ワクチン接種は午前中に受けると効果4倍。マウスを用いた実験で交感神経の活動との相関関係が明らかに
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2016.11.02

ワクチン接種は午前中に受けると効果4倍。マウスを用いた実験で交感神経の活動との相関関係が明らかに

 交感神経の活動が高まるタイミング(人間では昼間午前中、マウスだと夜間の早い時間)にワクチン接種を受けると、よりワクチンが強く効く結果がマウスの実験で得られています。

 メカニズムとしては、交感神経の活動が高まるとノルアドレナリンが分泌、これが作用しリンパ節からリンパ球が流出するのが抑制され、結果としてリンパ節中のリンパ球数が増加します。このリンパ節中のリンパ球数が強いワクチン効果につながっているとのこと。

 マウスの実験ではリンパ節中のリンパ球の数は交感神経の活動に応じて1日周期で2倍も変動しているようです。

 マウスの実験結果では昼に投与した場合と、夜に投与した場合で、ワクチンの効果を示す投与1ヶ月後の「抗体価」が、最適タイミングで投与することにより、逆のタイミングで投与した場合より4倍高まっています。

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コメント

いいっすね!=17
001 [11.02 20:08]通りすがり@YahooBB:これ生活リズムが夜型とか体内時計が狂っちゃってる人はどうなんでしょうかね? (6)
002 [11.03 08:32]hoge:子供が注射前に泣き叫ぶのは、交感神経を高めているのかな? (6)

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