夏と冬でカロリー消費はどれぐらい違うのかを酸素消費量から正確に分析した研究 (カテゴリー:ダイエット・メタボリックシンドローム(記事数:71))


2016/06/22

夏と冬でカロリー消費はどれぐらい違うのかを酸素消費量から正確に分析した研究

 冬は外気温が低いために夏よりも日常生活の消費カロリーが多い、夏は痩せにくい。などという話を聞きますが、実際にどれぐらい消費カロリーが異なるのかを分析した研究を紹介します。この研究をしたのはオランダ・マーストリヒト大学の研究者ら。研究者らは健康な男性ボランティアを雇い、外気温16℃と、外気温22℃の2つの条件で60時間過ごしてもらい消費カロリーを比較しました。

ちなみに実験中の生活は下記のように決められており、一般的な日常生活に近い消費カロリーになるように工夫されています。

24時就寝
8:00起床
8:30朝食
9:00ゆっくりした運動
9:30皿洗い
9:45ベッドメイク<10:00>リズムステップ(運動)
10:30おやつ
11:00ゆっくりとした運動12:00ボール遊び
・・・・・

 比較には''吸気チャンバー(Raspiration Chamber)''という外部と空気を遮断し分析出来るエアロックのような装置を用い、ボランティア男性が吸った空気中からどれぐらい酸素が消費され、二酸化炭素が排出されたのかを元に計算しました。人間が消費するカロリーの全ては酸素消費量から正確に計算することが出来ます。

 結果、気温16℃では1日あたりのカロリー消費は12.9MJ(3044kcal)でした。一方、22℃では12.2MJ(2915kcal)でした。その差は167kcal(およそ5%上昇)。かなり消費カロリーが多いと感じるかもしれませんが、この研究に雇われた男性ボランティアの平均体重76kg、平均身長183cm、平均年齢24歳とのこと、オランダの大柄な男性で行ったせいと思われます。消費カロリー2000kcalの日本人で同じ実験をやると1日あたり100kcalの差が出る程度でしょうか。

 外気温16℃は東京で言えば5月や10月、外気温22℃は6月が9月ぐらいでしょうか。今回の実験では男性ボランティアは裸ではなく通常の服を着ています。

 日本の夏と冬でどれぐらい消費カロリーが違うのかですが、裸で寒い中過ごすわけはなく、16℃より低い気温ではそれなりに暖かい衣服を着るでしょうから夏と冬の消費カロリー差もそこまで多くないのでは無いかと予想します。最大10%、200kcalぐらいでしょうか?

Category:ダイエット・メタボリックシンドローム



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001 [06/23 00:30]ななし:冷房の効きすぎで逆に夏の方が,消費エネルギー多かったりして? 特に薄着の女性は可能性大 (23)

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