吸わない人よりも「つわり」の発生確率が低い傾向にあることが分かりました。

 食生活としては、「つわり」になった女性は「魚介類」「ニンニク系野菜(ネギなど)」「水」の摂取量が少ないことが分かりました。これらを十分に食べることで症状を軽減出来るかもしれません。

「つわり」を乗り物酔いと一緒に対策するとしてこんなリストバンド売っているけど効果あるのか?

一人前に医療管理機器認定されているね。

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